異宗派のクソ女に村を焼かれ監禁された俺は、彼女に恋と復讐をする 作:品川カタン
言い表せないくらいの快楽が打ち込まれる感覚がした。クソ女が俺の両手を掴み意気揚々と腰を上下に揺らしている。
「クロードくん♡♡ 可愛い♡♡ このままじゃ負けメスに負かされちゃう情けないオスになっちゃうよ〜〜♡♡」
熱い。中が熱い。俺が上になって動いていた時とは全く違う感覚が、俺の欲肉を包み込んでいる。俺がこいつの穴を使って擦り付けてやっていた時は、とにかく滑らかな刺激を常に感じていたが、今は少し違う。こいつが腰を少し反らせているせいか、こいつの中にある少しざらざらした感触をまともにくらい続けている。
「気持ち良い」というよりは「苦しい」に近かった。今すぐ射精して全てをぶちまけたいのに、我慢しないとこいつに負ける。自分でも信じられないくらいの情けない声が勝手に出続けている。クソ女は、ただ楽しそうに笑いながら自分の肉穴で俺の竿を擦り続けた。
「ほらっ♡♡ 私はまだまだいけるよ♡♡ どうする?♡♡ あ、でもクロードくんがこんなにいっぱい喘いでるから私もやってあげるか〜〜!♡♡ あんあんあんイっちゃう〜〜〜!♡♡」
クソ女が明らかに演技だとわかるような声を出してきているのに、それが異様に俺の欲望を刺激してくる。俺の腰はもうまともな感覚がなく、ただガクガクと震えていた。意識の全てが、一箇所から押し寄せる快楽に集中していた。
「一回、一回止めてくれっ!! おかしくなるっ!! 出るっ!!」
俺は初めて懇願した。貞操帯のせいで自由がなかった時は、こいつを負けさせるための妄想をあれだけきていたのに、今じゃこの淫猥な搾精にただ屈するだけだ。こんな状況でこいつをイカせるなんていう考えられず、命乞いするみたいに叫び続けていた。
「え〜〜!♡♡ クロードくん憎いクソ女にそんなことお願いしちゃうの〜!♡♡ 可哀想〜!♡♡ ほら黙ってお前がイけ♡♡ 全部出せ♡♡」
クソ女は、握っていた俺の両手を一度離すと、今度は手首を掴んでぐいと引っ張ってきた。抉り取るようなピストンと両手に包み込まれた柔らかい乳の感触で、俺はもう完全に頭がおかしくなっていた。
「無理っ!! 出るっ!!」
「だーかーらー!! 出せって言ってんだよ雑魚ちんぽ!!♡♡」
俺はクソ女の胸を何回も揉みしだきながらそのまま中に全部出した。イッた。俺がこいつに命令されて絶頂した。
悔しさと情けなさで本当に泣きそうだった。だけど、一回射精したんだからまず休めるはずだ。そう思っていた時──
「はーいじゃあイキ我慢第二回戦♡♡」
「う゛あ゛っ!?」
クソ女がまた腰を振って、射精したばかりの俺の竿を刺激してきた。上下している腟と肉棒の結合部は、俺の精液とこいつの愛液でもう真っ白だ。
「あ、けどこれ飽きたし後ろ向いちゃお〜」
クソ女が挿入したままぐるんと身体の向きを変えて、俺に背を向けた。その刺激でまたイキそうになったが我慢した。背中と大きめの尻がよく見えた。
こいつの背中を見た瞬間、自分の下半身に物凄い量の血が巡るのを感じた。クソ女は「あっ!♡ また硬くなってる〜!♡」と楽しそうに声を出していたが、俺は背中に刻まれている傷跡の醜い美しさに虜になっていた。
クソ女の真っ白で丸い可愛らしい尻が、俺の肉棒に食らいついていく。それだけでもかなり興奮したが、やはりこの無防備な背中に激しくそそられた。
この傷跡に触りたい。この傷跡を舐めたい。この傷跡がどれほど痛かったのか知りたい。俺は、自分が孤独ではなかったと知りたい。明るい場所を手放すことが惜しかったから今まで誰にも言えなかったが、本当の俺は、酷い傷を負い続けている暗い場所の住民だったということを打ち明けたい! どうせ今の俺は、十九歳で酒を飲み、セックスをし、そしてみっともなく一人生き残った人間なのだから!
この女が俺の生活を全て狂わせた。だけどそれは、ただのきっかけに過ぎなかったのかもしれない。愛おしい村の皆は明るい場所に住んでいたのに、あんな結末を迎えてしまった。だけど俺は、そもそもその場所の住民ではなかった。だけど、純粋で朗らかで良い人間の振りをしていた。それが、今こうやって本性を現すようになっただけだ。隠していただけの本性が露わになったことは、堕ちたと表現するべきではない。最初から、最初から俺はこうだった!
「あ〜〜♡♡ 私もそろそろイキそうっ♡♡ クロードくん、一緒にイッて引き分けにしよっ♡♡ ほら出せ♡♡イけ♡♡」
俺は思わずクソ女の尻を掴んだ。背中までは手が届かなかったから、柔らかいふわふわの肉を両手で揉んでピストン位置を固定して、ずっと背中を見つめていた。クソ女は、俺の視線がどこに向いているかは知らないだろう。自分の過去の痛みを見つめられながら犯されていることも知らずに、自分が勝ったと思い込むだろう。
愛おしくて、信頼のできない隣人たちと生活をすることが、孤独ではないと言い切ることができるだろうか? いや、俺は幸福だが孤独だった。神を信じる強さすらなかった。弱い人間たちが最後まで神を信じようとするのは、脆弱で見ていられない強さだ。俺は、曖昧なものを信じる勇気すらなかった。こいつも多分、同じだろう。夜中に聞こえる泣き声と、この背中の傷跡と、歪んだ嗜癖がそれを証明しているはずだ。こいつも俺も、最初から神なんか信じちゃいない。信じているのは、自分の痛みであり、そして「父に逆らえない」という恐怖だ。俺は、こいつの恐怖を食っている。ミザヤの教えを冒涜し、欲に塗れ、こいつの感情を食って俺は排泄をする。
「出るっ、出るっ!!」
「イクッ♡♡ イグ〜〜ッ♡♡ あ〜〜〜っ♡♡」
最後は、俺が下から打ち付けた。その快楽の衝撃で
、俺は三回目の欲望をこいつの中に出した。びゅる、びゅると子宮口に精液を塗りつけている感覚がする。最後まで搾り取るように、こいつの腟内がビクビクと震えていて、俺は最後の一滴まで残さず注いだ。
「はあっ、はあっ、はあっ」
これ以上、もう何も考えられなかった。
気怠さがこの瞬間にどっと押し寄せてきて、俺は腕で自分の汗を拭った。
クソ女が俺の肉棒を引き抜く。抜いた場所からどろ、と白濁した液が垂れて俺の腿に落ちた。興奮はしたが、さすがにもう勃起するほどの余力がなかった。
俺はその間もずっと、クソ女の背中の傷跡を見つめていた。
この後、お互い汗やら精液やらでベチャベチャになっていたので、一緒に風呂に入った。
「いっぱい汗かいたね!」
「……まあ」
俺は無難な返事しかできなかった。クソ女はシャワーヘッドが固定されているのを見て「不便だよね〜」とこぼしていたが、それもお前がやったことだろうと少し苛立った。どうせ、シャワーヘッドが取れるようになったら俺がそれで自殺するかもしれないと思っているから、こうして不便な取り付けをしているんだろうに。
「あ、石鹸そろそろ無くなりそう。替えとかなきゃ。 ……」
クソ女がまるで普通の女みたいなことを言うので、思わず笑いが出た。自分では小さく笑っていたつもりだったのに、思ったよりも声が出ていたのか、クソ女がキョトンとしながら俺の顔を見た。
「なんかおかしかった?」
「……いや、おかしくない。俺が勝手に笑っただけ……」
そう答えると、クソ女は首を傾げた。そして「そっかあ」と言いながら、小さくなった石鹸を手で泡立て、自分の身体を洗っていた。
俺は頭を洗いながら、少し考えていた。
「背中のやつ、痛くないのか」
後から考えたが、俺はこの時、少しだけ調子に乗っていたのかもしれない。こんな所に閉じ込められていて、こんなことをされている中で──自分を監禁している犯人にそんな話を振るなんて、どう考えてもおかしいからだ。だけど、この時は本当に自然に、クソ女に尋ねることができた。
クソ女はまた目を見開いて俺を見ていた。
「急だね〜。痛くないよ」
「そっか」
クソ女のこのキョトンとした顔を何回も見るのは、今日が初めてかもしれない。
「あのさ」
俺はやっぱり、かなり調子に乗っていたんだと思う。
「その傷跡、ちょっと触っていい」
俺の言葉によって、クソ女はぴたりと自分の身体を洗う手を止めた。そして、今までに見た事のないような表情をしていた。怒りや嫌悪感ではなく、ただ心底不思議そうだった。クソ女の白い睫毛に小さな水滴がついている。それが部屋の薄暗い照明の光を反射して、きらきらと光っていた。
クソ女は、じっと俺を見つめていた。
クソ女は、ようやく「いいよ」と言って俺に背中を向けた。
「…………」
怒られなかった。
手を近付けたが、緊張した。そして、ぺたりと傷跡に触ると少しざらざらとした感触がした。風呂で濡れているにもかかわらず、傷跡の一部は乾燥で赤く荒れ、少し皮が剥けていた。
「もういいー?」
「……少し乾燥してる」
「え、そうなの? これさー、背中にあるからうまく保湿できないんだよね。自分じゃ手の届かない位置についてるっぽいし──」
「風呂から出たら、俺が塗るよ」
俺は何を言っているんだろうかと思った。今度こそ、怒られ殴られるかと思った。
クソ女は、暫く黙っていた。やはり、不快にさせたかもしれないと思って謝ろうとした時だった。
「じゃ、頼もっかな」
そう言って、俺が背中にクリームを塗ることを許した。
「…………」
「じゃあさ、夜そっちの部屋行く時にクリーム持ってくるから……その時よろしくね!」
クソ女は振り向き、にこりと笑った。いつもと変わらない笑顔だったのかもしれないが、俺自身が浮かれていたせいか──その表情は、まるで太陽みたいに明るく、可愛らしく見えた。
「わかった」
そして、これも気の所為かどうかは分からないが、クソ女と俺の関係は、この日を境に少しずつ進展していった。少なくとも、俺はそう感じていた。
具体的に何が変わっていったのかは、これから話すことでわかるだろう。
この恋を一隻の船に見立てるならば、最後には沈んでいく運命だ。
だけどそれでも、俺はクソ女に、フロローに、恋と呼ぶと決めた感情を抱いていた。
「じゃ、よろしくねー」
クソ女が俺の頬に軽くキスをした。
逆アナルについてのアンケート
-
好き
-
普通
-
あまり好みでは無い