長い階段の中ほどで仮眠を取り、次の階層へと足を運んだリンド。
「ふぅ……これは登る時は辛そうっすね……」
仮眠中に何度かスライムに起こされてもなお、一定の休息が取れたのは流石は熟練の冒険者と言えるだろう。
その前に広がっていたのは、真っ白な床。
「驚かないとは言ったっすけど……これは話が違うっすよ」
洞窟から沼、屋敷と来て新たな発見はもう無いと思っていた。
広がっていたのは間違いなく、現代の文明力では作成できないような近未来的な機械都市……と言うより、工場。
ご丁寧に『人体整備工場』と看板に記されたそこは、文字通り人体を整備するための工場である。
「肩のコリでも解してくれるんなら良いっすけど、そういう訳じゃ無いっすよね……」
今までの3階層を経て、この階層がシンプルな工場だとは彼女も思っていない。
だが、何が出るのかは想像すらつかない。
おそらく生物の類は存在しなさそうだが……
「行き止まり?いや、巨大な門……っすか、これ?」
【生体情報を登録してください】
「あっやしぃ……」
見るからに使ってくださいと言わんばかりにおいてあるモニターと、壁に点で描かれた人間型の模様。
此処に身体を押し当ててくださいと言わんばかりのそれは、碌でも無い装置なのは一目瞭然だった。
【生体情報を登録してください】
「こいつ……」
繰り返し同じ単語を機械的に繰り返すモニターに、思わず拳を叩きつけようとして……真横にふよふよと浮かぶ水晶玉を思い出す。
どうせ壊せないか、もしくは壊せても前には進めないのだろう。
「十中八九罠なんすけど、道はここにしかないっすね……」
恐らくだが、このダンジョンのことだ。
指示に従えば死ぬことは無いだろう、死ぬような目には遭うかもしれないが。
ここまで来て引き下がることもできない以上、彼女に道は残されてはなかった。
「仕方ないっすね」
壁に向かってピタリと身体を合わせる……には少しばかり、胸が豊満すぎてむにゅりとその形がつぶれる。
いきなりガスが噴出されたりしなかったのは良いものの、そのまま機械のアームが伸びてきて四肢を拘束する。
「ひゃっ……」
ヒンヤリとしたアームの冷たさに一瞬身体がピクンと震えるものの、それ以上の追撃がないことに安心し身体を委ねていると……
【測定を開始します。対象者、リンド・ブルーム】
「本当に生体情報を採るんすね」
何やら機械のアームやら、レーザーが照射されたりしているものの、それが何なのかはさっぱりわからない。
文字通りオーバーテクノロジーの産物、少なくとも自分の住む街ではこんな機械は見た事も聞いたことも無いのだけは確かだ。
【身長152.1㎝、体重:44.5㎏……】
「わざわざ読み上げなくて良いっすから、ほんと」
文字通りの生体情報を観測し、計測し、記録していく。
着衣のままだというのに、正確な体重まで測定できるのはどういうメカニズムなのかと感心していると……
【バスト84・ウエスト55・ヒップ84───アンダーバスト65から、対象をDカップに区分します】
「Dカップ……?ていうか、入った時から大きくなっちゃったじゃないっすか」
多分スライムに伸ばされた時だ、と少女は第二階層のこと思い出して頬を染める。
今も尿道の奥に住みついているスライムは、一体何時になったら取れるのだろうと心底思う。
そしてここまでは、一応はインタビューの時に彼女自身の口から語られた内容である。
金のため売った、少女の個人的な情報。
ここまでの、内容は。
【乳輪直径は4.5cm。色は薄いピンクですが、標準規格により大きめで隆起気味です】
「───は???おい、ちょっと待つっす……!」
思わずと言った様子で、無理やりこの場から離れようとする彼女。
だが、鋼鉄製のアームを無理やり引きはがせるほど少女の細腕は逞しくはない。
必死にその場から離れようとする少女を置いて、検査は続く。
【乳頭直径は1.4cm、最大勃起時の高さは1.3cmです。こちらも標準よりかなり大きめです】
「絶対そんなの必要ないっすよね……!流石に恥ずかしいっすから……!」
真っ赤なレーザーが、少女の股に向けて照射された。
物凄く、物凄く嫌な予感がして必死に身を捩るもののもう既に身体は動かない。
ダメもとで必死に声を張り上げて、読み上げ音声を掻き消す。
「あー!あーあー!あぁぁぁl!」
【興奮時の陰核体の長さ3.1cm、亀頭部長さは、1.4cm。高さは1.5cm。こちらも全体的に標準よりかなり大きめとなっています】
「あああぁぁ!違うっ、違うっすからね!!!」
必死に声を出しても、モニターに記載されていくので結果を隠せるわけもない。
【乳首とクリトリスの感度が突出しているようです。また、クリトリスは炎症反応が見られるので、自慰のし過ぎにはご注意ください】
「違うっすよ!あいつが、あの腕があんなに苛める……からぁ……」
昨夜の記憶を思い出し、思わず言葉尻が小さくなって身を震わせるリンド。
あんなにも優しく気持ち良くされたのは、初めてで……なんて思考が飛びかけたのを、現実へと呼び戻す。
「だーっ……もう終わりっすよね……‥」
【以上で、リンド・ブルームの生体情報を登録します】
ようやく、ようやく彼女の赤裸々な生体情報の確認が終わった。
機械のアームが外れ、ぺたりとその場に倒れ伏した少女。
既に扉は開いたが、彼女はその場から一向に動く気配がない。
むしろその場に身体を丸めるように蹲り、膝を抱えるようにすすり泣いていた。
「ひぐっ……うぅぅ……」
その頬は赤く、その目元は涙で濡れていた。
この階層にモンスターの気配が無いのと、ここまでの恥辱の数々が重なって耐えられなくなったのだろう。
年頃の少女にとって、そう言った情報は劇毒のようなものだ。
もし測定するだけなら、彼女もここまでのダメージは受けなかったかもしれない。
「うぐっ……ぐすっ……」
チラリと、彼女は無機質な青い水晶玉を睨みつける。
そう、この場には水晶玉があった。
名も知らぬ誰かに、自分のあまりにもパーソナルな情報が漏出した事は確定なのだ。
「酷いっす……おっきいの、気にしてるんすから……」
彼女自身、同じ年頃の冒険者と浴場に行くような機会はあった。
正直分かってはいたのだ、少し人よりも……大きくないかと。
「乙女の純情を何だと思ってるんすか?もう、お嫁に行けないっす……」
それ故に、一人危機感を憶えてはいたが……それを確かめた事は無い。
そんな密かなコンプレックスを無理やり暴かれ、白日の下に晒される。
正直に言えば限界だった、このダンジョンを作った奴は随分と底意地が悪い。
いじわるだ、このダンジョンを作った奴はすっごくいじわるだ。
「よしっ、泣いたらすっきりしたし、さっさと進むっすよ!せめてゆっくり眠れる場所があればいいんすけどね~?」
誰がどう見ても空元気だった、だがそんな悪意に負けじと彼女は立ち上がる。
彼女の反骨心が折れない限り、この冒険は続く。
◇◇◇
工場の中を歩く事暫く、当然内部には敵も居なければ罠の類も見当たらない。
「搾乳に、マッサージ……排泄補助とかどれも碌でもないっすね」
あまりにもおぞましいラインナップの、何に使うのかもわからない機械群。
だが、所狭しと並べられた数多の機械も、自ら使おうとしなければ作動すらしないだろう。
「あっ、これは……」
目元に赤みの残る彼女を不憫に思ったのか、その機会の海の中には一つのご褒美が用意されていた。
「洗浄装置……っすか」
白い洗面器のような、水を流すのに適した台座の上に用意された機械のアームの装置。
説明書きには、体内の老廃物を処理してクリーンな身体を保つとの説明があった。
これなら、今も膀胱を圧迫する憎きスライムをどうにかできるのではないか。
「ううん……」
ただ、問題は……本当にこの装置を使っても問題ないのか。
いや、絶対問題はあるが……今酷い目に合うか、この後ずっと悶々とするかのどちらをとるかだ。
だが、今後致命的なタイミングで暴れられると取り返しがつかない事を考えた彼女は、問題の先送りをしないことを決める。
「洗浄部を脱いでから、座ればいいんっすね?」
備え付けのモニターで尿道を選択した彼女は、青い水晶玉を一瞥してからゆっくりと自分の装備へと指をかける。
人の目を明らかに意識しているが、出来るだけ考えないようにしているようだった。
「よいしょ……っと」
真っ白な布がゆっくりと下がっていき、彼女の桜色の恥肉が露わになる。
見られている事に反応しているのか、先ほど大きめと称された陰核がぴくぴくと震える。
濡れてもいいようにと、ズボンとパンツにブーツと靴下だけを脱いだ彼女だったが……上半身の装備は外していないのが、逆にアンバランスさを醸し出して余計にエロさを醸し出している事には気づかなかった。
「……もし良心があるなら、あんま見ないでほしーっす」
やはり恥ずかしいのだろう、内股に座っていた彼女だったが……座っていた台座部分から金属の輪が足首を拘束して、ゆっくりと股を開脚する。
今回は腕の拘束は無かったが、ご丁寧に上部に捕まるための鈍色の取っ手が伸びて来る。
暴れた腕が機械に当たって怪我をしたりしないようにする配慮だろう、他に配慮すべき点は山ほどあると思うが。
【これより、尿道洗浄コースを開始します】
ピピっという電子音が鳴って、施術の開始が宣言される。
何が起きるのか思わずと言った様子で身体が跳ねるがここまで来たら引く事も出来ない。
シリコン製のアームが、ぴちっと閉じ切った大陰唇を開くためにゆっくりと力をかける。
「あっ……ふぅっ……」
ノズルのようなアームが伸びてきて、これまたピピっと言う電子音と共に温水が放出されて女性器全体の汚れを落としていく。
冷たい水で無いから驚きこそしなかったものの、温水なだけにじんわりと水が当たる感覚がなんとも鮮明に感じとれてしまう。
「ふーっ……はーっ……」
変な声が出ないように、ゆっくりと深い呼吸を繰り返す少女。
そこそこの水圧のあるそれが、肉ひだの隙間の汚れを洗い流すように噴きつけられる。
ぼたぼたと音を立てて白い洗面器のような台座に落ちた水が、排水溝に流されていく。
噴射された水飛沫が、水滴となって太ももをつーっと落ちていく。
「んっ……暴れんにゃっ……♡」
遂にノズルから噴射された温水が尿道周りを洗浄し始め、異変に気付いたスライムがバタバタと尿道の中で暴れ始める。
ヒクヒクと恥肉が不快感と快楽に震え、穴周りがブルリと震える。
そんな彼女の前に見せつけるように、一本のアームが取り出された。
「あっ、やっぱ……そうなるっすよね?まあ、水じゃ無理なの、分かってたっすけど……」
細くて、小さなそのアームの先を何処に入れようというのかは明白だった。
傷つけないように柔らかい素材ではあるのだろう、だがその形状が問題だった。
丸い球を繋げ合わせたかのようなそのプラグの先は、あまりにも凶悪ないぼいぼの形状をしていて。
確かに、スライムは掃除できるだろう。
「あはっ、えっと……その、優しくしてほしいっす、ね?」
何処か諦めにも似た哀愁を漂わせながら、彼女は通じる筈も無い懇願を口にする。
ゆっくりと、出来るだけ身体を傷つけないようにゆっくりとそのプラグの先が尿道の入り口に添えられる。
「はーっ……えっと。さっ、流石に怖いっすね……?」
羞恥心よりも恐怖が来たのか、先ほどまで睨みつけていた水晶へと声を掛けてみるが勿論返事はない。
やがて、その先が尿道口に押し当てられ───
「ひぎっ……♡」
にゅぷり♡と音を立てて、その先端が狭い尿道を押し広げる。
内部はスライムに連日のように拡張されていたおかげで、傷み自体は無かったのは唯一の幸いだろう。
そのスライムが居なければ、こんな機械に頼る必要も無かったのだが。
「ひぐっ♡おっしこの穴、拡げにゃいでっ……♡♡♡」
スライムの肉体を潰しながら、ぐりぐりとイボのついたプラグが少女の尿道を押し拡げていく。
「本当にっ、きついのにっ……♡」
メリメリと音を立てて拡張されていく少女の尿道。
人生で殆ど感じた事のない異物感に、思わず身体が跳ねる。
「やっ、あっ♡来ちゃ、……♡」
だが、スライムによって開発された尿道は痛みや不快感だけではなく、腰が浮くような快楽を出力してしまう。
「こんなのっ、しりゃなっ♡♡♡」
膣や陰核では味わえない、背徳的な快楽が少女の身体を襲う。
「イくっ♡アクメきちゃう♡♡イ゛っ……ぐ♡♡♡」
お腹を突き出すように仰け反って、少女の身体が絶頂を迎える。
可愛らしい嬌声ではなく、喉の奥から無理やりひり出されたような声が。
絶頂の余韻で弛緩して、思わず倒れかけた彼女は必死に取っ手を掴んで快楽と不快感に耐え続ける。
そんな少女の尿道を拡げながら、機械的に先端は進んで行く。
「ゆるし゛てっ♡膀胱いじめないでっ♡」
当然スライムも負けじと、膀胱の中で暴れて母体の動きを止めようとする。
それが機械によって行われていることなど知りもしないし、今更哀れな少女に機械を止める術など残されていないというのに。
「ひぎっ♡い゛っぎ……♡」
ぐりぐり♡ぐちぐち♡と過敏になった尿道に、イボがひっかかって責め立てる。
ゼリー状のスライムが尿道の中でつぶれるお陰で、潤滑油の役割を果たしてくれている事だけが幸いだった。
「お゛おぉぉぉ♡♡♡すーっ……あ゛っ……♡」
二度目の絶頂により、酸欠で頭がくらくらと震える。
その小さな口で必死に息を吸い込もうと必死だが、与えられた快感に思わず肺の中の空気を吐き出してしまう。
「ごめんにゃ……さいっ♡ごめんなさいっ、ごめんなさいっ♡♡♡」
一息つく間もなく、最奥部に辿り着いた先端が柔らかいスライムを押し潰そうとぐりぐりと押し当てられる。
余りの快楽と衝撃に、何に向けているのかも分からない謝罪を繰り返す。
そんな事をしても許してくれるような相手はいないし、そもそも言葉は通じない。
「お゛っ♡♡♡ひゅーっ……ひゅーっ……♡」
プチっと、スライムの核がつぶれる感覚が膀胱の中に響いて三度目の絶頂へと達する。
あまりにも短時間にイカされすぎたせいで、とめどなく愛液が流れて膣口がパクパクと開閉を繰り返していた。
「はひっ……ひっ……♡」
ずりゅりゅ~♡と、挿入していたプラグが、音を立てて抜けていく。
挿入する時よりは拡張と弛緩されていたおかげで、異物感は少なかったがイボが引っかかる度に身体が反射でピクンと跳ねる。
「またっ、イっ……♡お”んっ♡♡」
むしろ、異物感が無いからこそ、尿道からは快楽だけがストレートに少女に流し込まれる。
4度目の絶頂に、だらんと腕が垂れ下がり身体が背もたれに倒れこむ。
「ほへっ♡♡♡」
にゅぽっと音を立てて、プラグが引き抜かれると身体がビクンと痙攣する。
施術の前からは、随分と開ききってしまった少女に尿道からは一拍遅れてドロリとした液体が流れ出る。
「やっ……♡あっ……♡」
ぷりゅっ、ぷりゅ♡と音を立てて、少女の尿道からは半透明なスライムの残骸が流れ出る。
弛緩しきってだらりと伸びた腕と、快楽に浸された頭では今何が起きているのか理解も出来ていないのだろう。
ぷりゅぷりゅと尿道口からスライムが流れ出て、彼女の臀肉を伝う度に反射的に震えるだけの身体。
「ひぐっ……♡」
一時出切ったと思われたそのスライムは、アームがお腹を押すと最後にぷぴゅり♡と漏れ出る。
恐らくは殆ど力が入らないのだろう、尿道口も膣口も開ききっていて、その中のひだが僅かに姿を覗かせる。
頭の奥まで弛緩しきった今の少女に、我慢できるはずがなく。
「やぁ……にゃっ♡」
ちょろろろと、情けない音を立てて開ききった尿道口から黄金色の小水が流れ出て臀肉を濡らす。
少女の体温程の暖かい水が、ホカホカと湯気を立てて台座へと流れ落ちていく……そのわずかな冷たさに───不幸にも少女の意識が覚醒してしまう。
「───あっ?」
今は何処で、何をしていて……目の前には何が居るのかを。
「まっへ、まっ……♡」
必死にお腹に力を込めても、ちょろちょろと流れ出る小水は止まらない。
「とまってっ……?とまれぇ……♡」
むしろ変に力を入れてしまったせいで、じょっ♡じょろっ♡と勢いよく黄金色の放物線を描く。
恥ずかしくて死んでしまいそうな中、回らない頭と力の入らない身体が必死に解決策を導き出す。
「みにゃいで……くだひゃい♡きかないでっ……♡」
それこそ、大声の一つでも出せばまだマシだっただろう。
だが、そんな事は限界を迎えた彼女には思いつかず。
「えへっ、あははっ……♡」
隠す事も出来ないまま、溜め込んだ小水を出し切った後も……彼女は二つの口をヒクつかせたまま顔を覆っていた。
■ステータス
名前:リンド・ブルーム
HP 13/15
MP 8/8
快楽値 15/100
B感度:21(あんまり触んないようにするっす)
V感度:15(……えっと)
A感度:0(未経験)
C感度19(触り方は分かったっすから……)
P感度:4(よく分からない)
U感度:18(……忘れて)
状態異常:憑依(ファントム)
絶頂回数:17(+4)
次回は、小休憩(掘り下げ)を予定しております!
インタビューもあるのでお楽しみに~