転生したらスライムだった件 外伝 〜もしリムルがスライムではなく、最初から超美少女の魔王として転生したら〜 作:虚無神
「む、ぬははは! 人型など朝飯前よ! 見よ、これぞ我が真の姿……ならぬ、人型へと化身した完璧なる姿である!」
ゴゴゴ……と黄金の魔素が霧散し、そこに現れたのは――言葉を失うほどに巨体で、そしてあまりにも圧倒的な「超美少女」であった。
335cmという見上げるほどの超高身長。しかし全体のバランスは破綻するどころか、54cmという驚異的な細さのウエストと200cmの爆乳、180cmのヒップが見事な曲線美を描いている。黄金の髪とプラチナムゴールドの瞳、そして素肌をこれでもかと露出した眩しすぎるビキニ衣装。
176cmという高身長を誇る晴海ですら、完全に見上げるポジションとなるほどの圧倒的なスケール感であった。
「……うわぁ……」
晴海は思わずレモンイエローの瞳を丸くし、ポカンと口を開けてその全身を爪先から頭の先まで見上げた。
サファイアブルーのロングヘアが首を傾げるのに合わせて滑らかに揺れる。
(……な、なにこれ……! バカデカい……! バカデカいけど、信じられないくらい超美人じゃないの……!? 体長3メートル超えのスーパーハイモデル爆乳美少女ドラゴンだなんて、属性がとっ散らかりすぎててオタクの妄想でもここまでの盛り盛り設定は作れないわよ!?)
晴海は大人の女性としての熟練した視線で、ヴェルドラの豊かな胸元や滑らかな太腿、そして恥ずかしそうに胸を張る不敵な笑みを見つめた。
「ヴェルドラ、超美人なのね」
隠すことなく、ストレートな称賛を口にする晴海。
透明感のある可憐な美声が洞窟内に響き渡ると、ヴェルドラのプラチナムゴールドの瞳が大きく見開かれた。
『ぬ……ッ!? び、美人……っ!? ぬ、ぬはははは! 当たり前ではないか! 我は世界を統べる竜種なるぞ!? 美しくあって当然……っ!』
即座に高笑いを上げて誤魔化そうとするヴェルドラだったが、その顔面(純白の美しい素肌)は一瞬にして耳の先まで真っ赤に染まっていた。200cmの豊かなバストが激しい動悸に合わせて上下に揺れ、太腿を僅かにモジモジと擦り合わせている。
(……あ、これ完全にアカンやつだわ。私の言動ひとつひとつにいちいち命がけレベルでキュンキュンしてらっしゃるわ、この巨大美少女ドラゴン様)
晴海は小悪魔的な微笑みを浮かべながら、あごにそっと細い指先を当てた。
(……待って? これって、もしかして……百合展開になるの……?
いやいや、私は生前アラサー女子で男経験も豊富だし、大人の夜の駆け引きもバッチリ知ってる完全なノーマル(ヘテロ)だったはずなんだけど……。でも、目の前にいるのは335cmの規格外超美少女。そして今の私も、176cmの超美少女魔王……)
晴海は自らのバスト95cmの豊かな胸元を誇示するように優雅に胸を張り、眩しそうに自分を見つめてくるヴェルドラへと一歩近寄った。
(……ふふ、でも良いじゃない! 異世界転生なんだし、お互いに世界最高峰の肉体美を持つ超美少女同士なんだから! むしろこの巨躯のツンデレ美少女ヴェルドラを、大人の女のテクニックと色気でトロトロに攻略しちゃう百合展開なんて……最高に刺激的で魅惑的じゃないの♡)
「ねぇヴェルドラ? 自由になった記念に、もっと近くで私のこと……見てみる?」
晴海は甘い声音で囁くと、サファイアブルーの髪をかき上げ、レモンイエローの瞳で妖艶に微笑みかけた。
「ひゃ……っ!? ぬ、ぬははは! な、何を言うか! 我は竜種、恐れるものなど何一つ……っ!」
赤面しつつも視線を逸らせず、じっと晴海の圧倒的な美貌とスタイルに吸い寄せられていくヴェルドラ。
封印が解かれ、外の世界へと踏み出そうとしたその時、ふと晴海(リムル)は自身の身体から溢れ出る異常な濃度の魔素に気付いた。
(……あ、ちょっと待って。このままだとマズイわね)
生前から常識外れの力を持っていた晴海だったが、現在の肉体はさらに輪をかけて規格外だ。自身が放つ魔素だけでも弱小な魔物なら息絶えてしまうレベルであり、さらに横にいる335cmの黄金の超美少女――ヴェルドラに至っては、ただ立っているだけで周囲の空間がビリビリと激しく歪むほどの竜種特有の膨大な魔素を垂れ流している。
このまま外に出てしまえば、ジュラの大森林の生態系が一瞬で崩壊するか、世界中の強者たちが「天災の再来」と勘違いして大騒ぎしてしまうのは目に見えていた。
「ねぇ、外に出る前に私達の魔素を制御しないとね」
晴海はサファイアブルーの綺麗なストレートロングをさらりと後ろへ流すと、レモンイエローの瞳にすっと知性的な光を宿した。
彼女は息を整えるように深く胸を躍らせ、バスト95cmの豊かな胸元を僅かに上下させると、体内に渦巻く途方もない魔素を一瞬で完璧に押さえ込んでみせた。
極限にまで制限された彼女の気配は、一見するとただのあまりにも美しすぎる人間の少女そのものへと偽装される。究極スキルを保持する彼女にとって、己の魔素制御など呼吸と同等に容易い作業であった。
だが――。
『ぬ……っ!? ぐ、ぬぬぬ……っ! 魔素の制御とな……!? 我、我がやっておらんわけではないぞ! だが……この、溢れ出す我の威厳(魔素)が……抑え込もうとすると跳ね返ってくるのだ……っ!』
ヴェルドラは335cmの巨体を震わせ、200cmの爆乳を上下させながら、必死の形相で自身の魔素を押さえ込もうとしていた。
しかし、力めば力むほどプラチナムゴールドの瞳から黄金の放電が漏れ出し、素肌から眩い黄金の気が噴き出してしまう。太腿や腕にグッと力を入れている姿は、あまりにも微笑ましく、そしてどこか不器用であった。
(ふふっ……やっぱりね。ヴェルドラが魔素の制御が下手くそなのは、基軸世界と一緒と思うと何処か安心したわ)
晴海は思わずクスリと甘い笑みを漏らした。
世界を滅ぼせるほどの天災でありながら、こういう細かい作業になると途端に不器用になって照れ隠しをする。そのギャップが、大人の女性である晴海の母性的な愛おしさを激しくくすぐった。
「しょうがないわね……ほら、手を出して。私が手伝ってあげるから」
晴海は176cmのしなやかな長身を寄せ、すらりと伸びた美しい手を差し伸べた。
ヴェルドラは顔を耳まで真っ赤に染めながらも、素直にその小さく柔らかな手(晴海の手)へと己の大きな手を重ね合わせた。
「大丈夫よ……ゆっくり、私の中に流れる魔素の波長に合わせるようにしてみて……」
晴海は『言霊之王』の微細な調整能力と、自身の魔素の波動をヴェルドラの体内へと優しく流し込んだ。
概念すら書き換える晴海の万能な力がヴェドラの膨大な魔素を優しく包み込み、流れるような美しい旋律へと整えていく。
すると、あんなに猛威を振るっていたヴェルドラの放電と空間の歪みが、嘘のようにスッと収まっていった。
外へと漏れ出していた圧倒的な竜種の気が完全に遮断され、内側へと綺麗に密閉・循環されていく。
『お……おお……っ!? 我の魔素が、こんなにも静かに……!? す、すごいぞお前……っ! まるで我の暴れる魔素が、お前の手によって優しく宥められていくようだ……っ!』
自由になった魔素の心地よさに、ヴェルドラのプラチナムゴールドの瞳がウットリと輝く。重なり合った手から伝わる晴海の体温と甘い香りに、ヴェルドラの豊かな胸元が早鐘のように鼓動していた。
(よし、魔素の制御もバッチリね! ……さて、外に出る前にあれを確認しておかなくっちゃ)
晴海はヴェルドラの手を優しく離すと、心の中で相棒たる存在へ語りかけた。
(『シエル、ヴェルドラのスキルを鑑定お願い』)
彼女の脳内に、世界最速にして最強の思考演算ブレイン——神智核(シエル)の透き通った声が、即座に脳内へ響き渡った。
《解。暴風竜ヴェルドラ=テンペストの所有スキル解析を完了いたしました。報告いたします——》
『混沌之王(ニャルラトホテプ)』
『暴風之王(ルドラ)』
『虚飾之王(ベリアル)』
『時之王(ザフキエル)』
(……ちょっと待って、シエルさん??)
シエルから提示されたあまりにも規格外すぎる4つの「神の名を冠する究極スキル(アルティメットスキル)」のリストを見て、晴海は心の中で思わずツッコミを入れそうになった。
(基軸世界のヴェルドラも凄かったけど……こっちのヴェルドラのスキル構成、いくらなんでもチートすぎない!? 混沌、暴風、虚飾、時間って……これもう単体で世界を何回滅ぼせるレベルなのよ!?)
サファイアブルーのロングヘアを揺らしながら、驚愕を隠してヴェルドラを見上げる晴海。
しかし、当のヴェルドラは自分のスキルがどれほど恐ろしいものかなど気にも留めず、晴海に魔素を制御してもらった余韻に浸りながら、プラチナムゴールドの瞳でじっと晴海を見つめて赤面していた。
(……ふふ。まあ良いわ! こんなに凄まじい力を持った最強の竜種美少女が、私にメロメロになってるんだから……これ以上心強い相棒(恋人候補?)はいないものね♡)
晴海は満足そうに微笑むと、レモンイエローの瞳を輝かせながら、いよいよ光の射す洞窟の出口へと向かって歩みを進めるのだった。
リムルの正妻がヴェルドラとして、妃候補は誰が良い?
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クロエ
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ヒナタ
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ルミナス
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ミュウラン
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シオン
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シュナ
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ヴェルザード
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ヴェルクリンド
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ウルティマ
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テスタロッサ
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カレラ
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ラミリス
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ギィ(女性版)
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シエル