「坊ちゃま。私の用意はできております。ささ、坊ちゃまもご準備ください」
そういう割にはいつもとあまり変わっていない。
戸惑うのをよそに、女執事の手でドレスをするりと脱がされる陽向。彼の下着も女性物だ。黒のレースのブラジャーに、それとセットのショーツ。しかし、股間は小さなショーツに無理やり押し込まれているせいで、こんもりと盛り上がっている。
「ううう。女の子の格好は好きだけど、やっぱり下着まで見られるのは恥ずかしいな。」
一方の涼の方もほんのりと上気していた。確かに普段のクールな雰囲気そのものは保ったままだ。だが、その目はどこか潤んでいる。そして、その視線はもっこりとした陽向の股間に向けられていた。
「坊ちゃまの奥様に成られる方は、毎晩この巨根でヒイヒイ泣かされるのでございますね。哀れなことです。奥様の膣は凶悪ペニスで破壊されて、ガバガバのゆるまんになったおかげで坊ちゃまの夜の相手からは外れ、こっそりと男漁りをするようになるもすぐに普通の男のものでは満足できなくなり、やがて特大の張型で自分を慰めるも冷たい玩具の感覚に飽きて、ついには大型犬や馬とするように」
陽向が涼の口を慌てて塞ぐ。
「ストーップ! 涼姉、どうしてそんなに危ない妄想が次から次に出てくるんだよ」
「こほん。失礼いたしました。坊ちゃまのご立派な男性のシンボルに圧倒されて、妙な考えが浮かんでしまっただけでございます」
涼が圧倒されて怖気づいたようには見えなかった。むしろ、陽向が涼の視線から感じていたのは羨望であった。
女執事が主人のショーツをずらす。どう見ても平均よりも大きいサイズの肉竿と子どもをつくるための生命力に満ち溢れた金玉が、女物下着のくびきから自由になった。
「では、坊ちゃま。ペニスを失礼いたします」
涼が手袋を取り素手となり、主人の陰茎を擦る。日に当たらないその手は陽向の肌に負けないほどに白く、きめ細やかだった。そんな手が優しく刺激するのだ。あっという間に陽向の童貞男根には大量の血液が流れ込み、力強く勃起した。そして、露出した亀頭をはじめ、根元までてを上下させていく。
「あ♥ り、りょう、ねえ……ち○ち○、触るの、う、うますぎ♥」
陽向はすぐに荒い息遣いとなり、湿った声が漏れ出した。
「まだ、序盤も序盤。この程度でイってしまわれては早漏のレッテルを貼られてしまいます」
涼はどこか楽しげに言いながら、陽向の肉棒を弄る。亀頭はもちろん、鈴口に裏筋、さらには空いたもう片方の手で睾丸にも軽くマッサージを加える。
「で、出る! 出ちゃうっっ!!♥」
陽向がそう叫んだときには、あっさりと溜めこまれていた精液が発射された。かと思うと、涼の方はどこからともなくストップウォッチをとりだしていた。
「坊ちゃまはペニスが弱すぎます。私がちょっと手コキしただけで勃起するのはよろしいのですが、勃起してから発射までたったの2分39秒。こすった回数も30回足らず。デカいだけのテクなし早漏では奥方様になられる方を満足させられません」
涼が意地の悪い顔で宣告する。
「涼姉だからこんなに早いんだよぉ」
「ほう。つまり、坊ちゃまが早漏なのは私のせいである、と」
「べ、別にそういうわけじゃ……」
涼がにっこりと笑って、悪知恵を実行したくなったかのように手を叩く。
「では坊ちゃまに目隠しをして差し上げます。そうすれば、私が見えなくてよろしいかと」
陽向に拒否する暇はなかった、あっという間に後ろ手に手錠され、目隠しまでされる。
「りょ、涼姉! 何するんだ!」
「こうして感覚を一部遮断するとさらに敏感になるのです。これで射精を我慢できるのでしたら早漏の汚名は返上できるでしょう」
陽向の耳元で、甘く蕩けるようなハスキーがかった声で囁く涼。その声に刺激されたのか、出したばかりの陽向の男根はまた、元気に立ち上がった。
「さぁ、坊ちゃま。私の顔も見えないことですし、先ほど1発出したのですからちゃんと我慢できるはずです。これで、また3分以内に発射したら、真の早漏といえるでしょうね」
「そ、そんなの嫌だよぉ」
陽向も多少は頑張ったが、所詮は童貞ペニス。1回目よりもさらに早い2分17秒での放精で、さらなる「指導」を受けることになった。