色欲の悪魔 作:アスモデウス
闇の悪魔との戦いから数日が経ち、アキ君とデンジ君の協力もあってパワーちゃんの暗所恐怖症も大分落ち着いて来た。
漸くまともな休みを取れた俺はレゼやサンタ、クァンシ達が住むマンションの一室に来ていた。
今はサンタとクァンシ一行は公安の庁舎で情報提供を行なっているので部屋にはレゼしかいない。
レゼは最近趣味として歴史の勉強を始めた。ソ連のモルモットだった時は祖国に都合の良い情報しか与えられなかったから世界史を学ぶのは新鮮で楽しいらしい。
「学ぶのが好きなら、レゼを学校に通わせるように公安に頼んでみようか?」
「良いの?ラスト君にばかり無理させることになるよ?」
「確かに、代償として大量の仕事を任せられるだろうけど、言ってしまえばそれだけだ。俺の女達が幸せになれるなら、俺はどんなことでもする。それが俺の幸せだ」
「ラスト君はほんとに何処までも女だね」
「そりゃあ可愛い子に囲まれるのが夢だもの。今、叶いつつある!」
姫野に始まり、パワーちゃん、レゼ、サンタ、クァンシ一行。俺の望む可愛い子達と生活する夢は叶えられそうだ。
デンジ君の監視はもう必要ないだろうし、そろそろマキマに女達と暮らしたいと頼んでみるか。
流石に人数が多いので一軒家を建てることも視野に入れなければならない。
「私もラスト君の女入りかぁ。じゃあ、ちゃんと役割を果たさないとね?」
レゼが徐に服を脱ぎ始めた。
下着姿になり、俺のズボンに手を掛けた。
「まだ朝だよ?」
「他の皆が帰って来る前に済ませちゃお」
レゼがやる気な以上、俺もやる気を見せなければ男として示しが付かない。
俺はレゼのシンプルな白い下着を脱がして全裸にする。
レゼは俺のズボンとパンツを下ろして陰茎を表に出す。
俺はレゼを押し倒して唇を重ねた。
舌を入れてレゼの舌と絡める。
「んっ…♡んんっ…♡れろっ…♡ちゅぅっ…♡」
レゼとキスをしながら、俺はレゼの秘裂を指でなぞった。
クリトリスを剥き出しにして掌で擦る。
「あっ…♡!あんっ…♡!ああっ…♡!んぅっ…♡!」
愛液で秘裂が濡れて来た頃に秘裂に指を挿入し優しく愛撫する。
レゼが口元を手で押さえるがそれでも可愛らしい嬌声が漏れる。
「ふぁ…♡あっ♡♡!…んんっ♡!」
膣内が充分に広がったのを確認して、俺は陰茎を秘裂に充てがった。
レゼが深く息を吐いて挿入に備える。
俺は一気に奥まで陰茎を挿入した。レゼの肩が震える。
「あ゛ぁっ♡♡♡!ふぅっー…♡ふぅっー…♡」
レゼが落ち着くのを待ってから抽送を開始する。
最初は優しく抽送を繰り返し、慣れて来たら勢いを激しくする。
「んあぁっ♡!…ん゛んぅう♡♡♡!!奥まで…届いてるぅっ♡!」
レゼの中を貪るように腰を動かす。
獣のような交尾にレゼが快感を覚える。
「あぁ゛っ♡♡♡!はぁ…あっ♡!」
レゼが体を震わせて快楽に浸る。
俺は陰茎から媚薬の混ざった我慢汁を溢れさせ、愛液と混ぜて膣内を満たす。
レゼは突然与えられる快感が増加したことに目を見開き、そして瞳を蕩けさせる。
「いぐいぐいぐっ♡!いぐぅっ…♡♡♡!!!」
俺はレゼの絶頂と共に膣奥に吐精した。
そしてレゼの淫らなイキ顔を見て硬くなった陰茎による抽送を再開した。
レゼが俺の腕を掴んで抽送を止めようとする。
「ま゛って…♡!イッたばっか…だからぁ♡!駄目ぇっ♡!」
「待たない。もう一回イカせてあげる」
俺はレゼの腰を掴んで乱暴に抽送を繰り返す。
レゼの子宮口に亀頭が何度も衝突し、その度に全身を貫くような快感が走る。
レゼは必死に快楽を耐えようとする。
「もうむ゛り…♡♡♡!またいく♡!イッちゃう♡♡♡!いぐっ♡♡♡!」
レゼが絶頂し、俺は再びレゼの膣内に射精する。
膣から精液が溢れ出し、床を汚す。
レゼは放心して絶頂の余韻を味わっていた。
俺は膣から陰茎を引き抜き、ティシュを使って掃除を始めるのだった。
◇
あれから、レゼと共に風呂に入って体を綺麗にし、クァンシ達が帰って来るのを待った。
帰って来たクァンシ達と昼食に寿司を食べてから俺は早川家に戻った。
早川家に戻ると、デンジ君とパワーちゃんがゲームで対戦をしていた。
パワーちゃんはボコボコにされて俺に泣きついて来たので俺はパワーちゃんの頭を撫でて慰めた。
さて、夜になるとアキ君が旅行の話を切り出した。
「パワーも落ち着いて来たし、明日から二日間北海道に俺の墓参りのついでに旅行に行く」
「ニャーコはどうすんだ?」
「岸辺に預けたら?」
ということでニャーコは岸辺に預けられることになった。
「それじゃあ、よろしくお願いします」
「お土産何が良いすか?」
「酒」
さて、ニャーコを預けたら新幹線で移動だ。
パワーちゃんが駅弁に顔を輝かせる。
「わあ……全部ワシのじゃ!!」
「一つは俺んだよ!」
「静かにしろ!」
新幹線の次は船での移動である。
パワーちゃんが船酔いして甲板でゲロを吐いた。
「あ〜甲板にも吐きやがった!」
「おぼろろろろ!!」
「糞っ!」
船の次はバスに乗って移動である。
パワーちゃんが吊り革にぶら下がって遊んでいる。
「見て!!」
「ギャハハハハハ!」
「今すぐやめろ!」
バスから降りた後は墓まで歩いて行く。
パワーちゃんとデンジ君がアキ君に雪玉を投げている。
「がはははは!」
「殺せっ」
アキ君は完全に無視を決め込んでいる。
付き合うだけ無駄だと判断したのだろう。
墓まで辿り着けば、アキ君は手を合わせて黙祷した。
そしてデンジ君達がいないことに気付く。
「アイツらがいない…!?あ!」
デンジ君達は饅頭を食べていた。
「何食ってるんだ…?」
「お供え物をカラスから奪った」
「うぉえ!!うぉ…うあああ、腐っとったああ!!闇の悪魔の力じゃああああ!!」
「だな」
「お供え物なんて食べるから…」
というか、今の闇の悪魔は俺なんだが、そこんとこどう認識してるのだろうか。
アキ君は感傷にも浸れないといった顔をする。
旅館に移動して夕飯を食べる。
パワーちゃんが野菜だらけの和食を見て渋い顔をした。
「野菜ばっかりじゃあ!!史上最悪な旅館じゃのお!!」
「食えないのは俺とラストさんとデンジの皿に乗っけろ」
「うぅ〜……食べる」
パワーちゃんが嫌々ながらも自分から野菜を食べ始めた。
アキ君とデンジ君は意外そうな顔をする。
「偉いねパワーちゃん」
「んん〜…不味い…」
「帰りに土産屋で美味しい物買おう」
ご飯を食べ終え、風呂に入った後は就寝の時間である。
パワーちゃんの寝相が悪過ぎてデンジ君の上に乗っかってしまっている。
アキ君は窓際の椅子に座って外を眺めている。
俺は対面に座り、アキ君と話す。
「お疲れ様。景色は……良いとは言えないな」
「毎年墓行くとやなことばっか思い出すから憂鬱でした。でも今回はデンジとパワーの面倒を見るので精一杯で浸る暇もありませんでした」
「ハハッ。二人は騒がしいからね」
「でも、パワーは野菜を食べるようになりました」
「だから言ったろ?自分から食べるようになるのを待つのも大事だって」
アキ君は暫し沈黙してから口を開いた。
「ラストさんは今度家を建てるとマキマさんから聞きました。ラストさんの女達を集める為に。そこにパワーも連れて行くんですか?」
「……パワーちゃんは早川家に置いておこうと思ってるよ。今更兄妹みたいなデンジ君とアキ君と離すのもどうかと思うし」
「兄妹…」
「あれ?違った?アキ君は二人のこと大事に思ってると感じてるけど」
「……亡くなった家族とデンジとパワーを重ねてる自分がいます……今度の銃の悪魔の討伐遠征には参加させたくありません」
銃の悪魔相手にはどれだけ戦力があっても良い。
だけど、アキ君は二人に傷付いて欲しくはないようだ。
「何が相手でも俺がアキ君達を守るよ。だから大丈夫。銃の悪魔に止めを刺したいんだろ?」
「正直…もう復讐はどうでも良いんです。ただ、四人で暮らせれば…それで充分だと感じています」
「そっか。じゃあ、俺が瞬殺して終わりで良いね?」
「はい」
アキ君もデンジ君達と暮らす内に大きく変わった。
公安一の悪魔嫌いだった彼が魔人と悪魔になれる人間を案じている。
それだけ二人の存在が大きいのだろう。
俺も早川家の三人を家族のように感じている。
女達と同じくらい大切に思っている。
アキ君はもう寿命は十年もない。その短い間を少しでも多く幸せに過ごして欲しい。
デンジ君もパワーちゃんも女達も失わないように、俺は何者よりも恐れられる悪魔になる。
それが俺の最終目標だ。
・ラスト
最強の悪魔になるのが目的。
ラストの強さは加算式。色欲としての基本的な強さ+今までに奪った存在の名前に集まる恐怖の総合量がラストの強さ。
つまり存在を奪えば奪う程強くなる。
・レゼ
媚薬漬けセックスにハマった。
・パワー
野菜嫌いは健在だが、ちゃんと食べるようになった。
・デンジ
早川家を家族だと認識している。
ラストは父親代わり。パワーは妹、アキは兄。