ふたなり受けからしか得られない栄養素がある。
私にはもう一人、恋人がいる。
ふわふわで人懐っこくて、かわいらしい女の子。コミュニケーション能力が高く、どこの輪にも馴染めるような子だ。だからなのか、出会った当初から距離が近くてドキドキしていた。
今は何故か、秋くんと共に私の恋人である。私にはもったいない彼女だ。
「つむちゃん♡」
二人でゆっくりしている時、春ちゃんはぎゅっと腕を絡め、肩に凭れて甘えてくる。それがとてもかわいらしい。
「ね、つむちゃん……」
「なあに、春ちゃん……」
「秋とエッチした?」
「え!?あ、えっと…」
急にそんな話を振られて驚く。
確かについこの前初めてえっちしたけれど……それって分かるものなのだろうか。
「つむちゃん、なんかちょっと変わったもん……吹っ切れた感じ」
吹っ切れた感じ。
体の事で不安に思っていたけれど、受け入れてくれた上にそれをかわいいとまで思ってくれているんだと分かって……そんな安堵が、外から見て分かるくらい滲み出ていたんだろうか。
「……秋だけ抜け駆けしてずるい」
ぷく、と頬を膨らませた春ちゃんが更にむぎゅっと密着してくる。それによりたわわな胸の谷間に腕が埋まってしまう。
「は、春ちゃん、その……お、おっぱいが……!」
「ん?当ててるの♡」
「ひえ…」
目に毒過ぎる……!
「つむちゃん……私ともエッチしよ?」
「あの……その……」
春ちゃんは距離が近いし、色々積極的過ぎるし、私の体についても別に特に気にしてないんだろうな…というのは何となく分かる。えっちも…正直したい。秋くんともえっちしたし……。
でも、上手く出来るかどうか分からない。痛い思いをさせてしまわないだろうか。私、童貞だし……秋くんみたいに器用じゃないから。
「心配しなくてもいいよ。気持ちよくしてあげる♡」
「え、えっと……」
「それに……」
「あっ……!」
春ちゃんが私のスカートをぴらりと捲る。案の定、はみ出るくらいに勃ちあがったおちんちんがそこに鎮座していた。
「こんなにおっきくしてるんだもん……したくないわけ、ないよね♡」
「うぅ……」
春ちゃんはえっちだし、かわいいし……彼女の事が大好きだから、そりゃあもう体は反応する。仕方の無いことだ。
しかしそれを指摘されるのはまた別の話で、物凄く居た堪れない気持ちになる。
「穴があったら入りたい……」
「きゃ♡穴があったら
「そ、そういう意味じゃないよぉ…」
何というかこう、春ちゃんは経験豊富らしいから……そういう表現に対して一切の抵抗がないところがある。そういうところも好きではあるけど、心臓が持たない……!
「しこしこしてあげましょうね〜。ほら、しーこ、しーこ♡」
「ひゃんっ……あ、は、はるちゃ……!」
春ちゃんの靱やか指が、しゅこしゅことおちんちんを上下に扱く。柔らかくて、すべすべで、気持ちいい。
「どう?つむちゃん気持ちいい?」
「んぅ……あ、んっ……きもちぃ……はるちゃんの手、やわらかくて……きもちぃよぉ……」
「そっかぁ〜。じゃ、先っぽくりくりしてあげるね♡くりくり…くりくり…♡」
「あっ……んん……!」
「あは、先走り出てるよ〜。かわいい♡」
春ちゃんの指先が、鈴口をくりくりと刺激する。その感覚がまた、気持ちよすぎて……頭の中が溶けてしまいそうだ。
「はるちゃ……もうむり……も、イく……!」
「いいよ〜♡いっぱいぴゅっぴゅってしようね。ほら、ぴゅっぴゅっ♡」
「ひ、あああっ……!」
びゅくくっと勢いよく飛び散る白濁。
「きゃ♡いっぱい
「はぁ……っ……」
「綺麗にしてあげるね…♡」
「あっ……」
春ちゃんは掃除をするかのようにぺろぺろと私のおちんちんを隅々まで舐め始めた。温かな舌の感触が堪らなく気持ちよくて、再び射精感が込み上げてくる。それを何とか抑え、耐えていたら、全て舐めとったのか春ちゃんが顔を上げる。
「次は女の子の部分も気持ちよくしてあげるね♡」
休む間もなく、春ちゃんの指が今度は秘裂に触れた。
「わ、すごい。おちんちんあるのにクリちゃんもあるんだぁ」
「ん……陰嚢ない子は、クリトリスないらしいけど……」
なんでも、陰嚢がない人にとっては陰核の代わりに包茎がある……という感じらしい。
研究者の話によると、陰嚢がある両性具有と陰嚢のない両性具有はそもそもそれぞれ別の進化なんじゃないか、という話だ。陰嚢のある者は単に男女どちらの生殖器も備わっているというだけ。そして陰嚢のない者は、陰核から進化したのではないか、との学術的見解がある。だとしたら何故体内に精巣を有するのか、という新たな謎も出てきて、現在も研究が続いているらしい。
「へぇ……ふたなりさんって不思議だなぁ」
「私にもあんまよくわかんないんだよね……」
「そっか〜。じゃ、クリちゃん弄りながらおまんこくちゅくちゅしてあげるね♡」
「あ、ちょ、はるちゃん……ああっ……!」
割れ目に沿ってなぞるようにくちゅくちゅと指で撫でられ、同時に陰核を押し潰すようにぎゅっぎゅっと圧迫される。体中を電流が駆け巡るような、ビリビリとした快楽が私を襲った。
「つむちゃん、気持ちいいねぇ♡びくびくしてかわいい♡」
「あ、あぅ……は、はるちゃ……それ、きもちよすぎて……おかしくなっちゃう……!」
「じゃ、指
「ひゃぁっ……!」
同じ女の子だからなのだろうか。
それとも経験から来るテクニックなのだろうか。
おまんこを弄る指さばきに迷いが無さすぎるし、気持ちいいところを的確に責めてくる。
段々と絶頂に向かっていく感覚がする。
「むり、むりぃ……おまんことけひゃう……いく……イッひゃうよぉ……!」
「うんうん、イっちゃお♡いーっぱい気持ちよくなろ♡」
「あ、ああ、ああああっ……!!!!」
絶頂を迎えた私は、ぷしゃあっとまるで水鉄砲のように潮を吹き出してしまった。余韻でガクガクと体が震える。
「わぁ、いっぱい潮吹いちゃったね。かわいいなぁ、つむちゃんは♡」
「は、はずかしいよぅ……」
「大丈夫だよ!かわいいよ?」
秋くんと同じ事言うんだなぁ。
そういうところは2人ともよく似ている。
「次は本番、いっちゃお…?」
「へ……あ、ちょ、ちょっと待って、ゴム……ゴムしなきゃ……ローションも……」
「大丈夫♡ちゃ〜んとあるよ〜」
そう言って春ちゃんはソファの隙間からコンドームとローションを取り出して見せた。
いつの間に仕込んでいたんだろう。もしかして最初からこのつもりで……??
「つむちゃん…」
「わっ…」
春ちゃんに体重をかけられ、ゆっくりとソファに押し倒される。
そのままちゅっと軽く唇を重ねられた。
「ゴム、つけてあげるね。大丈夫だよ……私に任せてね……」
「え……あ、う、うん……?」
コンドームの袋を口に咥えたまま、包装をぺりぺりと開封していく春ちゃん。本当にその開け方する人いるんだ。器用だ……。
「ふふ……つむちゃんのおちんちんピクピクしてる。なんか、早く私の中に
取り出した中身を被せながら、つんつんとおちんちんを指でつつく。
なんかこう、秋くんが女性向け成人作品みたいな感じなら、春ちゃんは言ってる事が男性向け表現過ぎる……!
「あ、あの……わ、私、このままでいいの……?」
「んー?いいよ♡今日はそのまま横になってて」
「わ、わかったぁ……」
まぁ……変に私が動くよりも、そっちの方が負担は少ないのかな……?うう、なんか任せっきりで申し訳ないな……。
「あ、つむちゃん今私に申し訳ないって思ったでしょ」
「え」
「私は私がつむちゃんにこうしたいって思うからしてるんだよ!ぜーんぜん気にしなくていいからね!」
「そ、そっかぁ」
春ちゃんは嫌な事は嫌とか、そういうのをはっきり伝えるタイプの子だから……そんな彼女がそう言うなら、本当にそうなのだろう。
「それに私、つむちゃんのかわいいとこ、いーっぱい見たいな♡」
「う、うん……」
何だか、別の意味で心配になって来た。
私、
春ちゃんがローションを手に垂らし、手のひらの上で温める。それを私のおちんちんに塗り広げているのだけど、手つきがただ塗り広げてる感じじゃない。凄く厭らしい。
「んっ……は、はるちゃん……っ」
「ただローション塗ってるだけだよ♡」
「う、うぅ……」
悪戯っぽい笑み。絶対分かっててやっている。
春ちゃんには翻弄されてばかりだ。でも、それも悪くないな……なんて思う自分もいる。
「はぁ……つむちゃん……」
春ちゃんがショーツを脱ぐ。
秘裂に触れていたクロッチ部分から糸を引いているのが見えた。
あまりにもえっちすぎて、おちんちんがどくん…と脈打つ。
「は、はるちゃぁん……」
ぷちゅ、と先っぽが秘裂に触れた。
「つむちゃんのおちんちんの先っぽ、私のおまんこにちゅってキスしちゃった……♡」
だから表現が……!!
「じゃあ……
ずぷ…っと、先っぽが
そのままずぷぷ…と私のおちんちんが春ちゃんのおまんこに呑み込まれていく。
「っあ、んん……!」
「つむちゃんかわいい♡」
春ちゃんがどんどん腰を落として、ついに先っぽが最奥に辿り着いた時。
「ああっ……!」
私は吐精してしまった。
「……あれ?つむちゃんもしかして……イッちゃったの?」
「あぁぁ……」
私は本当に前回と言い、
でも……春ちゃんの
「つむちゃん……かわいすぎ♡私もう我慢できない……っ!つむちゃん、動いていい?ねぇ、つむちゃん……♡」
「そ、その、お手柔らかに……」
「ああっ、つむちゃん……♡」
「ひゃぅっ……!」
春ちゃんが腰を上下に動かし始める。
ぬちゅ、ぬちゅ、と抽挿が繰り返される度に、信じられないくらいの快感を覚えた。
「つむちゃんきもちいい……?」
「っあ、ん、んぅ……きもち、ぃ……っ……!」
「うれしい……私もきもちいいよ……つむちゃんのおちんちんきもちいい……♡」
「ぁんッ……あ、あ……ひぅ……んっ……!」
あまりに気持ちよすぎて、言葉にならない。
春ちゃんも気持ちよさそうに夢中で腰を振っている。
「つむちゃん……私うれしい……♡つむちゃんとずっとこうしたかったの……♡わたし、つむちゃんとつながれて……ひとつになれてうれしい……♡」
「あ、う……ん、うん……っ……はるちゃ、ん……」
「つむちゃん……つむちゃんつむちゃん……っあ♡……つむちゃんすきっ……すきぃ……♡」
「ん、わ、わたし、もぉ……はるちゃんすき……っ……ぁ、だいすきぃ……!」
「っ、つむちゃん……♡」
春ちゃんが倒れ込んできて、ぎゅううっと腕を回して密着して、唇へ口づけてきた。快楽で余裕はあまり無かったけれど、私も彼女の体に腕を回す。
それでも尚、春ちゃんはぬちゅぬちゅと腰を振り続け抽挿を繰り返していた。
「んむ……ふ……ぅ……んっ……」
「んんっ……は、ふ……ちゅむひゃ……しゅき♡……んっ、んっ……♡」
「んぅっ……」
舌が入ってきて、口内を愛撫されたり、ちゅるちゅると舌を絡め取られる。
春ちゃんのキスは上手いし、
何よりも、全力で愛情表現してくれる彼女が愛おしくて堪らなかった。
「んっ……はぁ……う、っ……!」
「つむちゃん、イきそ?おちんちん、
「ん、イく、イく……!
「っあ、私も、イく……っ……♡」
ガクン、と体が震え、びゅるるっと薄い膜の中で吐精する。密着した春ちゃんの体もぶるるっと震えた。春ちゃんもイったんだ。かわいい……。
「はぁ……ふ……」
「つむちゃん……ん♡」
「んっ……」
重ねるだけの軽い口づけを交わした。
何だかとても幸せだ。
暫くぎゅう、と体を密着させていた春ちゃんが上体を起こす。
そのままゆっくり腰を上げて、
コンドームの中には、当然吐き出された精液が入っていた。
私、あんなに
「いっぱい
「そ、そうかな……?」
そういうものだっけ……?
「そうだよ♡」
「そっか……」
「気持ちよかったね、つむちゃん♡」
「うん……すごくきもちよかった」
気持ちよかったのは、本当にそうだ。
脳みそが溶けるんじゃないかと思った。
「またしようね♡私、つむちゃんと色んな事したいなぁ……つむちゃんのしたい事もいっぱいさせてあげるね♡」
「う、うん。楽しみにしてるね……」
春ちゃんが私のおちんちんに装着されたコンドームを外し、口を結んで処理してくれた。何から何まで手際がいいなぁ。
私は体を起こして、乱れた服装を整える。
「私……いつかつむちゃんの赤ちゃん欲しいなぁ」
「えっ……あ、そ、そっか……」
そうだ。私は秋くんの子供を産める体だけど、それと同時に春ちゃんを妊娠させる事の出来る体でもあるんだ。
だけど、私は秋くんみたいに「その時は責任取るよ」なんて堂々と言える自信がない。
「でも、まだ責任取れるか不安だから、もう少し考えたいかな……」
「うんうん、そこは一緒に考えていこーね♡」
まだまだ自信はないけれど。
それでもいつか。
秋くんとの子供も、春ちゃんとの子供も欲しいな。
彼の子供を妊娠できて、彼女に自分の子を妊娠させる事ができる。
ふたなりだからできること。