※この作品はR-18です。

色欲の悪魔   作:アスモデウス

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第二十二話 マキマ/支配の悪魔

 

 

 

 9月12日、午後3時。俺はマキマから呼び出されて浜辺に来ていた。

 マキマは海を眺めながら何やら思案している様子だ。

 俺はマキマの元へと歩いて行き、徐に口を開いた。

 

「こんなとこで何してんの?」

「待ってる」

「待ってる?」

「そう。向こうから来てくれるみたいだから、ラスト君に任せようかなって思ってね」

「銃の悪魔か。まあ、日本は世界で一番諜報員が多いからなぁ。倒しに行くって決めたら他国にバレるまでそう時間は掛かんないよね」

「うん。だから一番被害が出る形になっちゃった。私一人じゃ犠牲は避けられない。だからラスト君の力が要る」

「最初から俺一人で終わらせる予定だったしな。マキマは撃たれないように後ろにいて」

「後は任せるね」

 

 マキマが俺の背後にピッタリ張り付く。

 そんなに近付かれても困るんだが、マキマは離れる様子はない。

 銃の悪魔を倒すまでも短い間だし我慢するか。

 

 俺が困っているとマキマが口を開いた。

 

「来たよ」

「ん、ほんとだ」

 

 500km先に出現した銃の悪魔を視認する。

 銃の悪魔が能力を発動しようとしたので跳躍して銃の悪魔の眼前に降り立つ。

 そして銃の悪魔に触れて精力を搾り取る。

 

 精力は生命エネルギーだ。無理に吸い取られ続ければ死に至る。

 銃の悪魔の精力が底を突くと同時に銃の悪魔が崩れ落ちる。

 俺は動けなくなった銃の悪魔を圧力で押し潰す。銃の悪魔は巨大な肉塊と化し、俺はそれを持ってマキマの元へと戻った。

 

「凄いね。銃の悪魔を相手に一人の犠牲も出さずに勝つなんて」

「超越者でもない相手を縊るだけだからね。これくらいは余裕で出来ないと超越者とは呼べないな」

「ラスト君が銃の悪魔に使った能力、地獄で惨劇を生み出した時のと同じでしょ?」

「あぁ。そういえば昔、地獄にいる無数の悪魔から精力を搾り取ってたな」

 

 俺がまだ色欲の能力を使って基礎的な力を上げていた時期のことだ。

 確かに、数え切れない程の悪魔が精力を奪い尽くされて死んでいった。

 アレは他の悪魔から見れば惨劇であっただろう。

 

「で、この後はどうすんの?」

「報道で銃の悪魔はデンジ君に倒されたことにする。日本にいる諜報員達にはラスト君が倒したと各国首脳陣に伝えて貰おうかな」

「そうすれば俺の存在が抑止力になると。上手く考えるよなぁ」

「ラスト君には頑張って貰ってばかりだから、ご褒美をあげないとね」

「何くれるの?」

「私の初めて」

「おぉ…そりゃ、凄い嬉しいけど……良いの?」

「うん。ラスト君なら良いよ」

 

 マキマが若干恥ずかしそうにする。

 その初心な反応に俺の陰茎は勃起する。ズボンが普通のスーツより頑丈じゃなかったら大変なことになってただろう。

 

「……兎に角、先ずはこの肉塊を公安に届けるか」

「そうだね」

 

 俺はそう言ってマキマと共に公安に戻るのだった。

 

 

◇

 

 

 さて、公安に銃の悪魔の肉塊を届けた俺はご褒美を貰いにマキマの家に来ていた。

 マキマの家には大量の犬がおり、マキマはそれに囲まれてとても幸せそうである。

 

「皆元気が良いな」

「今日はラスト君が来てくれてるからね。嬉しくてはしゃいでるんだよ」

 

 確かに、先程からやたらと犬達に遊ばれている。

 マキマの犬達は皆お客さんを珍しく思ってるのだろう。

 マキマの友達は俺だけだから、遊びに来る奴なんていないだろうし。

 

 俺が両手で犬の腹を撫でているとマキマが口を開いた。

 

「私の寝室に行こうか」

「……行く」

 

 犬達と離れてマキマと二人で寝室に向かう。

 マキマの寝室は窓際にダブルベッド、対面に箪笥や化粧台などの必需品が置かれた普通の部屋だった。

 ダブルベッドにしてる辺り、誰かと一緒に寝たいという願望が窺える。

 

「恥ずかしいから、あんまり見ないでね」

 

 マキマはそう言うと服を脱ぎ始めた。

 下着は黒色のブラジャーとパンツを履いている。勝負下着という奴だろう。

 俺も見ているだけではなく服を脱ぐ。

 

 いつも以上に勃起した陰茎を表に晒し、マキマが脱ぎ終えるのを待つ。

 マキマは勿体ぶるように下着を緩慢な動きで脱ぐ。

 桜色の乳首と秘裂が露わになり、それを手で隠しながら俺と向き合う。

 

「ラスト君、わたしを抱いてくれる?」

「勿論」

 

 俺はマキマをベッドに押し倒し、胸を両手で優しく揉む。

 マキマの胸はマシュマロのように柔らかく、揉むと手が沈んでいく。

 胸は揉む度に形が変わり、マキマは小さく喘ぐ。

 

「あっ…♡んぅっ…♡ぁん…♡」

 

 俺は手を触手に変えてマキマの乳首に吸い付かせる。

 媚薬を分泌して乳首に塗り、マキマの感度を引き上げる。

 マキマは腰を浮かして与えられる快楽に耐えようとする。

 俺は片方の手を乳首から離して秘裂に当てる。

 愛液で濡れた秘裂の中に触手を入れて中を掻き乱す。

 

「んぁっ…♡あぁっ…♡んぅあ…♡」

 

 マキマの嬌声を聞く度に陰茎が大きくなる。

 膣内にも媚薬を分泌して感度を高める。

 マキマは全身が熱を持ったような感覚を覚えているだろう。

 

「ふぁっ…あ♡!触手で愛撫されると…犯されてるみたい…♡」

「気持ち良いだろ?もっと気持ち良くさせてあげる。ほら、口開けて」

 

 マキマが口を開けたのでそこに触手を突っ込んで媚薬を直接飲ませる。

 するとマキマの肩が大きく跳ねる。

 

「ああっ…んっ♡♡♡!体が…熱い♡」

「お、処女膜発見。媚薬には鎮痛作用があるから痛くないだろうけど、一応気を付けて破るね」

 

 触手で処女膜を突き破り、子宮口まで触手を侵入させる。

 マキマの膣内は襞が多く、所謂名器という奴だと推測する。

 この中に挿れたら気持ち良いだろうな。

 

「膣内の拡張も終わったし、そろそろ挿れるね?」

「んっ…♡!奥まで、挿れて♡」

 

 マキマの要望通り、陰茎を秘裂に当てて一気に奥まで突き入れる。

 マキマが大きな嬌声を上げた。

 

「お゛っ♡♡♡!……んぅうっ♡!」

 

 俺はマキマと手を繋いで陰茎の抽送を始めた。

 マキマは笑みを浮かべて快楽に身を委ねる。

 

「んっ…あっ♡!…ああっ♡♡!はぁ…んっ♡!」

 

 マキマの膣肉が陰茎に吸い付き、抽送を繰り返す度に快感が脳を突き抜けていく。

 恋人同士のようにマキマとキスをしながら腰を動かす。

 

「んむっ…♡!んんっ…♡!んぅうっ♡♡♡!」

 

 マキマは奥を突かれる度に肩を震わせる。

 そろそろマキマは絶頂が近い。

 俺も一緒にイク為に抽送を激しくする。

 

「あんっ♡!はぁ…ん♡!んぁあっ♡!いくぅっっ♡♡♡!」

 

 びゅるるるるるる♡♡♡!!!

 

 俺はマキマの絶頂と共に膣奥に射精する。

 マキマは絶頂の余韻で淫らな顔を晒す。

 

 マキマは初めてだし、今日は一回だけにしておこう。

 俺は陰茎を引き抜き、未だ呆然とするマキマを抱き締めて眠りに落ちるのだった。

 

 

◇

 

 

 目覚めるとマキマが俺の腕の中で幸せそうに眠っていた。

 マキマは抱き締められるのが好きなようだ。

 俺はマキマを起こさないように抱き締めたまま、マキマが起きるまで寝顔を眺めるのだった。

 

 

 マキマが起きると俺は抱き締めていた腕を離した。

 マキマは名残惜しそうに俺を見つめた。

 

「よく考えたら、友達ってセックスしないよな」

「じゃあ、私もラスト君の彼女入りだね」

「今度建てる家、もっと大きくしないとな」

 

 犬達もいるし、豪邸にしないと住み難くなってしまうだろう。

 もっと金を稼ぐ為に役職を昇格させる必要がある。

 

「そういえば、マキマはまだチェンソーマンの復活を目指してるのか?」

「それは諦めたよ。今はただラスト君と一緒にいたい」

「マキマも随分変わったな」

 

 今のマキマは普通の女の子のようだ。

 ずっと対等な相手を求めていたし、これがマキマにとって最も幸福な形なのかもしれない。

 だとしたら、岸辺とのマキマ対策同盟は解消しなければな。

 もう悪巧みなんてしないだろうから。

 

 

 





・ラスト
銃の悪魔の存在を奪わなかったのは必要ないくらい格下だから。

・マキマ
誰とでも対等な関係を築けるラストに憧れている。
夢は諦めて、ラストと共に普通に生きることを選んだ。

・岸辺
ラストからマキマが彼女になったと聞かされてフリーズした。
対策部隊用意してたの意味ないじゃんと虚無ってる。
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