階段を一段一段ゆっくりと、そして内股のまま進む少女。
「沼地の次は……建物っすか。もう何が来ても驚かねーっすよ」
そんな彼女が階段を降りた先に広がっていたのは、薄暗い屋敷。
ダンジョンの中にあるのは似つかわしくない、どう見ても人工物の建物だった。
「なんか出そうな雰囲気っすね……あたしはそう言うの得意じゃないんすけど」
見るからにおどろおどろしい雰囲気の屋敷の様子を伺い、溜息をつく彼女。
それはお化けが怖いと言うより、何かもっと根本的な要因があるようで。
「あっちょっと……今暴れんな……っす♡」
そんな真面目に考察を続けている間も、膀胱のスライムは待ってはくれない。
今も栄養が足りないと伝えるかのように、ぐにぐにと尿道を弄って母体を刺激している。
「探索の途中に尿意に悩まされることがないのだけは、救いっすかね……」
膀胱に住み着いたスライムは、出来上がった端から尿を吸い上げるお陰でお小水が出ないことだけは利点だった。
尤も、それどころではない不利益を被っているのだが。
「お屋敷って事は……お宝の1つや2つあるといいんっすけど。て言うか無いと割りにあわねーっす」
◇◇◇
少し歩いた先に、すぐに懸念していた事項は存在していた。
「うげぇ、やっぱり幽体系のモンスターっすか……」
ゴーストタッチと呼ばれる、攻撃力も耐久力も高くない、そんな彼らに心底鬱陶しそうな表情を見せる彼女。
今までのスライムやゴブリンと言った相手であれば、本来彼女程度の実力であれば余裕を持って対処出来る相手であった。
だが、実体を持たない幽体系のモンスターは違う。
例えそのモンスターがどれだけ格下であっても、有効な対策を持ち合わせていなければ対抗しようがない。
「そういう魔剣の類も、聖水の類もべらぼうに高ぇんすよね……守銭奴共め……」
確かに、聖水で清めた武器ならば幽体に対して有効なダメージを与えることができる。
だが、教会が作るそれは……端的に言えば、値が張るのだ。
勿論教会が大手を奮って商売をしている訳では無い。
ただ『お布施』に対して、様々な返礼品が存在するだけで。
それこそ1億ネラー程渡せば、どんな難病も治してくれるとのお墨付きだ。
とんだ守銭奴もいたものである。
そして当然、彼女に聖水や有効な魔剣の持ち合わせはない。
だが無敵とも思える彼らにも、一応の対抗策は存在する。
それは攻撃の際には、触れられると言うこと。
本来のゴーストタッチの攻撃手法は、物理的な殴打。
そのタイミングでのカウンターなら、有効なダメージを与えられるが……
「無傷では突破できないのが問題っすよね、あんま長居はしたくないっす」
胴体に向かって振るわれた一撃を耐えて、反撃すべく得物を握る腕に力を込めた彼女は
「んっ……ちょっ、どこ触ってんすか……!」
ふにっと皮の胸当ての側面の横乳を、指の腹で撫でる。
来たる衝撃に備えていた身体は、唐突な想定外の快感に震えることになった。
「死者すらエッチな事に乗り気なんすか……!?」
当然、このエロトラップダンジョンであるインデモニウムではエッチな攻撃が標準搭載である。
通常の攻撃を仕掛けてくるモンスターの方が少数派なのだ、その特性も外のそれとは一味違う。
「無料のお触りは厳禁っすよ……って、なんで!?」
実体化したであろう瞬間を狙ったダガーでの一閃は、文字通り空を切る。
「あっ♡こらっ、やめ……♡」
困惑する彼女を尻目に、ふにふにと柔らかい横乳を挟み込む2本の腕。
「ちょっ、なんでそんな触り方……♡」
しかも、その手つきが妙に優しい。
これではゴーストタッチと言うより、フェザータッチと言わんばかりの触れ方。
殴られるのを想定していた彼女にとって、優しく触られるなんて想像だにしていたなかったせいで反応が遅れる。
「こいつらまさか……触る場所、選べ……」
そのまさか、最悪の想像は的を射ていた。
彼らは、性感帯しか触れない代わりに性感帯からしか触られないという制約を課されている。
「こいつら倒すには、おっぱいとか打ち付けるしかないってことすか!?そっ、そんな馬鹿げた話がある訳……んっ♡」
当然、胸を押し当てて空中に漂う腕を潰すなんて現実的では無いし、そんなことをすれば普通に痛い。
まず、この階層を越えるのに体力が持たないだろう。
「流石に分が悪すぎるっす……!」
何とかその場から離れる事には成功したが、ゆったりふわふわと浮かぶ腕が追ってくる。
それは生者の温もりを求めているようにも、単純に可愛い女の子にセクハラをしたいのか分からないが……彼女にとっては脅威であることだけは確かだった。
「だぁぁぁ!もうっ!撒いても撒いてもキリがねえっす!」
敵の数を減らせない以上、ある程度危険なのは承知の上で走るしかない。
だが当然、屋敷のそう広くない通路で完全に敵を避けきることなど、出来るはずもなく。
「ひゃんっ……ちょっ、生娘みたいな声出たっす……はっず……」
今もすれ違った腕が、サワっと触れるか触れないかの境界を攻めるようなタッチで彼女のおしりを撫でる。
フルフルと揺れる柔らかい尻肉は、確かに揉みほぐしたい程の肉感を誇っているが……彼らはあえて、そうしない。
「下乳持ち上げんなっす、このっ……♡」
直接的な刺激でいえば、膀胱に潜むスライムの方がよっぽどだが……何処か焦らす様な手つきが、少女の心を弄ぶ。
「こらっ、お腹摘むな……あ?待つっす、今の個体お腹を性的なものだと認識してるっすか???」
稀に、変異個体が存在するのも生者と同じくご愛嬌と言うやつだろう。
それ故に、どの個体にどの部位を触られるのかすら分からない。
貪るようなゴブリンの責めでも、スライムのようなねちっこく執拗な責めでもなく……凝り固まったエッチな事へのハードルを下げるような、優しい愛撫。
「こいつら……さっきから乙女の身体を好き勝手……」
それが尿道を押し広げるスライムと相まって、発情を誘う。
次からは絶対に幽体対策の装備を買おうと固く誓ったはいいものの、そんな意気込みだけでは目の前の幽体はどうにもならない。
その中でもとりわけ大きな手が、彼女の───大腿へと迫る。
「はっ?意味わかんない、意味わかんない、意味わかんないっす。太ももは分からんでもないっすよ?こんな若い乙女の身体っすからね。なんでこの腕は、靴下に触れてるんっすか?」
内腿と靴下の僅かな隙間に人差し指を伸ばし、潜り込んでは蠢いている大きな腕。
今までの幽体が全て防具を無視していた事を考えればあまりに異質な個体だったが、こうなってしまえば都合がいい。
「お望み通り圧死させてやるっすよ、良かったっすね」
当然そんなところに挟み込まれれば、挟み込むことなどあまりにも容易い。
忘れてはならないが、彼女はうら若き乙女でありながらスカウト職の冒険者である。
その脚力は、一般の人間とは一線を画す。
「へへっ、ざまーねえっす……うわ、きっも……」
その腕はむしろ本望と言わんばかりに、親指を立てて霧散していく。
勝ったはずなのに、何処か負けた気のまま少女は次の階層への階段を見つけるべく先へと進む。
やがて、その屋敷の中でも特別感のある一室へと辿り着く。
間違いなく調度品の類が他の部屋よりも豪華で、恐らくはこの館の主の執務室なのだろう。
「うっひょ〜金目のものが大漁っす!持ち出したら結構な額しそうな肖像画っすけど……でも、このサイズの肖像画は持っては帰れないっすね」
そもそもダンジョンの装飾品が持ち帰れるのかすら分からない、ここまで来た人間もそれなりにいるのにまだあるということは……持ち出せないと見た方が良さそうである。
そして彼女は、能天気に部屋を物色する台詞を吐きながらも、部屋の奥にある椅子へ腰掛けた幽体から目は逸らさない。
カタカタと机が揺れて、万年筆が机の上に置かれる。
知性のある強敵、しかも有効打を持たない幽体相手。
「えっと、お邪魔しましたっす……」
ここで戦うのは得策ではないと踵を返そうとした矢先に、ガチャりと扉の鍵がかかる音がする。
「……えっと」
他の腕とは違い、全身を保ったままの幽体。
耐えることはできるだろう、きっと。
でも勝つことはできない、何故なら攻撃が通らないのだから。
「まっずい……!」
閉じ込められたことを察して、短剣を振りかぶってみてもその切っ先は空を切る。
当たり前ながら、奇跡が起きて攻撃が通るようになるわけもない。
青白い手が伸びてきて───
◇◇◇
一瞬、意識を失っていたらしい。
彼女が目を開けると、青白い幽体は何処にもいない。
「……?」
勘違いな……わけは無い、なら幻術か催眠の類?
名前は……リンド・ブルーム、自我も常識も……恐らくは弄られてない。
そこまで考えて、扉を開けようとして。
どうやっても身体が動かない。
それが憑依だと気づいた所で、もう既に手遅れだった。
辛うじて、口と思考だけは自由を許されている。
「随分と高位の幽体っすね……あの、話が通じるっすよね?離してもらえたり……」
当然、離して貰えるはずもなく。
彼のテリトリーに侵入した哀れな子羊をどう扱うかは、彼の一存次第である。
彼女の意志とは反して、自らの腕がゆっくりと胸を揺らす。
「ちょっ、さわさわすんなっす……♡」
だが、それも他の腕と同じように貪るような触り方ではなく……優しく自らを慰めるようなタッチ。
彼女自身の指で、彼女の身体を慰めているのだから……これは傍から見れば自慰をしているようにしか見えない。
「あっ、その触り方やめっ……ぞくぞくって、しちゃうっすから……」
人差し指と中指で、下乳を揺らすように擦って。
お尻を優しく揉みほぐし、お腹周りをグルグルと手のひらで撫でる。
いきなり直接は触らない、あくまで実際の行為と同じように気持ちを高める為の愛撫。
それは確かに重要だが……この階層でずっと焦らされ続けた少女の身体にとって、それは劇毒に等しい。
「もう愛撫は良いっすから……やる事やって、解放して欲しいっす……♡」
実際、この状態から少女に対抗する術はない。
この階層の主が気の済むまで、身体を好きにさせるしかない。
「あっ……」
カチリと金具が外れ、彼女の胸を守っていた皮の胸当てが外される。
あっという間に下着姿になった少女は、高そうな執務室の椅子へと慣れた足取りで座り込む。
白い下着は、所々土で汚れているものの清潔さを保っていて……その布の上からわかるくらいに、勃起した乳首が弄って欲しそうに主張していた。
「あんま見ないで欲しいっす……けど」
その主張を叶えるべく、服の上からすりすりと乳輪の周りを人差し指で撫で回す。
だが急がず、只管に気持ちを高めることに専念した触り方。
「ふーっ……ふっ……」
館の主は、気持ちいい触り方を教えこんでいるようだった。
捕食でも、孕ませようとする訳でもない彼の優しい手つきに、思わず警戒心が緩みかけているのに気づいて、彼女は下唇を噛み締めようとして。
「んぐっ……わかった、分かったっすから……」
身体の主導権が奪われ、指が口の中でクチュりと音を立てる。
どうやら、幽体はあくまで少女の身体を快楽で甘やかしたいらしい。
「んっ……あっ……♡」
ツンツンと爪先で下着の上から、乳首の先をつつくと思わず甘い痺れが身体中に奔る。
ここがダンジョンだと言うことも忘れるくらい、少女の身体に気持ちいいオナニーの快感を教えこんでいく。
「やっ……♡こんなの……♡」
もう気分を高めるのは十分だと判断したのか、彼女の腕はチューブトップとパンツへと伸びる。
ぐっしょりと染みになったパンツとチューブトップを脱がすと、ヒンヤリとした外気に突起がビクリと震える。
「寒くは無いっすから……なんでそんな気遣い……」
ブーツを脱いだ彼女の靴下は、ネトっとしたスライムで汚れていたが……それを気にせずに椅子の肘掛けに両脚を載せる。
Mの字に開いた股の間にある、グチョグチョに濡れた秘所は……彼女の身体の用意が済んでいることを言葉よりも雄弁に示していた。
そんな彼女の指先は、無機質な水晶玉に向けて、人差し指と中指でくぱぁとその秘所を広げてみせる。
「ふざけっ……人の身体で、何サービス精神を見せてるんっすかっ♡」
水晶玉に見せつけるように、彼女は自身の桃色の秘所を見せつける。
「やっ、違うっす……見ないでくだ……さいっ♡」
快楽と恥ずかしさでヒクヒクと震えるおまんこを、見せないように必死に脚を閉じようとしても……残念な事に彼女に身体の主導権は無い。
「トロトロおまんこ、いっぱい可愛がって欲しいっす♡って……いっ、言ってない!このっ……クソッ……」
口では必死に否定しても、どう見てもトロトロで、快楽に期待しているのは一目瞭然で。
それがわかっているのだろう、彼女の顔は既に真っ赤に染まっていた。
左手は胸に伸びたまま、優しく胸全体を揉みほぐす。
そして、くぱぁ♡と開かれた腟口へ人差し指と中指がにゅぷぷと沈んでいく。
「あっ……♡やっ♡♡」
声を出すつもりもなかったのに、思わず甘い声が漏れる。
「なんでっ♡こんなの……自分でした時よりっ……♡♡♡」
同じ自分の指のはずなのに、的確に弱いところを丁寧に攻め立てられている。
間違いなく自分の指だ、得物を握るから少しだけ硬い……それでも女性らしい、細くて白い指。
それが今、腟口をぐじゅぐじゅと責め立てて……親指でクリトリスを優しく刺激している。
「動かし方1つで、こんなっ……♡」
水晶玉へと見せつけるようなオナニーをしているせいて、溢れ出たぐぽぐぽっ♡と言う腟口の音が聞こえていると思うと更に恥ずかしくて劣情を誘う。
「あっ……んっ♡イくっ……から、見ないでっ……♡♡♡」
少女がイキそうなのを察したのか、指先はさらに激しさをまして秘所を責め立てる。
ぐちゅぐちゅと卑猥な音を鳴らして、乳首を触っていた指は先端を潰すように挟み込む。
「お゛っ……♡きもちっ……♡♡」
肘掛けにかけられていた脚が、痙攣でピクリと跳ねる。
弛緩した腟口からトロリと愛液が流れ出て、椅子の上に水溜まりを作る。
「ほっ……へぇ……♡」
極限まで焦らされて、やっと迎えた深い絶頂に思わずだらしない顔で快楽を貪る少女。
そんな彼女の前に、ポルターガイストで真っ黒なインクが動き出して空中へ文字を為す。
「んっ♡気持ち良かったか……?」
イッたばかりで、脳に酸素が足りていなかった。
水晶玉の前で恥ずかしかった、いくらでも言い訳はある。
「まっ、まぁまぁっすね……」
だが、嘘でもここは、気持ちよかったと答えるべきだったのに。
そうすれば、きっと満足した階層の主は解放してくれたのに。
「あっ……えっ、なんか落ち込んで……?」
なまじ、本当に気持ちよかったからこそ恥ずかしくて……それ故に、僅かなプライドが見栄を張ったのだろう。
それが、きっと彼の意地に触れた。
女の子1人満足させられないとは、エロトラップダンジョンの階層主としての名折れだと。
「あっ、待つっす!?本当は、えっと!」
空中に、一対の青白い腕が現出する。
彼女の中にあるはずの、幽体の持つ両の手。
「んぐっ♡♡♡」
それが、彼女のイッたばかりの秘所へと押し当てられた。
今まで意識しないようにしていたが、男の人特有のゴツゴツとしていて大きな腕である。
「おっきっ……♡」
そんな腕の、自分のとは違う太くて力強い指先が腟口へと宛てがわれる。
女の子の身体が、異性の気配に思わず潤滑油を出して受け入れる準備をはじめてしまう。
「本当に一旦待ってほしいっす、あのっ……やっ、待って……んくっ♡♡♡」
男の中指と薬指が、第2関節まで腟口に咥え込まれる。
同じ2本なのにさっきまでとは太さも長さも全然違う、そんな指が腟内を掻き混ぜ始める。
「やっ、なんれっ♡そんなっ、上手っ♡♡♡」
これは不味いと、彼女の脳と身体が警鐘を鳴らしていた。
これ以上くだらない見栄を張っていたら、気持ちいいことしか考えられないように壊される♡……と。
「あっ、それ気持ち良いっすから♡もう分かったっす、気持ちイッ……♡」
自らの指は、自らの意志とは裏腹にくにくにと乳首を弄り始める。
自らの人差し指と中指の腹で、敏感になった乳頭をグリグリと押し潰すように触る。
「乳首くにくにしたくないっす……やらっ♡またイッ……く♡イ゛ッてる、最中♡♡やめっ♡♡♡」
言葉でどれほど気持ちいい事を認めても、スイッチの入った幽体は動きを止めない。
身体が気持ちいい触り方をしっかりと覚え込むまで、きっと離してはくれないのだろう。
「お゛っ♡お゛んっ♡」
絶頂した身体は、じんわりと快楽の電流が身体を巡っていて言うことを聞かない。
もっと目の前の相手に、気持ちいいことを伝えないと終わらないのに。
無防備にM字に開かれきったおまんこの、腟内の液体をぐぽっぐぽっ♡とあえて音を鳴らすように掻き混ぜる。
「おまんこぐぽぐぽされるの、好き……っ♡気持ちいいからっ、もう分かったっすから♡」
じっくりと、どれだけ強がっても自分が女の子だと身体に叩き込むような、強めの手マンに子宮がキュンキュンと疼く。
「おまんこイぐとこ、見ててっす……ほっ♡りゃぁ……♡」
ヒクヒクと恥肉を震わせて、目の前の相手にアクメをアピールしても止まらない。
激しい動きに、尿道のスライムが活性化する。
チョロチョロと弛緩しきった膀胱から流れ出そうな尿を、吸い取りながら体積を増やすスライムが尿道を圧迫する。
「お゛おぉぉぉ……♡」
絶頂の余韻で動かない身体に、更なる快楽を叩き込まれる。
アクメ汁をダラダラとおまんこから垂らしていても、まだ目の前の少女に、快楽の何たるかを教えられているか分からないから。
「お゛っ……ほぉ……腟内の上のとこ、グリグリするのが気持ちいいっす……♡♡♡」
必死に気持ちのいいポイントを口に出す、何度も軽く達しながら教えてもらった弱点を復習するように。
愛液と汗が揮発して、雌の匂いが部屋中に撒き散らされる。
ヘコヘコと快楽に腰が情けなく揺れて、乳首を弄る指にも思わず力が入る。
そんな彼女の陰核、クリトリスにゴツゴツとした親指と人差し指が押し当てられる。
「やっ……♡」
思わず拒否しかけた口を噤んで、思考を回す。
どうすれば開放されるのか、彼女自身が理解しているはずだった。
「……お願い、するっす」
目の前の手は、初めから気持ちいい触り方を教えるような素振りだった。
だから、気持ちいい触り方は分かっていると伝えればいい。
「クリが勃起しちゃってる……っす♡」
クリトリスの付け根の周りを人差し指の腹で撫でるように回して、陰核を勃起させる。
ピクピクと血流が溜まって、恥ずかしく主張しているのをお構い無しに太い指が撫で回す。
「もう準備万端っすから……♡」
両の指で、クリトリス全体を挟み込んで小刻みに揺らす。
極限まで、先端を焦らすように期待を高める。
「やっ♡んっ……イッ♡んっ♡」
限界まで焦らされてピクピクと震える陰核に、トントンと指の腹でタッピングされる度に軽く達してしまいお股がピクピクと震える。
「ほっ……♡お゛っ♡アクメっ♡してるっす♡」
何度も、何度もイかされて。
「女の子のっ♡気持ちいいとこっ♡分かったっすから……♡♡♡」
甘えるような声で、必死に絶頂を報告するとようやく腕の制御が戻ってくる。
弄られてないはずなのに、余韻でビクンと腰がはねる。
「ひっ……ぐ……ほんとにっ……アクメとまんにゃっ……♡」
弛緩しきった身体から潮を流し続け、動けるようになるまで数分の間……その腕が勝手に動くことは、なかった。
◇◇◇
「ふーっ……はーっ、ひどいめにっ、あったっす……」
息も絶え絶えの中、ようやく開放された彼女は次の階段の前に立っていた。
あの執務室の、横の部屋が階段だった。
本来入る必要のない部屋だった、つまり……運がなかったのである。
「あっ……なんすか、これ」
気づけば、頭の上に見慣れない小箱が載せられていた。
一応罠が無いかを確認し、その中身を開けてみると───その中には、金色に光り輝くビキニ。
「誰がこんなの着るんすかっ……んっ?」
思わず投げ捨てようとした彼女は、その金が純金であることに気づき懐へと納める。
「無料でお触り……ではなかったっすけど」
何処かやり切れない思いを抱きながら、階段へと歩き出す少女。
彼女が諦めない限り、この旅は続くのだろう。
■ステータス
名前:リンド・ブルーム
HP 13/15
MP 8/8
快楽値 0/100
B感度:21(あんまり触んないようにするっす)
V感度:14(指の感触がまだ……)
A感度:0(未経験)
C感度19(触り方は分かったっすから……)
P感度:4(よく分からない)
U感度:10(ノーコメントっす)
状態異常:媚薬(受ける快楽値に+補正)、スライム寄生(尿道)、憑依(ファントム)
絶頂回数:13(+9)
疑問点や気になった事聞いてみたい事などがあれば、感想までどうぞ〜