【R-18G】命散るとき、花は咲く――ファイアーエムブレム無惨 作:無為庵閑人
賭け(上)
〈敗北〉
セリスはフリージの女帝・ヒルダの前に引き出されていた。
フリージの公子・イシュトーの軍を破り、破竹の勢いだった解放軍。だが、その勢いはたった一人の女性によって覆された。
フリージ公女であり、神器トールハンマーの継承者でもあるイシュタルだ。歴代の神器の使い手の中でも飛びぬけた才能を持つ彼女が召喚した雷は天を覆うほどの巨大な球電となり、それが落とされたときの轟音は距離によっては聞き手の鼓膜を破る。そして、広範囲を焼き尽くすのだ。彼女は、言うなれば「人間戦略兵器」であった。
そして、イシュタルが戦場に立った。
解放軍の勢いはたった一人の女によって失われた。
イシュタルが神器トールハンマーの魔導書を開く。
呪文を唱えるごとに轟く雷鳴。直に見るとそれだけで失明しそうなほどに眩しい特大球電。それがゆっくりと、解放軍の頭上に落ちてきた。
解放軍の兵士の約1/3がたった1発のトールハンマーで死傷する有様だった。生き残った兵士たちも完全に浮足立ってしまった。イシュタルは解放軍兵士へ十二分に恐怖を植え付けた。
とどめとなったのが、ヒルダが実家のヴェルトマー家から呼び寄せた[[rb:紅騎士団 > ロートリッター]]だった。ロートリッターが[[rb:小隕石 > メテオ]]の術を次々と繰り出す。
特大の雷と無数の小隕石。解放軍の兵士たちの士気は完全に失せてしまい、散り散りとなって潰走していった。こうなれば、数に勝るフリージ軍が力で押し切ることができる。セリスのような聖戦士の末裔たちはそれでも踏ん張り続けていたが、それも限界だった。
次々と戦死、ないしは生け捕りにされる戦士たち。
そして、ついに解放軍リーダーのセリスも奮戦及ばず、捕虜となってしまった。
拘束されたセリスは、北トラキア王国王妃かつフリージ公夫人ヒルダの前に跪かされた。本来ならば国王のブルームが処断すべきだが、彼は解放軍との交戦で重傷を負い、臥せっていた。
「ブルームに代わり、あたしが反乱軍共に判決を下す。セリス=バルドス=シアルフィ。貴様は死罪。ただし、その刑の執行については後程決める。他の者も全員死罪。同じく、追って沙汰する。衛兵ども、罪人を牢に押し込め」
〈女帝との賭け〉
有罪宣告後。セリスは地下牢に拘束された。
そこに、大きく響く靴の音。その音は彼のいる牢で止まった。
侍女数人を引き連れた女帝ヒルダがそこに立っていた。
「光の皇子サマともあろう者が。良い様だなぁ」
「……」
セリスは何も言わず、女帝をねめつける。
「ふふふ。貴様にチャンスをやろうというのだ、そう怖い顔をするな。折角の美しい顔が台無しだぞ」
「……」
相変わらず何も言わないセリス。だが、先ほどと違い、その目には疑念と驚愕の色を含んでいた。
一方で、イシュトー・イシュタルのきょうだいの母親にしては随分と若いヒルダの目が淫蕩な光を帯びる。
「なぁに、簡単なことだ。あたしの裸を見てお前の股間の一物が勃起しなければ、無罪放免。何なら、反乱軍の将たち全員を助けよう。股間のモノを勃たせたら全員斬首。ただし、公開処刑と晒し首は勘弁して貴人の死として弔ってやろう。みじめに射精なんぞすれば……」
真っ赤にルージュが引かれた唇を、それに負けず劣らず赤い舌で舌なめずりをする。
「男はみんなこの世で最も過酷な死刑、凌遅刑に処す。……女だけは慈悲の心で斬首で勘弁してやる。ただし、どちらももちろん公開処刑で、だ。あたしの裸から目を逸らしても同じだよ」
凌遅刑。全身を1000回以上切り刻み、時間をかけて殺すという、かつてロプト帝国で行われていたという酷刑だ。ロプト帝国が滅亡したときに、あまりに残酷な刑罰であるとして聖者ヘイムによって即刻廃止された。今でも帝国内では行われていない。だが、グランベル帝国が成立してからイザークやレンスターのような征服地では復活しつつあるという。
ヒルダの視線がセリスにまとわりつく。
「さぁ、どうする」
セリスには、選択肢がなかった。いや、むしろこの程度で無罪放免される可能性があるのなら、それに賭けてみよう。もっと言えば内心「こんな女の裸に欲情を掻き立てられるわけがない」と高をくくっていた。そして、セリスにとっては女の裸体は見慣れたものだった。
別に彼が特別助平だったわけでもハーレムとして女性将兵たちを囲っていたからでもない。彼や仲間たちがグランベル帝国やその属国からの追手から逃れる際に裸の女などいくらでも見てきたからだ。
しかもその女たちは大抵死んでいた。帝国兵たちは村などを襲撃したときに女を犯し、飽きると殺してきた。セリスの幼馴染たちも例外ではなかった。ラナの親友・マナ、ラクチェの親友・ラドネイ。彼女たちも帝国兵たちによって無残な最期を遂げた。マナは修行していた修道院にて捜索と称した略奪に遭遇し、幼い孤児たちを守ろうとして命を落とした。ラドネイはガネーシャ城兵による偵察部隊に捕らえられて尋問という名の拷問の末に殺された。セリスたちが駆け付けたときには、どちらも全裸にされ、凌辱の跡が残る酷い有様だった。
そのため、いつしかセリスは女の裸を見ても何も思わなくなってしまっていた。
「わかった、やろう。だが、貴女はそれでいいのか? 恥ずかしくはないのか?」
ヒルダが高慢に、鼻で笑う。
「あたしはここの女王だ。女王がこの程度、恥ずかしがってどうする。むしろ、女王の素肌をじかに見られるんだ。むしろ、お前はこれを僥倖だと思い、あたしの輝きを刮目して眼と魂に刻み込むくらいでなければな」
凄まじい自信だ。
「おっと。始める前に皇子サマを脱がせてやらねばな」
看守たちがたちまちセリスを裸にする。
「おー。こりゃあ、立派な一物だ。ちゃあんと皮も剥けてるねぇ」
セリスの肉竿は勃起していなかったがどう見ても平均的なサイズよりも大きい。亀頭も完全に露出していた。睾丸も丸々として大きく立派だ。それなのに、顔立ちは母親に似たのかどちらかと言えば女性的で、胸に詰め物をして股間に前貼りした下着を履いてドレスで着飾り、ティアラを着けて軽く化粧を施すだけで10人が10人、女に間違えるほどの美貌だ。凶悪な男のシンボルと美しい容姿との落差が激しい。
ヒルダの目はますます、妖しさを帯びてきた。
セリスが裸になり、男根を露出したのを見たヒルダはまず、コートを脱ぎ捨てる。女王ヒルダのストリップショーが始まった。もっとも、本物のストリッパーのようにダンスをするわけではないが、一枚一枚、着ていた豪奢な金糸銀糸に彩られたシルクのローブを解いていく。
あっという間に、女王は下着姿となっていた。ヒルダは40歳前後の年齢のはずだ。だが、その割には若々しい。シミ1つない仄白く、かつ未だに瑞々しさを保っている肌の艶。下手をすれば中年太りして弛みがちな腹もスッキリとしている。下着に支えられている乳房も傍目で見ただけで張りがあるのがわかる。10歳ほど歳を下に見積もってもおかしくはない。
「ほう。勃たぬか」
セリスの男根はピクリとも動かない。
「当り前だ! 僕にはみんなの命がかかっているんだ。この程度のことで……勃つものか!」
やはり恥ずかしかったのか「勃つ」という言葉だけは小さく、微かな声になっていた。
「まぁ、下着だけで勃起されても面白くはないからな……では、今から下着も脱ぐ。あたしの裸をよーく見るんだよ」
色っぽい仕草をしながら、ブラジャーを外す。ブラによって押さえられた双乳がまろび出る。当然にも経産婦である彼女の乳輪は大きく、また茶色になっている。日に当たることのない真っ白な素肌とのコントラストが、そういう趣味の男をそそる。
だが、セリスは「そういう趣味」ではなかったようだ。ただ、彼女を睨みつけるだけだった。
「ちっ。熟女趣味の男ならこれだけで立つんだけどねぇ」
ヒルダが面白くなさそうに舌打ちする。だが、すぐに狡猾な笑みを浮かべる。
「じゃあ、皇子サマのナニを立たせるのに、ちょいと工夫がいるねぇ」
「工夫?」
「誰が、あたしの裸『だけ』を見せると言った?」
〈幼馴染〉
ヒルダが、くいっと顎を動かす。すると。
「ラナ! ラクチェ!」
セリスが幼いころから共に暮らしてきたラナとラクチェが連れてこられた。だが、二人も素っ裸にされていた。
ラナの身体には汚れのない乙女らしいゆったりとした曲線の美があった。胸も尻も大きく育っているが下品ではない。腰回りも優雅で、優しく、世が世ならばユングウィ公女である娘に相応しい体つきだ。
他方、程よく筋肉がついてるラクチェの身体はしなやかで均整がとれた肉体美。胸の大きさはラナには敵わないが、形は理想的な流線形だ。尻のサイズも腰のくびれも、無理に身体を作ったような一切の不自然さがない。一流彫刻家の手による裸婦像を思わせる。
しかも、2人は荒縄で拘束されていたが、その縛り方もエロティックだった。赤い縄で、胸を強調するように縛られている。一方で、股間にはその筋を隠すように縄が這っていた。
だが、どこかおかしい。二人の娘には表情がない。なのに、発情しているのがよくわかる。2人の娘は顔を紅潮させ、愛しい恋人との交わりを期待するかのような視線をセリスに送る。セリスが勃起すれば死刑、射精すれば酷刑という状況からすれば、なんともチグハグだ。セリスは違和感を覚えた。
「ヒルダ! ラナたちに何をした!」
「なぁに、簡単なことさね。ヴェルトマー家の術師に命じて、『二人が自分の気持ちに正直になる』ようにしただけさ」
「ば、馬鹿な!」
「ユリウス殿下やロプト教の連中なら直接洗脳したんだろうけど、ウチの連中にはそんな器用なことはできなくてねぇ。だから、心の中の欲望を解き放ってそれを隠さないようにしたのよ。で、そのこと以外には考えられなくしただけ」
セリスは愕然とした。
そして、幼馴染であり、妹のように思っていた二人の本心が自分への強烈で盲目的な愛着だったということに初めて気づいた。
そんなセリスの様子に満足しながら、ヒルダの素足はセリスの股間の一物に当てられた。そして、足先で一物の先、亀頭を優しく撫でまわす。
さらに、ラナとラクチェの手もセリスの男根を扱き始める。
「な……」
セリスが、予想しなかった刺激に困惑の声を漏らす。
「あたしの足は気持ちいいだろう? どうせお前は童貞だろ? 一人でしたことはあるのか? 健康な男だ。もちろんあるよなぁ。何で抜いた? ラナか。ラクチェか。それとも両方か。オカズにしてた女の裸を生で見ながらナニを気持ち良くしやってるんだ。天国に行きそうだろ」
「や、やめろぉぉぉ!! やめてくれ! ラナとラクチェは関係ないだろう! ラナ! ラクチェ! も、もうこんなことは止めてくれ!」
セリスが抵抗の素振を見せ始め、ヒルダは口角を密かに上げた。堕ちるのは近い。
ラナとラクチェの裸(もちろんヒルダも裸だが)を目の前の男に見せながら亀頭の弱いところに、的確に悦楽を加えるヒルダ。
むくり。
足元の男の股間のモノがピクリと動くのをヒルダは感じ取った。その後はあっという間だった。
幼馴染の2人に抱いた劣情と女帝によって与えられた快楽を打ち消す間もなくセリスの一物が力強く、隆々とそびえ立った。
「あはははははははははは!!!! ついに勃ったねぇ! 光の皇子サマ! 自分に『みんなの命がかかっている』っていう割には、無様だねぇ。しかも、この小娘たちの裸と手コキ、あたしの足コキでおっ勃たせるなんてなぁ」
賭けに勝ったヒルダの喉の奥から次々と湧き出す笑い声。
セリスの顔は驚愕したまま硬直していた。
しかし、セリスを見るラクチェとラナの顔色はますます紅潮し、息遣いが荒くなっていった。
「さぁて、これで反乱軍は全員死刑決定。あとは斬首か凌遅か、だねぇ。頑張って射精だけは我慢するんだよ。斬首ならすぐに死ねるし、ちゃあんと貴族として扱うからねぇ」
大きく屹立したセリスの男根。そこに再びヒルダが足をやる。ヒルダの足が、セリスの亀頭を刺激する。
「ほらほら……童貞ち○ぽは、やっぱり雑魚よなぁ……」
満足げに、薄気味悪くほほ笑むヒルダ。
「お前たちもセリスを手伝ってやれ」
そして、ラナとラクチェはそれぞれの手でセリスの巨根と金玉に舌を這わせる。
「お前を慕っていた二人が、ナニを気持ち良くしてるんだ。ここで、二人にぶっかけてやるのが男の甲斐性ってもんじゃないのかい?」
ヒルダの挑発に必死に耐えるセリス。勃起してしまった以上、死罪は免れない。それでも皆の名誉だけはせめて守りたい。だが、年若く、性の営みに耐性のないセリスにとっては射精欲をこらえるだけでも相当な忍耐を必要とした。彼は必死に歯を食いしばり、なるべく性的欲望をいだかないように心を無にしようとする。一方で、肉竿の先からはいわゆる我慢汁がダラダラと流れ出す。ヒルダの足は、セリスの鈴口から流れ出るカウパー液でねっとりとなっている。ヌルヌルと液に塗れた足が余計に快感を推し進める。
セリスの表情は歯を食いしばりながらも、紅潮し、目は蕩け、呼吸は荒い。セリスの美貌もあって。それはまるで、恋人の男と交わっている年頃の娘が必死に、とめどなく押し寄せてくる快楽の波に耐えようとしているかのようだ。それを見て、ますますヒルダは顔を紅潮させ、足の指をエロティックに動かす。それに合わせるかのように、ねっとりと、愛おしそうに竿と玉を舌で愛する二人の幼馴染。
「ほらほら。無様に射精しな。出しちまえば楽になれるぞ。小娘たちもお前の子種を欲しがってるぞ」
「うわっっっ!! ラナ! ラクチェ! や、止めてくれっ! あっ! 出る! イクっ! イクっ!! ああっっっっ!!!」
どくっっっっ!!! どぴゅるっっっ!!! どぷっっっ!! ぴゅっっっ!!
勢いよく放出されたセリスの精液はあちこちに飛んでいった。立派な睾丸で生成された、あまりにも大量で粘度の高い、濃厚な子種汁はラナとラクチェの顔と胸にべっとりとへばりつく。そのあまりの勢いに、立ちながら足コキしていたヒルダの身体にも相当量かかっていた。
放精と共に、今までに経験したことのない快楽に恍惚と解放感の混じった蕩けた顔になるセリス。
「ははははは。とうとう出ちまった! 出しちまったよぉぉぉ!」
ヒルダが哄笑する。
「折角出したんだ。このまま、チリ紙でふき取ってもいいんだが」
ヒルダにかかった白濁を胸や腹に擦りこむ。そのときすら、身体を淫らにくねらせる。
「皇子サマの貴重なザーメンだ。体に塗っておけばちっとは美容効果もあるだろ。ほら。お前たちも、舐めるんだ」
ラナとラクチェは、石床に滴り落ちた、セリスの子種汁を競って舐めた。そして、互いの身体に付いた液も舐めあった。その有様は、一種のレズプレイであった。胸や乳首に飛び散った精液をお互いに舐めとりあう。
さらに。
「小娘ども。小僧の身体も綺麗にしてやれ」
二人が、自らの精液で汚れたセリスの肉竿とその周りの肌や陰毛を愛おしそうに舐める。
そのせいか。射精して一旦は収まりかけたセリスの一物がまた力を取り戻した。
「おーおー。皇子サマは随分な絶倫だな。じゃあ、またあたしの足で可愛がってやるかねぇ。なに、出しちまったら1発も2発も同じだ」
こうして、ヒルダによる足コキ、ラナとラクチェの手コキが再開された。この日、セリスは5発出してしまった。
流石に弾切れになり、萎んだままのセリスの男根。これを優しく素足で踏みながら、ヒルダがにっこりと微笑みかけた。
「楽しい余興だったぞ」
「よ、余興……?」
「いいことを教えてやろう。男には前立腺というところがある」
言うなり、ヒルダの侍女がすっくと立ち、彼女の人差し指がセリスの肛門に差し込まれた。
「ふぐぅっ!?」
突然のことに、まるで乙女のような声を漏らすセリス。
すると、出せるだけ出して萎びたはずの一物が、また隆々と立ち上がった。
「今みたいに、そいつを刺激すれば嫌でも勃つのさ。仮に小娘どものヌードと手でも動じなければ、これで立たせればいいのよ。ま、お前が不能でない限り、この賭けは負けが決まっていたんだよ」
再び屹立する自分のモノをまえに唖然とするセリス。
一方、ヒルダの笑顔に凄みの陰が増していく。目は先ほどまでの情欲とはうって変わって、青白い怨念の炎に満ちていた。
「で、だ。あたしが反逆者を許せるわけがないだろう? もし貴様らを生かすようなことがあれば、今度はあたしがユリウス殿下から誅殺される。それに、お前たちがあたしのイシュトーを殺した恨みを忘れたわけがないだろう? ブルームだって、まぁ大したことのない奴だがあれでもあたしの夫だ。国の主としても、男としても小物だが、夫としては、イシュトーとイシュタルの父親としては、まあまあ良い奴だ」
ヒルダは、セリスの男根を睾丸ごと軽く蹴り上げる。思わず、セリスの口から小さな呻き声が漏れる。
「そんな夫が半生半死の酷い傷を負って帰ってきたんだ。妻としちゃあ、何もしないでいられるか。で、お前たちが本当に死んだことを知られるように民の前で処刑しとかないと、『実は生きているんじゃないか』って無駄な希望にすがる連中が出るからねぇ。ホントに馬鹿な皇子サマだよ」
勝ち誇って呵々と大笑するヒルダ。
セリスは目のくらむような思いがした。冷静に考えればそうだ。ヒルダが自分たちを許すはずがない。結論は、もう最初から決まっていた。なのに、ほんのわずかな希望のように見えたものにすがってしまった。
その挙句にラナも、ラクチェも、そして自分さえも汚してしまった。
あまりにも、惨めだった。
「色々と準備があるからねぇ。刑の執行は明後日だ。まぁ、その間見張りはつけておくが、後で少しはマシな部屋に移してやる。処刑までの間は自由にしていい。この世の名残に3人で盛っているがいいさ」
ヒルダは服を着て、踵を返した。地上に上がる階段の前に立ったときには背中の方から、石牢に木霊する2人の娘の嬌声とその合間に混じる悦楽に満ちた喘ぎ声、素肌をぶつけ合う音が聞こえたような気がした。