鋼鉄のグリプス ~悪党貴族の孕ませハーレム日記~【パイロット版】 作:種をまく者
俺は貧民窟の暗く狭い家の中で、お針子の女に襲われていた。
「ほーら。アンタも服脱ぐんだよ」
「でも……!」
一応、抵抗する。
抵抗のフリをする。
リーファが片手で俺の両頬を優しく掴み、むにむにした。
「リーファお姉さんの言うことが聞けないのかい? ん~?」
俺は迷っていた。
正直言ってリーファは美人だ。
蓮っ葉な感じというか、見た目も言葉遣いもどこかヤンキー感があるが、お人好しだし悪い人間ではないと思う。
あれこれ世話を焼いてくれたし、愛妾にしたい気持ちが沸いている。
だが、グリプス家の方針的にこの女を抱いてしまっていいんだろうか?
考え込んでいると、リーファが「あっ」と言って何かを思い出したように自分のほっぺたを手で抑えた。
「どうしたんですか……?」
「なんだかアタシも舌が痛くなってきちゃった……。坊やの舌から毒がうつったのかも知れない」
「毒が……?」
「アタシにも薬塗っておくれよ」
んべっ、と舌を伸ばして俺に向ける。
これはディープキスを要求しているのだろうか……。
この女、さっきからかなり無茶苦茶言ってないか?
「ん! ん〜〜」
リーファがアッカンベーをしながら、甘えたようににじりよってくる。
見様見真似で、さっきリーファが使った薬液を自分の舌に乗せる。ほんのりハーブの味がした。
そして、恐る恐る女の舌を舐めた。
「ん……♡」
リーファが甘い吐息を漏らす。
女の舌は柔らかった。
ぬるぬるとしたリーファの舌を揉みほぐすようにぺろりぺろりと舐める。
我慢しきれなくなったのか、リーファがギュッと抱きしめてきて体も顔も密着状態になった。
「口の中、全部。全部舐めて」
もう舌の痛みとかの設定はどこかへ行ってしまったらしい。
野暮な突っ込みは入れず、素直にべったり口と口をくっつけて、舌で探索するように女の口の中を舐め回した。
「んん……ッ。んちゅ……んッ」
頬の裏側や上顎、歯茎などを舐めていく。
リーファに体と後頭部をがっしり抑え込まれて口を離すことができなかったので、時々鼻で息継ぎをする。
長い間女の口中を舌でかき回し続けた。
もう舐めていない場所がないほどに丹念に女の口中に舌を這わせてから、ようやく離してもらえた。
互いにすっかり唾液まみれになっており、リーファはハーッ、ハーッ、と息が荒くなっている。
「アンタ……舐め方がなんだか、すっごくいやらしいねぇ……」
こちらを見る女の瞳孔は完全に開いていた。完全に発情状態だ。
俺も既に戸惑いを上回る強烈な欲望に支配されていた。
痛いほど勃起している。
リーファがそれに気付き、服の上からそっと触ってきた。
「ここも腫れてるね。お姉さんに見せてごらん」
されるがままにズボンを脱がされる。
思考力が落ちてきていた。
下着の中に隠れていた俺の一物を見て、リーファが息を呑んだ。
「……!」
キーラやドロシィと同じ反応。
「坊や……こりゃ随分……腫れちゃってるねぇ……!」
やはり俺のは年齢の割にデカいらしい。
リーファは屹立した俺の肉剣を見て、ますますとろんとした顔になった。
口を開けて、舌を伸ばす。
まずい、と感じて反射的に腰を引いた。
「やめて!」
今もし口淫されたら、瞬時に射精してしまいそうだった。
こんな状況でも、俺はプルティータの教えを思い出していたのだ。
俺の反応にびっくりしたのか、リーファがくすくす笑い出した。
「食べやしないよ。優しく舐めるだけさ」
「でも、ここを舐めるのは……お願いだからやめて」
少ししおらしい演技をしてリーファに懇願した。
どうせ粘膜接触するなら、別の場所がいい。
リーファは髪の毛を耳にかけて、俺に優しく囁いた。
「わかったよ……。でもアーグ坊や。これからすること、二人だけの秘密にできるかい……?」
ここまで来たら、することはひとつしかない。
俺は無言で頷いた。
リーファは満足したように微笑み、残っていた下着も全て脱ぎ捨てて全裸になった。
俺の手を取り、「触って」と言って股間を触らせてきた。
ぐしょ濡れだった。
「これはね。おもらししてるんじゃないんだよ。汗をかいてるだけなの」
ねっとりとした愛液が、リーファの股間からゆっくり垂れ落ちた。
母乳が出やすいところを見ても、代謝がいいのかも知れない。
「オチンチンが腫れた時はね、女のアソコでマッサージするのがいいんだよ」
「マッサージ……?」
マッサージ?
「今、坊やのオチンチンの奥の方に白いオシッコが溜まってるの。それを溜め過ぎると、毒になっちゃうんだ。知らなかった?」
それは怖いですね。
俺は曖昧にうなずく。
「心配しないで大丈夫。お姉さんが、坊やのオチンチンから毒を全部絞り出してあげるからね」
狭いベッドの上に仰向けになると、リーファがまたがってきた。
「優しくマッサージしてあげるから、ちゃんと全部お姉さんの中に吐き出すんだよ……?」
俺の返事を待たずに、リーファがズブズブと腰を落としていく。
ぬるぬるした女の体の中に、俺の一部が飲み込まれていく。
「う……ッ」
暖かくて、ざらざらした膣壁の感触がたまらなく気持ちいい。
リーファが天を仰ぎ、喜悦の吐息を漏らした。
「ああ……!」
全部入り切ると、リーファが深い溜息をついて祈りの印を切った。
「ごめんなさい……! 十二精霊よ、どうかお許しください……!」
何を謝っているのかよくわからなかったが、リーファは一人で背徳感を覚えて盛り上がっているようだった。
何気にこれが初めての騎乗位だった。
自分で好きに動きたい気もするが、犯されている実感が沸き、これはこれでそそる。
リーファが俺と繋がったまま、ベッドの横に置いてあった小瓶を取った。
「口の中も、もう一度ちゃんと消毒しようね……?」
小瓶を逆さまにして中身を口に含み、もごもごとゆすぐ。
「ほあ、ふひはへな」
口を開けな、と言われている。
言われた通りにするとと、少し高いところからリーファが口を開けて、親鳥が雛に餌をやるように薬液をとろっと俺の口内に垂らしてきた。
さっきよりも濃厚なハーブの味。まずくはない。
本当に消毒薬なのか、それとも媚薬の一種なのか。
全て飲み込むと、リーファが自分の口からこぼれた薬液を指ですくい取り、俺の口の中にそっと差し込んできた。
「全部舐めるんだよ。薬が勿体ないからね」
ちゅぱ、とリーファの指を吸引する。
指を引き抜くと、リーファが覆いかぶさって口をふさいできた。
「んん……♡」
ディープキス。
今度はリーファが俺の口の中を舐め回してくる。
口の中を貪られながら、リーファがゆっくりと腰を動かし始める。
ぱちゅ、ぱちゅ、ぱちゅ。
リーファの上の口と下の口で“患部”を“マッサージ”されているうちに、身体の芯が熱くなってくるのがわかった。
リーファが上半身を起こし、手の甲で口元をぬぐった。
「ふう……口の中はこれで大丈夫」
下からリーファの裸体を眺める。
キーラやドロシィほどには大きくはないが、バランスの取れた実に形のいい美乳だった。
「またおっぱいが張っちゃって痛いから、吸ってくれないかい?」
リーファに抱き起こされ、対面座位の体勢になる。
「吸って♡」
ぷっくりと大きくなった乳首を口に含む。
手を添えて優しく揉み、ちゅうちゅうと吸うと生暖かい液体が染み出してきた。
味はほとんどしなかったが、飲んでいると背徳的な気分になる。
これで騎乗位に続き、母乳を飲む実績も解除。
左右の乳房から母乳をたっぷり飲ませてもらうと、リーファは乳首だけでなく、焦点の定まらない目と、だらしなく開いた口からも体液を垂れ流していた。
リーファが少し小さな声でつぶやくように言った。
「ああ……気持ちいい……♡ こんな若い子にいたずらして、アタシ捕まっちゃう……♡」
この女、いたずらって言っちゃったよ。
俺に聞こえていないと思っているのか、快感で自分が何を口にしているのかわからなくなっているのか。
リーファがもう一度俺を寝かせて、少し体勢を変えた。
股を大きく開いて、剣道で試合前にしゃがむ時の、
「少しだけ激しくするからね。何か出そうになったら遠慮せず全部出すんだよ」
俺の胸に手をついて、ゆっくりと、だが大きく腰をグラインドさせ始める。
杭打ち騎乗位だ。
ぬっちゅ、ぬっちゅ。
また独り言のようにリーファがつぶやく。
「ああ……ヤバい……気持ちいい……♡」
どちゅ、どちゅ、ぱちゅ、ばちゅん。
「坊やも気持ちいい……?」
「はい……!」
ぱっちゅ、ぱっちゅ、ぱっちゅ。
「アタシ、ヤバいことしてる……まだ初対面なのに……さっき会ったばかりなのにぃ……♡」
リーファの動きが速くなるにつれて、摩擦も激しくなる。
ガチンガチンに硬くなった肉茎が、たっぷりと粘液で満たされた肉の壺で何度も絞り上げられる。
ばちゅん! ばちゅん! ばちゅん!
リーファは俺の両手首を拘束するように握りしめ、腰を浮かせたり俺の腰に叩きつけたりと、激しく下半身を上下させている。
「捕まっちゃうッ♡ アタシ捕まっちゃうッ♡」
動きは激しいが、中に吸盤でもついているかのように、リーファの膣は俺のペニスに吸い付いて離れない。
一物の中心部から、痺れるような快感が信号となって脳に伝わってくる。
「リーファさん、もう……出ます……ッ!」
バチュバチュバチュバチュッ!
「出して♡ 中に全部吐き出してッ♡」
リーファが俺に覆いかぶさり、頭を抱きしめてきた。
俺は思わずリーファの尻を鷲掴みにしてグッと引き寄せた。
ドビュッ! ドビュルッ!
「ああぁ……ッ! 出てるぅ……いっぱい中に出てる……ッ♡」
ドビュッ! ドビュルルルルッ!
体全体から集まった血液が、ペニスを通ってリーファの体内に注入されていく。
そんなイメージが沸いた。
ビュッ……ピュ……ピュル……。
とうとうヤンキー風お針子お姉さんの膣内に、たっぷりと精液を放ってしまった。
初対面なのに。
互いのことをよく知らないのに。
リーファは俺の上に倒れ込み、呼吸が整うまで密着していた。
ややあって、リーファが頬に何度もキスをしてから言った。
「いいかい、アーグ坊や……このことは誰にも内緒だからね……?」
快感に包まれた俺は、頷くのがやっとだった。
愛妾でもない見ず知らずの女に、子種を放ってしまってよかったのだろうか。
頭の奥で、プルティータに今夜のことをどう報告したものか思案する。
考えがまとまらないまま、意識が急速に遠のいていった。
次回更新はまた来週!