っぱ、フレアなんだよなぁ……
作中のフッ太くんは原作から2年後で14歳くらいの設定です。
にゅう工房さん原作の画像でチケフレアとのア○ルセックスがないのは、感覚共有によってフッ太くん自身がア○ル挿入される感覚を嫌っているからかな、と予想しています。
まぁこの作品では、フッ太くんがシンクロによる感覚反響を抑える技術を身に着けたことで、なんの憂いもなく挿入できちゃうわけですが。(挿入シーンを書くとは言ってない)
「お疲れ、ジェイリアン」
審判が試合終了を宣言すると同時、アテナもがくり、と前のめりに地面に倒れこんでしまった。
「アテナさん!?」
シンクロによるフィードバックで深刻なダメージを負ったのか?
「アテナ様‼大丈夫ですかッ!?、お気を確かに‼」
心配し駆け寄ろうとするフッ太よりも早く、
「……あぁ、パトラか。大事ないよ。」
(良かった……)
幸い意識ははっきりあるようだ。特に頭を打ったわけでもなさそうだ。
「アテナさん、立てますか?取り敢えず医務室行きましょう。
無理そうなら担架かうちのヤリモンで運ぶか、ドクターを呼んできます」
「貴様の手を借りるまでもない、アテナ様は私めが…」
「だったら担架持ってくるんで、パトラさんも手伝ってくださいよ…」
アテナ狂いのパトラに若干呆れながら、踵を返して担架を取りに行こうと…
「……フッ太くんの抱っこがいいなぁ…」
「!?」
(これは……)
これはアテナさんが二人きりの時に、時折見せる甘えん坊モード…!
この公衆の面前で晒すとは思わなかったが…、いや割と晒してはいたか。一昨年の決勝戦の時とか
隣で呆然とするパトラさんを横目に、アテナさんを両腕で抱え上げる。
お姫様抱っこ、だ。
女性にしてはかなり高身長ではあるが骨格自体は細身だ。何とかバランスを保ったまま持ち上げられた。
会場からのブーイング、アテナさんのファンからのものだろうか、は努めて無視して、会場の外に向かって歩みを進める。
「その、重くは、ないかい?」
そう言い淀みながらも、がっしり僕の両肩を掴んでいるアテナさん。
「いえ、思った以上に軽くて驚いています。…ちゃんとご飯食べてます?」
「勿論、今日のバトルに備えてしっかり食べているとも。…心配してくれているのかい?」
「……まだまだ、元気でいて欲しいですから」
「…フフッ」
ふと、アテナさんがクスリと笑った。
「…?、どうかしましたか?」
「いや、少し昔が懐かしくてね。今ではすっかり真逆の立場になったな、と」
「………」
よく覚えている。
2年と少し前、丁度この
他のトレーナーが暴走したガルルガンに襲われているところに出くわし、戦うことになった。
当時偶々近くにいたチャンピオンのアテナさんが、咄嗟に抱え上げて助けてくれた。
「すっかり、逞しくなってくれて」
「…まぁ、鍛えてはいますから」
それまでも、チャンピオンには憧れていた。
でも、その時から彼女の様に強くて優しいチャンピオンになりたくなった。
今は、僕はチャンピオンで、彼女がチャレンジャーという構図になっている。
強くなれたのか、優しくなれたのか。
僕は、腕の中の彼女に少しは近づけているのだろうか。
最終戦、僕は仲間のヤリモン《クロトロフ》を切り捨て、勝ちに徹した。
かつての恩人の強みを引き出すこともなく、封じ、ただただ打倒しただけ。
互いのすべてを出し切るような、熱い逆転劇を演出することもなく。
少なくとも、祝福はされていないのだろうな。
会場外の通路にまで響く野次とブーイングを聞く限り、そう思い続ける他なかった。
頬に温かい何かが触れた。
抱っこされたまま顔を近づけてきた。アテナさんの柔らかい唇、キスマーク。
「はうッ!?」
不意打ちのチークキスで面食らい、変な声が出てしまった。
「ぐはッ!?」
「今回も真剣に戦ってくれて私は嬉しかったんだ。だから、そんな申し訳なさそうな顔をしないでくれ」
「……はい」
「…もし、それでも気にするというのなら…私以外を見られなくしてあげようか?」」
……いつの間にか、アテナさんの視線が熱っぽいものに変わっていた。
ネコ科、引き込まれるような捕食者の目だ。
これから、閉会式だというのに…!
ゾワリ、と
ヤスリで背中を削られるような殺気を感じた。
視線の主は僕の後ろについてきた、ジェイリアン。
シンクロによりアルビノ美少女と化した彼女が、急に地面に五体投地と言わんばかりに仰向けに倒れこんだ。
寝転んだまま、視線だけはこちらにジットリと飛ばしてくる。
(これは……)
シンクロで心を通わせずとも、言わんとすること分かる。
「いいからさっさとそいつを運び終えて、私も抱っこして医務室に運べ」と。
(ヤリモンの傷はヤリモンセンターの領分だろうに…)
そもそも、今回碌にダメージを負っていない彼女に治療が必要とは思えない。
(スターディスクで…ちょッ……!?」
懐のスターディスクに収納しようとしたら、髪に扮した触手で器用に懐から抜き取られた。ついでに、他のスターディスクも没収された。
これでは、他のヤリモンも安易に呼び出すことはできない。
……意地でも、僕に運ばせたいらしい。
「あぁ、もう……分かったよ。ちょっと待ってね」
もとより押しの強い彼女相手に、断ると言う選択肢は残されていない。
医務室のベッドにアテナさんを寝かせた後、どこか名残惜しそうなアテナさんを置いてジェイリアンの元へ踵を返した。
さっきとは打って変わってご満悦なジェイリアン。
小柄な彼女を抱えて運ぼうとすると、懐のスターディスクからおずおずとチケフレア、黄色と青のツートンカラーの少女だ、が姿を現した。
「………」
「その、私も…」
「お安い御用で…」
おずおずと、伏し目がちに頼んでくる彼女相手に断る選択肢は残されていない。
腕の中のジェイリアンから腕物凄い形相で睨まれながらも、まずはそのジェイリアンを医務室へ運んだ。
ベッドに運ぶや否や、横に寝そべるアテナさんに見せつけるように
凡そ故意に狙ってのことであろうが、このままではチケフレアを運べない。
痛い出費であるが、一本500円のアタッコーラを飲用して馬力を少しでも元に戻す。
「待て!もう少し構え!」と迫りくる触手を躱して、チケフレアの元へ急ぐ。
チケフレアは一人大人しく椅子に座って待っていた。
「あ、相棒……その、大丈夫?」
ジェイリアンに生気を吸われて少し顔色の悪い僕を慮り、チケフレアは心配そうに顔を覗き込んでくる。
「その、私の我儘だし、私大丈夫だから」
「いいから行くよ、相棒」
そう言って少し強引にそのやわらかボディを抱え上げると、顔を真っ赤にしながら、いじらしく身を委ねてきた。
(相変わらず
2年前と変わらない背格好の彼女を抱えて、再び医務室へと歩みを進めた。
碌に治療の必要ない患者?がベッドを占有するという事態に企業内看護師もいい迷惑だろうが、まぁ、総帥が何とかしてくれるだろう。
多分、メイビー。
「ぶくぶく……」
試合会場に戻ると、アテナさんと僕のいちゃつきを見て脳破壊されたパトラさんが泡を吹いて倒れていた。
周りのスタッフが介抱しているし、いつものことなのであまり心配していないが……
「あの、担架は?パトラさん、頭は打ってなかったですよね?」
「あ、はい。それが、失神した実況席の子を運ぶのに使っちゃってて……
なぜか、医務室のベッドも満床らしいので取り敢えずここで看病を…」
「………(汗」
正直パトラさんの容態については全く心配していないが、仮にも倒れている人を尻目に大して怪我していない自分のヤリモンが病床を占有するのはいろいろマズイ。
パトラさんがここに寝そべったままだと閉会式も始められないし。
「取り敢えず医務室まで運びますか……、って重ッ!?」
「ぐはッ!?」
アテナさんやフレアよろしく抱え上げようとするも予想外の重量に、腰をやりそうになった。
そして思わず出てしまった失言が、パトラさんに追加ダメージを与えた。
(まぁ、パトラさん、アテナさんよりもガタイも肉付きもいいもんな………
脱力している所為で持ち上げて安定させるのにも力を使うし……)
「……ビルドーマ、よろしく」
力仕事と安定感に定評のあるビルドーマを呼び出し、大人しくパトラの運搬は任せる。
フッ太のビルドーマはコクリとうなずくと、その剛腕を以てひょいとパトラを抱え上げた。
黙々と仕事をこなす、彼もまたフッ太パーティーの大切な一員なのだ。
「~~……!、私の方からは以上だ」
「アテナ選手、情熱的なコメントをありがとうございました!
では改めて、本大会も含め三期連続優勝を果たしたフッ太選手へのインタビューに移っていきたいと思います!」
医務室で治療を受けたアテナさんは基より、先程の試合、あまりの凄惨さに失神していた実況・進行役のハルカちゃんも会場に戻り、閉会式も順調に進行していた。
「優勝おめでとうございます!まずは優勝した今の率直な感想をお聞かせください」
「あっと…凄く嬉しい次第です。他の出場者の皆も凄く強くなっていて、でもその中でなんとか優勝できて、とても光栄な気持ちです。」
「今大会は前大会以上に激しい『サイクル戦』が試合のトレンドになっていましたが、それについて先駆者として思うところは何かありますか?」
「あー…別に僕が先駆者、というつもりはないのですけど…。よく使ってるだけで…。ただ、前回よりも警戒されていて、交代のタイミングを作るのは難しく感じました。」
「今回の大会から、試合中の交代回数が2回までの制限が付きましたが、その点については何か思うところはありますか?一部では『チャンピオン潰し』のためのルール改訂だという噂もありましたが…」
「あー、いえ、自分としては妥当な決定だと思います。あまり交代の敷居が低いままだと 千日手になる可能性もあるので、自分としては納得しています」
「アテナ選手との試合で、フッ太選手のジェイリアンが徒手格闘を使って戦っていましたが、そういった格闘術もフッ太選手一人で教えられたのですか?」
「あー、いいえ。ジェイリアンの格闘術はシンエイ流の道場で一緒に稽古をつけてもらいまいました。」
「なるほど…!そういえば、今大会本戦初出場のナナセ選手がシンエイ流の師範だと伺っていますが…!」
その後も「苦戦した試合」や「印象に残った試合」、「今大会に向けて行ってきた準備」、「3期連続優勝の感想」やら、インタビューされたことについて粛々と答えていく。
優勝者インタビューも初めてではないし、事前にある程度原稿は作っておいた。
取り敢えずこれで問題は無いはずだ。
「少し、時間が余りましたね……
では、最後に次回大会への意気込みについて教えて下さい!」
「……次回大会への意気込み、ですか」
去年は聞かれなかった質問だ。少しばかり逡巡するが
(……ここは素直に話してみようか)
「正直、僕はまだ大層な事は言えません。
来年、自分が優勝するどころか、来年この大会に出られるか、そういうことにさえ不安になる日もあります。実際今年もそうでした。」
僕の後ろ向きな発言に、会場が静まり返る。
実際2年前旅に出るまで、チケープ以外のヤリモンを使役できるようになるまでは、チャンピオンになりたいという夢を諦めかけていた。
そしてチケープ以外のヤリモンが使えなかった
「でも、チケフレアが、ジェイリアンが、クロトロフが、ビルドーマが……、僕の仲間達が、一匹でも、一人でも僕のことを信頼してくれる限りは、僕も足掻き続けます。」
「まずは今日まで、一生懸命僕と一緒に戦ってくれたヤリモン達に感謝を伝えたいと思っています。……本当にありがとう、これからもどうかよろしく。」
「そして、大会のみならずヤリモンバトルトーナメント全体の運営に尽力してくださったセントラルスタッフの皆さん、総帥も。奥義を伝授してくださった、各ジムの師範の皆さん、格闘技術を共に研鑽したシンエイ流門下生の皆。ヤリモンの生態研究に協力してくださった研究所の皆さん、バトルや調査の度に僕たちの手足になって下さった魔女デリバリーサービスの皆さん、僕達がトレーニングに集中できるように様々な援助をして下さったスポンサーの皆様。そして、この会場で、或いはテレビの向こうで応援してくれた方たち。」
歴代チャンピオンとしては、ルックスに華がなくファンも少ないであろうフッ太。それでも、誰にも応援されなかったわけではない。
そして、不遇の時代も支えてくれた人々は確かにいた。
「……時に競い合い時に支えてくれたライバルの皆。そして、―――いつも僕を陰ながら支えてくれた母さん。本当にありがとうございました。」
そう言ってフッ太は深々と頭を下げた。
「これからも精進してまいります。」
「……‼あ、えっと、コメントありがとうございました。
それでは、会場の皆さま、盛大な拍手をもう一度お願いします。」
マジトーンのコメントに少し面食らったMCのハルカ。
しかし流石のプロ意識というか、多少の動揺をものともせず、無難に進行を進める。
流石、若くして
「それでは、続けて大会協賛スポンサーから入賞者に優勝賞品の寄贈を行っていきたいと思います。フッ太選手には遠坂コーポレーションから、『ホテル叡智、VIPルーム一年貸し切り券』、千虎竜神社からは、『境内物産一年無料券』、エンドラボラトリ―からはソウルブースト30個、―――――」
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「ふう……疲れた…」
閉会後もインタビューは続き、その後の食事会も諸々参加していたら、気づけば夜の3時、何とか帰宅し、明日からの日々に備える。
チケフレアの方は眠くなって、セントラルの地下仮眠室で先に寝ていた。
「寝る前にメール確認しないと……」
億劫になりつつも、パソコンを起動し、メールフォルダを確認する。
「結構色々来てるな……、メロン博士からだ。『優勝おめでとう。』
……発表スライド添削してくれてる。…なになに、お土産頂戴?」
発表スライドに関してはディテールはともかく、結果解釈、考察の大筋は概ね変更なし。
これなら少しの修正で済みそうだ。
それと、メールの末尾でラボの皆へのお土産を要求された。
(まぁ取り敢えずナオルカステラとソウルブーストでいいか。在庫無いって言ってたし)
(……ほんと、ありがたい職場だよな。週2勤務でも在籍できるし、大会の時はちゃんと休暇くれるし、学会発表の用意まで…)
返信をキーボードに打ち込み、一人溜息をついた。
お祝いのメールに返信を返しながら、なにか他にめぼしい物が無いかフォルダを漁る。
「――――これは?新設遊園地『USJ』、プレオープン記念ペアチケットのお知らせ?」
見慣れないメールが一つあった。プレオープンする遊園地の無料招待券?
そういえば、閉会式の優勝賞品寄贈で挙げられていたような……
確か帰る前にQRコードで事前登録していたな、とも。
……いや、それに類した迷惑メール?
チャンピオンになってから詐欺の電話やメールがよく届くようになった。知らない友人も増えた気がする。
取り敢えず直接開くのは危ない気がしたので、まずは公式HPらしきものを検索。
URLの合致を確認した上で、サンドボックス環境下で開封してみた。
結果的に言えば、特に異常はなかった。
それどころか……
「ふむふむ、なるほど。これは中々…」
ジェットコースターやフリーフォールなどの絶叫系アトラクションは勿論のこと、いかにも金の掛かってそうな最新のVR施設、人気アイドル、コンテンツとコラボしたライブショー、流行りのグルメetc…相当なラインナップが揃っていた。
しかもこのスペシャルペアチケットやらは、アトラクションのファストパスも兼ねており、園内の食事、施設も無料で使うことができる。
まさに至れり尽くせりだ。
「えーっと、開催日は…なるほどね、4週間後の日曜日にあるのか」
ありがたいことに3週間後の学会発表が終わればこちらも予定に余裕ができる。
5週間後の
あとは、明日
「……いや、ダメだな。フレア確かちょうどその日に人間ドッグ入ってたわ」
フレアの予定を失念していた。
これまでも総帥からフレアの身体検査の申し出が幾度かあったが、肝心のフレアが西暦の時の嫌な思い出からか身体検査を嫌がり、断らざる負えないといったことが続いていた。(それ以外にもシンクロ状態でフレアの苦痛が僕との間で反響しあうのをフレアが嫌ったというのもある、が)
ただ正直、今のフレアの体内について僕が知ってるのは、口内と膣と子宮口、肛門、直腸、s状結腸の具合ぐらいだ。
何かヤリモン特有の性質の悪い病気に罹っていないか、見逃してはならない疾患を見逃していないか、僕が不安なのもまた事実。
そして去年、シンクロによる感覚反響を抑える技術を確立した上で、今年に入り、何度か説得してようやくフレアに身体検査を受けることを了承してもらったのだ。
(人間ドッグの予定をずらすか?……いやそもそも検査予定がいっぱいの中なんとか入れてもらったのに、流石にキャンセルは無理だ)
病院、診療所は周辺にもそれなりにあるが、人間ドッグができる病院はこの白神歴の時代にそう多くは無い。
人工物が凄まじい勢いで劣化するこの白神歴という時代は、あらゆる物質にスター鉱石を混ぜ込むことが必須であり、それが検査施設拡充のボトルネックとなっているのだ。
(いっそ誰か知り合いにチケットを譲るか?でも、そもそも内一名は僕指名の招待券だしな……)
流石に使わない、とは即座に決められない。
以前、フレアと
(…まぁ、フレアとはグランドオープン後でも改めて自腹で行けばいいか。検査受けた後のご褒美ってことにして……)
プレオープンとはあくまで本営業前に問題点を洗い出すための前段階に過ぎない。
グランドオープン後の方が洗練されているのならば、フレアにとってもそっちの方がいいだろう。
……そう自分に言い聞かせた。
(……フレアは無理だとして、他に誰を誘おう…?……西暦と言えば、タマちゃんとか?)
タマちゃんとは西暦時代、フレアの様にクリスター動力の素材にするべく、人体実験を受けさせられた子供たちの生き残りの子だ。
南のリゾート島の洞窟で出会い戦闘になったが、今ではすっかりフレアの妹分だ。
西暦の記憶はほとんどないらしく、勿論遊園地に行った記憶もない。
もし連れて行ったら、お気に召してくれるかもしれない。
(今回の大会でも3位に入賞してたしな…、そのプレゼントという名目も立つ)
ふと、フレアと遊園地に行った際に撮影してもらった写真立てが目に入る。
確かあの時……
(そうだ、
一人、どこかのタイミングで遊びに誘おうと思っていた子のことを思い出した。
(思えばいつもアイツには助けられてたな……それを忘れかけるなんて、僕も薄情になったもんだ)
アイツも多忙の中、今日もお祝いメールを届けてくれた。
今後も忙しいだろうから誘いも断られるかもしれない。それでも……
「ダメで元々…まずは誘ってみるか」
そうして、僕はメールの送信ボタンを押した。
「取り敢えず、今日はもう寝よう……」
果報は寝て待てと言わんばかりに、パソコンを閉じようとしたとき…
「え、早」
送信してから30秒足らず。
食い気味に了承の返信が帰ってきたことに若干僕は引いた。
僕にとってチケフレアは決して都合の悪い相棒ではなかったぞ…
いつもキスマークをつけて帰ってくれる僕を、最高の愛嬌で癒してくれるいい女だったよ(ゲス顔)
次回登場キャラも勿論原作キャラです。誰か分かるかな?
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以下、おまけ
Q.インタビューでフッ太は何を答えたのか?
・印象に残った試合
→去年と比較しても、全てがハイレベルで、全ての試合で見ごたえはあったと思う。
その上で、敢えてピックアップするとすれば、エースの属性相性不利の中勝利をもぎ取った、1回戦のアテナ(火)VSサナエ(水)、それとユメ(風)VS桃姫(火)。
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・苦戦した試合
皆さん手強かったと答えた上で、
1回戦の巫女のアオイ戦では、「ヤリモン交換のタイミングが予知じみた精度で読まれていた。勝てたのは僕のヤリモンが交代を読まれることを前提に腹を括って戦い抜いてくれたから」
2回戦のレオ戦では、「先鋒のシーハイロンの回避性能は元々警戒していて、相性有利のクロトロフとビルドーマの二枚でしっかり抑えられたのが大きい。あとはヤリモンの相性差で押し勝てた。」
3回戦のアテナ戦では、「最初にクロトロフを出すのを読まれていて交代せざる負えず苦しかった。クロトロフのガードがヴレイジンに抜かれたのは僕の想定の甘さの所為。ヤリモン達はみんな頑張ってくれた。」
なお、試合内容は3ー0、3-0、3-1(それぞれ互いに倒したヤリモンの数)で圧勝の模様。相手の戦術もほぼほぼ読み切り潰している。
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・今大会に向けて行っていた準備
サイクル戦術自体は使う人が増えてくると予想していたので、対戦相手の基軸となるヤリモンを含む手強い編成は予め予想して対策まで立てておいた。
チケフレアとジェイリアンの格闘技の指導を、ナナセ師範にシンエイ流道場で行ってもらっていた。次いでに自分も転がされていた。
(言及はしていないものの、ヤリモン研究所でのフィールドワークもヤリモンの咄嗟の動きや習性を把握するうえで大いに役立っていた)
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・どうして最初からジェイリアンの人型化を使わなかったの?
ジェイリアンの人型化自体は以前からできていたが、浮遊能力が低下すること、人型で相手に行動が読まれやすくなる可能性の考慮が必要であった。しっかり格闘技術を覚えた上で、相手の虚を突く隠し玉として温存していた。
(チケープ→チケフレアと異なり、総合的な戦闘能力はヤリモン体⇆人間体間で変化しない。的が大きくなって回避能力が低下するぶん、パワーは増える。体重も3倍くらいには増える。浮遊能力は健在だが、単純な飛行速度は落ちる)
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・パトラさんの体重
原作のヤリマン図鑑より、メスブタとしては最も身長が高く、タマちゃんの次に重い体重とされています。
具体的にはドロケーキ(激ヤバ状態異常攻撃持ってる奴)より重く、ギロブース(デカい蟹)よりは少し軽い位