ゴブリンに捕まったものの、何とか隙をついて脱出する事が出来たリンド。
しかしその代償は重く、中に精液を注ぎこまれてしまう。
満身創痍の様相で、ぽたぽたと様々なモノを垂れ流しながら彼女は階段を下る。
一歩一歩が酷く重かった、それは足取りも……精神的な意味でも。
辿り着いた15層は、何ら変哲のないシングルベッドが二つある宿屋の一室。
今までの物とは意外性も、豪華さも無い……シンプルな宿屋の一室だった。
「……」
死んだ表情の彼女は、手慣れた手つきで金属製の水桶から水を掬って身を清め始める。
胎にこびり付いた精液を洗い流すように、必死に掻き出してはその身を襲う快楽に身を震わせる。
「……っ」
乱暴に引っ張られたせいで真っ赤に張れた陰核にポーションを流しかけ、膣口を開いてべっとりとついた白濁液を洗い流す。
「……んっ」
指を使って中の精液を掻き出して、水で濡らしたタオルを突っ込んで綺麗に拭き取ろうとして。
その異物感に、思わず身体が跳ねて媚薬に浸された身体は絶頂を繰り返す。
「……っ♡」
子宮口を細い棒でこじあけて、中に水を流し込んで濯ぐ。
その刺激に思わず腰が浮いてしまうが、彼女は只管に洗浄を続ける。
何かにとりつかれたかのように、念入りに必死に洗い流す。
今更かもしれない、だがしないよりかはずっと良い。
「……ふぅっ」
やがて、流れ出るのが白濁した液から水と愛液の混合物になるまで洗い続けて彼女の動きはようやく止まった。
それから身体中の傷も清めてから、ポーションをかけて。
彼女は、まるでプツリと糸が切れた人形のようにベッドへと倒れ込む。
そうして彼女にしては珍しく、周囲の警戒すら疎かにして夢の世界へと旅立った。
そんな余裕すらない程、ギリギリだったのかもしれない。
朝、彼女はそこにあるはずの無い陽光と鳥の声で目が覚める。
起床して、周囲を見渡して。
それから、ベッドのシーツを抱きしめるかのように体勢で蹲って。
それから一時間ほど経った頃だろうか、蹲っていた彼女がゆっくりと幽鬼のように立ち上がる。
「……ふぅ」
大きく息をついて、部屋の捜索を始めるリンド。
罠が無いか、敵がいないのか……今更過ぎるそれを、念入りに。
何かしていないと落ち着かないのだろう、だが今前に進めるほどには回復していない。
やはり休憩階層と銘打たれているだけあってか、そこには敵も罠も無かった。
唯一の点を除けば、そこは彼女の良く知る宿そのものだった。
「ここも再現されてるんすね、本当に性格が悪い……」
いつもよりずっと小さな声で、独り悪態をつく。
そんな彼女は、暫くベッドで天井を見つめてから姿勢を起こす。
「よし!不貞腐れてても、何も好転しないっすね!……っとっと」
そう言って、頬を叩いて勢いよく立ち上がった彼女は足元がふらついたのか、立ち眩む。
普段通りの彼女のように、明るくて前向きに振舞っている彼女。
何処からどう見ても、清々しいくらいに無理をしている。
だが、彼女の言っていた通りここで立ち止まっていても事態が好転しないのは事実だ。
目の下に隈を作りながら、無理に笑顔を作った彼女は視線をこちらへと向ける。
「今日はしないんっすか?インタビュー。此処が何処なのかとか……気になる事、色々あるんじゃないっすか?」
そう言って問いを青い水晶玉へと問いかけるリンド。
ここも恐らくは、彼女の夢や深層意識から作られたものなのだろう。
「お察しの通り……ここは何時もあたしが生活してる、宿っす」
そう言って彼女は、窓枠の隅をつーっと指でなぞる。
創られたばかりの筈のこの空間で、指先に灰色の埃がつくのも彼女のイメージ通りに、細部までこの部屋が作られているという証左だった。
「郊外にあるから少し安くて、そこが決め手だったっす。1部屋7000ネラーなんっすよ?連泊で使ってるんで、更にもう少し安くなるっす」
ポツリポツリと、彼女はまるで思い出を懐かしむかのようにひとりごちる。
忘れてはいけない記憶を、一つずつ引き出しから拾い上げるように。
「食事は朝と夜の二食、希望すれば昼も出るんすよ。女将さんが良い人で、あたし達みたいなのにもよくしてくれて。旦那さんは顔は怖いけど、実は不器用なだけで。えっと、それで……あはは、何話してるんっすかね、あたし」
つい話すつもりのない所まで話してしまったという様子で、彼女は少し気恥しそうに頬を掻く。
そして座っているベッドをぽんぽんと叩き、愛おしさと哀愁を漂わせた表情を見せて続ける。
「それで窓に近い方が、いっつも弟の……エドの使ってるベッドっす」
それは、前の休憩の階層で少しだけ話題にあがった弟の話。
Q.弟さんについて、聞いても良いですか?
「んっと、お金の為と言われれば……仕方ないっすねぇ……」
何となく気になって、質問を投げかけた。
「エドは凄い子なんっすよ?頭も良くて、姉の贔屓目を抜きにしてもかっこよくて……でもちょっと、不器用な子なんっすよね」
弟の話をしている時の彼女は、年齢よりも少しだけ大人びて見えた。
そして、とても楽しそうで。
「男の子なのに、意外と甘いものが好きで。中でも苺のタルトが好きで……そう言う所が似るのも、兄弟だから……なんっすかねぇ。それで、えっと……そういう事だけじゃ、ないっすよね。聞きたいのは……」
ポツポツと話し始めたのは、彼女がこの『インデモニウム』に挑むきっかけとなった話。
「……エドは、生まれつき心臓が弱いんっすよ」
彼女がそれを今回のインタビューで話してくれているのは、どういった心変わりがあったのだろうか。
「お医者さんの話では、魔力を作り過ぎてしまっているって。放出にも身体が耐えられなくて、それで使いきれなかった魔力が心臓で少しずつ結晶化して……」
彼女は視線を伏せて、その当時の事を思い出すようなそぶりを見せながら続ける。
「お医者さんにもどうしようもないって言われて。でも教会なら何とかなるかもしれないって」
だが、そこで何とかなって居れば彼女は此処にはいないだろう。
「藁にも縋る思いで教会に行ったら、言われたんっすよ。一億ネラー献金してくれれば、信心深い信徒の方のために、高位の司祭様を呼んでくれるって」
そこで出来ないと言われれば、まだ諦めもついたのかもしれない。
「いやぁ、いい時代っすよね!信仰心って金で買える時代になったんすから、本当にいい商売っすよ」
宿の一泊が7000ネラーの生活レベルで、到底1億も集められるはずはない。
「まぁそれも当然だとは思うっす、タダで奇跡なんて買えるわけがないんすよ。何をするにも対価がいるって、小さかったあたしはようやくその時理解したんだと思うっす」
窓の外を眺めながら、彼女は一人語りを続ける。
ただ、少しだけ湿っぽく過ぎたと彼女自身も思ったのか、彼女は明るい声色で希望を告げる。
「でもでも、嫌なことばっかりじゃないんすよ?身体に魔力が有り余ってるってことは、魔法使いとしての才能もきっとあるっすからね!あんまりあたしは詳しくないから、絶対とは言い切れないっすけど」
ニコニコと楽しそうに将来に夢を馳せる、夢は見るだけなら無料だから。
「だからお姉ちゃんのあたしがいっぱい稼いで、エドさえ興味があれば魔法学校に通わせてやりたいなって何となく思ってたっす。勿論本人が望めば、っすけど」
きっと魔法が使えれば、いろいろと便利だから。
「だから絶対諦めないっす、安心しててみてるといいっすよ!……いや、視聴者の人ってエッチに溺れてるようなところが見たいんでしたっけ、ならちょっと申し訳ない……っすね?あはは……」
語られたのは特筆するべき点は無い、その辺りによくある悲劇の内の一つだ。
「ま、そんな感じっす。そんなに意味とか考えなくていいっすよ。何となく、なんとなーく身の上話と愚痴を誰かに聞いて欲しくなったってだけっすから」
彼女は、最後にそう締め括って再びベッドから立ち上がる。
壊れていない装備を身に着け、補修をし……出来るだけの準備を整えて。
「そろそろ、行くっす。泣いても笑っても、次が最後の階層っすから」
きっと、もし帰れたしてもまともな日常生活はおくれないだろう。
それでもこのインデモニウムの最下層、淫魔が待ち構える巣の最奥へと彼女は歩き続ける。
その先にあるのが、例え破滅だけだったとしても。
名前:リンド・ブルーム
HP 15/15
MP 8/8
快楽値 10/100
B感度:109(…‥)
V感度:58(……)
A感度:11(……)
C感度62(……)
P感度:79(……)
U感度:24(……)
状態異常:憑依 (ファントム)、発情 (催淫ガス、媚薬ドリンク)、妖精のリング(クリ・乳首を常に半勃起以上に保つ)、淫紋(一定時間ごとに子宮に快楽値を与える)、クリ肥大化、乳首肥大化、爆乳化、母乳噴出、子宮開発済み、露出癖(小)、快楽依存、子宮拡張済み、産卵経験、乳敏感、媚薬漬け(卵巣)、卵巣開発済、マゾ性感(小)、緑鬼恐怖症
絶頂回数:270(+3)