「……秘密、か」
梅の声が、自分でも信じられないほど低く重く落とされた。
夕日がさらに傾き、生徒会室の影が長々と伸びる。
腕の中でプルプルと震えている尾鳥たんの体温が、制服越しではなく、はだけたシャツの隙間からダイレクトに梅の掌へと伝わっていた。
「ちょっ!?//梅、僕男だよ?//」
必死に確認するように叫ぶ尾鳥の顔は、熟しきったイチゴのように真っ赤だ。
目尻には涙が溜まり、強がっていた生意気な面影はどこにもない。
「う、梅がどうしてもって言うなら、ぼ、僕…//その……2人だけの秘密なら//」
消え入るような声で紡がれたその言葉。
口元を自らの袖で必死に隠しながら、上目遣いでチラチラとこちらを覗き込んでくる瞳には、拒絶の色など一切なかった。
(……男だ。知ってる。百も承知だ……っ!)
梅の頭の中で、理性の警報が鳴り響いていた。
だが、その警報を覆い隠すほどに、心臓の鼓動がドクドクと耳元でうるさく打ち鳴らされている。
満更ではない。
どころか、目の前の華奢で柔らかい身体を、このまま完全に自分のものにしてしまいたいという衝動が、身体の底から突き上げていた。
「……秘密にできると思うか?」
梅の指先が、ゆっくりと尾鳥の顎に触れる。
持ち上げられた尾鳥の顔が、逃げ場を失って梅の視線と真っ向からぶつかり合った。
「む、梅……?」
「お前がそんな顔して……そんな甘い声出しておいて……『秘密』で済むわけないだろ」
梅の手が、尾鳥の細い腰をぐっと引き寄せる。
隙間が完全にゼロになり、お互いの胸の鼓動が重なり合った。
「!あっ゛…゛…!♡ !んぅ!……!っっ!/゛!/゛」!
押し当てられた胸元——むき出しのピンクのポッチが、梅の制服の生地越しにコリッと硬い感触を伝える。
尾鳥はビクッと体を跳ねさせ、梅の肩に顔を埋めるようにしてすがりついてきた。
「バカ……梅のバカ……っ// ほんとに……本気なの……?」
「本気にさせたのは、お前だろ。……『ざーこ』なんて煽るからだ」
「うぅ……っ! 言わなきゃよかった……! こんなの……聞いてないよぉ……っ//」
口では泣き言を言いながらも、尾鳥の手は梅の制服をぎゅっと掴んだまま、離れようとしない。
むしろ、縋るように力を込めている。
「尾鳥」
「な、なに……っ?//」
「後悔しても、もう遅いからな」
梅は低く呟くと、逃げようと揺れる尾鳥の顔を片手で固定し、そのままゆっくりと自分の顔を近づけていった。
静まり返った生徒会室。
舞い散った書類と、夕闇に溶けていく茜色の中で、2人だけの「本当の秘密」が始まろうとしていた——。
(……チキンの梅が、本当に僕にこんな事してくるなんて……!)
尾鳥の頭の中は、パニックと、それを上回る怪しい熱量でぐちゃぐちゃになっていた。
いつもなら自分の煽りを「はいはい」と受け流すか、あきれ顔でツッコミを入れてくるだけの梅。
そんな梅が今、見たこともないような強い目つきで自分を押し倒し、その大きな手で自分の身体を自在に翻弄している。
(でも……なんでだろ。僕……全然嫌じゃない……。むしろ、心臓が破裂しそうなくらい、すっごく嬉しい……っ//)
口が裂けても、目の前で獣のような瞳をしている梅には言えない。
言ったら最後、本当に食べ尽くされてしまうという直感があった。だから僕は、必死に「嫌がっているフリ」を装うしかなかった。
「はぁ゛ん゛!♡ う、梅……そこ、弱いんだってぇ……っ//」
「弱いんだって」と言いながらも、僕は梅の肩を押し返す手にまったく力を込めていなかった。
それどころか、梅の指先がむき出しの胸元に触れるたび、自ら胸を押しつけるように背中を微かに反らせてしまう。
「……弱いって言いながら、お前、全然逃げようとしないじゃねぇか」
梅の声が耳元で低く響く。熱い吐息が首筋にかかるたび、ゾクゾクとした快感が背筋を駆け抜けた。
「に、逃げてるもんっ! 梅が力づくで押さえるから……っ! んぁっ♡」
梅の指先がコリッと優しくポッチを弾くと、僕の口から情けないほど甘い声が跳ね上がった。
足の力が完全に抜け、梅の体にすっぽりと預ける形になってしまう。
「嘘つけ。……お前の体、めちゃくちゃ熱くなってんぞ」
「ち、違う……っ! これは夕日のせい! 放課後の部屋が暑いだけだもん……っ//」
強がる僕の言葉なんて、梅には一切届いていなかった。
梅の手がゆっくりと僕の腰を包み込み、制服の隙間から肌へと滑り込んでくる。
(やばい……ほんとにやばい……! 梅のバカ、普段はお堅いフリしてるくせに、なんでこんなに触り方上手なの……っ!?)
いつもは生徒会室の「巻き込まれ被害者」でしかない梅。
だけど今の梅は、僕を完全に支配している「男」そのものだった。
「尾鳥……もう、お前を『可愛い後輩』として見るの、限界だわ」
「っ……//」
梅の瞳に映る自分の顔は、涙目で真っ赤で、完全にトロけきっていた。
抵抗するフリをしながら、僕は心の中で、この放課後がずっと続けばいいのにと強く願ってしまっていた——。
『梅…良いよ分かったよ……仕方ないから全部受け止めてあげるよ〜♪ほら来いよ梅//』
強がって見せたけど僕ももう正直我慢出来なかった梅のが早く欲しくて
「……『仕方ないから』ねぇ」
梅は低く笑うと、尾鳥の強がりを丸ごと包み込むように、その華奢な肩を抱き寄せた。
「そうやって最後まで生意気なのが、お前らしいけどな」
「〜〜〜〜っっっ!!//」
尾鳥は口元をぎゅっと結び、真っ赤な顔で梅の首元に手を回した。
「ほら来いよ」なんて煽ってみせたものの、梅の体が完全に重なり合ってくると、尾鳥の呼吸は一瞬で浅く乱れ始める。縋りつく指先が、梅の制服を強く強く掴んでいた。
(……限界なのは、僕だけじゃなかったんだ……っ//)
密着した胸からは、どっちのものかも分からない激しい鼓動がダイレクトに響いてくる。
梅の大きな手が、尾鳥の背中を、そしてはだけたシャツの隙間から露わになった細い腰をゆっくりと撫で上げていく。その掌の熱さに、尾鳥の口から「んぁ……っ♡」と甘い吐息が零れ落ちた。
「尾鳥、顔……見せろ」
「や、だ……// こんな顔、見せな……っ」
「見せろって」
梅の指先が尾鳥の顎を優しくすくい上げると、トロけた瞳と涙目の八重歯が、茜色の夕光の中に露わになった。
もう逃げ場も、強がる理由もない。
「……全部受け止めるって言っただろ。……後悔すんなよ」
「後悔……しないもん……っ! 梅のバカ……早く……っ//」
静まり返った生徒会室。
舞い散った書類と、夕闇に溶けていく放課後の中で、2人だけの「絶対に秘密の日常」がどこまでも深く続いていくのだった——。
茜色の夕日に包まれた放課後の生徒会室。
完璧超人の先輩たちも、うるさい仲間たちも誰もいない、完全な密室。
「梅……ああぁっ……゛っ♡……… ……!やあぁぁっば…ああっ…♡……… …こお…!れ、……゛凄くぅう………………!っ♡」
尾鳥の口から零れ落ちたのは、もはや中等部の生意気な男の娘(の娘)のものとは思えない、甘くトロけた嬌声だった。
強がりも煽りも、熱い吐息と溶け合うように消え去っていく。
その反応に背中を押されるように、梅の理性のタガは完全に外れていた。
「……もう我慢しねぇよ」
低く掠れた声を漏らしながら、梅の腰は早速激しく、しかしどこまでも執拗に加速していく。
密着した体と体が打ち付け合う音と、2人の荒い息遣いだけが生徒会室の静寂を切り裂く。
スリットの開いたシャツからはだけた尾鳥の白い肌は熱を帯び、敏感なポッチが梅の体温に擦れ合うたびに、尾鳥は身体をビクンッと激しく跳ねさせた。
「あ、ぁ!…゛……んん゛っっ…♡…゛ ゛梅…゛……!…゛っ…っ!、!そ!ん゛!なあにっ激…し…!く………っ…、…゛頭…゛っがあ゛ま…っっ…っしろ゛にぃ!………゛!♡゛!」
涙目で梅の肩にしがみつき、爪を立てる尾鳥。
普段は「ざーこ」と煽り散らしていた彼が、今は梅の腕の中で完全にメロメロになり、身も心も支配されている。
逃げ場のない快感の渦の中で、2人だけの秘密の時間は、さらに深く、熱く狂おしく溺れていくのだった——。
「……お前、まだそんな口が叩けるのかよ」
梅の瞳から、完全に「理性の光」が消え去った。
「はっはっ゛♡…゛梅っ!〜!そお!のぉ程゛っ!度…っ?ざ!ぁ〜こ♡…゛ざ!ぁ〜!こ…っ♡!」
涙目になりながらも、懲りずに八重歯を覗かせてニシシと笑ってみせた尾鳥。
だが、その強がりが完全に裏目に出た。
梅の口元に狂気じみた薄笑いが浮かんだ次の瞬間——
ガタッ!!
生徒会室の大きなデスクが激しく揺れ、舞い散る書類が宙を舞う。
「ひっ……!?」
梅の腰の回転と突き込みが、これまでの比ではない猛烈なスピードと重さでギアを上げた。
「ああぁっ…っ!…゛❤…゛️…!何…゛こおお゛!れぇ…!………?……゛! ……゛ヤッバっ…゛♡! ……奥……!ま!でえぇぇ来……!るうぅう゛!……?…゛! …゛あ…っ!っ…!!❤……️ ゛あぁ…゛んんんんっ!ああぁぁ゛ん゛!っ…っあぁ…ぁ!ん…゛っっ…゛っ!�………!�……!」
一気に最奥を貫くような衝撃に、尾鳥の煽り顔は一瞬で崩壊した。
喉の奥から絞り出されるような甘い悲鳴が、誰もいない生徒会室にけたたましく響き渡る。
「あ!ぐう゛!っ…゛…………!♡… ……やああっっ…っ……………や!ばぁっ!い………゛!っ…!……゛! …梅……っ、゛!嘘……っ゛っ!! ……速……!すぅ!ぎ゛っ…………っ……!…❤!️……」
「さっき『ざーこ』って言ったのは誰だ? あ?」
「ひぃぃ゛ぃっんん!っ…! …… !ご…めえっ゛…!……ご…っめんん゛なああ!さ…ぁいいぃ……っっ…!…♡…゛ 梅……っすぅうっ!ごお…いい!っ…!、…!梅…っのお!すご…おっいいっかぁぁ!らぁ……っ!❤゛️……゛!」
梅の手が尾鳥の華奢な腰をがっしりと掴み、逃げ場を完全に塞ぐ。
容赦のないピストンが叩き込まれるたびに、尾鳥の身体はベッド代わりのソファの上で大きく弾み、はだけたシャツから覗くピンクのポッチが狂ったように揺れた。
「んぁ……゛っっ゛❤…゛️……゛ …あ……!ん……゛っ……っ … ……やあぁぁ……゛!………゛っ…っ! ……頭……゛お……か…ぁ゛しいぃ゛!くな…っちゃっ!ううぅ………………゛!っ……!……❤……゛!️…… …゛!梅…!ぇ…ぇっ……゛! …゛!」
生意気な中学生の面影は微塵もなく、ただただ梅に与えられる過剰な快感に白目を剥いて悶絶する尾鳥。
夕闇が迫る生徒会室で、暴走した梅の腰使いと、尾鳥の絶叫に近い甘い嬌声は、放課後の校舎にいつまでも激しく響き渡り続けるのだった——。
この日、軽音部のオカズにされたとか、ナントカ‥
尾鳥にはどんな分からせが良い?
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