※この作品はR-18です。

【ミリタリー】×【ダークファンタジー】は、お好きですか⁉ 呪力を交えて、一緒に戦争しませんか⁉   作:BIBI

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第3話 呪術師すらも兵器に過ぎない。

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 白髪。オッドアイ。それでも優しいだけの、パッとしない女の子。しかも序盤で呆気なく死んでしまう。

 

 

 だからシュナンは、人気投票最下位だった。

 

 

〈地味子〉とか、〈無個性〉とか、ユーザーからは酷評されていた。正直、僕としてもゲームでは、全く好きなキャラじゃない。

 

 

 

 だけど――。

 

 

 抱いてみたら、かなり良い感じ良かった。この子はセックスが好きみたいで、無知なのか無垢なのか、ノリノリで無邪気に自分から動いてくれて、下品な姿を見せてくれた。

 

 

 

 アヘ顔も可愛いかった。使い込んだら捨てるつもりではあるけど、それが少し惜しく感じる程度には、上等な女ではある。

 

 

 

「ふぅ……」

 

 

 橙色の光が、暗いカーテンの隙間から部屋に入る。

 

 

「いやぁ。ホントありがと、マ〇コ使わせてくれて。気持ち良かったよ。これなら将来の彼氏君も喜ぶんじゃないかな?」

 

 

 

 僕は言いながら、服を着る。

 

 

「うん……、よく分からないけど……、ありがと……? 気持ち良かったなら、嬉しい。また好きな時、言ってね? 一杯使っていいからね?」

 

 

 

 何て受け答えして良いのか分からず、困惑したままシュナンは頬を掻いていた。彼女はベッドの縁に座り、僕の服を着ている。面が良いから、男装姿も良く似合っていた。

 

 

 

「マジで? また使わせてくれるの? ありがとう。凄く嬉しいよ。こんな沢山出たの初めてでさ。ホントに気持ち良かった。また溜まったら、呼ぶから。マ〇コ使わせて」

 

 

 

「うん……。わ、私も、練習しときたい……。凄く、気持ち、良かったから……。嵌っちゃったかも……」

 

 

 僕が爽やかな笑顔で喜ぶと、モジモジと恥ずかしそうにシュナンは視線が泳ぐ。雰囲気に流されて色々してしまったことを、今さら恥じているみたいだ。

 

 

 

「こういうエッチなこと僕としたって、誰にも言ったら駄目だよ?」

 

 

「うん……。恥ずかしいもんね。裸になって、あんなこと……」

 

 

 下腹部を触りながら、先程まで抉られていたのを思い出しているらしい。湯気が出るんじゃないかってくらい、シュナンは顔を赤くさせていた。

 

 

 

「アレ? 初潮迎えてるとか言ってたよな? 一応こっちでピル用意しとくよ」

 

 

「……いや、それは大丈夫、じゃないかな? 初潮したばかりは妊娠しないから」

 

 

「そういうもの?」

 

 

「そういうものじゃないかな? 多分、大丈夫。気にしないで。何かあれば自分で何とかするから、トモヤ君には迷惑掛けないよ」

 

 

 

 僕はコテンと首を傾げると、シュナンはあっけらかんと天真爛漫な笑顔だった。妊娠するリスクを底知れない明るさで軽視していた。

 

 

 

 ゲームでもそうだったが……、この子、前向きで元気で明るい性格の所為で、自分の体を大切にできていない様な感じがするな……。

 

 

 あまりにも危うい性格――。

 

 

 とはいえ……、どうせこの子は妊娠した所で死ぬ訳だし、腹に子供がいるとか、いないとか関係ないか……。

 

 

「……とりあえず一緒に風呂に入ろう。沢山汗かいたからね」

 

 

「そうだね」

 

 

 僕が部屋を出ると、トテトテと後ろを付いてくる。

 

 

 いやぁ気持ち良かったなぁ。体が若いってのも有るんだろうけど、トモヤの体が元気過ぎて、とんでもない量が出てた。

 

 

 

 あれだけ出たら、我ながら爽快すぎる。しばらく暇が有れば、この子のマ〇コ使いまくって性欲処理しよう。

 

 

 

 でもこの子が死んでからの性欲処理、どの女を使うべきか……。シュナンを抱いた後だと……、正直、そこらの女を抱く気にならないんだよなぁ。

 

 

 だからって、妹のモトカを抱く訳にはいかないしなぁ。

 

 

 

 というか〈モトカ・ルート〉を終えた後が最悪過ぎるからな……。あの子にはきちんと死んで貰わないといけない、僕の平穏な日常の為に。

 

 

 

 何せあの子が生き残ると、軍に連れて行かれるからな……。そして兄妹である僕まで強制的に巻き込まれる。

 

 

 

 正直〈モトカ・ルート〉だけなら良いんだ。モトカが死ぬだけだからな。でも、〈シュナン・ルート〉と違って、次のヒロインを自由に選べず、強制的に〈ミライ・ルート〉に入って、日本軍の一員として酷使されてしまう。

 

 

 

 つまり事実上の〈デッドエンド〉だ。

 

 

 

 ゲームのシナリオ担当が普段はミリオタ作家として名を馳せた人だったから、ミリタリー物を描きたい欲求を、この〈ミライ・ルート〉に詰め込んでやがるんだ。

 

 

 

 だから明らかに、この〈ミライ・ルート〉だけ内容が毛色が違うというか……、別ゲー過ぎる。

 

 

 シナリオ担当曰く『戦争では、呪術師すらも兵器の一つに過ぎない』らしい。明らかに他のルートよりシナリオが10倍以上長いし、力を入れている。サブキャラのルートとは到底思えない熱量だった。

 

 

 

 他のルートは戦争に少し巻き込まれて、基本は呪術師が中二バトルを繰り広げているだけだ。

 

 

 

 しかし〈ミライ・ルート〉では、戦闘機や戦車と共に戦場に赴いて、敵も民間人も容赦なく殺しまくる。勿論、昨日まで仲良く話していた有能な仲間達も、簡単に死ぬ。

 

 

 

 あんな狂気の戦場に巻き込まれるなんて、御免被る。

 

 

 モトカには悪いが、確実に死んで貰わねば僕が困るんだ。

 

 

 とはいえ、あまり警戒する必要もないんだけど……。

 

 

 ゲームだと序盤若干冷たい妹にしつこく何度も何度も話しかけたり、イベントを進める中で、やっと少し仲良くなれて、〈モトカ・ルート〉に入れた。

 

 

 

 ゲームでは中々仲良くなれず苦労したが、それが今は逆に好都合。別に避けたり、冷たく突き放したりする、必要すらない。

 

 

 普段通り生活していれば、自然とモトカは死に向かう。

 

 

 いやはや、我ながら完璧……。

 

 

 順調すぎるな……。

 

 

 何が〈ミリタリー〉だ、〈呪術師〉だ。そういうのはゲームの中だけでやってくれ。

 

 

 

 僕はゲームのコンセプトを完全無視して、ただ無責任に女を孕ませて、ただ趣味に打ち込んで、このまま平和に人生を謳歌してやる。

 

 

 

 




【あとがき】

「面白かった!」
「期待してる!」
「続きが気になる!」

 そう思ってくれた人は、
〈評価〉してくれると嬉しいです!

 モチベ上がります!!
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