※この作品はR-18です。

【R-18G】命散るとき、花は咲く――ファイアーエムブレム無惨   作:無為庵閑人

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王家簒奪第3話~初夜

 後程、三姉妹の首は頭蓋骨だけにされた上、金箔で彩られたインテリアとして飾られることになった。六つの虚ろな眼窩が、丁度ベッドを見つめる。

「国王陛下。今宵はよろしくお願いいたします。」

 誰が用意したのかはわからないが、セクシーな黒の下着だけを身に着けたミネルバがベッドの上で頭を下げた。

 ミネルバは深々とお辞儀をしたまま動かない。

「妻よ。そうしていては、夜伽ができぬではないか。顔を上げよ」

「はい……」

 ミネルバが顔を上げる。普段、ミネルバはほとんど化粧をしない。あくまで自分を武人であると考えていた彼女は肌荒れ防止程度のことしかしていなかった。だが、今夜は薄いとはいえ化粧をしている。もちろん、本人の意思ではない。リュッケの指示によるものだった。薄いメイクのおかげでかえって彼女の美貌は引き立っている。

「ははは。化粧をするだけで、絶世の美女になったのぉ。赤い竜騎士もこうしておれば、よかったのにのぉ」

 これは揶揄でもなく、(リュッケにしては珍しく)心からそう思ったことを口にした。

「お褒めいただき、ありがとうございます……」

「では、初夜の儀、最初の子作りじゃ。ミネルバよ、この国のために元気な男子を孕めよ」

 リュッケが言うなり、ミネルバの唇を奪う。ミネルバは何もできないまま、目を白黒させて唇を好きなようにされた。顔を密着させたせいで、リュッケの加齢臭が彼女の鼻腔に侵入する。脂の混じったアンモニア臭と唇の不快感に思わず顔を顰める。それに構わず、リュッケは妻との口づけを続ける。

 リュッケの手は、ミネルバの豊満な胸に伸びてきた。その手がミネルバの胸を揉みしだく。本人としては「優しく」愛撫しているつもりなのだろうが、ミネルバにしてみれば胸を滅茶苦茶に弄んでいるだけで快感も何もあったものではなかった。

 ミネルバの反応がいまいちなのが、少し気に障ったのか。リュッケがミネルバから一旦身体を引き離す。ミネルバが急に訪れた解放感に少し安堵しているのもつかの間。リュッケの手がミネルバの下着に手をやったかと思うと。

 びりびりっ!!!

 ミネルバの着ていた、黒い下着がすべて引き裂かれた。そのせいで、美しく輝くように白い乳房、それと対照的に可憐な野の花のように慎ましやかながらも鮮やかなピンク色の乳輪と乳首が露わになる。

「きゃっ!? な、なにをするっ!」

 ミネルバが、露出させられた恥部を隠そうとするも、それよりも早くリュッケが彼女の両手首をつかみ、ベッドに押さえつける。

「何を、とは愚問。子作りなのじゃ。妻のま○こに、儂の一物をくれてやるのよ。服なんぞ要るか」

 リュッケが今度は舌でミネルバの可愛らしい乳輪と乳首を嘗め回す。

 だが、快感とは程遠い。ただただ、まとわりつく舌と唾液が気持ち悪い。性行為とは気持ちの良いものだということを、女性だけの騎士団である天馬騎士団の団員が言っていたのを小耳にはさんだのも一度や二度ではない。また、ミネルバとて年頃の女だ。自分の股間や乳首を慰めたことも1度や2度ではない。そのときの、ふわふわするような、身体をたっぷり動かして充実したときのような快感は、リュッケとのキスと愛撫では全く得られなかった。

 それなのに、股間がじんわりと熱くなっていくのを感じていた。小便とは異なる湿り気もある。

「ふん。反応はつまらんが、身体の方はもう、準備ができておるのぉ」

 リュッケも服を脱ぐ。年の割に隆々とした男根がにょっきりとミネルバの目の前に現れた。

「ひいっ!?」

 戦場でも上げたことのない小さな悲鳴が漏れる。ミネルバも王女である。王女である以上、マケドニア王室であるか別の王室であるかはともかく、いつかは後継者を産む宿命にある。そのため、性行為についての知識も当然にあった。だが、実際に男の勃起を見ると、乙女らしい恥じらいと不安と恐怖に襲われる。

「まったく。男のモノを見ただけで怯えるとは。赤い竜騎士も一皮むけば、初心な生娘であったということか」

 リュッケの手でミネルバの股が開く。薄い赤毛の陰毛と、その奥にある花弁が露わになる。

 ミネルバはリュッケを払いのけるよりも、恥ずかしいところをまじまじと見られる羞恥心に、ただ顔を隠すだけしかできなかった。股間の筋にリュッケが自らの男根をこすりつける。何だかんだで股間からは愛液が染み出しており、このまま挿入することもできそうだ。

「わ、私、初めてなのよ!」

「もちろん、知っておるよ。儂がミネルバの処女を奪うことになるのだな。くくくくく……楽しみでならん」

 リュッケがリストラ候補に挙げられていたのは、もちろん軍人として無能であるからだったが、様々な悪評もあった。その1つが処女(おとめ)への数々のレイプだった。処女好みで、出陣してすることと言えば、戦略を練るでもなく、敵軍の情報を集めるでもなく、まず近隣の村々から若い娘を駆り集めて「世話」をさせることだった。しかも、数回寝ただけで、あとは放置して知らぬ顔。それで無理矢理妊娠させられた娘も少なくないという。そして、それは噂ではなく、事実であったことをミネルバは身をもって知ることになる。

 リュッケが自らの肉槍を、処女喪失の不安と恐怖におびえる妻の秘部に一気にねじ込んだ。

「あああああああ!!!!」

 破瓜の激痛が股間から全身を駆け巡る。だが、不思議と血は流れなかった。

「ふっ。処女の悲鳴は、やはり良いものじゃなぁ」

「ミネルバよ、妻よ。反逆者に処女を奪われた気分はどうじゃ?」

「あ、ああ……、ああ……」

 リュッケがわざと尋ねるが、彼女は痛みと股間の不快感に耐えるのに必死で、答えることができない。ただ、呻き声を上げるだけ。

「まったく。良すぎて、返事もできぬか」

「ち、ち……ちが、う……」

 リュッケが愉悦の表情を浮かべる。乙女が破瓜の苦しみに悶絶する姿を見るのが、リュッケの愉しみの一つだった。

「何が違うものか。貴様の膣は儂の一物をきつく握って離したがらぬぞ」

 リュッケが腰を動かす。同時に、再びミネルバの唇を塞ぐ。リュッケの体臭と口臭がともに彼女を犯し、吐き気を催すも呼吸さえままならない。

 リュッケの右手は再び、ミネルバの乳房と乳首を愛撫する。

 だが、ミネルバの身体を駆け巡るのは快感ではなく、悪寒。胸を触られれば触られるほどゾワゾワとした拒絶感だけが押し寄せてくる。股間の結合部は、ただただ激烈な痛みのみ。

 他方、リュッケはミネルバの膣圧と胸の程よい弾力感で、極上の快楽を堪能していた。そのせいで、どんどん激しくなるリュッケの腰使い。そのせいで、唇がようやく離れ、ミネルバは酸欠の魚のように口をパクパクできるようになった。

 そして、ついにそのときが来た。押し寄せてくる射精感をリュッケは抑えるつもりはみじんもない。

「くくくくく。ミネルバ、出すぞ! 儂の子種を受け取とれい」

 リュッケが妻への「処刑」を宣告する。

「いやぁぁぁぁぁぁ!!! 中は、中はだめぇぇぇぇ! 中出しだけは許してぇぇぇぇ!!」

 ミネルバの哀願など全くお構いなしに、リュッケの男根が小刻みに震えた。かと思うと。

 どくっ! どくっ! どくっっっっ!!

 歳の割に大量の、熱く濃厚な精液が放出され、ミネルバの膣内に勢いよく注ぎ込まれ、子宮の中を満たしていく。

「ひぃぃぃぃぃぃ!!!!」

 誰にも侵入を許さなかった膣が、子宮が、憎い男の子種汁に染められる感触に、ミネルバは絶望の叫び声を上げる。

 そのまま初夜の営みは続き、リュッケは2発もミネルバの中に放った。

 簒奪者と子作りを、セックスを、してしまった。高いびきをかくリュッケの傍らで、ミネルバはひたすら涙を流しながら、膣内の精液を掻き出していた。無駄な抵抗であると知りながらも、穢れを払わずにはいられなかった。

 それから毎晩、ミネルバは夫に抱かれ続けた。最初は嫌悪感と不快感しかなかった。しかし。

「ミネルバの尻も胸も、まことに張りがあるのぉ。筋肉質でもなく、弛んでもおらん。マケドニア王家ではなく、娼婦か踊り子として生まれた方がよかったのではないか」

「ああっっっっ! そ、そんなことぉ……。ひいっ!? お、おっぱい、そんなに揉まないでぇぇぇぇ」

 いつしか、ミネルバの悲鳴は湿り気を帯びた喘ぎ声になった。激しいまぐわいで漏れる息遣いも、憎い敵に相対するものではなく、恋人に吹きかけるように熱く甘く薄桃色のオーラをまとった吐息へと変わっていた。

「ミネルバのここは、もう準備万端ではないか。まったく、男嫌いじゃと思っておったが」

「くっ……お、男など、ミシェイルに比べれば」

「何じゃ。ただのブラコンであったか。ということは、兄のことを想いながら自分を慰めておったのかな?」

「バカなっ! 兄に欲情など、ああん♥」

「まったく、貴様は『赤い竜騎士』ではなく、『赤い踊り子』の方がお似合いじゃな。いっそ、売春婦の方がよかったかもしれぬなぁ」

 そうリュッケに揶揄されながら、ミネルバは美しい裸体を淫らによじらせ、痴態を晒し、あられもない嬌声を上げていた。そして、リュッケの放つ子種を子宮で受け止めるのだった。

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