色々あるけど、男女に挟まれるふたなり娘という作品は見ない。
なんでや、もっと増えていいやろ!!と思ったところから勢いで出来た、そんな作品です。
私には、恋人が2人いる。
別に隠して二股をしている、ということではない。
2人から同時期に告白を受けた。2人とも、それぞれの良さがあって、ドキドキして……片方を選んで片方を選ばない、なんて事が出来なくて。それならばいっそ、どちらも選ばない方がいい。そう思って一度お断りをした。
そうして2人から「選ばれないくらいなら2人同時でもいい。3人で交際して欲しい」というお願いをされた。まさかそんな提案をされるとは思わなくて驚いた。
しかし私が渋るのには、何も2人が魅力的すぎて選べないという理由だけではない。私は……両性具有者。所謂ふたなりと呼ばれる類の人間だったから。
基本的にベースは女だ。胸もあって、くびれもあって、お尻にも肉がついていて……服さえ着ていれば外側からは完全に女にしか見えない。自認だって女である。
だけど、普通の女性の体にはついていない余計なモノがついている。それが私なのだ。
本当にそんな私でもいいのかと、2人に聞いた。
そんな事は大した問題じゃないと言われた。
そこまで言われたら……2人を信じて、お付き合いをしてみてもいいのかなと思った。3人で幸せになれるなら……頑張ってみたかった。
そうして、私には2人の恋人が出来たのである。
そのうちの1人が、
とにかく顔がいいし、頭もいいし、何でもできるとんでも彼氏だ。そして凄く優しい。たくさん愛を囁いてくれて、抱きしめてくれて、頭を撫でてくれて……優しくキスをしてくれる。私にはもったいないくらいのいい人。
でも、ひとつだけ悩ましい事があった。
……夜の営みの事である。
私がふたなりでも構わないと言ってくれたけれど、それでも女性の体に無いはずのものがあるというこのチグハグな体。いざ抱こうと思った時、萎えてしまったりしないだろうか。そこがとても不安だった。
彼は優しいから、そうなった時物凄く気を遣うだろう。それが申し訳ない。
「……ねぇ、秋くん……」
「ん、どうしたの?」
「……あの、ね。その……ほら……私達、付き合ってる、から……そのうち、えっちとか、する……でしょ?」
「……うん、そうだね」
「その時に、その……私って、ふたなり、だから。女の子にあるはずないものがついてて、やっぱり、萎えちゃったりとか、しないかなって……」
「……
名前を呼ばれ、秋くんの腕が腰に回される。
そのまま引き寄せられて、ちゅ…と優しく唇を重ねられた。
「あ……秋く……」
「前にも言ったじゃないか。そんな事は大した問題じゃない。気にしないって」
「でもぉ……」
「…そんなに不安なら、今からする?」
「えっ…!?」
「大丈夫だよ、優しくするから……不安なんか全部無くなるくらいに、たくさん愛してあげる……」
「秋、く……んんっ……はぁ……」
ちゅ、ちゅ、と重ねるだけの口づけを繰り返す。
やがて唇の隙間からにゅるりと舌が差し込まれて、じっくり舌を絡められ、口内を愛撫された。くちゅくちゅという水音が部屋中に響いて、ずくずくと腰が重くなる感覚がする。
「……紬ちゃん、かわいい」
「あ……」
秋くんの大きな手が、スカートの上からお股を擦る。
「もうこんなに硬くして……捲ってもいい?」
「あ……う……うん……」
正直まだ不安はあったけれど、私は彼を信じてゆっくりと頷いた。
秋くんがスカートを捲ると、もうショーツには収まりきれないくらいに膨れ上がったおちんちんが露わになる。そのショーツも捲られ、ぷるんっと天高くそそり勃つおちんちん。
「……かわいいね」
「ひゃんっ……」
すり…と控えめにおちんちんを擦られる。
私のおちんちんは平常時こそ小さめだけど、大きくなれば長さも太さも平均よりちょっとあるくらいだ。決してかわいいなんて言えるようなサイズ感ではないはずなのに、それでも愛おしそうに見つめる秋くん。
「ひ、引かない……?気持ち悪くない……?」
「まさか。かわいい君の体の一部なんだよ。愛おしい以外の何物でもないよ」
「秋くん……」
「たくさん気持ちよくしてあげるね」
「あっ……!」
秋くんの手が上下にしゅこしゅこと動かされて、おちんちんを擦る。
秋くんが男の子で、同じおちんちんを持つ身だからだろうか。力加減も触れ方も程良くて、蕩けそうなくらい気持ちがよかった。
「あっ…ん…あ、あきくん…それ、きもちぃ…おちんちんしこしこきもちぃ…」
「気持ちいい?もっと気持ちよくなってもいいよ」
「ん、もっとしこしこして…」
「紬ちゃん、とってもかわいいよ…」
「ひゃうっ…んん、あきくん…」
しゅこしゅこと扱かれながら、ちゅっちゅっと口づけられる。
「あきくん……あきくんすき……すき……」
「紬ちゃん……愛してるよ」
「あ、ぅ……あきく、わたしもう、くる……」
「イきそう?イッていいよ」
「んっ……ああっ、イ、く……っ……!」
ぴゅるるっと先端から白濁が飛び散る。
飛び散った白濁が秋くんの綺麗な手を汚してしまって、申し訳ない気持ちになった。
「あ、ごめ……」
「謝らなくていいよ。いっぱい気持ちよくなれて偉かったね」
「秋くん……」
安心させるようにそっと額に口づけを落とす秋くん。
なんて優しいんだろう。これではますます好きになってしまう。
「どうかな。不安、無くなった?」
「……まだ、ちょっとだけ……」
「そっか。そうだよね。すぐには無くならないよね。でも、大丈夫だよ。ちょっとでも無くなるように……たくさん好きだよって伝えるから。何回でも」
「ん……秋くん」
ぎゅ、と彼に抱き着くと、彼もぎゅうっと優しく抱きしめ返してくれた。
「……そういえば、陰嚢もちゃんとあるんだね」
抱擁の後、改めて私のおちんちんを見ながら秋くんは呟く。
「あ、う、うん……まぁ、ない人もいるみたいだけど……」
両性具有者にも色々いる。
私のような女性ベースの体を持つ者と、男性ベースの体を持つ者。二次性徴が来るまでは、どちらへ転ぶか分からないのが私達両性具有者だ。だから、自認とは逆の体つきになる者もいる。
ただし、例外として必ず女性ベースの体つきになる者がいる。
それは陰嚢を持たない者だ。陰嚢を持たない者は、子宮と同じく体の内側に精巣を有している。
両性具有は両性具有で個人差があるのだ。
「……あるのはやだ……?」
「そんなわけないよ。かわいい」
「か、かわいい、の……?秋くんも同じのついてると思うけど……」
「君の体なんだからかわいいよ」
「あ、秋くんてば……♡」
どうしよう、きゅんきゅんする。
秋くん、本当に私の体も好きだって思ってくれてるんだ。
「……続き、してもいい?」
「うん、秋くん……」
「下着、下ろそうか」
「ん……」
するするとショーツを脱ぐ。
秋くんの手が陰嚢へ伸びる。
「……ちょっと捲るね」
「うん…」
そのまま陰嚢を持ち上げれば、隠れていた秘裂が露わになった。
先ほどまでおちんちんを扱かれていた事もあって、ヒクヒクとひくついている。
「ちんちんで気持ちよくなると、こっちも濡れるんだね」
「ん……ちょっと恥ずかしい……」
「こっちもたくさん気持ちよくしてあげる…」
「っあ……」
秋くんの指先が割れ目に沿って触れる。
濡れそぼったそこは、なぞるだけでくちゅ…と卑猥な水音を立てていた。
「ぬるぬる…」
「んっ……!」
秋くんはぬるぬると指全体に愛液を塗り広げるように動かす。
「指、入れるね」
「うん…」
まずは一本、つぷ…と沈められた。ゆっくりと
「っ、あ、あきく、んっ……わたし……っ……」
「いいよ。イッて」
「う、うんっ、イく……イッちゃう……っ……ああっ……!」
ぷしゅ、と透明な液体が飛び散って、ぱたぱたとソファを汚す。
「こっちでも気持ちよくなれたね。偉いよ」
「ん……あきくんすきぃ……」
余韻でビクビク震える体で、ぎゅっと秋くんにしがみつき、胸に顔を寄せた。そうすれば、秋くんが優しく頭を撫でてくれる。
安心する……。
「……秋くん……私……秋くんとひとつになりたい……」
本気でそう思ったから、そう口にした。
それを聞いた秋くんが、優しく微笑む。
「うん。ちょっと待ってね」
秋くんが立ち上がってどこかへ向かう。
戻って来た秋くんの手には、コンドームの箱と潤滑剤が握られていた。
「それ……」
「今日は初めてだからね。……本気で子供が欲しいって思ったら、その時にコンドーム無しでしようね」
「……うん」
秋くん、色々考えてるんだ。それだけ私のこと大事に思ってくれてるんだ。好きだなぁ……。
「でも、避妊しても100%じゃないよ。もしかしたら、できちゃうかも……」
「その時はちゃんと責任取るよ。一緒に幸せになろう」
「うん……♡」
しゅき……♡
秋くんは立ち上がって、ズボンと下着を少しずり下げる。そうしたら、彼のそそり勃つおちんちんが飛び出てきた。秋くんはそれにコンドームを被せていく。
「…………」
「そんなに見つめて、どうかした?」
「う、ううん……すごく……おっきいなって……」
平均より少し大きいくらいの私のおちんちんよりも明らかに大きい秋くんのおちんちん。秋くん、巨根なんだぁ……。
「……怖い?」
「んん……ドキドキする……」
「そっか。……紬ちゃん、横になって」
「うん……」
言われた通り、ソファへ横になる。
秋くんはローションを手に垂らし温め、コンドームを装着したおちんちんに塗り広げた。
「……本当に、いい?」
「いいよ……その……たくさん、愛してくれるんでしょ……?」
「うん、勿論」
「だから……きて、あきくん……」
「それじゃあ、ゆっくり……ね」
「ん……」
挿れやすいよう、私は陰嚢を持ち上げる。
秋くんのおちんちんの先っぽが、秘裂にぴとりとあてがわれた。それだけで、お腹の奥まできゅんと疼く。
そのままゆっくり、先っぽが埋められていく。
「ん、うぅ……」
「大丈夫?痛かった?」
「ううん、いたくないよ…」
「そう。それじゃあ、もう少し進めるね」
ぐ、と腰が進められる。
それに応じて、段々とおちんちんが奥まで来ているのが分かった。
やがて最奥まで届いたらしく、こつんと先端が当たる感触がある。
「あ……」
「痛くない?」
「いたく、ない……ん、でも、へんなかんじ……」
痛みはなかったが、異物が
大きくて、存在感のあるそれが酷く愛おしい。
「あきくん、うごいて…?」
「いいの?平気?」
「ん、だいじょうぶ……いたかったら、言うから……」
「じゃあ、ゆっくり動くよ」
「うん……」
奥まで
あ。これはまずいかもしれない……。
ギリギリまで引き抜かれたところで、再びゆっくり
ああ……ところてんしちゃった……恥ずかしい……!!
「…紬ちゃん、気持ちよかったの?」
「あうぅ……は、はずかしいよぉ……」
「恥ずかしがる事なんてないよ。ところてんしちゃう紬ちゃんも凄くかわいい……奥、いっぱい突いてあげる。大丈夫、優しくするからね……」
秋くんは宣言通り、緩やかに
「あっ、ああ、んぅ……あきく、あきくん……ぁ、んっ……」
「気持ちいい?中、きゅんきゅんしてる……」
「きもちぃ……あんっ……きもちぃよぅ……すき……あきくんすき……」
「かわいい……かわいいね、紬ちゃん……」
手は重ねられ、指と指を絡められて。ちゅ、ちゅ、とキスをされて。
気持ちよくて、幸せすぎて、胸がいっぱいで、他に何も考えられない。
「ん、んむ……はぁ……あきくん、あきくんっ……も、もうだめ、わたし……!」
「っ、紬ちゃん、僕も……もう……!」
「あ、イく……イく、イっちゃ……あああっ……!」
「っく……」
ガクン、と自身の体が痙攣する。
秋くんの体も、ビクリと震えているのを感じた。
おちんちんから勢いよく飛び散った白濁が、秋くんのお腹を汚してしまう。
そして秋くんは、薄い膜越しへ吐精した。
「……はぁ……」
「あきく……おなか、よごしてごめんね……」
「ううん、いいんだよ。気持ちよかったんだよね」
「ん……きもちよかった……あきくんはわたしのなか、きもちよかった……?」
「気持ちよかったよ。君がとてもかわいくて……早々に
「あきくん……♡」
よかった。秋くんも気持ちよくなってくれたんだ。私の
あれだけ悩んでいたふたなりだから萎えてしまうかもしれない、なんて考えももう、今はどこかへ消えてしまった。秋くんが優しく愛してくれたからかな。
「…抜くね」
「うん…」
コンドームにはそれなりの精液が入っていた。そんなに
コンドームの口を縛り、ゴミ箱へ放り投げる秋くん。
「昼間からごめんね。疲れてない?」
「大丈夫だよ……」
「そっか。取り敢えず今日はこれで終わりにして、後は
「うん……秋くん、だいすき」
「僕も、紬ちゃんの事大好きだよ」
最後に重ねるだけの口づけを交わしてから、私達は服を着直す。
初めてのえっち、すごく気持ちよかったな。
これからもっと、色んな事がしたいかもしれない。
不安な気持ちは、いつの間にか楽しみな気持ちに変わっていたのだった。
逆アナルはないよ。
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