※この作品はR-18です。

【R-18G】命散るとき、花は咲く――ファイアーエムブレム無惨   作:無為庵閑人

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ゴブリンクイーン

 そこは奇妙な洞窟だった。

 人がいるような気配はする。だが、どうにもおかしい。普通の人に比べて色々なものが小さいのだ。

 シーダは密命を受けてとある島へペガサスを繰り出して視察に向かっていた。そこで見つけたのが、この妙な洞窟だった。

「ぎゃっぎゃっ」

 耳障りで不愉快な声を上げる小柄な人のような生物がわらわらと現れてきた。これはゴブリンとよばれる亜人であったが、アカネイア大陸には存在していないものであったため、シーダは全く知識がなかった。だが、手に手に短剣や木の棒のような槍のようなものをもって襲撃してきたため、シーダも臨戦態勢をとった。

「くっ! 戦いにくいっ!」

 シーダはペガサスナイトとして鍛え上げられてはいた。だが、こうした洞窟内での戦いは全く経験がなかった。洞窟内では愛用のウイングスピアは使えない。だから、予備の武器として佩用している剣を手に取って戦うが、野戦のようにはいかない。

 がつん。

 距離感がつかめず、長剣が洞窟の壁に当たってしまった。

 「しまった!?」と思ったのもつかの間、ゴブリンの投げた石が右手にあたり、剣が手から離れてしまった。素手になったシーダにゴブリンが突撃してくる。

「きゃっ!?」

 シーダは体勢を崩してしまい、地面に倒れこんでしまった。そして、ゴブリンたちがシーダを抵抗できないように手足を押さえつけると、シーダの服を引き裂いた。

「きゃぁぁぁぁぁ!!!!」

 恥ずかしさと恐怖にひきつるシーダ。いつしか、ゴブリンたちの股間の一物はそろって勃起していた。体つきの割には大きい。中にはマルスのモノの数倍はあろうかというモノもある。それを見せつけて、シーダへの嗜虐心を高めていくゴブリンども。

 凌辱の宴が始まった。

「マルス様っ!! マルス様っっっっ!!!」

 

 涙を流しながら、愛する人の名を呼ぶ。だが、もちろん助けは来ない。すでにゴブリンに犯されて数刻が経った。だが、ゴブリンの精力が尽きることはなかった。しかも、かわるがわるの輪姦のおかげで、マルスと枕を重ねているときにはなかった快感も覚えるようになっていた。

 そして。一日過ぎた頃には、みずから腰を動かし、ゴブリンの生殖活動に積極的に加わるようになっていた。

 

 半年後。

 シーダはもちろん、妊娠していた。だが、ゴブリンたちとのセックスを止めることは1日もなかった。

「あん♥ みんなの赤ちゃんがいるんだからそんなにがっつかないで♥」

 シーダはもう、人間を止めてゴブリンの孕み袋として生きる腹積もりになっていた。

 

 そして、まもなくシーダはゴブリンの子を出産した。その後も半年に1回、2・3体は出産をしたため、その地のゴブリンの一族の繁栄に大変な寄与をすることになった。皮肉にも、ペガサスナイトとして鍛えられた身体がそれを可能にした。そのため、いつしかシーダはゴブリンの女王のように丁重に扱われていた。そして、シーダも運命を受け入れていた。彼女が生んだゴブリンは100人を下らなかったらしい。

 

 いつしかシーダ自身もゴブリンのような風貌に変化していった。そのため、後世の記録ではシーダは「ゴブリンクイーン」「ゴッドマザー」と称されることとなる。

 そして、シーダが生んだゴブリンの娘はゴブリンにしては美しかったこともあって「ゴブリン・プリンセス」と呼ばれるようになった。そして、シーダの子どもたちは人間並みの体格であったことも手伝って氏族を率い、ゴブリン族を統一していくのだが、それはまた別の話である。

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