内定ゼロの俺が、世界ごと「ハイスペ美女に全肯定される催眠ASMR」にされた件 ~上澄みの美女たちに甘やかされるハーレム生活~ 作:メロディ下村
湯気の向こうで、7人分の「いらっしゃいませ」が重なりました。
浴室のドアは開いていて、白い湯気が足首に絡みます。ローションの甘い匂いは、鼻の奥まで届く濃さです。湯気の中では、誰の肌も、あたたかく見えます。
ソファで
会場は、同居している家の浴室です。7人分の休日を揃えるために、マネージャーが3人、徹夜をしたそうです。後日、全員に温泉旅行が贈られました。あなたは、そんな事情を知らないまま、脱衣所でパンツ一枚にされていました。
カゴの中で、スマホが光っています。縦型動画のアプリが、就活ノウハウ動画を自動で流していました。昨日までは、見るたびに胃が縮んだ画面です。いまは、その光が、湯気の向こうで小さくなっていきます。
湯気の奥に並ぶ7人は、タイムラインやショート動画のおすすめ欄で見上げるだけの、一生縁のない世界の人たちでした。
その手前で、
「入店の前にアンケートを書きなさい。志望動機は必須よ。空欄は不合格にするわ」
「
褒め言葉の形をした催促でした。
「……今日は全員、合格よ。いいから入りなさい、
最終面接で6連敗したあなたにとって、全員合格は、生まれて初めて聞く言葉です。胸の奥が、じわりと温まりました。ここで泣くのは、まだ早いですよ。
浴室は、ホテルのスイートほどの広さです。天井の小さなシャンデリアが、湯気の中で揺れていました。床一面のマットは、
マットの中央に置かれたスケベ椅子は、
「みーくぅん、てか、まじでレビュー全部読んだんだよぉ。座り心地、ちょ〜いいはずだよねぇ? えへへ」
薔薇色のビキニの
脚はV字に開いて、膝を立てます。ここから最後まで、あなたの姿勢は変わりません。
背中は、
膝の間は、
右の太ももの外に
椅子の窪みには、
にゅる。
「
耳元の息が、湿っています。口元のホクロが、頬の横をかすめました。
『……最高、です』
答えるのが、やっとでした。
左右の2人が、体を倒します。ローションでぬめる胸が、あなたの腕の外側に乗ります。
「失礼いたします、
「
ハンネの冷たい手が、左腕に触れました。両手は、反射的に、2人のお尻へ向かいます。右手は
「あら、掴めないのね。ふん……ローションに、負けているわよ、
「ふふ、焦らなくて、大丈夫ですよ。……ん、慣れてくださいね」
指に力を込めます。肉に食い込む寸前、ローションが、するりと逃がしました。
ならばと、指を曲げて、引っかけるように掴み直します。指の腹にローションが薄く乗り、引いた分だけ、肉も遠ざかりました。2人の笑う息が、あなたの頬にかかります。
2人は、あなたの口に狙いを定めました。
背中では、
「
天国はここまでかと思った、そのときです。足元の2人が、動きました。
夜勤で立ち続けた足は、今日、いちばんもてなされる場所になります。
「ミナト、立ちっぱなしだった足を、今日は私たちが、きれいにするわね。……すぅ、ふ、ふふふ」
「設営の重い荷物、よく運んだじゃない。ふっ、ふっ……ボア、ご褒美よ、ミナ」
右にはタチアナ、手首のミサンガがきらめきます。左にはシグリッド、右手のシグネットリングが光ります。2人は、ローションを塗った胸で、あなたの足を1本ずつ挟みました。タチアナの胸は、筋肉の上に高く乗っていて、足の裏を弾き返します。シグリッドの胸は、重みで足ごと包み込み、土踏まずが、柔らかい肉に沈みました。
浴槽の湯面の反射が、タチアナの褐色の肌に、ターコイズ色の揺れを作っています。シグリッドの金髪では、シャンデリアの灯りが、ゆらゆらと揺れていました。
2人は、目が合うと、見せつけるように足指へ舌を伸ばします。指の股をちろちろと舐め、親指を咥えて、ちゅぽ、ちゅぽ、としゃぶりました。タチアナは、踊る前の足さばきのように、挟んだ足を、左、右、と送ります。足の裏から伝わる熱が、そのまま背骨を上がってきます。
「……ぷ。ミナトの足指、こんなに素直に、開くのね」
「あはっ、ほんと。ふっ、ふっ……いい子ね、ミナ。マイス、ほぐしてあげる」
勃起したものは、跳ねるように揺れています。その先に、
「みーくぅん、ありさのお口、ここだよぉ。……いっぱい、使ってぇ」
椅子の下の窪みから、
「
「いただきまぁす、みーくん……ふぇ」
腰が浮きかけた瞬間、お尻の穴に、熱くて濡れたものが触れました。
膝を立てているので、
えぐれた座面の下で、
ソファの約束にあった2人がかりのリップは、口は
「みーくん、ここ、すきだよねぇ? ふぇ……ありさ、ちゃんと、分かるよぉ」
言い終わらないうちに、また咥え直されます。今度は、
「……っ、無理、これ……見ているだけで、くっ……」
つり目の端が潤み、右の太ももが、あなたの腿の外側へ、ぬるりと擦りつけられます。
ハンネの喉が、こくり、と鳴りました。冷たかった手が、汗ばむほど熱くなっています。銀色のビキニの下で、膝が、小さく開いて、閉じて、また開きました。
「……いち、に、さん……っ。1分に、60回、ですね。数えてしまって、止まりません……ひ、ぁ」
数える声が、途中で裏返りました。背中では、
「
背中は
壁のスクリーンに、いまのあなたが映っています。7人の美女が、ひとりを取り囲み、真ん中の男は、口を半開きにして、頬を赤くして、足の指を丸めていました。
恥ずかしさが、先に来ます。見られているのは自分で、見ているのも自分です。それなのに、先端が、
「ふふっ……いい、お顔ですよぉ。そらさなくて、いい、んです……ふぅ」
腰の奥が重くなる。尿道が脈打つ。
止まらない。
右手が
掴めない。
指が、ぬるりと、谷間へ落ちた。
柔らかい肉に指を挟まれた瞬間、堰が外れました。
亀頭が膨らみ、尿道が収縮します。腰と太ももが痙攣して、足指の先まで、力が抜けます。骨がゆるみ、筋がゆるみ、体の輪郭が、ローションと見分けがつかなくなりました。睾丸の裏が、ぐうっと持ち上がり、椅子の下では、
びゅるっ。
びゅるっ。
とくん。
「いっぱい……出て、ます、よぉ……ふぅ」
全身から、力が抜けました。立てていた膝が左右へ倒れ、背中の
「ぷは、っ……みーくぅん、ありさ、ぜんぶ、のめたよぉ……えへ、あは……っ♡」
椅子の下で、
反り返った背が、
ハンネの冷たかった手が、熱くなりました。息は止まり、細く裏返った、ひ、ぁ、だけが漏れます。
右の足元では、タチアナの胸が、足を弾き返すように跳ね、ステップが乱れて、数える息が詰まります。あはっ、と笑い声が弾けました。
左の足元では、シグリッドの重たい胸が、足ごとゆっくり押しつけられます。ほぉ、と低く長い息が落ちました。
7人の体は、ローションと湯気の中で、ひとかたまりになっています。
『……ありがとう、ございました』
声が、掠れていました。膝の間の
「えへへ、どういたしましてぇ。みーくん、まだ、ぴくぴくしてるよぉ……ふぇ」
八重歯を見せて笑う
「……おおきに、
声は、いつもの低さに戻りきらず、息が混ざっていました。
「……合格よ、
朱肉の缶が開き、緋色の朱印が、あなたの胸にぺたりと押されました。ところが、胸はローションまみれです。朱は、ぬるりと滑って、「合」の字だけを残し、おへその下まで流れていきました。
「……押し直すわ」
「ふ……ええ仕組みやわぁ。お湯で消えるたびに、押しに来る口実ができるやろ」
落とされ続けた人が、7人全員から、合格をもらいました。足も、背中も、口も、今日はすべて、ねぎらわれています。
シャワーのお湯が、ローションを流していきます。タチアナが背中を、シグリッドが足を、ハンネが髪を洗い、
湯気の中で、7人分の手が、あなたの肩と腕と膝を、順番にさすっていました。まぶたが、重くなります。壁のスクリーンでは、画面の光が、湯気ごと白く飛んでいました。跳ねたままの画面の中の自分も、その白に、まるごと包まれていきます。
「次は、アタシが司会のゲームよ、ミナ。……ふふ、楽しみにしてなさい」
タチアナの声が、まどろむ耳に届きました。
就活で落とされ続けたあなたが、7人全員から合格をもらう回でした。次話は、タチアナが司会の、舌の持ち主を当てるゲームです。2問は当てますが、3人目は意外な人物です。湯船に浸かるとき、肩のほどけていく感じを、思い出せます。