―――京都駅に着いた。次はいつ来るかもわからないので観光させていただくことにした。歩く、歩く、歩く…が人が妙に少ない。降りる駅間違えたかと思ったが看板には矢印付きで『京都駅』と書いてある。どうやら裏口から出てしまったらしい。このままグルリと歩き回って表通りに出ることにした。そう思った時…
「だ、誰か⁉ 誰か⁉」
「いい体してんじゃん、早くヤッちまおうぜ⁉」
などという声が聞こえた。思考が追い付く前に体が動いた。声の音源を走りながら探る。見つけた。裏路地でひとりの女性を5~6人の不良らしき男どもが囲んでいる。周囲を見渡す。ソフトボールよりも小さい歪な石ころを見つけたので拾って男どもに向かって思いっきりブン投げた。ひとりの後頭部に当たって石は砕けあっさり倒れた。我ながらナイスコントロールだと思った。
「こっちだぜ! ほら! かかって来いよ!」
身を屈め両手を叩き手招きする。不良どもがナイフを取り出し走って向かってくる。その内のひとりがそのままの勢いで俺の腹に刺す。
「……プッ⁉ 何だそれ? お前人刺したことあんのか? いいか? 刺すってのはな…こうやるんだよ‼」
不良の両手を掴んでナイフを押し込もうとした…したが無意識に腹筋に力が入って思うように刺さらない。「(死ぬのが怖いのか?)」「(そんなはずはねえ)」と自問自答しながらナイフを押し込む。
「お、おい⁉ 止めろ⁉ 俺が人殺しになっちまう⁉」
「ナイフで人刺しておいて人殺しにならなきゃ何になるつもりだったんだ? まさか警察で『殺すつもりはありませんでした』なんてほざくつもりじゃねえだろうな? 人生舐めてんのか? 舐めてるよなあ? そんな甘ったれた野郎はお仕置きだ。」
両手で頭を掴んで引き寄せながら頭突きを顔面にブチ込む。鼻が陥没して白目を剝いて倒れる。一斉にナイフを持って襲い掛かる不良どもに刺されながら拳で前歯を全損させ、顎を砕き、睾丸を蹴り潰した。呻き声を上げてる奴は頭に踵を踏み下ろして黙らせた。不良のポケットをまさぐり携帯電話…今どきで言うとスマホと言うやつか…それで警察に集団強姦殺人未遂事件が起きたと通報して電源を切らないまま放置した。離れた所で呆然と眺めている女性に一礼して立ち去った。何か違和感を覚えると思っていたらジャケットにナイフがぶら下がっていたので袖を伸ばして掴んで放り捨てた。
思いっきり他人をブチのめせて気分も良かったのでこのまま目的地に向かうことにした。長い電車内での旅の間も目を瞑り続けて時間を潰した。朧げな記憶を頼りに最寄り駅で降りた。そのまま地図を眺めながら目的地を目指して走った。ここだ、京都府立北宇治高校。俺がこれから通う学校、確かに覚えた。そのまま線路沿いに走った。やがて俺が住むことになるボロアパートに着いた。念のために傷口を確認した。出血は止まっていたので着替えて外に出て運動しまくった。そんな日々を過ごした。
入学式当日、早朝。目が覚める。バリカンで髪を刈って眉毛と髭を剃って洗髪歯磨き洗顔を済ませてから制服に着替えて走って登校する。昇降口でクラス割りを確認して教室にバッグを置いてから体育館へ向かう。中には誰もいない。当然だろう、式が始まる時間まで1時間以上ある。倉庫に入る。いいモノを見つけたので筋トレで時間を潰させていただくことにした。次第に扉の外が騒がしくなる。進学クラスの並べられている椅子に適当に座った。長ったらしい校長やらどこかのお偉いさんの話に筋トレを続けたい衝動を必死に堪えて座り続けた。答辞の番になった。近くで椅子が軋む音が聞こえた。どうやら同じクラスの生徒らしい。女子の制服を着た生徒が壇上に上がる。何となく顔を見た。ドキッとした。1年生とは思えない程の大人びた色気を纏った『The 眼鏡美人‼』って風な女子だった。思わず見惚れた。声も色っぽい。答辞の内容はよく覚えていない。答辞が終わりただ彼女を目で追った。目が合った…気がする。鼓動が速くなる。気づけば教室の席に座っていた。ボーっとしているとさっきの女子が視界に映った。ドキドキする。笑顔を浮かべながら俺の隣の席に座って椅子を俺に向けて座る。
「また会いましたね⁉ あの時は助けていただいて本当にありがとうございました⁉」
「ええっと…どの時でしょうか…?」
「えっ⁉ 覚えてないんですか⁉ 京都駅周辺でナイフ持った不良たちから助けていただいた当事者ですよ私が⁉」
「ああ…そんなこともありましたね…。でも…女性を助けたのは確かだと思いますが…顔を全く見ていないので実感が湧きません。忘れてくださっていいんですよ。」
「そうはいきませんよ⁉ あの時の事、お母さんにも話しましたしぜひお礼をしないと気が済みません⁉ 住所教えてください⁉」
「あんな貧弱クソザコナメクジヒョロガリモヤシ集団ブチのめしたくらいで大げさですよ。お気持ちだけで充分です。お気になさらないでください。」
「そうは仰いますけど…⁉」
担任の先生らしき人が入って来た。簡単な挨拶を終えて生徒の名を順番に呼び返事をしていく。俺の番になった。
「たなが…あみな…でいいのかな? 違っていたら教えてほしい。」
「多名賀愛珠叶(たなかあすか)と申します。」
隣の女子が「えっ⁉」と驚いた。
「私も『たなかあすか』って名前なんですけど、どういう字を書くんですか⁉」
と問われた。「こうです」とノートに書いて渡した。
「珍しい苗字に…御両親のネーミングセンス凄いですね…初めて見ました…。」
俺も同感だった。『あすか』この名前は嫌いじゃないが「愛珠叶」は無ぇだろと猛抗議したかった。「ちなみに私はこうです」と名前を書いてノートを返してもらった。『田中あすか』覚えやすかった。
「素敵な名前ですね。」
「そうですか? 普通ですよ。」
「何というか…こう…女性の魅力が人の形をしたような…田中さんらしい名前だと思います。」
「あ、ありがとうございます…⁉ そうやって女子を口説いてるんですか?」
「口説くなんてそんな…女子の友人すらいない根性無しですよ。」
「根性無しがナイフ持った不良6人をやっつけたりしません。」
「余りにも弱すぎました。忘れてくださっていいんですよ。」
「無理ですよ…⁉」
長いホームルームが終わり帰り支度をする。
「多名賀くん! うーん…何か違いますね…愛珠叶くんと呼んでもよろしいでしょうか⁉ 私の事もあすかとお呼びください⁉」
「かしこまりました、あすかさん。」
「物凄い体格してますけどスポーツ系の部活に入る予定ですか?」
「いえ、全く。」
「では吹奏楽部はどうですか?」
「初心者のド素人ですけど大丈夫ですか?」
「練習すれば大丈夫です!」
「ではご一緒させていただきます。」
「やった⁉ さあさあ行きましょう⁉」
張り切って歩いていくあすかさんの後ろについていく。音楽室に入る。
内情は…酷かった。学級崩壊してるクラスと見紛うた。あすかさんと目が合う。『どうする?』って風な感じだ。他の新入生と共にとりあえず帰ることにした。
「吹奏楽部ってあんな感じなんですか?」
「全然違いますよ⁉ あそこまで酷いのは初めて見ました⁉」
「同感、あ、私は中世古香織、よろしく。」
「そうだね…私は小笠原晴香、よろしくね。」
「私は斎藤葵、同じクラスだしこれからもよろしくね!」
「俺は多名賀愛珠叶と申します。こちらの田中あすかさんと同姓同名です、よろしくお願いします。」
「どういう字を書くの?」
ホームルーム中に書いたノートを見せた。
「珍しい苗字に名前だね…。苦労しなかった?」
「しました。ですが慣れました。」
こうしてひとり、またひとりと分かれの挨拶をして歩いていく。残ったのはあすかさんひとり。
「あすかさんのお家はどこですか?」
「もっと先に行ったところですね。お礼がしたいので愛珠叶くんのお家まで案内していただけませんか?」
「本当に忘れてくださっていいんですよ。くだらない相手でした。」
「私の気が済みません。」
「律儀ですね。」
「そうでもないですよ。」
俺のボロアパートに着いた。
「部屋に入ってもいいですか?」
「中古のノートPCくらいしかありませんよ。」
「充分です。」
鍵を開け、部屋の奥に進む。中古のノートPCと布団しかない場所。強く背中を押される。思わずよろけて布団に両手をつく。振り向く。抱き着かれ、唇を重ねられた。舌を突き出される。俺も無意識に舌を突き出し絡め合った。じっくりと。あすかさんが俺の股間に手を這わせる。股間は正直だった。敏感に反応した。彼女にされるがまま俺は全裸になった。
「体格に違わず物凄いモノをお持ちですね…⁉ これが私の中に入ると思うと…興奮します…⁉」
「俺もあすかさんの裸が見たいです。脱がしますよ。」
制服と下着を脱がし、パンストとパンティのみの姿となる。予想以上に胸が大きかった。太ももも肉付きがいい。お尻も同様だろう。パンスト越しに顔をうずめる。湿っていた。いやらしい匂いに思考が麻痺する。仰向けに寝かせてパンストとパンティも脱がす。あそこに顔をうずめる。
「あっ⁉ そんなとこ…汚いですよ⁉」
「でもとってもいやらしい匂いがします。汚いなら綺麗にします。」
余すところなく舐め回す。快感の声が聞こえる。腰が浮き、より快感を求めるようにあそこを俺の顔に擦りつける。期待に応えて入口を両手で開き奥まで舌を突っ込む。ビクンと反応する。もう我慢の限界だった。
「入れますよ。」
「はい…⁉ お願いします…⁉」
ゆっくりと腰を突き入れる。一瞬彼女の表情が苦痛に歪む。
「痛いですか?」
「大丈夫です…⁉ 今は…物凄く気持ちいいです…⁉ 続けてください…⁉」
お言葉に甘えて腰を動かす。喘ぎ声が部屋に響く。俺の腰の動きに合わせて豊満な胸が前後に揺れる。とてもいやらしかった。
「はあっ⁉ はあっ⁉ はあんっ⁉ 私…⁉ もう…⁉ イクッ⁉ イッちゃう…⁉ イクッ⁉」
叫ぶように喘いで全身を痙攣させる。あそこが締め付けられる。快感に抗い腰を動かし続ける。揺れる胸に目を向け、両手を伸ばし揉みしだく。手触りもいい。いつまでも揉んでいたくなる。
「あっ⁉ あっ⁉ あっ⁉ あっ⁉ ああんっ⁉ また…⁉ また⁉ イクッ⁉ イクッ⁉」
窮屈なあそこを締め付けられる。俺も限界が近い。頃合いを見て引き抜き血に塗れた俺のをティッシュで拭きとり口に押し込む。根元を握り唇をすぼめ手と頭を前後に動かす。舌で先端を刺激される。放った。
「ん…⁉ ん…。はあっ⁉ 凄く濃くて…凄い量ですね…⁉ その…オナニーしないんですか?」
「そんな気も起こりませんでしたが、今は物凄く興奮しています。」
「ふふっ、嬉しいです⁉ 今度は私がします⁉ 布団に寝てください⁉」
ついでに彼女のあそこもティッシュで血を拭きとってから布団に寝た。俺に跨りゆっくりと腰を沈める。快感の声を上げながら天井を仰ぐ。
「うふぅぅんっ⁉ 凄い…⁉ これ…奥まで届いて…⁉ 物凄く気持ちいいです…⁉」
それからすぐに激しく腰を動かした。涎を垂らしながら喘ぎ続ける姿がとてもいやらしかった。
「うっ⁉ ううっ⁉ ううんっ⁉ あはぁっ⁉ はあんっ⁉ また…⁉ イクッ⁉ イクッ⁉」
全身を痙攣させながら天井を仰ぎ動きが止まる。続きは俺が下から突き上げた。
「あんっ⁉ ああっ⁉ 気持ちいい…⁉ 気持ちいいです⁉ ううんっ‼ また⁉ イクッ⁉」
構わず腰を動かし続けた。
「ま、待って…⁉ ください…⁉ もう…限界…です…⁉ 死んじゃ…います…⁉ ああん⁉」
「こんなにいやらしいあすかさんが悪いんですよ。俺も止まれません。」
「そ、んな…⁉ 許し…て…⁉ くだ…さい…⁉ お願い…です…⁉ はあっ⁉ イクッ⁉」
絶頂を迎えると共に荒い息遣いで俺に倒れ込む。優しく受け止める。仰向けに寝かせる。豊満で形のいい胸が目に映る。引き寄せられるように揉んだ。揉み続けた。やがて静かな寝息に変わる。美しい顔立ち、眼鏡が良く似合う。スタイルも抜群に良い。答辞の役まで務めたのだから成績も優秀だろう。さっきまで彼女とセックスしていたのが信じられなかった。実感を得るように胸を揉む。乳首を摘まむ。ビクンと反応する。
「私の胸…気に入りました…?」
「はい、同級生と比べても大きいと思います。それに形も良くてとてもいやらしいです。」
「良かった…続き…します…?」
「四つん這いになっていただいてもよろしいですか?」
「いいですよ…。」
四つん這いになった彼女を後ろから突き入れる。体をのけ反らせる。豊満で形のいいお尻、痙攣するお尻の穴を眺めながら夢中で腰を動かした。喘ぎ声とお尻がぶつかる音だけが部屋に響く。
「はあっ⁉ はあっ⁉ ああっ⁉ ああんっ⁉ また…イッちゃいます…⁉ うっ⁉ イクッ⁉」
俺も限界だった。あすかさんの顔の正面に仰向けになりながら俺のを口に押し付ける。妖艶な笑みを浮かべてしゃぶりつく。卑猥な音を立てながら手と頭を上下に動かす。とてもいやらしかった。強烈な吸い付きと共に放った。
「ん…⁉ ん…。はあっ⁉ まだまだ濃くて凄い量ですね⁉ それに…まだまだ元気ですね⁉」
「あすかさん程の魅力的な女性としてるので簡単には収まりません。」
「嬉しいです⁉ たっぷり可愛がってくださいね⁉」
それから立ったり座ったり色々な体位でセックスした。彼女が再び動かなくなる頃には夜になっていた。
「はあ…⁉ はあ…⁉ まだ…元気ですね…⁉ 底なしの持続力ですね…⁉」
「あすかさんとしてるからですよ。」
「嬉しいですけど…このままでは本当に死にそうです…⁉ 口でします…⁉」
「お願いします。」
力なく座り込む彼女の前に俺のを押し付ける。嬉しそうにしゃぶりつく。荒い鼻息をしながら夢中でしゃぶる彼女に物凄く興奮した。放った。喉を鳴らして飲み込む。それでも行為は続いた。結局勃たなくなるまでしてもらった。最高に気持ちよかった。
すっかり夜になったので彼女の家まで送ることにした。
「それで…その…私のことどう思ってらっしゃるんですか?」
「ひと目惚れだと思います。1度見ただけで衝撃を受けました。」
「そうですか…⁉ ふふっ、良かった⁉」
「俺のことはどう思っていらっしゃるんですか?」
「あの時颯爽と現れて助けていただいてずっとお礼をしたかったんですけど、入学式に出席してビックリしました。まさか同級生とは思いませんでした。それで…お礼も兼ねて抱いていただきましたが、もっと好きになりました。あんなに気持ちいい思いは初めてでした。愛珠叶くんさえ良ければ付き合ってください⁉ お願いします⁉」
「こんな俺で良ければ…慎んでお付き合いさせていただきます。これからもよろしくお願いします。」
「はあ…良かった…⁉ 私、幸せです⁉ 夢みたいです⁉」
「俺もあすかさんのような魅力的な女性に告白されて付き合うことになって、夢みたいです。」
それから家の近くまで送ってキスして帰った。そのまま運動しまくって汗を流して後始末諸々をして布団に寝転んだ。あすかさんとの行為を思い浮かべた。すぐに眠れた。