順番決めのじゃんけんは終わった、一抜けしたのはチョキを出した右手を左手で支えて掲げていたハツキ。
右手が偉大なもののように、神に捧げる供物のように、ハツキは自分の右手に感謝していた。
次いで勝利したのはリオナ、力強くガッツポーズ。
負けて三番目になったエレンはがっくりと肩を落としていた。
こうなると初めてはハツキ、童貞と処女の交換。
自信はない、今からでも付け焼き刃の技術を学ぶか?
知識はあるが使ったことはない、初めてだからこそ気持ちよくしてあげたい。
だがセックスそのもので気持ちよくなるのはおそらく難しい、破れた処女膜ではなく神経が多く通う膣の一部が刺激に慣れていないために痛みが起こる、らしい。
気持ちよくなるためには回数をこなして慣れる必要がある、でも今回は初めてだから無理。
初めてだから割り切る? 愛撫でなんとかなるか?
最初は前戯でしっかり濡らさないと摩擦で痛くなる、AVみたいな激しいのは普通は無理らしい。
可能な限り痛みは感じてほしくないので、優しく触るしか無い。
やり方を考えていると、三人はクソデカマットレスにベッドカバーを掛けている。
「急いで急いで! そっち押さえてよ!」
「あー、はいはい」
「こっちですか?」
「ちーがーうー!」
初めてを勝ち取って気がはやるハツキと、初めてを勝ち取れなかったリオナとエレンはだらだらやっていた。
俺も椅子から立ち上がってベッドカバーを掛けるのを手伝う。
「タツゥ~♡ タツも早くしたいんだよね!」
「早くと言うか、だらだらやってるとやめよっかなぁってなってくる」
そう言うと、リオナとエレンがしっかりベッドカバーを掛け始める。
「……と言うか、四人だし、やっぱ見るのか? 一人ずつ別の日にずらすってのも、俺が助かるけど」
三人同時は無理、だから一人ずつではあるがその三人はここに居る。
セックスする部屋はここで、今からするから二人を部屋から追い出すというのも違うような気がする。
じゃあ見えない場所で待機させるのもあれだし、どれくらい時間がかかるかわからない。
だから二人、リオナとエレンを部屋に残すと俺とハツキのセックスを見ることになる。
恥ずかしいし、連続をキツイことを告げるも。
「それ言ったらあたしたちも見られるじゃん、なら見学くらいねぇ……?」
「センパイが一番つらいのはわかりますけど……、すぐが良いんです!」
するなら同じ日がいいという、仲は良いが俺に関しては差をつけられるのが嫌なのかも知れない。
連続に関しては、まあ……、頑張るが。
「お前らがいいならそれでもいいが……、それともう一つ提案が」
「注文が多いわねぇ」
「しょうがねぇだろ、無視できねぇんだから」
そう言って俺のベッドを指さして。
「するなら俺のベッドでしようぜ」
簡単な話だ、なんかあのクソデカマットレスの方でするみたいな雰囲気だが、マットレスでやって色々汚れるだろうしマットレスに染み込む可能性がある。
三人同時なら広いマットレスでやるけど、ここは一対一でやるから俺のベッドで十分。
就寝の方の寝るなら広いマットレスを使わないと、誰かが硬い床の上で寝ることになる。
なら俺のベッドでやってから、就寝する時はクソデカマットレスを使えばいい。
「それは、確かに……」
こんなクソデカマットレスは洗えないし、色々体液で濡れた部分を乾かすのも時間がかかるだろう。
「……いいの?」
「ダメなわけねぇだろ、お前ら硬い床で寝たいんか?」
俺のベッドは二人でギリギリ、三人だとはみ出る、四人だとベッドそのものが崩れかねない。
人が二段式ベッドとか無理だろ。
「そ、そだね……。 じゃあ、はじめよっか……?」
「ロマンチックにはいかないぞ」
俺のベッドの近くに移動する。
乱暴にはしない、優しくする。
だが優しさにロマンチックが含まれるかわからない。
普段はしない、ハツキのさらりとした銀色の横髪を手のひらに流す。
何もしなくても美人で髪も肌も綺麗、なんてことはなく維持するためのは相応の努力がある。
「……綺麗だな」
「努力してるんだよ?」
「だろうな。 努力無しで綺麗だったら、逆に怖いぞ」
ハツキの両手が俺の手に添えて、俺の手のひらに頬を乗せるようにして擦り付けてくる。
さらに近付いて、ゆっくりとハツキの腰に手を回す。
「キスは?」
「……する」
ハツキを引き寄せる、体が近づけば綺麗な顔も近づく。
瞼は閉じない、視線が絡み合って唇が触れ合う。
深く絡み合うようなキスではない、軽く唇を合わせる程度のもの。
数秒の触れ合い、顔が離れれば。
「……それだけ?」
ふふっと笑うハツキ、この程度じゃ足りないと言いたげだ。
「キスが初めての相手に言う事か?」
「だって、もっとして欲しいんだもん」
「……ただのキスをもっとして欲しいのか?」
「……もっと、深いのでもいいよ?」
蠱惑的な笑みを浮かべ、少し口を開いて舌をちらつかせる。
だから望み通りに、もう一度唇を重ねて、ハツキの開いた唇に舌を送り込む。
「んっ……」
ハツキの口内に侵入を果たした舌は、すぐに迎撃される。
すぐにハツキの舌が俺の舌に触れ、舌先で確かめ合う。
チロチロと舐め合う舌は、次第に舌を絡め合い、舌を吸い合うようになる。
こっちが舌を引っ込めればハツキの舌が入り込んできて、吸い付いてからハツキの舌を舐める。
吸い付くのを止めるとハツキの舌が引っ込み、入れ替わりに俺の舌がハツキの口の中に入り込めば同じように吸い付いて舌を舐められる。
舌を絡め合い、吸い付き合い、舐め合い、唾液が混ざり合う。
それを何度か繰り返して、唇が離れると唾液の橋が出来てぷつりと途切れる。
「……初めてのキスがピザの味って、全然ロマンチックじゃないね」
「最初に言っただろ?」
お互い探り探りで決して上手なキスではなかったが、興奮を高めるには十分過ぎた。
ハツキの頬に添えていた手を動かして、ハツキの服に指をかける。
シャツを閉じていたボタンを一つ一つ外していき、胸の部分のボタンを外せば圧力から解放された胸が露わになる。
下着とお揃いの、鮮やかで深い青色のブラジャーが見えた。
華やかな装飾、ハツキの肌を引き立て、色気を溢れさせる。
明らかに普段使いしないタイプのインナー、俺を興奮させるための勝負下着にしか見えない。
その企みは十分過ぎるほど効果があり、ボタンを外す手はハツキの胸に触れていた。
「俺を食うためにこんな下着をつけてたのか?」
「……食べてほしかったから、下ごしらえに力を入れたの。 こういうの、嫌い?」
「さあ? 食べてみないとわからないな」
何度かハツキの胸を揉んで、ボタンを外せばシャツが開く。
露わになった胸、巨乳と呼んで差し支えない。
揉みしだきたい、吸い付きたいと欲望が沸騰するほど。
それほどの巨乳がブラジャーの中に収められ、解放されるのを待っている。
「……スカートはベルトと留め具か?」
だが胸には敢えて触れない、逸ったところで逃げはしない。
まずは服を全部脱がしてから、そのためにハツキのスカートに手をかける。
ハツキの腰に巻き付けてあるベルトを外し、胸の真下まで覆うコルセットスカートの留め具を外せばスカートが落ちる。
そうすれば残るのは白のシャツと上下の青い下着、コルセットスカートの下に入れ込んでいたシャツの残りのボタンを外す。
シャツが全て開けばブラジャーと同じデザインの青いショーツ、ハツキの大事な所を隠すも肌に沿って輪郭を見せる。
「……どう? おいしそう?」
「食べてみたいと思うくらいには」
胸も股間にも手を伸ばしたくなるほど魅力的だが、今は抑える。
「俺の服も脱がせてくれるか?」
「うん、はいばんざーい」
「俺は小さい子供か?」
シャツやインナーは上から被るタイプなので、言われた通りバンザイするしかない。
ハツキに上着を引っ張られて脱げ、上半身が曝されるがハツキのような息を呑むような魅力的な体じゃない。
太ってはいないが痩せてもいない、鍛えてもいないので盛り上がるような筋肉もない。
こんなもんか、と言われる程度の体。
だがハツキは俺の体を見ても何も言わない、視線は上半身ではなく下半身に向いている。
「……下は脱がせてくれないのか?」
これまでの度重なる三人のスキンシップとハツキの魅力的な体を前に、俺の息子は興奮して大きくなりズボンを押し上げていた。
「……うん」
ハツキの手でベルトを外し、ズボンの留め具を外し、膨らみに沿って曲がっているチャックを下ろす。
ズボンの圧力から解き放たれ、下着のトランクス一枚隔ててさらにテントが大きくなる。
脱がしてもらい下着一丁、対してハツキはブラとショーツで二枚、男よりも隠すべき箇所が多いから上下で一枚と見てもいい。
だが一枚は一枚、どうせ全部脱ぐとは言え平等に行こう。
「脱がすぞ」
返事は待たない、抱き寄せるようにして腕をハツキの背中に回す。
どうやって外すかわからなかったため、少し手間取ったがホックを外すとブラが緩む。
ハツキはブラを外していくも、腕を胸に押し付けてむにゅっと変形させて隠している。
隠す場所は当然乳輪と乳首、恥ずかしそうにしているハズキの表情は普段は見れないもので欲情を煽る。
そうなると恥ずかしいものとして隠している乳首を見たくもなる。
「ハツキ」
そう一言名前を呼ぶ、ハツキは俺が何を要求しているのか気付くが。
「……やっぱ、二人に見られてると恥ずかしいね」
無言でしっかりと俺達を見ている二人を出しにして、少しばかり抵抗する。
「恥ずかしいから、見せたくないのか?」
「……そ、そんな事……」
「じゃあ俺から先に脱いだほうがいいか?」
先に恥を晒す、勃起しているペニスを見せるのは当然恥ずかしいが、先に見せることで決意を促す。
トランクスに手をかけると、ハツキが止めてくる。
「どうせ……、はい! これでいいんでしょ!」
ブツブツ小さく呟いてから、胸を隠していた腕を下ろす。
現れた胸を見て、でっっっっっっっっ! と内心驚愕する。
デカいデカいと思っていたが想像以上にデカく、丸く整った乳房が重力に負けないように張り出している。
わずかに赤みを帯びたピンク色で少し膨れた乳輪と、その中心に乳首が存在感を存分に主張している。
「あぁ……、ハツキ、すごく綺麗だ」
本心が言葉で漏れるくらいに、ハツキが綺麗だ。
恥ずかしいのか逸らしていた顔の頬に手を添え、こっちを向かせる。
「……ほんと?」
「ああ、裸だから恥ずかしいのはわかるけど、すごく綺麗だと思ってる」
「……よかった、大きすぎるからタツはどう思うかなって」
かなり大きな胸、色々と嫌なことがあったのかも知れない。
コンプレックスになってて、俺にどう思われるか不安だったのか。
「だから胸の押しつけの事を言ってたのか?」
「あんまり大きいのは興味がないんじゃないかって」
「いや? 普通に好きだが? ただそういう事は家の中ですることだから何もしなかっただけだが?」
美少女が大きな胸を押し付けてくる、襲い来る柔らかさといい香りに我慢していただけだが?
「だってさ!」
ハツキはリオナとエレンを見て笑顔で言う。
二人もハツキと同様に大きさは違うが巨乳と呼べるレベル、実は俺貧乳大好きで巨乳はちょっと……な場合は拒否られるかも知れないと思っていたらしい。
「そりゃ嬉しいけど、あたしのサイズでもかなり邪魔に感じるんだけどね」
「……仰向けやうつ伏せで寝れないですし、ブラの紐が……」
巨乳の悩みは生活に大きな影響をもたらしているようだ。
「……大きい方が好きって言いづらくなったな」
「でも、タツが好きならこれでいいもんね」
そう言ってハツキが抱きついてくる、俺の胸にはハツキの胸が押し付けられ、ハツキの下腹部には俺の勃起したペニスが押し付けられる。
「……硬いね」
「やかましい、さっさとやるぞ」
ハツキから離れてトランクスを脱ごうとすると。
「どうせなら最後まで脱がせ合おうよ」
「……いいけど、俺が先な」
立ったまま脱がすのは無理なので、膝を着いてしゃがめばハツキの柔肌を覆う青のショーツが目の前に。
このままハツキの股間に顔を突っ込みたくなる衝動が湧き出る、顔を突っ込んだ後ついでに深呼吸もしてみたい。
「……少し、触ってもいいか?」
「うん、いいよ」
許可を得て、ショーツの側面から尻にかけて生地を撫でる。
指に引っかかる感触はなく、滑るようで触り心地が良い。
その下のハツキの柔肌が反発を生み、より心地よい感触を生む。
「……気持ちがいいな」
「どっちで?」
「両方で、より良い感触だ。 そろそろ下ろすぞ」
「うん」
ショーツとハツキの肌の間に指を差し込み、引っ掛けてからゆっくり下ろす。
引っ張ったショーツが裏返っていく、下がっていくに連れ見えるのはショーツに隠されていた肌と陰部。
Vラインをしっかり処理して整えられた陰毛が姿を見せ、さらに下ろしてショーツが完全に裏返ればスジまで見える。
ショーツを下まで下ろして脱ぎ捨て、一糸纏わぬ姿になったハツキ。
立ち上がってハツキの裸体を下から上まで見る。
「………」
豊満な肉体で、女性らしい曲線美を描く。
胸も、尻も、ともに豊かで、ハツキの全てが俺の視線を掴んで離さない。
可愛い、綺麗、美しい、何かの褒める言葉を掛けようとしても言葉が出ない。
そんな俺を見てハツキは微笑み、今度はハツキがしゃがみ込んで俺のトランクスに手をかける。
俺の時と同じようにゆっくり下げてようとするも、勃起したペニスがつっかえ棒のように引っかかる。
「……前に引っ張っていいぞ」
前に引っ張ったからケツに引っかかって、前だけ下げればボロンと痛いくらいに怒張したペニスが姿を見せる。
「……!」
ハツキの顔の目の前に差し出されるように、俺のペニスがそそり立つ。
そのペニスを前に、ハツキは顔をさらに近づけて匂いを嗅ぐ。
「……くっさいんだけど、それに……大きくない?」
「臭いってなんだよ、それと平均よりちょい大きいだけだ」
ちゃんと毎日風呂に入っているから、剥き出しの亀頭に恥垢は付いていない。
臭いのは多分歩き回って汗をかいたからだし、長さや大きさも平均より少し上回っているだけ。
ハツキが驚くほど大きいわけでもないし、逆に小さいわけでもない。
ペニスなんてより長くて太くて硬けりゃいいと思っていた所に、長すぎたり太すぎて痛みが勝りセックスが嫌になったなんて記事を見たことがある。
何事も程々、このサイズなら女を喜ばせるには十分、らしい。
トランクスを最後まで下ろして脱ぎ、立ち上がったハツキの腕を掴んで引っ張る。
「俺のが臭いってんなら、ハツキのはどうなんだ?」
「ちょっ……!」
抱きつくようにして、ハツキの首筋に顔を近づけて嗅ぐ。
いろんな匂いがある、ハツキの体臭に香水、そして汗の匂い。
「……いらないな、香水は」
香水は強すぎずにいい香りではある、だがこの香りはハツキの匂いにノイズが交じる。
「こんな時は何も付けなくていいな、ハツキを感じづらくなる」
全裸のハツキの体臭はクる、股ぐらがいきり立つってやつだ。
これ以上は我慢できそうにない。
「やるぞ、ハツキ」
「……うん、やろう」
体勢を変えてハツキをお姫様抱っこで抱き抱え、ベッドに運んでゆっくりと下ろす。
ハツキはベッドで仰向けになり、俺はベッドの傍で膝を着いている。
そのままの姿勢でハツキとキスをして、ハツキの胸に手を伸ばして掴む。
「下手なのは許してくれよ?」
「誰だって、最初はそんなもんでしょ?」
指が胸に軽く沈み込む程度の力、この柔らかさは男にはない。
肌触りも素晴らしく、いつまでも揉んでいたくなる。
だが、ただ揉むだけではハツキをイカせられない。
ハツキの首筋に何度もキスを落とし、ペッティングに移る。
首から下へ、順にハツキの体を撫で上げていく。
胸を揉んで乳首を弄る、もう片方に唇で吸い付いて口の中で乳首を舌で舐める。
左手の親指と人差し指で乳首を挟んで転がす、ハツキも興奮しているのか乳首が転がすには程よい硬さになっている。
「んっ……、っ……」
時には指で弾き、時には乳輪だけを撫で回す。
口で吸い付いた方の乳首は、舌で嬲り続けて離した時には少し赤くなっている。
「赤ちゃんみたい……っ」
「美味しいからな」
乳首を弄るのを止めて、手はハツキの腹部を撫でる。
手のひら全体で何度か撫でた後、五本の指の腹でハツキの下腹部を軽く押す。
多分ここらへんに子宮があるんだろうなと、愛撫ではないが軽く押しておく。
手のひらで擦るように戻して、右外腿へと這わせる。
ムチッとしている、素晴らしい触り心地だ。
「……くすぐったいよ」
何度か撫で上げた後に、内腿へと手を移す。
一度擦って人差し指で線を引くように這わせると、右足がピクリと動く。
手のひらで撫でられるより、一本に集中するほうが効くらしい。
何度か指先で這わせ、不意に太ももの根本まで手を動かす。
「……ハツキ」
指で赤みを帯びている大陰唇を撫でる。
「流石にここはわかんないから、ちょっと聞きたいんだが」
「……なに?」
大陰唇を撫でている刺激が来ているのか、ハツキは体を小さくくねらせて胸を揺らしている。
「日頃オナニーしてるだろ?」
「……はっ?」
「オナニーだよ、してないのか?」
ハツキは一瞬呆けた表情をしてから、羞恥心で顔を真っ赤にして怒る。
「なんっ、オ……、してるかどうかとか聞かないでよ!」
「俺はしてるぞ、お前たちを思って。 あんな抱きついてきたり胸押し付けたり、刺激つぇんだよ」
指の腹で撫でるのを止めて、手のひらでハツキの股間を覆う。
指を曲げれば、ハツキの膣へと指が入るだろう。
「するからにはまず気持ちよくならないとな」
ハツキの股間に被せた左手の指を動かし、スジを擦り始める。
「ハツキの体はハツキが一番知っているだろ? だから、ハツキの一番気持ちいいところを教えてほしいんだよ」
何をどう思って、ではなくてどこを擦れば気持ちよくなるか。
ハツキの口から聞きたい、だから擦る。
「……そんなっ」
「俺だけだったら話していいのか? それともリオナとエレンが聞いてるから話したくないのか?」
「そんなのっ」
「ハツキだけじゃないぞ、こんな恥ずかしいことを聞かれるのは」
そう言えば、背後から驚くような声が聞こえてくる。
「どこが気持ちいいかわからないからな、探して弄り回してもどかしくなってもいいなら聞かないが」
中指がハツキのスジを押し開き、少しだけ膣に入り込む。
「どうだ? 教えてくれるか?」
「……っ、ぅ……」
中指を小さく前後に動かし続ける、これだけでもそれなりに気持ちよさそうに見える。
この様子だとオナニーはしてそうだ、ディルドなどの道具を使っていなければ指が届く範囲までしか弄ったことはないだろう。
「意地悪してるんじゃないぞ? わからないからこうやって動かすしかないんだ、でも教えてくれるならもっと気持ちよくなれるんだぞ」
中指の1センチほど、第一関節まで指が入って膣口周辺を擦る。
「……恥ずかしいなら俺だけに聞かせてくれればいいから」
煮えきらずに小さな快楽に悶えるハツキに耳を近づける。
「……もっと奥の、お腹の方にっ……」
観念したのか小声で教えてもらい、ハツキの言う通りに中指をもっと奥まで入れる。
「……まだ、もっとっ」
中指の第二関節を超えて、膣のお腹の方を指の腹で探る。
すると小さな突起というか、明らかに他とは違うザラッとした感触の部分が指に触れる。
位置的にいわゆるGスポットだろう、そこを指の腹で擦るが。
「ぉ、押して……、クリトリスも、弄って……」
右手はハツキの肩に回していて使えないので、左手だけで同時に弄れないか動かすも指が攣りそうになる。
なので手首に近い方の手のひらを隠れているクリトリスの上に乗せ、小さく回すように押し付けながら中指でGスポットを規則的に押し込む。
「はっ? えっ? お゙っ!?」
いつもの可愛い声から一変してハツキの腰がへこつく、クリトリス弄りはやってるけど押し込むのはやったことなかったようだ。
いつもとは違う初めての快感に困惑し、ハツキは腕を伸ばして俺の肩を掴んでくる。
「まっでっ! それぢがうっ!?」
「違うってなのが? 気持ちいいんでしょ? なら合ってるよな」
シンプルにハツキがこれに弱いのか、この力加減が最適だったのか。
どっちにしろハツキは腰が浮いてしまうくらいの快楽を感じているんだろう。
「まっでっ! まっでぇっ!」
あまりの必死さに痛みを感じているかも知れないので、一旦止めてハツキに聞いてみる。
「痛いの? 気持ちいいの?」
「……き、もぢいいけどっ、これぢがうっ……」
涙目になっていて、自分でオナっている時の快感よりも全然違っているようだ。
「気持ちいいなら合ってるよな」
不意にまた刺激し始める。
「ま゙っ!?」
グリグリグリグリ、トントントントン。
外からは押しつぶされ、膣からは押し上げられる。
「ぢがうぢがうっ!?」
その必死さに、俺は上半身をハツキに近づける。
ハツキを抱き寄せれば、縋り付いてくるかのように抱きついて背中に腕を回してくる。
「やべでっ! まっでっ!?」
「気持ちいいだけだから、怖くないって」
勉強になった、腟内を擦るだけじゃなく押すというやり方があったと知れた。
やっぱ聞かなきゃわかんなかったからな、わからないことは聞くに限る。
お礼にハツキをしっかりイカせないと。
「いぐがら! ぞれやべでっ! まっでっ!まっでっ!まっでっ! いぐっ! ぞれいぎっ〜~~ッ!!」
タイミングも力加減も変えず、押し込みを繰り返す。
するとハツキがブリッジをするように腰を強く跳ね上げ、口を開いて舌を突き出す。
その口に吸い付いて舌を絡める、舌を吸いながらもう何度か押し込んでおく。
ガクガクと震えながら、腕も膣も強く締め付けてくる。
「……派手にイッたな、そんなに良かったか?」
正直ここまでハツキがイキ散らかすとは思っていなかった、腰が落ちた時には脱力して心ここにあらずで相当快楽を感じたんだろう。
時計を見ればそんなに時間が経ってないので、こんなんだったら早漏の雑魚マンとか言われても仕方がないのでは?
「……このままやっていいと思う?」
処女喪失の時に絶頂で惚けているのは良くないかと思い、振り返って後ろの二人に聞いてみると。
「……や、やりすぎじゃない……?」
ハツキの様子にリオナとエレンがドン引きしていた。
「いや、単純にハツキが感じ過ぎてただけじゃん」
別に俺が超絶技巧の手マンでやったわけじゃない、ハツキの気持ちいい所をタイミングよく押していただけだ。
嫌な想像ではあるが、同じ要領でやれば誰でもハツキをイカせられるわけで。
同じ事をリオナやエレンにやったとして気持ちいいかも知れないが、ハツキほど感じまくったりしないかも知れない。
「と、とりあえずはーちゃんを起こしたほうがいいと思います……」
先に愛液でどろっどろになった左手をウェットティッシュで拭き取り、残る水分を普通のティッシュで拭いて乾かす。
「ハツキー? 起きろー、つか結構限界だからやらしてくれー」
頬を擦ってみるが反応がなく、もっと刺激が必要かと乳首を軽く摘んでみる。
「………」
まだ反応がないのでもうちょっと力を込めて乳首を潰しにかかれば、ビクリと震えて声を上げる。
「……ぉ、ぁ……?」
「ハツキ、起きてくれ」
「……タ、ツ?」
まるで寝起きのようなハツキ、少し放っておけば起き上がって背伸びでもしそうだった。
「……ぇ、なに……?」
「何じゃなくてな、エロ漫画みたいに気絶すんなよ」
ベッドに上がってハツキに覆いかぶさる。
「お前がやりたいって言ったんだぞ? ハツキばっかり気持ちよくなって、いい加減俺も気持ちよくしてくれよ」
「……ぅん、ぃぃょ」
起き上がってハツキの足を開いて腰の前に座る、いわゆる正常位の体勢になるも。
「……コンドームが無い」
この期に及んで思い出す、流石に生でやったら妊娠してしまう。
この歳で妊娠させたら間違いなく両親に迷惑をかけてしまう、堕ろすにしろ産むにしろ関係無しで通せない。
「ピル飲んでるから、生でやっていいよ」
「……そこまでやるかよ」
止めることを考えていた所にリオナが言ってくる、ゴムありじゃなくてゴムなし想定で仕掛けてきていたとか恐ろしいぜ。
まあもし妊娠したとして責任は当然取る、なんならハツキのような美少女を妊娠させられるのは男冥利に尽きる、か。
覚悟を決め、とろっとろになっているハツキの膣口にバッキバキの亀頭を押し当てて再度ハツキに覆いかぶさる。
「ハツキ、聞こえてるか?」
「……ぅん」
「まだ夢心地かよ」
肘を立てて上半身を支え、何とかハツキの頬に手を添えて顔を揺らす。
「ちゃんと起きろー、覚えてないとか止めてくれよー」
顔を揺らすのを繰り返せば、何度か瞬きをして意識がはっきりしてきたハツキ。
「……タツ? え、なに? 何で……」
「エッチの途中でハツキが失神したんだよ」
「……えっち? えっ!?」
ようやくお互いに裸で、俺に覆いかぶさられることに気が付くハツキ。
「よく思い出せ、お前たちがしたいって言ったから今からセックスをするんだからな!」
「……ぁ、そっかぁ……。 待たせてごめんね……?」
「待ったから限界だ、入れるぞ」
「うん」
覆いかぶさったままの姿勢でハツキの背中に腕を回す、ハツキも俺の背中に腕を回して抱き合う。
そうして腰を押し出し、亀頭が膣の中に割って入る。
亀頭が半分ほど入ってから、小さく前後して愛液で濡らしながら奥へと目指す。
膣が亀頭を飲み込み、竿も咥え込み始める。
少しずつ少しずつ、ゆっくりと挿入する。
「……痛くないか?」
「うん、大丈夫」
一度盛大にイッたせいか、絶頂の余韻が痛みを紛らわせる。
二歩進んで一歩下がる、そうやって少しずつ濡らしながら膣を押し広げて進んでいく。
その過程で膣に飲み込まれるペニスは、全方位から膣の圧力を受け始める。
自分の手でするオナニーとはぜんぜん違う、はっきり言って膣の締め付けはかなり弱い。
手と膣の力は比べられないほど差があり、単純な力の締め付けでは膣は到底手に届かない。
だが、気持ちがいい。
亀頭のカリが膣のヒダに擦れる、手に比べて締め付けが弱くともペニスに密着してくる。
締め付けで密着すればよりヒダがペニスを擦り上げるので、亀頭も竿も擦れて気持ちがいい。
そうして少しずつ押し広げて進めば、ペニスの先端に抵抗を感じた。
「……行くぞ」
「うん、私の初めて、貰って?」
今度は小さなピストン運動ではない、抵抗を、処女膜を突き破る腰の押し込み。
ぐっと押し込めば、プチッと処女膜を引き裂く。
ハツキはチクリと小さい痛みを膣内に感じたが、すぐに押し広げられて初めて擦り上げられる膣壁の痛みに流される。
「……っ」
童貞と処女を交換し、ペニスは更に進んでいく。
何度もピストン運動を行い、竿が根本まで愛液に塗れて全てが飲み込まれた。
あるいは、刀を鞘に納めたように、ペニスが腟内を占拠していた。
「大丈夫か?」
「少し、このまま……」
ハツキが痛みを感じているのは破れた処女膜や膣奥ではない、むしろ入口だった。
「タツ、一回動いてみて」
言われた通りに腰を引いて、ペニスを亀頭のカリが見える程度まで抜く。
「……痛いけど、大丈夫。 我慢できるよ」
「少しだけ、我慢してくれ」
そうして長いストロークのピストンが始まる。
ペニスの根本まで膣内に押し込み、カリが見えるまで引き出す。
ペニスのカリや竿の浮き出た血管が膣のヒダを擦り上げ、膣のヒダがペニスの亀頭や竿を扱き上げる。
ハツキは今はまだ痛みが勝るが、いずれ相互に刺激しあって快楽を齎すサイクルが繰り返し行われる。
段々と速度が上がり、肌のぶつかる音が鳴り響く。
「……っ、ぅっ、ふっ……」
耳元で声を殺して耐えるハツキ。
深く、速く、可能な限り速く終わらせようと何度も打ち付ける。
初めてだろうがハツキの何十にも並ぶ膣ヒダは容赦なくペニスを扱いて、射精感を強く引っ張り上げる。
慣れていない下手な腰打ち、それでもハツキと違って痛みを伴わない抽挿は快楽を齎し限界が近づけば。
「ぐっ!」
ハツキの腰に強く押し付け、より子宮口に押し付けての射精。
舌を絡め合うディープキスをしながら、鈴口から精液を吹き出す。
脈動するように、ペニスが膨れて精液を吹き出す事数回。
軽く肩を揺らしながら呼吸、射精が収まるまで動かずに舌を絡め合いながら待つ。
一分ほど掛かって収まる射精、唇は離れてゆっくりとペニスも引き抜かれる。
「……人のこと、言えねぇ」
早漏の雑魚マンとか言った割に、俺もそんなに耐えられずに出してしまった。
ある程度慣れてきても、こんだけ気持ちがいいと早漏になっちまいそうだ。
「ん……、お腹が熱い……、それと格好良かったよ」
「そりゃ良かった、ハツキもいじりがいのある可愛さだぞ」
もう一度ハツキとキスをして、ついでに胸を揉んでおく。
「……どういう意味?」
「もっと抱きたいって意味だよ」
上半身を起こしてハツキから離れれば、愛液と精液と血液が混じり合って泡立った液に塗れた勃起ペニスがあった。
「……こいつが悪いのか?」
ハツキの太ももを撫でる。
オナニーした後なら少しずつ萎んでいくんだが、まだガチガチで萎える様子が見えないペニス。
横になって美しい裸体をさらすハツキを見て、興奮が収まりきらないのかもしれない。
「何が悪いって?」
「まだまだ興奮してるってさ」
ベッドから降りて立ち上がる。
元気なペニスくんは未だ斜めにそそり勃ち、リオナとエレンは驚いた表情で口を抑えて俺を見ている。
「思ってたよりまだ行けそうだぞ」
頑張ると言った手前、一発出したら萎びれるんじゃないかと思っていたが、エロい裸体を前にすれば元気を保てるらしい。
ただ時間を置いたら間違いなく萎えてくるだろう、多少疲れようがしたいと言ったんだからそれに応えたい。
「リオナ」
だから、次の名前を呼んだ。
順番はランダムで決めた。
こいつら交尾したんだ!!(あ゛──っ)
こいつらまだ交尾するんだ!!(あ゛──っ)