beloved〜親友が異様にかわいいので、彼女を寝取った上で、蹂躙することにした〜 作:毬藻 闇雪
〜屈服の音〜
健治は悠馬をベッドに押し倒したまま、ゆっくりと身体を起こした。
ベッドのヘッドボードにもたれかかり、悠然と脚を開く。
すでに硬く、いきり立った自分のものを、悠馬に向かって指差した。
「舐めて気持ちよくしろ」
悠馬は目を丸くして、息を呑んだ。
「……は? 馬鹿だろ。誰が男のち○こなんか舐めるかよ。気持ちわりぃ……」
拒絶の言葉を遮るように、健治は再び悠馬を押し倒した。
重い身体が覆い被さって悠馬の逃げ道を塞ぎ、悠馬の両脚を強引に割り開く。
「またやってやるよ。次は指、四本か?」
健治がニヤリと笑う。
指先に唾液を纏わすと、悠馬の窄まりにピタリとあてがった。
「待っ……!」
悠馬の制止も虚しく、健治はその抵抗を押さえ込んだ。
「あっ……!」
ぐっと力が入り、三本の指が一気に埋め込まれる。
不意に漏れた声に、悠馬自身が驚く。
――やはり、感じてしまう!
「いやだっ……!」
抵抗しようと身体をよじる。
しかし、思うように力が入らない。
「あっ! ああーっ……!」
悠馬の甘く高い声が、部屋中に響いた。
予想外の快感に力が抜け、健治の腕を押し返すことすらできない。
急激に押し寄せる圧迫感。
巧みな指捌きで、奥を抉られる快感が加わり、悠馬の背中が弓なりに反る。
健治はそんな悠馬を見下ろし、口元を歪めた。
「なんだ。悠馬、随分と素直じゃないか」
悠馬は唇を噛んだ。
こんなはずじゃなかった。
親友同士の悪ふざけ。
ほんの少し、興味本位で踏み込んだだけ。
それなのに、健治は容赦なく悠馬の反応を引き出し、逃げ場を奪っていく。
「ほら、悠馬。さっきの声、もっと聞かせろよ」
耳元で囁かれ、悠馬は首を横に振った。
「やめろ……」
しかし、その声には、怒りとも恐怖ともつかない震えが混じっていた。
健治はそれを聞き逃さなかった。
愉悦と支配欲に満ちた、獣のような笑みを浮かべる。
「……ほんと、面白いよな。お前って」
その言葉に、悠馬の胸がざわついた。
健治は何を考えているのか。
そして、自分はどうして、こんなところにいるのか。
答えの出ない問いばかりが、頭の中を巡っていた。
〜決断の淵〜
健治の三本の指が、悠馬の中で激しく動き続けていた。
くちゅくちゅという淫らな水音が部屋中に満ち、悠馬の身体は既に抵抗する事を忘れていた。
「やめろ……! あんっ!」
(俺、どうしちまったんだ……!)
健治の指は容赦なく蠢き、ぐちゅぐちゅと卑猥な水音を響かせる。
「なんだ。悠馬、ほぐれすぎだろ……。これなら」
健治は言葉を途中で飲み込んだ。
(……これなら、すぐにでも挿入できるかもな)
その考えだけで、自身のものがさらに熱く脈打った。
指を激しく出し入れしながら、悠馬の前立腺を擦り上げる。
「んっ。ふっ……あっ、あはっ」
息も絶え絶えに、よだれを垂らしながら、快感に酔いしれている。
悠馬は目をつぶり、唇を震わせながらその身を委ねていた。
「ああっ……! んっ!」
親友の指で何度もイかされて、抵抗できない。
頭では「やめろ」と叫んでいるのに、身体は健治の指を迎え入れるように震え、甘い痺れを求め続けている。
「んはっ……!」
言葉と身体が完全にちぐはぐだった。
悠馬は健治の指を深く飲み込む。
それに気を良くした健治は、より深く悠馬を攻め立てる。
「すごいな……お前の中が、波打ってるぞ」
健治は低く笑いながら、指を滑らかに動かし続けた。
身体は意図せず跳ね、甘い喘ぎを止めることができない。
「お前、すっかりメスじゃないか」
健治の口元が歪んで笑っている。
愉悦と支配欲に満ちた、獣のような笑みだった。
三本の指を根元まで埋め、ゆっくりと広げるように掻き回しながら、悠馬の耳元で低く囁く。
「ほら、悠馬。さっきの声、もっと聞かせろよ。
お前の中、俺の指をこんなに締め付けて……もう完全にメス穴だろ?」
悠馬は涙目で首を横に振ったが、その動作さえも、快楽に翻弄される淫らな仕草にしか見えなかった。
「何度イけば気が済むんだ」
小刻みに悠馬を掻き回しながら、耳元で囁く。
「お前のち○こが、女の弱い
その言葉が悠馬の胸に突き刺さった。
真菜に対する罪悪感が、じわじわと押し寄せる。
だがその瞬間、健治の動きが不意に止まった。
三本の指を悠馬の窄まりに埋めたまま、ぴたりと静止させる。
悠馬の内壁が、健治の指を締め付けるように痙攣していた。
健治は濡れた目で悠馬を見下ろし、しばらく黙っていた。
「どうする?」
不意に、静かな声が落ちてきた。
「このまま続けるか? ここまで来たら、もう後戻りできないぞ」
悠馬は荒い息を吐きながら、健治を見上げた。
「……お前、何言って……」
「俺のモノが欲しいだろ?」
健治は笑わなかった。
「お前が決めろ」
それまでの強引な態度とは裏腹に、悠馬の返事を待っている。
まるで、ここから先の責任をすべて悠馬に押しつけるかのように。
悠馬は荒い息を吐きながら、潤んだ目で健治を見上げた。
身体はまだ熱く疼き、健治の指を咥えこんだ穴は、静かにひくひくと脈打っている。
悠馬の身体は、指を止められたことへ、激しい焦燥感を感じていた――。
――こんなことを考えてしまう自分が、たまらなく嫌だ。
俺は健治との悪ふざけで、男同士のセックスごっこをやっただけだ。
何てことはない。
興味本位が過ぎただけだ。
俺はノーマルだ。
ゲイじゃない。
そう自分に言い聞かせても、胸の奥に生じた違和感は消えてくれなかった。
悠馬は目を伏せた。
「……帰るよ。この後、真菜と会う約束してたんだ」
さんざん響かせたあえぎ声のせいで、悠馬の声は掠れていた。
健治は一度だけ目を細め、ゆっくりと笑った。
その笑みは冷たく、愉しげだった。
まるで、悠馬の弱いところをすべて見透かしているように。
「へぇ……真菜ね」
健治は悠馬の耳元に顔を寄せた。
「このまま真菜のところに行くのか?」
悠馬は唇を強く噛み、震える手でシーツを握りしめた。
「お前の中、まだ俺の指の形を覚えたままだろ?」
「……うるせえよ」
「俺のこと、なかったことにできる?」
悠馬は答えなかった。
できる、と言い切れなかった。
足に力が入らない。
真菜の顔が脳裏をよぎる。
彼女に対する罪悪感と、健治への怒り。
そして、自分自身に対する嫌悪感。
それらが入り混じり、胸の中で渦巻いていた。
帰らなければ。
そう思うのに、身体はすぐには動かなかった。
健治の視線が、悠馬をその場に縫い止めている。
――俺は、いったい何をしているんだ。
悠馬は震える息を吐き、ゆっくりと顔を上げた。