鏡音レンと、望月穂波の、密やかなひととき。
穂波が他所には見せない姿が、そこにはあった。
『Lの連中って、どうよ?』
『可愛いだけかと思っていたが、実力はあるな』
『アイドルまでは行けないな。顔は標準以上だけど、惜しいんだよな』
『あいつらって、経験あるんだろうか?』
『skは慣れていそう。パーティでやりまくっているんじゃね?』
『要領良さそうだよな。あれだけ可愛いなら、男の方から寄ってくるだろ』
『icは、見た目通りだろ』
『ウブのマグロっぽいけど、教えてやれば化けるタイプだと思う。ソースは俺』
『お前ら、手を出すな。俺が最初に素質を見いだしたんだぞ』
『うるせー、やったもん勝ちだ』
『shは、ワンチャン、慣れているまである』
『バンド活動、古いんだっけ?』
『メンバーの中で一番、男っ気がなさそうだが』
『実はレズだったとか?女から好かれそう』
『hnって、どうよ?』
『すげーよな、あいつ。ドラムだからよく見えないんだけど』
『立ち上がった瞬間、俺、固まった覚えある』
『ムスコも一緒に固まったか?』
『ビンビンだったよ。バンドじゃなくてグラドルとか目指しても良かったんじゃないの?』
『でもな。なんか違う気がしないか?』
『違うって、なによ?』
『あいつ一人だけ違うんだよなぁ』
『だから、なにが違うんだよ?』
『柔らかいんだよ、見た目が』
『見りゃ分かるだろ。あの中ではぶっちぎりの身体しているぞ。出るとこは思いっきり出ている』
『そりゃ、そうなんだけどよ。比べると他の三人の体つきが、固く見えるんだ』
『何だ、そりゃ?柔軟性か?Y字開脚のパフォーマンスでもするのか?』
『そうじゃなくてな……』
『hn、膜ねーよ。体つきが違うんだ。間違いなくあいつだけ、経験済みだよ。ソースは俺』
――――――――
「んっ……あっ……あん……」
「ひでーな、こりゃ。感じすぎだろ」
「そう、そこ、レンくん……、――あん♥」
ああ、もう。
ずっとこんな感じだ。
穂波、二人っきりだとすげえ声を出すんだよな。
オレの根性が試される時だ。
ここは学校のセカイの、空き教室。
物置に使われている場所だ。
そこに鍵をかければ、オレと穂波の秘密の時間の始まり。
乱雑に物が積んである中、ドアから覗き込んでも分からない隅っこの空きスペース。
ここが二人だけの場所なんだ。
「レンくん、そこ、当たってるぅ♥」
「あー、はいはい。ここね。これくらいでいい?」
「うん、うん♥良いよぉ♥だ、だめ、奥、響く♥」
「良いのか悪いのか、どっちだよ?」
「良いの、良いのぉ♥そこ、あっ、あん♥」
穂波の声が盛大に響きわたる。
だから、物置部屋でないと出来ないんだ。
色んな物が積んであるから、声が外まで漏れない。
「なんだよこれ、ガチガチじゃん。無理していないか?」
「ちょっと、忙しかったから……んっ、お、おおぉっ♥」
「いつにも増して、酷いですよ。お客さん」
床にマットを敷いて、穂波がうつ伏せになっている。
オレはその上に跨がっている。
「はぅっ、あっ、あああぁぁぁぁぁぁん♥」
「おお、今のはバッチリだったか」
「ビリビリって、響いちゃって……♥」
すげえ声だけど、これ、マッサージだ。
動画からの、見様見真似。
穂波って自分で感じにくいだけで、めっちゃ凝りやすいの。
胸なんて特大のをぶら下げているから、肩に負担が掛かるんだろうな。
何よりもドラムってポジション、身体への負担が半端ない。
あれだけ動かしているから、手や肩はがっちがち。
座った状態でキックするから、腰への負担も凄いんだ。
セルフケアはしているみたいだけど、これだけ忙しければ厳しい。
だから、たまに解してあげているんだ。
「腰は、相変わらずだな。重いもの、持ったりしていない?」
「うん、そんなには……あぅっ、んぁぁっ♥」
「おーおー、すげーな、これ」
マッサージ師よろしく、上から指圧している。
今日は特に凄い、背中とか腰に板でも入れているみたいだ。
これでいつも通りに動けているのが不思議なくらい。
肩から背中へと、指圧を進める。
どこを取ってもガチガチなんだけど、比較すればこっちはマシな方。
問題は腰回りだ。
張って辛いって言っている。
腰に触れただけでも喘ぐ穂波。
少しだけ、親指を押し込んでみる。
あった、コリコリしている。
凝った中でも「芯」があるんだ。
「そ、そこ、そこぉ……♥」
ゆーっくり、押し込んで――
「は、っ、ぁ、ぁ、――」
――そぉーっと、引き上げる。
「ふあぁぁぅっ♥」
押すときと引くときは、同じ力加減にするのがポイントだ。
力任せにやると、却って筋を痛めちゃう。
「今の……良かったよ……レンくん……♥」
恍惚とした表情の穂波。
凝りを感じにくい分だけ、反動が物凄いらしい。
凄いのは分かるけど、とんでもない声も出る。
以前、マッサージに掛かったときにこれをやっちゃって以来、人には頼めなくなったんだと。
だったら何でオレかって?
やんごとなき理由が、あってだな――
「レンくぅん、早く、早くぅ♥」
「はいはい、ちょっと待ってろ」
こんな姿を見せられ、まともに応対したらおかしくなるって。
努めて、冷静に、冷静に。
座る位置を変え、穂波の太股に跨がる。
腰の骨の付近を重点的にほぐす。
ここは特に凝りやすいみたいで、辛そうにしているときもあるんだ。
でもな。
催促するのに、お尻を振るな。
オレ相手だと、とことんまで大胆なんだ。
「つぎはこっち……おいおい、こりゃ酷いな」
「うん、最近は張って辛かった」
「だろうな。力、抜けよ」
「分かった、あ、あああぁぁぁぁっ♥」
穂波のお尻に手のひらを当てる。
体重をかけて押し込む。
柔らかい感触の向こう側に、ゴリゴリがある。
パンパンになった風船が中にあるみたいだ。
こんな状態でいきなり指圧したら、かなり痛がる。
だから最初は、手のひらで優しく押してやる。
「座っているのもキツかっただろ?お疲れさん」
「うん……うん……っ、あっ、ああぁん♥」
少し押し込んで、ゆっくりと円を描く。
固くなった筋肉を捉え、揺さぶりを入れる。
穂波のお尻が手のひらに従って、形を変える。
視覚的な刺激がハンパない。
肌の柔らかさが、オレの理性を揺さぶる。
でも、我慢だ。
理性を総動員して、下心を押さえ込む。
『今は』、穂波の治療が先だ。
「ところで、最近はどうよ?」
「……最近?」
「やらしい目で見てくる客、増えたって言っていただろ?」
「それは……解決していないかも……」
穂波の疲れの一因になっているのが、お客の反応。
Leo/needが知られてくるのは良いけれど、女の子四人組のバンドだったら、下心で見る奴も出てくる。
まして穂波の場合は同年代の子と比べて二周り近くリードしている身体だから、さらに視線が気になる。
そういった気疲れも身体に跳ね返っていた。
「男として、分からないでもないんだけどな」
「色気狙いの人たちもいるけど、わたし達は……」
「分かってるって。Leo/needはそうじゃない」
オレ達、学校のセカイの住人は、穂波達の思いから生まれた存在。
音楽を届けたいと純粋に願っている姿をずっと見守ってきた。
人前に出る以上は必ずついて回る問題ではあるから、どうにかするのも難しい。
まして穂波って生来の優等生気質。
模範解答を探して、あれこれ考えちゃうところがある。
で、結局は抱え込んじゃう。
こればっかりはそれぞれなのかな。
受け流すのか、撥ね除けるのか、上手く付き合うのか、完璧な答えってないと思う。
現状はオレがこうしていることが、とりあえずの答え。
『身も心も』リラックスしてもらうこと。
穂波自身が答えを出せるまでの時間稼ぎみたいな感じだ。
「抱え込むなよ。オレも出来ることはするからさ」
「うん……ありがとう……」
マッサージの手を緩め、会話を中心に。
心もほぐしてやると効果が増すらしい。
信頼関係がある人の方が、効いたように感じるんだって。
だから、口八丁もマッサージ師の腕の見せ所。
……って、動画で言っていた。
「はーい、大きく息を、吸って~」
「はぁ……すぅぅ……」
「吐いて~」
「ふぅぅ……あ、ぁ、ぁ、あああぁぁぁぁぁ♥」
お尻に当てた手のひらを、そのまま体重をかけて押し込む。
固くなったお尻の筋肉全体の押しを加える感じだ。
かなり効いたのか、悲鳴混じりの甘ったるい声が響いた。
深呼吸させたのは、息を吐いたときに押し込むのがポイントだからだ。
逆に、吸ったときは身体が緊張しているから、ほぐれにくい。
今のは、かなり上手くいったな。
でも、だ。
オレも、ちょっと限界かな。
「なあ、穂波」
ここから先は、裏メニューだ。
「なぁに、レンくん?」
そこは、阿吽の呼吸。
肩越しに振り返る穂波の頬は、真っ赤に染まっていた。
浮かべる蕩けた微笑みが、オレの心まで蕩かしていく。
「……脱がせても、良いか?」
これはもっと深いところに入るときの合図。
「……♥」
こくり、と穂波は小さく頷く。
微笑みを浮かべて、こっちを見ている。
その表情が、すげえドキドキする。
その瞬間から、穂波が、穂波じゃなくなるみたいだ。
二重人格とか、そんなんじゃない。
オレにだけ見せてくれる、穂波の一コマ、なんて言うのかな。
「レンくん、ほら、早く……♥」
「お、おう……」
種明かしをすると、これで気分が良くなってセックスに突入するのが、いつものパターン。
色々とため込んでいた物を、セックスで発散させるんだ。
だからマッサージどころか、もっと深いところまで知っている仲だ。
もちろん、穂波は誰彼構わずにこんなことをする子じゃない。
オレ一人だけに許してくれるのが、凄く嬉しい。
未だに不思議なのが、この流れ以外で突入はない。
穂波、これが好きみたいだ。
何でこうなるのか、はっきりとした答えを聞いたことはないんだよな……。
――――――――
ゆっくりとパンツを下ろす。
太股から膝の裏、ふくらはぎに足首と、曲線をなぞっていく。
くすぐったいのか、穂波は時々、身体を震わせる。
仕上げに、スカートをめくり上げた。
むっちりとしたお尻が露わになる。
白い肌を上気させ、汗を浮かべている様子を見せられ、オレは生唾を飲み込んだ。
「寒くはないか?」
「うん……平気」
穂波に嫌がる様子はない。
小さく微笑むばかりだ。
優等生をやめた、女の顔。
これを拝めるのは、オレの特権だ。
「ふふふ……♥」
少しだけ腰を突き上げ、お尻を振って急かす。
これだけのボリュームだから破壊力がハンパない。
でも、我慢だ、オレ。
頑張れ、オレ。
あと少しだけ、だ。
「触るぞ」
「はうっ……んぅぅぅぅぅぅぅぅ♥」
まずは指圧で固さを確かめる。
狙うのはお尻の奥の筋肉。
思いっきり押し込まないと分からない。
お尻の谷間の一番上と、股関節の外側の出っ張りを結んだラインの奥。
その辺りを探ると、いつも凝っている筋肉がある。
ゆっくりと体重をかける。
お尻の盛り上がっているところに指をあてがい、押し込んでいく。
お尻のお肉が柔らかに形を歪める。
控えめにいっても、絶景だ。
穂波の身体はどこも柔らかいけれど、ここは最高だ。
押し込みつつ、体重の掛け方を微調整。
いつものことだけど、穂波のお尻は厚みがあるから奥を当てるのは難しくて――
「んぁぅ!?あ、あっはぁぁぁぁぁぁぁん♥」
当たった。
ここだ。
悶え方がさらに強くなった。
のけぞり、足をピンと突っ張らせた。
肺をこれでもかと酷使した穂波。
絶叫が途切れると、ぐったりと身体を投げ出した。
「おーい?穂波?」
へんじが ない ただの
「屍じゃないよぉ…………」
辛うじて生き返った。
寝起きのような、とろんとした声になっている。
破壊力絶大だが、まだ我慢だ、オレ。
「わりぃ、痛かったか?」
「電気が走ったみたいだった……」
「大当たりだな。今日はいつもよりキツそうだな」
「もっと強くても……いつもので、良いよ」
「肘で良いか?痛くない?」
「……うん♥」
穂波は、そっと微笑んだ。
心臓がひときわ強い鼓動を打った。
ほんの少しの表情の違いなのに、心が引き寄せられる。
磁石みたいに、どうしようもなく引き寄せてくる。
「痛かったら言えよー?」
「うん……んっ、あぅ♥」
穂波の上から降りて横に座り、さっきのポイントを肘で狙う。
体重が掛かりやすくて、刺激は強くなる。
力加減が難しいけど穂波はこれがちょうど良いらしい。
でも、この格好。
オレの顔と穂波のお尻との距離が、めっちゃ近い。
しかもパンツを穿いていない。
股の匂いすら分かる際どさで――
「はっ、あっ、あぁぅぅ……♥」
穂波が派手に悶える。
むしろ今の方が、遠慮がない。
身じろぎの度に、大きなお尻が揺れる。
お尻の谷間の動きも目に入るわけで……どうしても、その奥を想像させられる。
「レンくん、ちょっと良いかな?」
穂波が体勢を整える。
ずっとうつ伏せだから、肌がこすれるみたいで、マッサージの時は何度かこうしている。
オレは体を起こし、背筋を伸ばす。
ずっと屈んだままだったから、オレの背筋も固くなって――
「お待たせ、レンくん……♥」
「ほ、穂波!?良いのか?」
「うん。今日はこっちの方が上手く当たりそうなの」
穂波はうつ伏せの上で、軽く足を開いている。
いつもはこんなことしない。
足を閉じたまま、マッサージを進めるんだけど。
その光景に、オレはゴクリと生唾を飲み下す。
しっとりと汗が浮かんだお尻は、つんと上を向く確かな弾力も持っている。
むっちりと肉付きの良い太股に、すらりと伸びるふくらはぎは、程良く締まっていて、見事なラインに目が離せなくなる。
内股の肌はさらにしっとりとした感じで、汗が滴る様子がエロい。
ボリュームを主張しているのに、形はちゃんと保たれている、凄い贅沢な体型だ。
軽く足を開いたおかげで、鼻が刺激されている。
セックスの時の、あの匂いがしている。
これだけ派手に悶えたので穂波も濡れ始めていた。
そんなのを嗅がされたら、汗の匂いだってオレの良からぬところを刺激する。
でも、我慢だ。
マッサージに関してはちゃんとやる。
そのお礼として身体を許してくれるんだ。
間違えれば、下心の観客と一緒になっちまう。
「レンくん、準備できたよ♥」
「おう、そうか……」
両手で自分の頬を叩き、気合いを入れ直す。
まずは穂波が優先だ。
「ふふふ……」
微かな笑い声とともに、飛んでくる目線。
穂波が肩越しに送る目線に、ドキリと胸が大きく弾んだ。
「くぅっ!?はっ、あっ、――!!」
先ほどと同じく、肘で押し込む。
穂波の反応も変わり、声すら出ないほどの刺激があったらしい。
背筋を反らせて悶えていた。
「強めだけど、良いか?」
「うん、これぐらいが……あっ、ああぁっ♥」
穂波にとってのツボは『痛気持ちいい』。
少し痛いくらいが、一番良いんだって。
マットに爪を立て、足をピンと突っ張らせている。
パンツがないから股が無防備だ。
足の指の先まで突っ張り、お尻や腿のボリュームを改めて見せつけられる。
力んだおかげで、足がさらに開いている。
マットとの間に糸が引いているのまで見えた。
あれだけ喘いで悶えたんだ、エッチな反応もしちゃうんだよな。
これは今回に限らず、いつものことだけど。
「ふぅ、ふぅ、ふぅ……」
ぐったりと身体を投げ出す穂波。
無防備な姿が、オレの本能を刺激する。
無造作に足開いて投げ出し、濡れた股を隠すこともしない。
さらに滴る汗の匂いが、凄く甘い。
フェロモン、っていうんだろうか。
どうしようもなく、嗅ぎたくなってしまう。
後ろから多い被さって、そのまんまセックスに突入したくなるけれど、我慢だ。
まだ、全部は終わっていない。
「穂波、後少しの辛抱だぞ」
「あん、っ、っ……♥」
腿、ふくらはぎと、手際よく進める。
さっきので一段落したのか、穂波の喘ぎ方はおとなしい。
喘ぎ方がエッチなのは変わりないけど。
残った理性を総動員して、張っている筋肉をほぐす。
「ふふふ……♥」
そんなオレを見て、穂波が微笑む。
純粋な笑い方じゃない。
どこか意味深な感じがする、引っかかる笑い方だった。
◆ ◆ ◆
「さてと。これで終わりだぞ」
「ありがとう……とっても、気持ちよかったよ……」
両手をつき、ゆっくりと穂波が体を起こす。
「――!?」
瞬間、オレの息が詰まる。
四つん這いになった穂波の股と、マットの間に糸が引いていた。
それはさっき見たんだけど、改めてみせられると興奮が止らない。
今はマッサージを一通り終えた後だ。
これからお楽しみの時間だから、尚のこと、そこに目が行っちゃう。
「お礼、しないとね」
上半身を起こし、膝立ちになって振り返る穂波。
それが、凄くエロかった。
上着だけのボトムレスだ。
きゅっと締まったお尻と太股に目が行くけれど。
こちらを振り返って微笑む表情が、凄く、ぐっと来る。
写真をやる人だと分かるのかな?
微妙な表情の違いって、あるんだよ。
今の穂波がまさにそれで、普段通りに微笑んでいるはずなのに、凄くエロい表情に見える。
まるで別人のようなんだ。
ボタンに手を掛け、ゆっくりと上着を脱ぐ穂波。
その仕草の一つ一つから、目を離せない。
シャツやブラジャーが汗で張り付いているから、やりづらそうにしている仕草も最後まで見つめてしまう。
何気ない行動なのに、その全てがオレを煽っているように見えるんだ。
「わたしからの裏メニュー、召し上がれ♥」
オレしか知らない、穂波がそこにいる。
股を濡らして微笑む穂波なんて、親も、他のみんなも見たことはないはず。
独占しているんだって思うと、凄く誇らしい。
「お代は、ちゃんと頂きますよ。お客さん」
オレも上着に手を掛ける。
今度は、オレが裏メニューを提供して貰う番だ――
――――――――
「レンくん……おいで♥」
マットの上に仰向けになり、足を開き、膝を立てて穂波が誘ってくる。
むっちりとした太股の根本はねっとりと濡れ、セックスの匂いを纏わせている。
大きなおっぱいは形が崩れることなく、お椀のような形を保ち、つんと乳首が天井を向いていた。
白い肌は赤く染まり、全身に汗が滴る様子が、凄くエッチだ。
穂波は、エッチに誘うとき、意識して仕草を変えることはない。
ただ思ったままに振る舞っているだけだ。
でもそれが、どうしようもなく、エッチで断れない。
エッチに関しては、マッサージよりも先にあった。
初めてのキスをして、そこから何度か二人きりになることがあったとき、穂波から誘ってきた。
最初はびっくりしたけど、ヤることをヤっちゃえば、オレも穂波に溺れていた。
「へへ、それじゃ……♪」
もう、我慢できない。
仰向けになった穂波のお腹に跨がる。
がっちがちになったおちんちんを、おっぱいの谷間に差し込んだ。
「かっちかちだね、ここだけ、別人みたい♥」
「もう、我慢できねえよ、って、い、いきなり……!」
とろっとろで、ふわっふわのおっぱいが、おちんちんを包み込んだ。
穂波がおっぱいの外側に手を添え、圧力を掛ける。
柔らかさはあるのに、捕まえて離さない締めもある。
おまんこに入れたときとは違う、おっぱい独自の感触に、オレの身体がふるえた。
これ、気を張っていないと、速攻で射精しそう……!
「腰、動いちゃっているね……気持ちいい?」
聞かれるまでもない。
体勢から言えば、オレが穂波のおっぱいを犯しているみたいなんだけど、おっぱいの気持ちよさに負けて、自然と腰が動き出しちゃっている。
このふわふわした感触が、穂波そのものに思えてくる。
ふんわりとして、優しくて、そんなイメージ。
穂波に包み込まれているような錯覚があって、へこへこって、腰が動いちゃう。
「いつもお世話になっているから、お礼だよ♥」
優しく微笑む様子は、いつもの穂波なのに。
首から下は別人のようにオレを快感で絡め取って離さない。
声も出ないほどに気持ちよくて、腰の動きがさらに大きくなっちゃう。
「……レンくんのなら、良いんだけど……」
これ以上ないくらいにカッチカチになったおちんちん、先っぽがおっぱいからはみ出ている。
それも愛おしげに見下ろす穂波の口から、ぽつりとこぼれた言葉。
それは、どこか寂しそうな感じもした。
「でもよ、オレ以外でも良かったら、ヤキモチを焼くぞ?」
「そうだね、ふふふ」
穂波の悩みの種『下心混じりの目線』が、オレとセックスする理由の一つ。
ため込んじまったモヤモヤを発散している。
オレが相手の時だけは、いやらしさも嬉しく感じるんだって。
意味がよく分かんないんだけど、穂波は真面目に言っているから、そういうことなんだろう。
オレは極力、そんな目線で見ないように気をつけているんだけどな……。
「こんなのは、どう?」
「うおっ!?おっ、おぅ、穂波、それは……ヤバい……!」
穂波が、左右の手を交互に動かす。
脇から乳首へ、そのラインを左右の手が別々のタイミングで行き来している。
オレのおちんちんを中心に、おっぱいをハンドルに見立て、それを交互に捻っているみたいだ。
とたんに刺激の質が変わり、裏返った情けない声がこぼれた。
おちんちんに捻るような力が加わり、手でも、おまんこでも、味わえない快感が襲いかかる。
柔らかくて、すっぽ抜けそうなのに、逃がしてくれない。
こうして形を歪めれば、ボリュームがさらに強調される。
そうでもなくても、大きくて柔らかくて、目が離せないのに。
形が変わっても、手を離せばぷるんと震える弾力を見せつける。
穂波のおっぱいは、極上の質感だ。
跨がっているのはオレなのに、主導権を握っているのは穂波。
情けない格好なのに、気持ちよさが止まらなくて、自分から腰を振っちゃっている。
しっかりしろよ、オレ。男なのに……!
「ふふふ……♥」
目を白黒させているオレを見つめ、穂波が微笑む。
エッチなんだけど、めちゃくちゃ大人っぽくて……こう言うのを、妖艶、っていうんだろうか。
この瞬間の穂波はマジで別人に見える。
でも、そんな表情から目を離せない。
おちんちんから目を離せば、その分だけ快感が押し寄せてくるわけで――
「ヤバい、マジ、ヤバい……っ、くぅぅぅぅ……!!」
我慢の限界。
穂波の顔めがけて、思いっきり発射しちゃった。
「出ちゃったね、レンくん……♥」
顔に掛かっていることも気にしていない様子で、微笑みかけてくる、んだけど。
笑っているように、見えるんだけど。
なんか、怖いんだよ。
このまま虜にされて、離れられないようにされそうで。
今の穂波は、そんな雰囲気。
マジでエッチな気分の時って、こんな顔をするんだ。
でも、オレの返事は。
「まだこんなの、前奏にもならねえよ……続き、行こうぜ」
「そうこなくっちゃ。ふふふ♥」
怖いけど、その奥まで覗き込みたい。
全身で感じとれるのって、オレだけの特権だ。
だから、行くところまで行く。
もうすでに虜になっちゃっているんだから、な。
――――――――
「ちゅ、ちゅぅ……♥」
覆い被さって、深く口づけ合う。
顔に射精しちゃったおかげで、ちょっと生臭いけどそれは穂波も一緒。
柔らかな唇を味わい、舌を絡め合って、さらに穂波を味わう。
お互いに首を捻って顎の角度を変え、より深く楽しめる形を探り合う。
穂波の身体はどこを取っても、柔らかい。
唇だってすげえ柔らかくて、吸い付かれたら離れなさそう。
そして、とっても甘い。
どんなお菓子よりも甘くて、いくらでも味わいたくなる。
「……穂波、少し大きくなってないか?」
「レンくんとするようになってから……ちょっと、ね」
強く抱きしめても、おっぱいが邪魔をする。
ふるんと柔らかな感触は、どんな風にでも形を変えるけど、次の瞬間には元に戻る。
直に揉むのも良いけど、こうして抱きしめあって感触を楽しむのも良い。
「ねえ、そろそろ……♥」
「――んぉっ!?わ、分かった……!!」
穂波の片手がオレのお腹を撫で、おちんちんを握りしめた。
密着したオレの腿を濡らすほど、おまんこが反応してしまっている。
お腹が疼いて仕方がなくなっている様子だ。
「じゃあさ、さっきと反対の、行こうぜ?」
「――え?」
◆ ◆ ◆
「あっ、ああぁっ、ああぁん♥」
「すげえ反応、穂波、気持ちいい?」
「うん、んっ、っ、あっ♥そこ、あっ、っ、っ♥」
さっきと入れ替わり、オレが仰向けになって穂波が跨がっている。
騎乗位で腰を振って貰っているけど、穂波の腰使いの激しさがヤバい。
負担が掛かりすぎて、終わった後にもう一回マッサージした方がいいのかって、心配になっちゃうぞ。
オレはというと、下から手を伸ばして、おっぱいに指先を食い込ませている。
穂波が激しく動くから、おっぱいが割と手荒に扱われているけど、それすらも気持ちいいみたいだ。
乳首を抓り上げた時なんて、思いっきりのけぞっている。
その反射できつく締め付けられるから、オレにも快感が跳ね返るんだ。
「落ち着けって、穂波。オレからも動くから」
「うん……くぅ、ぁっ、っ、っ♥はっ、はぅ、ああぁ、ああぁぁぁぁん♥」
太股の付け根を掴み、穂波を制止してから突き上げる。
マジで突き上げるんじゃなくて、小刻みに揺さぶる感じ。
穂波の表情から緊張が取れ、気持ちよさに身体を預ける感じになる。
無理していない感じが出ていて、さっきよりは安心できる。
「んっ、ああぁ、っ、あぁ、ああぁ……♥」
うっとりと快感に沈んでいる表情は、エロくて好きだ。
おちんちんの形をおまんこに刻みつけるインターバル。
でも、オレの狙いはもう一つある。
穂波が跨がっている姿が、好きなんだ。
品行方正を絵に描いたようなイメージなのに、こんな下品な格好になっている。
あの穂波が、男に跨がるなんて、誰にも想像できないだろ。
そして脱いでみれば、どんな子よりもエロくて目が離せない身体。
それが、オレ一人のためだけにここまでしてくれている。
この一時が嬉しくて、穂波の身体に溺れてしまっている。
緩やかな快感を交わしあうこの瞬間も、オレなりの楽しみ方があった。
でも、これはあくまでオレ一人の事情。
こんなことを続けられれば、穂波が焦れる。
だから――
「んぁっ、あっ!?レンくん、レンくぅん♥」
「おら、どうだ?こんな感じ、良いだろ?」
「うん、そこ、もっと、突いて、突き上げて、あっ、ああぁぁぁぁ♥」
頃合いを見て、思いっきり突き上げる。
おっぱいを鷲掴みにして、強く揺さぶる。
勢いが子宮まで届いたのか、穂波が絶叫に近い声を上げる。
腰の動きも再開して、先ほどまでの激しさが戻る。
窓に映っているけど、腰使いが真面目にエロい。
自分で中をかき回そうとしている様子が、オレの心を強く揺さぶる。
穂波のお尻のボリュームだから、さらに迫力がある。
ドラムのキックで激しく使い込んでいる分だけ足腰もしっかりとしているから、動きも大きい。
でも一番ぐっとくるのは、この品のなさだよな。
ただ気持ちよくなりたいだけで、股を開いてしゃがみ込んで腰を振る。
剥き出しの女を見せられているようで、いつまでも眺めていたい。
穂波にこんな一面があったなんてことが驚くし、オレ一人だけが独占できていることが嬉しいし。
だから、もっともっと、気持ちよくさせてあげたい。
「そらっ、そらっ!行くぜ、穂波!」
「あっ、ああぁっ、っ、あっ♥あっ、レン君、もっと、もっと♥」
本気の突き上げを食らわせれば、穂波の腰も大きく跳ねる。
でも締め付けも忘れていない。
お互いに快感を貪りあう、とんでもない格好になって――
「――うおぉっ!?」
穂波の腰は、キツく締め付けたまま上下する。
抜けそうになるところまで跳ね上がり、そこからストンと落とされる。
落ちた瞬間はお尻のボリュームを存分に味わう。
それが連続すると、オレのおちんちんが一気に熱を持つ。
歯を食いしばっていても、快感が全身を走り抜け、抑えられない。
夢中になっている穂波を、このままずっと眺めていたい。
でも、目の前がチカチカとしてきて、身体の方が熱くてどうしようもない。
そして、穂波の締め付けがさらにキツくなった気がした。
もっと、このまま、味わいたい――
「穂波……っ、んああぁぁぁっ!!」
「あん、ああぁぁ♥レンくん、ああぁぁぁぁぁぁっ♥」
腰が一番上まで跳ね上がり、直後にストンと落ちて。
その瞬間、二人一緒に絶頂を迎えちゃった。
キツく、キツく締め上げる、穂波のおまんこ。
オレの精液が根本から絞り上げられる感じがする。
一発で空にされそうなくらい激しいのをされちゃったけど。
「はぁ……はぁ……」
ぐったりとして身体を投げ出す穂波。
意識が怪しくなり、無防備に身体をさらけ出している。
白い肌を赤く染め、滴る汗が肌をしっとりと彩って。
深い呼吸が豊かな胸を下から押し上げている。
ただ寝ているだけなのに、穂波はとってもエロくて――
「んぁ、レンくん……?」
「悪いな、穂波。続き、頼むわ」
「……せっかち♥」
ぐったりとした穂波をうつ伏せにする。
腰を引き上げ、お尻を突き出させる。
オレの性欲の方は、まだ収まる気配がなかった。
――――――――
大きなお尻を撫でる。
すべすべしている、きめ細やかな肌。
オレの手のひらではとうてい収まり切らないボリューム。
おっぱいとは違って、柔らかさよりも張りがメインだ。
揉むと、ふるるっと、身体を震わせる。
指先がお尻の谷間に近づくのは、恥ずかしいみたいだ。
「あ、あんまり……見ないでね……」
四つん這いになった穂波が、おずおずと声をかけてくる。
お尻を揉まれるのは良いにしても、お尻の穴は嫌がる。
もちろん、オレも無理強いをするつもりはない。
「分かってるって。それじゃ、行くぞ……!」
「うん、――!!」
穂波がお尻を突き出す。
そこに、オレがおちんちんをねじ込む。
じっとりと濡れたおまんこは、勢いを余すところなく受け止めた。
「あ、ああぁっ♥奥、当たって、あぁっ♥」
「ばっちり、だ、そら、もっと!!」
「あぅ、あっ、ああぁっ♥当たって、もっと、お腹、揺すって、あっ、ああぁっ♥」
後ろからヤったときの方が、子宮を揺さぶりやすいみたいだ。
さっきよりも大きな声でよがっている。
一突きごとの反応が凄くて、強い締め付けが返ってくるから、オレも気が抜けない。
「こう、かな、こんなの、どうだ?」
「――おっ、ほぉっ♥おっ、お、おおぉっ♥」
一番奥の、気持ちだけ手前。
ただ突っ込むばかりじゃなくて、そこで腰に捻りを加えると、穂波は面白いように反応を変える。
ポルチオって言うの?
そのあたりが、一番感じるみたいだ。
まともに口を閉じられなくなって、全く想像も付かないような声を上げる。
「おおぉっ、レン、くん、おっ、おおぉっ♥」
「良い反応じゃん♪やっぱ、ここ、弱いんだよな♪」
「そこ、もっと、ぐりぐりして♥おっ、おぉ、おほぉっ♥」
「言われなくても、――ほらっ♪」
「んおおぉぉっ♥おおおぉぉぉっ♥」
穂波も求めて、お尻を突きだしてくる。
そして、お尻を揺さぶる。
オレの腰の動きと合わさり、ポルチオ近辺をさらにかき回されることになる。
「もっと、頑張れ、よっ――!」
「いいぃぃっ!?あっ、おっ、おおぉっ♥」
手を振り上げ、お尻に叩きつける。
直後に思いっきり突き込む。
穂波の両手から力が抜け、突っ伏してお尻だけ突き上げる格好になる。
マッサージの時と同じで、ちょっと痛いくらいが本当に気持ちいいらしい。
お尻だけ突き上げ、完全にオレに身体を預ける格好が、たまらない。
いよいよ勢い付いて、さらに荒っぽいピストンになる。
「はっ、あっ、ああぁっ、はっ、はっ……ん、おぅ、おっ、おっ♥」
マットに顔をつけ、小さな喘ぎをこぼすばかりになる穂波。
こうなれば本格的なのが間近に迫っている証拠。
うっとりとした表情で目を閉じ、快感に夢中になっている。
だから、仕上げにもう一つ。
――つぷっ。
「ひぃぃぃぃぃぃ!?!?」
このタイミングだ。
ここで、思いっきり食らわせてやれば――
「ほら、行くぞ……行くぞ……」
「やだぁっ!?レンくん、今は、奥、あっ、だめ、だめ、だめぇぇぇぇぇぇぇ♥」
「良い、反応、お、オレも――!!」
絶叫とともに穂波が絶頂を迎えた。
キツい締め付けが返り、オレも精子を搾り取られちゃう。
一瞬の後に、緊張が解けてぐったりとする穂波。
種を開かすと、お尻の穴に指を突っ込んだんだ。
親指の先っぽなんだけどな。
嫌がるだけあって、感度はめちゃくちゃ高いみたいで、すぐに反応が起こる。
絶頂への一押しにするには、これが良いんだ。
「レンくぅん……!!」
突っ伏したままの穂波が、恨みがましい目線で見上げてくる。
これをヤったのも一度や二度の話じゃない。
毎回やられているんだから、そろそろ慣れてくれても良いんだけど。
「分かったって。悪い。オレが悪かった」
「お尻は触らないでって、言っているのに……」
あれだけ凄い絶頂だったから、指一本動かせない穂波。
ジト目で睨むにしても、お尻だけ突き上げたままだから迫力がないし、むしろ可愛い。
お尻に指が入った瞬間、全身が震える様子が癖になった……とは口にはできないよな。
きっと、本気で怒られる。
「レンくん?聞いているの?」
口を尖らせているけれど、どこか怒きれない中途半端な様子。
あれだけの絶頂を披露しちゃったから、
そして、オレの性欲を更に煽り立てる。
「埋め合わせは、するから、さ――」
「え?レンくん!?」
そのまま、更に身体を預ける。
突っ伏した穂波を、うつ伏せにしてしまう。
これは初めてやる、セックスの裏メニューだ。
――――――――
穂波の背中に覆い被さる。
手を伸ばし、床との間に滑り込ませ、おっぱいを揉む。
腰を叩き付け、強引に挿入を維持する。
お尻の弾力に負けないように、思いっきり叩き付ける。
寝バックだ。
うつ伏せの穂波の腰の上に跨がり、突き下ろしている。
穂波は足を伸ばしてお尻を締める格好なので、おまんこの締め付けも半端ない。
身体の柔らかさを味わえるのは良いんだけど、おちんちん、抜けそう。
お尻の弾力が半端なくて、かなり頑張らないと弾き返される。
「ん、くぅ、あっ……はぁ、はぁ……♥」
これまでのセックスでは、やったことがない。
穂波が好きな奥じゃなく、途中の刺激の方が強くなる。
おちんちんが二人の重さに圧迫され、ゴリゴリと襞を掻き回す感触がメインとなるから、めっちゃ気持ちいい。
それは穂波も同じみたいで、未知の快感が少しずつ体に染み始めていた。
「レンくん、動いても……いいよ♥」
「分かった、やってみる……!!」
一発、突き下ろす。
きゅっと締まって弾力を示すお尻が阻んでくる。
挿入を力技で繋ぎ止めている格好だ。
ゴリゴリとカリ首で襞を掻き回す感触が、とんでもなく気持ちいい。
締め付けの良さだったら、この格好が一番だな。
「んっ、はっ、はぁ、あっ♥はっ、っ、あっ♥」
おっぱいにも手を差し込み、強く揉んでいる。
指先が乳首に触れたとき、穂波は何度も身体を震わせている。
おっぱいもおまんこも気持ちいいのか、仰け反っている。
その分だけ息苦しいらしくて、いつものような大きな喘ぎ声が出ないみたいだ。
「かぁ、はっ、くぅ……穂波……!!」
独特の感触が癖になって、オレも腰が止らない。
思いっきり叩き付けても穂波のお尻が抑えてくる。
弾かれないように更に深く腰を突き出せば、おまんこの締め付けが迎えてくる。
この状態で、お尻の穴に指突っ込んだら、更に凄い反応が来るかな?
無理な格好なんだけど。
「くはぁっ、おっ、おおぉ……♥」
穂波の反応も良くなってきた。
オレも、腰を更に勢いづける。
「ヤバい、絞られる、穂波……穂波……!!」
「もっと、良いよぉ♥ゴリゴリ、してぇ♥もっと、もっとぉ♥」
腰でお尻を叩くように、ペースアップ。
中の襞を満遍なく捲り返す。
愛液が掻き出され、マットにねっとりと広がる。
これがないと、まともに腰を動かすのも難しい。
気持ちいいんだけど、オレに掛かる負担も半端ない格好だな、これ。
「んううぅぅぅぅっ♥あっ、あっ、あぁぁん♥」
そこで乳首を抓り上げれば、更に仰け反る穂波。
大きなおっぱいをマットに押しつけている所に手が入っているから、柔らかさが十分すぎるくらいに伝わってくる。
穂波もそれに反応して更に締め付けを強めた。
お尻が更に引き締まり、腰がポンポンと弾き出されるようだ。
どこをとっても柔らかな身体を味わうには、十分すぎる格好だった。
「これ、ヤバい、また出そう……!!」
「んんっ、んぁ、おっ、おほっ♥おっ、んぉ、おっ、おぅっ♥」
辛うじて理性を保っているのがオレで、穂波は快感で埋め尽くされている。
奥じゃ無い所の感覚が凄いんだろうな。
そんな姿が、更にオレの理性を削り取る。
日頃は、皆のまとめ役として頑張っている穂波。
話し方も理路整然としていて、理性的なイメージだ。
その穂波が、口も閉じられずに、オホ声だぜ?
白目を剥き掛かっているんじゃないかな?
こんな格好を見せられたら、興奮が止らない。
思いっきり中出しして、オレのことを身体で更に分からせたくなる。
今までだってそうだけど、今回は特別だった。
オレもオレで、この柔らかな身体を存分に分からされたい。
だから、トドメの一発だ。
「行くぜ、受け止めろ、よっ……!」
「おっ、おっ、おほっ♥おっ、おおぅ、おっ、んおっ♥」
品のない声と共に、更に締め付けてきた。
盛り上がったお尻が、弾き返してくる。
根性比べだな。
かなり無理があるけど、中に届かせてやる――
「穂波、穂波……穂波……んぅぅぅぅぅっ!!」
「おおぉっ♥んおおぉっ、レンくん、んぅっ♥おほぉぉぉぉぉぉぉっ♥」
穂波のお尻を押し潰す勢いで、腰を叩き付けた。
今までで、一番きつい締め付けが、それを出迎えた。
そしてオレは、中に思い切り放った。
また絶頂を迎えた穂波の咆吼が響いたのも、それとほぼ同時だった。
◆ ◆ ◆
「はぁ……はぁ……」
クッタクタになった身体を横たえる。
穂波は突っ伏して、意識が飛んでる。
力が抜け、両手両足を投げ出している。
両足は軽く開いていて、股からは混ざり合った物がねっとりと零れだしている。
「へへ……♪」
もう一度、お尻を揉んでみる。
本当に柔らかな感触が返ってきた。
気を失っているので、筋肉が緩んでいるから、今までにない柔らかさ。
ついでに、ちょっとだけ悪戯してみる。
「……んぅ……」
お尻の穴に軽く指を入れればピクリと震えた。
叩き起こすつもりはないから、ここまでだ。
本当にオレは虜になっている。
これからも、専属のマッサージ屋さんは続きますよ、お客さん。
――――――――
「ふふふ……すっかり、解れたみたい」
穂波が目を覚まし、お互いに身体を拭きあった後。
穂波は、満足そうに微笑んでいた。
オレは、ずっと前から聞きたかったことを尋ねてみた。
なんでマッサージから突入するのか。
単純に、セックスを求めてくることはないのか、と。
「だって、レンくんが一生懸命だから……」
マッサージに一生懸命なオレが、穂波の身体に負けて欲が見え隠れしてくる様子が、良いと。
最初は真面目なのに、少しずつ際どい所に目をやってしまう様子が、穂波にとっては興奮することらしい。
わざわざパンツを脱いだ状態でマッサージさせるのはそれだ、と。
「……わざわざ、そのためだけに?」
「うん♥でもマッサージが気持ちいいのは、本当だよ」
下心を抑えつつも、精一杯応援してくれるオレだから、ここまで許せる。
ライブにおける目線の問題は、下心ありきだから負担になっちゃうんだろう。
『同じ男でもちゃんと信用できる相手はいる』それを身体に刻み込んでいるのが、オレとの関係みたいだ。
「……分かったよ。オレも無理強いはしないからさ……また今度、な」
「ふふふ。また今度、ね」
オレから求めることはしない。
穂波から求めて来たときだけ、応える。
この一線を守っている限りは、この関係は続くんだろう。
っていうか、続いて欲しい。
穂波の身体は……オレも、忘れられなくなっているからな。
「裏メニュー、よろしくね、レンくん♥」
不意に耳元で囁かれ、オレの頬から湯気が出た。
オレの前だけで女を見せるのは反則だけど。
オレ以外には、見せるなよ、穂波。