※この作品はR-18です。

セクハラマイスター精野正   作:マスターG

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プログラム実習生No.1 橘葵 第2章

5分後、葵は顔を真っ赤にしながら、下着姿で直立していた。

 

「まず大前提なのは刑法の暗唱だ。いついかなる状況においても、セクハラをされていても、最悪の事態に陥っていても、冷静に相手に対してそれが不同意わいせつであること、明確な刑法違反であることを突きつけられなければならない」

 

正は一切の妥協を許さない視線で、直立する葵を見つめながら淡々と告げる。

 

「これから私は、君がどんな極限状態に置かれても即座に刑法を暗唱できるよう指導を行う。下着姿にさせているのは、君の羞恥心を煽り、精神的な揺らぎを作るためだ。ここまではいいか?」

 

「は……はいっ……!」

 

顔から火が出そうなほど真っ赤になりながら、葵は叫ぶように答えた。

正直、今すぐ両手で身体を隠して逃げ出したい。凶悪と呼べるまでのバストサイズゆえに国内製のブラは探すのも一苦労で可愛いデザインのものも少ない。ショーツはサイズも色もブラと合っておらずバラバラだ。しかし、ここで恥じらっている場合ではないことも痛いほど理解していた。

 

「では、私に続いて復唱したまえ。――刑法第176条、不同意わいせつについて」

 

「け、刑法第176条、不同意わいせ……ひゃあああああっ!?」

 

復唱のまさにその途中、正の手が素早く伸び、葵の巨大なブラを容赦なくずり下ろした。

 

ボロン、という生易しい擬音では到底足りない。

まるで「どんぶらこ」としか形容しえない圧巻のボリュームを誇る爆乳が、布地の拘束を破って一気に飛び出した。それほどまでに巨大でありながら、決して下に垂れることなく、若々しく高い張りを保った奇跡的な美しさを備えた乳房だった。

 

「な、ななな……何をするんですかッ!?」

 

不意を突かれた葵は思わず悲鳴を上げ、両手で剥き出しになった胸を覆い隠した。

 

「先ほども言ったはずだ。これは『いついかなる状況でも刑法を暗唱できるようにする』プログラムだと。君が実際にセクハラを受けている最中、相手は『今から胸を触るぞ』と宣言してくれるのか? 君の抵抗に躊躇してくれるのか? その程度の不意打ちで言葉を詰まらせてどうする!」

 

正は容赦のない手つきで、露わになった葵の胸を弄び始める。

 

「……ッ! う、うぐ……ッ!」

 

剥き出しになった巨大な乳房を肉厚な掌で包み込み、グニリと重みを楽しむように捏ねくり回す。弾力に満ちた皮膚が指の隙間から溢れ出し、先端の桃色の突起が指先で捏ねられるたび、葵の背筋を激しい痺れが駆け抜けた。

 

「恥ずかしくなったのなら、今すぐ服を着て会社へ戻りたまえ。私にも次の受講者が控えている。」

 

今すぐ叫んで逃げ出したい。手で隠して蹲りたい。

上下バラバラの下着に、剥き出しの豊満すぎる爆乳。その姿を男の眼前に晒し、あられもなく触られているという凄まじい羞恥心。

 

だが、ここで逃げ出せば会社での未来は完全に潰える。

『被害者防衛プログラム0点』のレッテルを貼られ、社内の男たちに「セクハラし放題の玩具」として消費される暗黒の未来――。

 

葵は涙目で歯を食いしばり、必死で隠そうとしていた両手をゆっくりと降ろした。

 

「 や、辞めません……っ! 指導、お願いします……ッ!」

 

「よろしい。ならば、触られながらでも口を動かせ。指導員の愛撫ごときに脳を侵されて条文を忘れるようでは、本物の痴漢に襲われた時に言葉など出んぞ」

 

正は一切の情赦なく、さらに指先へ力を込めてその巨大な乳塊を歪ませる。

 

「では、最初からだ。――刑法第176条! 十三歳以上の者に対し、同意がないまま、わいせつな行為をした者は、首謀者・加害者を問わず五年以下の懲役に処する!」

 

「け、刑法第176条……ッ! じゅ、十三歳以上の、者に対し……ッ、ああっ……♡ は、同意がない、まま……ッ!」

 

愛撫の刺激に声が裏返り、呼吸が乱れる。

正の手が、豊満な乳房の輪郭を沿うように滑り、秘められたツボを的確に突いてくる。

 

「声が小さい! そして動揺しすぎだ! 相手に『隙がある』と思わせたらその時点で敗北なのだぞ! もう一度!」

 

「ひっ……! は、はいっ! 同意がないまま、わいせつな行為をした者は……ッ! 五年以下の、懲役に、処する……ッ♡」

 

「そうだ。次は刑法177条、不同意性交等罪だ! ――同意がないまま性交、肛門性交、または口腔性交をした者は、五年以上の有期懲役に処する!」

 

正の手つきは容赦を増し、乳頭を指先でコリコリと弾き上げる。

葵は脳が痺れるような快感と羞恥に襲われながらも、必死で正の言葉を反芻し、喉を震わせて叫んだ。

 

「同意がない、ままっ……! せ、性交……または、口腔性交をした者は……ッ! ご、五年以上の有期懲役に……処する……ッ!!」

 

 

正の手が葵の身体をまさぐる。飛び出した豊満な爆乳をもみしだくだけにとどまらず、敏感な脇腹、背筋、耳たぶ、尻の肉、さらには太ももから鼠径部へと、薄い皮膚をなぞるように滑っていく。

 

胸を揉みしだかれ、弄ばれながらも、葵の口から次々と『法条文』が吐き出されていく。

羞恥で真っ赤に染まった彼女の瞳に、ほんのわずかだが、これまでになかった「覚悟の光」が宿り始めていた。

 

 

葵の身体は快感と羞恥に激しく反応し、熱い吐息が漏れ出る。しかし葵は奥歯を噛み締め、正の突きつける過酷な刺激に耐えながら、最後まで見事に刑法条文を暗唱しきってみせた。

 

「よろしい。では次のステップだ」

 

そう言うと正は、迷いのない淡々とした動作で自身のズボンと下着を同時に滑り落とした。

 

――ボロン、と。

 

腰回りから解き放たれたのは、これまでの冷徹で知的な雰囲気を一瞬で塗り替えるほど凶悪な、太く怒り狂ったように脈打つ威風堂々たる男性器であった。

 

「……っ!?!?!?」

 

葵は思わず息を呑み、目を丸くして固まった。

 

(な、なに……あの大きさ……ッ!?)

 

男性経験がないわけではない。過去に付き合った彼氏たちのものだって見てきたし、知識として知らないわけでもない。だが、目の前でそびえ立つそれは、今まで目にしてきた平均的なサイズとは一線を画す、圧倒的な質量と長さを誇っていた。

 

ズボンの下から現れたあまりにも立派すぎる男根。

荒々しく浮き出た血管と、艶やかに濡れた先端。その無骨で生々しい存在感を前にして、葵の頬が一瞬で耳の裏まで真っ赤に染まり上がる。

 

(冷たい顔して、中身こんなに凄いの……っ!? いや、なんでこんな時に私までちょっと感心しちゃってるのよ……っ!)

 

強烈な恥じらいと、女性としての抗えない好奇心が胸の中で激しく衝突する。視線を逸らさなければと思いつつも、あまりのインパクトに目が釘付けになってしまう。

 

そんな葵の視線と動揺を意にも介さず、正は冷徹な眼光のまま、静かに命じた。

 

「その立派な乳房で、私の男性器を挟みたまえ。俗に言うパイズリというやつだ。それを実行しながら、引き続き刑法の暗唱を行ってもらう」

 

「ッ……!」

 

理不尽すぎる指示と、目の前にある凶悪な代物の存在感。

恥ずかしさと混乱が限界突破した葵の中で、何かがプツリと切れた。もはや迷っている暇などない、完全にヤケクソである。

 

「わかりましたよっ! やってやりますよ!!」

 

過去に付き合った男たちは皆、口を揃えてこの豊満な胸でのパイズリをねだってきたのだ。当然、そのスキルの高さには自負がある。

 

(せっかくなら……この堅物な男を、私の胸でドロドロの骨抜きにしてやる!)

 

葵は意気込むと、自慢の圧倒的なボリュームを持つ両胸を両手で持ち上げ、正の硬直した男性器を左右から一気に包み込んだ。

 

吸い付くような肉感と温もりが正のペニスを圧迫する。葵は胸の谷間に適度な力を込め、腰を揺らしながら滑らかなピストン運動を開始した。

 

「……ほう。手慣れているな。だが橘葵、勘違いするなよ」

 

正は快感に顔を歪めるどころか、眼鏡の奥の瞳をいっそう冷たく光らせた。

 

「君は今『この胸で相手を満足させれば丸く収まる』『男など自分の胸で骨抜きにすればいい』という、過去の甘い成功体験と媚態に逃げているだけだ! それこそが君をセクハラ被害の泥沼に突き落とした元凶だと、まだ気づかないのか!」

 

「っ……!? なっ……!」

 

葵の動きがピタリと止まる。正は容赦なく説教を叩きつけた。

 

「君が加害者の都合や性的快楽に合わせる必要などどこにもない! 君のその胸は、男を狂わせる卑猥な俗物でも、取引を有利にするためのサービス券でもないのだ! 君の意志で男を屈服させ、不当な要求を合法的に粉砕するための『防衛拠点』であり『最強の武器』なのだと、脳と肉体に叩き込め!」

 

正の言葉が、葵の胸の奥底に雷鳴のように響き渡る。

そうだ。自分はいつも「この胸があるから」「相手を喜ばせれば」「断りきれなかったから」と、自分自身を卑しめ、免罪符にして逃げていたのだ。

 

「運動を止めるな! 己の武器を正当に自覚し、その上で条文を叫べ!!」

 

「は、はいッ……! け、刑法第176条っ……!!」

 

葵は涙を拭い、再び胸に力を込めて激しく上下に肉波を揺らした。

もう「男を喜ばせるため」のパイズリではない。自分の尊厳を守り、不当な加害者を叩き潰すための、誇り高き「武器の行使」として。

 

「同意がないままっ……わいせつな行為をした者はっ……! 五年以下の、懲役に処するッ……♡」

 

過酷な摩擦と快楽の波に襲われながらも、葵は背筋をピンと伸ばし、誇り高く叫ぶように刑法を暗唱し続けるのだった。

 

 

「橘葵。その巨大な胸は誰のものだ?」

 

肉厚な胸の谷間に包まれた男性器の感触に一切惑わされることなく、正は静かに、しかし重く問いかける。

 

葵は胸を上下に滑らせ、滑らかなピストン運動を継続しながら即答した。

 

「え、そ……それは当然、私のものですが……っ!」

 

「果たして本当にそうか?」

 

正の冷徹な声が、密室の空気を氷のように突き刺す。

 

「男の都合でいいように触られ、弄ばれ、君の意思とは無関係に消費されるその胸は、果たして本当に『君のもの』と言えるのだろうか?」

 

「っ……!」

 

葵の手の動きがぴたりと止まった。

 

「セクハラを受け入れる」「波風を立てないために我慢する」ということは、己の身体の所有権を相手に明け渡し、好き勝手に使わせるのと同義だ。拒絶する権利を放棄した時点で、その胸は自分の所有物ではなく、不当な加害者の「無料の玩具」へと成り下がってしまう。

 

何も言い返せず、唇を噛み締めて下を向く葵に、正は言葉を重ねる。

 

「君の胸は美しい。男のゲスな欲望に、簡単に渡していいものではない。そして君自身も、そのゲスな犯罪者どもに対して自ら加害者や共犯者になる必要はどこにもないのだ。……君は、もっと胸を張って生きていいんだ。」

 

冷徹な保身とコンプライアンスの塊であるはずの男から出た、あまりにも真摯で熱い言葉。

言葉の重みが葵の胸の奥底に直接響き渡り、目頭が熱くなる。自分を嫌悪し、胸の重みに負けて猫背になっていた彼女の心が、初めて救われたような感覚があった。

 

いつからだろう。

セクハラに対して、愛想笑いで流すようになったのは。

 

いつからだろう。

この無駄に大きな胸を恥じるようになり、隠すように背を丸めだしたのは。

 

いつからだろう。

自分の頑張った営業成績すら、「どうせ胸のおかげ」と自嘲し、素直に喜べなくなったのは

 

波風を立てないため。

自分が傷つかないため。

そうやって「仕方のないことだ」と自分に言い聞かせ、己の身体も尊厳も、男たちの身勝手な欲望の贄として差し出してきた。

いつの間にか私は、自分自身で自分の胸を「軽薄な玩具」へと貶めていたのだ。

 

それを、この男は――。

 

『君は、もっと胸を張って生きていい』

 

冷徹なコンプライアンスの塊のような指導員から投げかけられた、あまりにも真摯で重い言葉。

 

(あぁ、そうだ……。私は、誰かにこの言葉を言ってほしかったんだ……)

 

ただの被害者として惨めになじるのでもなく、男たちの身勝手な欲望の対象として弄ぶのでもなく。

一人の人間として、誇りを持って生きていいのだと。

 

目頭が熱くなり、堪えきれない涙が視界を滲ませる。

間違いなく、自分の人生の中で一番欲しかった言葉であり、救われた瞬間だった。

 

(……うん。本当に、心から救われた。……救われたんだけど……ッ!)

 

ふと視線を落とせば、視界を覆い尽くす己のHカップの爆乳。

その肉厚な谷間にしっかりと挟み込まれ、自分の手で熱心にしごき続けているのは――指導員・精野正の威風堂々たる全勃起した男性器であった。

 

(……なんで今なのよ……っ!?)

 

言葉の重みと真摯さに涙腺が崩壊しそうなのに、目の前で展開されているのは極めて濃密なパイズリという過酷すぎる現実。

 

(すごく良いこと言ってくれてるし、本当に人生で一番感動してる! でもね……! 頼むからもっとちゃんとした場所とタイミングの時に言ってほしかった……ッ!! こんなの、涙を流せばいいのか喘ぎ声を上げればいいのか分からないじゃない……ッ!!!)

 

胸を包む圧倒的な解放感と、乳間で脈打つ肉棒の熱量。

感動で胸がいっぱいになりつつも、あまりにシュールすぎる現状に対して、葵は溢れかかった涙を必死で引っ込めながら、絶叫に近い葛藤を心の中で繰り広げるのだった。

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