敵味方の区別もつかないほど怒りに呑まれているのか、ゴドリックを排除した雷斗はメリナたちに敵意を向けると、一番気弱そうな女であるローデリカに襲い掛かった。
刀を抜く真似こそしないものの、強姦目的で襲い来る男性というのは恐怖以外の何物でもない。
いくら、雷斗に好意を抱いていようと、無理矢理ことに及べばトラウマは不可避だろう。
「しっかりしろ、雷斗!」
真っ青な顔で体を硬直させるローデリカに覆い被さろうとする雷斗だが、背後から羽交い締めにされる。
ネフェリ・ルーだ。鍛えに鍛えた筋肉に力を込めて雷斗を制動する。盛り上がった上腕二頭筋はまさに、手羽先の完全究極体。
ネフェリ・ルーの鍛え抜かれた体は確かにキレていた。並の褪せ人ならビクともせず、漢としての尊厳を失っただろう。
しかし、此処にいるのはすべてのステータスがカンストした、超筋肉。
カモシカのような弾力がありながら赤ちゃんの如き張りを持ち、それでいて凄まじい膂力を有する。普通なら筋肉も肥大化してバルクのような見た目になるだろう。
しかし、彼の筋肉はスマートな細マッチョを維持している。この見た目でこの性能なのだから、超筋肉と言われてもおかしくない。
そんな規格外マッチョは安々と拘束から逃れると「まずはお前からだ」と告げるようにネフェリ・ルーに手を伸ばした。
「雷斗」
不意に聞こえるメリナの声。
見ると祝福に触れて実体化したメリナが、頬を赤く染めながらスカートを持ち上げていた。
目元も赤らめて視線を逸らしながら、白のパンティを見せつける。
「此処に、貴方を求めてる女がいるわよ⋯⋯」
「──ッ!」
「痛っ⋯⋯」
メリナに襲い掛かった雷斗は彼女の上体を地面に押さえつけると、まだ濡れてもいない秘裂に肉棒を突き入れた。
苦痛で顔が歪むメリナだが、歯を食いしばって耐える。
乱雑にメリナの服を脱がした雷斗は、血走った目を揺れる双丘に向けながら、遠慮なく鷲掴みにした。
「んっ⋯⋯」
乱暴な手付きにメリナは身を捩り、苦痛混じりの喘ぎを洩らす。
「雷斗、私のおっぱい、好きよね⋯⋯? いっぱい、触っていいから⋯⋯あっ、んっ、あんぅ⋯⋯早く、元に戻りなさい」
雷斗の動きに合わせて、メリナの口から悲鳴が上がる。しかしそれは苦しみだけではなく快楽によるものも含まれていた。
徐々に肉壷も解れていき湿り気を帯びていく中、雷斗に乱暴に扱われるのも悪くはないと、場違いなことまで思い始めた。
このような状況だが、好きな人と肌を重ねていることには変わりないのだ。
「んあっ、あっ、んんっ⋯⋯! あっ、あっ、あぁ⋯⋯っ!」
肉棒が深く突き刺さる度に、メリナの口から甘い吐息が漏れる。
そんな彼女の姿を見て雷斗の興奮は益々高まっていく。次第に腰の動きを速めていき、激しいピストン運動を始めた。
雷斗の男根が蜜壺に深々と突き刺さる度に、メリナの体は弓なりに反り返る。
そして、遂に彼女の体が大きく痙攣したかと思うと、次の瞬間、メリナは絶頂を迎えた。
「あっ⋯⋯! ああっ⋯⋯!」
雷斗もまた、己の欲望を解き放つ。勢いよく放出された精子が、メリナの子宮を満たしていく。
「んっうぅぅ⋯⋯あっ、あぁっ、ぉ、ぉ⋯⋯」
小さな絶頂が繰り返し襲い、嬌声を上げて悶えるメリナ。肉棒を引き抜くと、ゲル状の白濁液が溢れ出す。
凄まじい性臭。閉経した老婆も復活するほどの濃い雄の臭いに、側で見ていたローデリカたちが自然と唾を飲む。
「フシュー!」
鼻息荒くローデリカを見やる雷斗。
一瞬、肩が跳ね上がったローデリカだが、意を決するとスカートに手を入れた。
白のパンティ。クロッチの部分にはいやらしい染みが出来ており、彼女の興奮度合いを物語っている。
その場で腰を下ろしたローデリカは股を開き、獣のような唸り声とともに歩み寄ってくる雷斗を誘った。
「ど、どうぞ褪せ人様! 褪せ人様なら私──!」
「グルァ!」
「ひぅっ」
盛った獣の雷斗はローデリカの股間に顔を埋めると、凄まじい音を響かせながら秘裂に舌を這わせた。
「だ、ダメですそんなところ⋯⋯! んっ、汚いです⋯⋯!」
秘裂を指でなぞる程度のオナニーしか経験したことのないローデリカにとって、異物が侵入してくる感覚は未知そのもの。
顔を真っ赤にしたローデリカは、身をくねらせて雷斗から逃げようとするが。
「あっ」
ガシッと両手を掴まれ、ローデリカの心臓が思わず高鳴る。
ダメダメと言いながらも徐々に受け入れていくその姿に、妙なインモラルを感じる雷斗は、しとどに濡れそぼった肉壷に肉棒を充てがった。
「──ッ!」
雷斗の腰が前へと押し出されると、ローデリカの秘裂に熱く脈打つ肉棒の先端がめり込む。
「あ……ぁ……!」
悲鳴にもならない声が喉から漏れる。
ローデリカは自分の腿が小刻みに震えているのを感じていた。
一抹の恐怖と、それ以上に得体の知れない期待。相反する感情が入り混じり、頭の中がぐちゃぐちゃになる。
「い、痛い……です……」
亀頭が処女膜を押し広げ、鈍い痛みが下半身から背骨を駆け上がった。
歯を食いしばり、シーツを握るように地面の草を掴む。
「んぐっ……!」
雷斗が腰を進める。
膜が破れる微かな抵抗が伝わり、それを突破すると、肉棒が一気に最奥まで突き刺さった。
「───ッ!!」
ローデリカの背中が弓なりに反る。爪先がピンと伸び、全身が硬直した。
痛みで視界が白く飛ぶ。自然と涙が滲み、頬を伝って地面に落ちていく。
そんなローデリカの様子などお構いなしに、腰を振り始める雷斗。
ローデリカの狭い膣壁が異物を必死に押し出そうと収縮し、それが却って雷斗の快感を煽るのか、彼のピストンはさらに激しさが増す。
「あっ……あっ……!」
痛みに混じって、少しずつ別の感覚が芽生え始めるローデリカ。膣壁が徐々に潤いを帯び、肉棒の摩擦が痛みから快楽へと変わりつつあった。
自分の体が勝手に反応しているのが恥ずかしく思う。
こんな状況なのに、少しずつ気持ちよくなっている自分がいる。雷斗に乱暴に扱われるほど、なぜか胸の奥が熱くなるのを感じる。
「雷斗……様……」
掠れた声で名を呼ぶローデリカ。
反応はない。ただ淡々と、しかし力強く腰を打ち付ける。そのたびにローデリカの小さな乳房が揺れ、乳首が空気に晒されて硬く尖った。
やがて雷斗の動きが速まる。限界が近いのだろう、ローデリカもまた腹の奥がきゅうっと締まる感覚を覚えた。
「あ……来て……ください……中に……!」
その言葉が引き金になったか雷斗が低く唸り、腰を深く突き入れる。ビクビクと肉棒が脈打ち、熱い飛沫が膣の最奥に注ぎ込まれた。
「あぁ……っ……!」
ローデリカの体が大きく痙攣する。
初めての絶頂だった。痛みと快楽が入り混じった、不思議な感覚。頭の中が真っ白になり、不思議な心地良さを感じる倦怠感に頭が働かない。
雷斗が肉棒を引き抜く。結合部から白濁液が溢れ出し、ローデリカの太ももを伝って地面に滴った。
「はぁ……はぁ……」
荒い息をつく雷斗。幾分か興奮が収まってきたように見えるが、いきり立つ股間はまだまだ健在。
次のターゲットである女に目を向けると、ようやく私の番かとでも言うように余裕の笑みを浮かべた彼女は自ら進み出た。
「意識のあるお前とヤリたかったが、戦士の高ぶりを癒やすのも女の務め。さあ、私が、お前の猛りを受け止めてやろう!」
そう言うや否や、無駄に洗礼された無駄のないタックルで雷斗を押し倒してマウントポジションを取るネフェリ・ルーは、まだまだ衰えを見せない肉棒を捕まえると、一気に己の中へ迎え入れた。
ズドンッと音が聞こえて来そうなほど容赦のない打ちつけ。処女膜が一瞬で破れ、傷付いた膣肉から鮮血が流れ出ているのに、ネフェリ・ルーは一切動きを止めることなく、絶えずに腰を上下に振る。
女性上位の騎乗位。それも、アマゾネスパワーを全開にした搾精ピストンだ。
愛液と血が混ざったピンク色のラブジュースが肉棒をコーティングし、万力の如く締め付ける膣肉によって擦り込まれていく。
「ぬ、ぉおおお⋯⋯!」
「はは、感じてるのか? 可愛い奴だな! ほら、遠慮しなくて良いぞ。私は頑丈だからな。もっと雷斗の方からも!」
パァン! パァン! とリズミカルに打ちつけられる度に、ネフェリ・ルーの豊満な胸が暴れ回る。
褐色肌の瑞々しい肢体が躍動し、雄を屈服させるための本能的な動きで雷斗を翻弄する。
鍛え抜かれた腹筋と対照的な柔らかい腰回りのアンバランスさが、逆に強烈なエロティズムを演出していた。
「あっ、あんっ、いいぞ、もっと⋯⋯そうだ、それでいい。さっきまでより、よっぽどいい顔してるじゃないか!」
雷斗の表情から険しさが消え、少しずつ快楽に染まっていくのを見て、ネフェリ・ルーは満足げに微笑んだ。普段はあまり見せない、どこか母性的な表情だ。
再び腰を動かし始めるネフェリ・ルー。今度はゆっくりと、深いストロークで膣奥を刺激する。
子宮口に亀頭がコツンと当たるたび、雷斗の口から押し殺したような声が漏れた。
「んっ、ぁ、ふっ……っくぅ、ぁあっ……!」
「いいぞ……その声だ……もっと聞かせてくれ」
腰の動きを加速させる。粘液が擦れ合い、卑猥な水音が響く。
その音すらも興奮材料となって雷斗を刺激し、肉棒に更なる硬度が宿る。
「んんっ……雷斗の……すごいな……私の中で……どんどん大きくなってる……」
頬を紅潮させ、蕩けた表情で雷斗を見下ろすネフェリ・ルー。
肉棒が脈打ち、射精の前兆を示す。それを察した彼女は、最後の仕上げとばかりに腰の動きを変化させた。
回転運動を加え、膣内の肉壁で全方位から刺激を与え始める。
「ああっ……もう限界か? いいぞ……全部、私の中に注いでくれ……!」
雷斗の腰が痙攣して絶頂が近いことを告げると、ネフェリ・ルーもまた、自身の快楽を追求し始めた。
腰の動きが激しくなり、結合部から泡立った愛液が噴き出す。
「んっ、ああっ……私も……っ!」
肉棒から迸る熱いエキス。灼熱の精液がネフェリ・ルーの膣内を満たし、彼女もまた絶頂に達した。
全身が弛緩し、雷斗の上に倒れ込む。
「はぁ……はぁ……」
「……っ、……ぅ……」
二人の呼吸が荒く重なる。
暫くそのまま余韻に浸っていたが、やがてネフェリ・ルーが体を起こした。
「ふふ……随分と派手に逝ったな……」
満足げに微笑みながら雷斗の髪を撫でるネフェリ・ルーだが、彼の股間を見るとなおも衰えていないことに気付く。
「……おいおい、まだ物足りないと言うのか?」
苦笑いを浮かべながらも、その瞳には期待の色が宿っていた。
まだ終わりではない。寧ろこれは序章に過ぎないのだと理解しているように。
「全く……本当に底無しだなお前は……」
呆れたように呟きながらも、その声には愛しさが滲んでいる。
ネフェリ・ルーは再び腰を沈めると、新たな戦いの始まりを告げるように雷斗を抱き締めた。