※この作品はR-18です。

チート召喚勇者男性妊娠現代転生もの   作:さくらんぼ

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プロローグ

「ああっ アーク様! すごいっ アーク様っ 好きぃ、すきぃっ」

「しおらしいじゃん、トール……っ」

 

 パンっ パンっ パンっ パンっ

 

 何度も穿たれて、私の分身は真上を向いて涙をこぼす。

 

「汚してください、アーク様っ……」

 

 ジョロロロロロ

 

 中で排泄をされて、私はビクビクと震える。

 

「トールの全部、これで俺のだな」

 

 そして、アーク様は私から逸物を抜いて足を開かせる。

 私の穴から汚水がこぼれ落ちる。

 アーク様が私の分身に触れる。あっ だめ♡ 敏感になってる♡

 

「ほら、イけよ」

「あっ あっ あーっ♡ アーク様、好きっ……♡」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

勇者召喚されてゲームキャラで異世界転生した。

頑張って魔王を倒した。そして、当然のように裏切られて殺された。

私もそれは予測してた。送還魔法なんてなかったのだ。

ただ、召喚魔法陣はアイテムボックスでそのまま奪い取ってやった。

 

転生先は未来だった。

魔王が倒され、魔力が無くなり、今は僅かに手品じみた事を出来るものがいるだけ。魔王はもはや御伽話だ。

そして、私は倒した魔王に次代の魔王に指名されていた。

ゲームの力、魔王の力、この世界の人々としての魔力。

これらを得た私は、じっくり準備をすることとした。

 

私の目的は三つある。

一つ。地球に凱旋すること。

一つ。娯楽三昧の生活を送る事。

一つ。貴族のアーク様のお子を手に入れる。

 

それらの準備は滞りなく進めている。そして今、最後の目的のラストピースが揃った。

 

貴族のアーク様は白髪に蒼眼のウルトラ美形で、学園に行って一目で惚れてしまったのだ。勇者の時にはなかった衝動だった。三つの人生を眺めても、ここまで美しい男はいなかった。

 

アーク様は何故か遠巻きにされている方で、貴族の事情はわからない。

 

それでも、卒業の夜、アーク様が私に侍ることを許してくれたのは喜びだった。

アーク様が絡まれているところを発見して以来、秘密裏に護衛を配してもいる。

こうして子種も得られたし、魔王の体は男でも孕む事を可能としていた。

たとえ今すぐ捨てられたしても、子供を産む事はできる。アーク様には感謝でいっぱいだ。

 

アーク様は学校を卒業次第、高位貴族に買われる事が決まっている。

もちろん、私が横から奪うつもりではある。

だが、アーク様がそれを幸せに感じてくれないと意味がない。

幸い、アーク様は駆け落ちに同意してくれた。

それは本心ではないのかもしれないけど、そうだとしても自由を望んでいるのは本当だろうし、それは渡せると思う。

 

 

 卒業式。正装に身を包んだアーク様は美しかった。

 

「トール」

「アーク様。卒業式後は駆け落ちです。いい思い出になるようにしましょう」

「……ああ」

「私達だけの国を作って、遠い異国の地で冒険をしましょう」

「そうだな」

 

 そして、二人で卒業式へと臨んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 そうして、卒業式が終わった。

 卒業式が終わり次第、学園で身を隠していた船、「アーククエスト号」が現れる。

 アーク様と考えた最強の船。

 アーク様を囲んだ無作法な者達を魔法で近寄れないようにする。

 私はアーク様の前に跪いた。

 

「あれは……!? アーククエスト号!?」

「行きましょう、アーク様。忘れ物はございませんか?」

「トール……。二人で王国を作って、異国の地で冒険をして……」

「はい。ここに戻って来る事は難しいと思います。最後に部屋に忘れ物はありませんか?」

「いや、いい。行こう」

「失礼します」

 

 私はアーク様を抱き上げ、船へと飛んだ。

 アーク様はすぐに船の端によって身を乗り出す。

 

「凄い眺めだ……!」

「お気をつけください、アーク様。落ちては大変です」

 

 私達は船室へと入った。船室には本棚があり、そこに私が前世で集めた本がギッチリと入っていた。

 机の上の箱には、魔石が山と積んであり、魔石を入れるケースのついた腕輪がある。

 

「アーク様。まずは身を守る術を学んでいただきたく思います。魔石の入った腕輪をして、魔法のレッスンをしていただきたく思います。アーク様は最も高貴な能力、空間魔法の適性があります」

「魔法……少し使えてはいたんだ。そうか、トールは魔王なのか……。そばにいると、力が満ちる感じがしていた」

「そうです。でももうこの世界に魔法の時代は訪れません。私は元の世界に帰りますからね。来てくれますか? 拒んでも、もう城と船はあなた様のものです」

「愛の巣に一人でいるなんて寂しすぎるだろ。俺も行く」

 

 当たり前のように言われた言葉。

 

「なあ、いちゃいちゃしよ」

 

 アーク様に囁かれて、私はぺたりと床に座ってアーク様に奉仕をした。

 

 

 

 

 

 

 私はアーククエスト号の尋問部屋で、天井から破廉恥な姿でぶら下げられて、ゆらゆら揺らされて貫かれていた。いちゃいちゃしながら作った設計図なので、えっちな部屋もあるのである。

 

「あっ アーク様っ あっあっ♡」

「魔王様がこんな事してていいの、トール?」

「らめぇっ イっちゃう♡」

「すげーえっち……」

「お“ ♡ らめぇっ♡」

 

 天空の城についてからも、魔法の勉強をするか日本語の勉強をするかエッチするかだった。

 

 ある日は、天空城の庭園で裸で四つん這いになって散歩をする。

 アーク様の手にはリード。それはもちろん私の首輪に繋がっている。

 

「ほら、ちんちん」

「わんっ♡」

 

 犬耳と尻尾プラグをつけた私ははしたない格好をする。

 

「いい子だな、ご褒美」

 

 ボロンと出されたアーク様のそれをぺろぺろ。

 アーク様は私のアナルプラグを引き抜いた。

 

「キューンっ!」

 

 何度も貫かれて私のそれはパタパタとミルクを漏らす。

 

「ほら、漏らせよ!」

 

 しょろろろろろ

 

 片足を広げられて、恥ずかしい姿でおしっこを漏らす。

 魔王の体液をかけられて、花が急成長して私のそれを撫でる。あっ♡

 

「あー俺も出る」

 

 中で排泄をされて、その場で見られながら排泄をする。

 爛れきったエッチな毎日を送っていた。

 アーク様は勉強、私は料理とエッチした後の掃除である。あちこちでエッチするので結構忙しい。料理といっても、そう頻繁に買い物が出来ないので、簡単なものだけなのだけれど。

 配下は動物系しかいないしね。仕方ないね。

 

 アーク様は王様の落とし胤で、母は亜人の血を引く踊り子で、そのくせ強く賢く美しく、魔法の才まであって睨まれていたのだそうだ。

 

 だから、私が近寄ってきた時はとても驚いたのだそう。

 

 学園に入ってすぐアーク様と親しくなり、アーク様の名前を借りて色々買わせていただいたので、向こうに行っても食べ物とかは大丈夫だと思う。アーク様も頑張って馴染むといってくださっている。

 

 一年が経った。子供が産まれ、アーク様の護身術と日本語が安心できるレベルになったので、最後にお忍びでたっぷりと買い物をして、召喚魔法陣を消費して日本へと向かった。

 

 暗黒が忍び寄る時代だった。

 だから、荒れていても仕方ないと思った。

 それでも帰りたかった。

 

 世界の壁は生身で越えられないらしく、私は死んで転生した。

 私が召喚されて間もない時に私の転生体は生まれた。

 どうやら時間を遡って送還できたらしい。

 

 アーク様、新しい見た目も気に入ってくれるといいけど。

 

 20歳でアーク様の所に戻る事を決めて、お小遣いを貯めて計画を立てた。

 最低限のものはちまちまアイテムボックスに買い溜めていく。

 

 中学校を出たら働こうとしたが、親に止められた。

 高校ぐらいは出ろと言うので、調理師系の高校とデザインの専門学校に決めた。

 衣食住の衣食をカバーする形である。

 他の学問は必要なら学べばいい。

 

 20歳になったら前世からの運命の人と結婚するとは伝えておいた。

 今世での顔が気に入られなくて振られたら慰めてともお願いしておいた。

 

 私に甘いばーちゃんは独り立ちして農業をやると聞いて100万の資金をくれた。

 ありがとう、ばーちゃん。

 

 私はドキドキしながらアークキャッスルを出して転移し、最愛のアーク様の所まで行った。アイテムボックスは時間経過がないから、アーク様としては出て行ったばかりの私が別人になって戻ってくる事になる。やはりアーク様は私を見て警戒した。

 

「誰だ……!?」

「私です、トールです。送還に失敗して、転生したんです。今は伊織と言います。アーク様、それでも私を選んでくれますか……?」

「トール? 転生して別人になるかもしれないとは聞いていたが……」

 

 アーク様は私のことを見つめた。そして、キスをした。

 

「しばらくは慣れないかも……だから、慣れさせて欲しい」

 

 私は早速ご奉仕した。良かった、アーク様はこの体にも発情してくれた。

 私はしこたま種付けされた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「両親にご挨拶したい。結婚式もあげたい」

「良いのですか? ご迷惑を掛けてしまうかも」

「こっちが迷惑掛けてる側だろ。それとも俺の紹介するの嫌?」

「ばーちゃんに自慢の夫を紹介したいです」

「よし」

 

 

 ということで、早速話し合いの場を整えた。

 

「父さん、母さん。私、前世で将来を誓った外国人の男の人と結婚する。だから会ってほしい。結婚後は、農業をして自給自足で暮らしていこうと思う。ばーちゃん、資金の100万円、ありがたく使わせてもらう。初期資金はどうしても欲しかったから、本当に助かる。結納金としても十分だし、これで赤ちゃん用品が買える」

「あわわ、た、多様性……」

「ちょっと待て。赤ちゃん用品とはどういう事だ。相手男だろう?」

「前世の私が産んだんだ」

「お兄ちゃん、実在するのその人?」

「そうだよ、まず会わせろよ、その男と」

「そうだねぇ。伊織の選んだ人に会いたいよ」

「明日の夕食、あけといてね。19時に集合ね。ちゃんとした格好してね?」

 

 それから、アーク様と1日かけて準備をした。

 

 19時。正装や制服に身を包んだ家族と共に、私はアークキャッスルに転移した。

 

「アークキャッスルにようこそ」

「なんだ!? ここどこだ!?」

 

 家族達は慌てた。

 

「アークキャッスルだってば」

 

 慌てて家族は窓に向かう。

 

「ねーちゃん、見て! あれ、戦闘機!」

「やっほー! やっほー!」

 

 妹がめっちゃ手を振る。

 

「何やってるんだよ……。はぁ。特定されても知らないぞ」

「トール。いや、伊織。来たね。皆さんも、アークキャッスルへようこそ。……今更だけど、アーククエスト号とか、アークキャッスルとか、恥ずかしいね? あとでまた正式名称については考えようよ」

「いい名前だと思いますけど」

 

 赤ちゃんを抱いて声をかけてくるアーク様。

 家族は驚愕した。

 

「初めまして、私はアークです。伊織さんの前世のトールの夫で、これから伊織さんの夫になる人です。この子はトールと私の娘で、名前はアラクネと言います」

 

 そうなんだよ。男同士の子供なのに何故か娘が産まれるという謎。

 アーク似が良かったのに、がっつり私似っていうね。髪の色はアークに似て白髪だけど……。適正も糸というね。

 

「にいちゃんて前世勇者だったりした……?」

「した。ついでに言えば、魔王も継いでるから子供産めるよ。この城を子孫で埋めるぐらい産むよ」

「この人、王子様?」

「そうだよ」

「こら、伊織。確かに王様の子供だけど、俺の母は踊り子でね。認知されてないんだ」

 

 家族達はざざっと下がった。

 

「突如として空に浮いてる天空城がここで、アーク様の持ち物!?」

「そうだよ。ここで家畜や野菜を育てつつ自給自足で暮らす予定」

「玉の輿じゃん! 王様じゃん!!」

「課金! 課金!」

 

 ばーちゃんはアーク様を拝み、お小遣いを捧げる。ちゃんと包んできてくれたらしい。嬉しい。

 

「あ、ありがとう……? こっちのお金かな。嬉しいよ。あとで一緒にお買い物行きたいな」

「段取りできたらね」

 

 そうして手を握って微笑みあう。そうそう。

 

「で、結納して結婚式挙げたいんだけど、出来ればこの城で結婚式あげたいんだよね。伝統料理も出したいし、アーク様に服を仕立てたい。用意した石で指輪も作ってほしい」

「私に任せんしゃい!」

 

 ああ、なんて頼もしいばーちゃん!

 

「ありがとう、ばーちゃん! そうだ、ばーちゃんファンタジー大好きって言ってたよね。ここに住む? 魔法の勉強もしてみる? 私の眷属になれば魔法使えるようになると思う」

 

 ばーちゃんには丁寧に魔力注いですっごい眷属にしちゃうよ!

 

「住む! 曾孫の世話はばーばに任せんしゃい! 人生、勉強始めるのは遅いなんて事はないんじゃ!」

「あーずるい! ばーちゃんずるい!」

「俺も魔法使いたい!」

 

 妹と弟は焦る。

 

「結納の品だけど、アーク様は金貨と布と宝石と魔石と書物を出してくれるって。それを転売すれば結構お金になると思うんだよね。その代わり、結婚式の費用全部と初期費用と衣装の仕立て代と農業の初期費用と当面の生活費と……日本円が掛かる事全部そっちでしてほしいんだ。もちろん、布の一部は婚礼衣装にも使いたい」

「しかし、一国の王子の婚礼なんてうちに段取り出来るのか……」

「王子と言っても、俺が持ってるのは城と船だけ。身一つでこっちに来て、臣下も民もいないんだ。格式なんてなくても誰も気にしないよ。さ、伊織。俺に家族を紹介して」

「あ、すみません。父さんの雨竜 晶と母さんの雨竜 晴子。それと妹の瑠璃と弟の優人。瑠璃は15歳、優人は14歳だよ」

「アーク様、よろしくお願いします! 高校受験やめてアラクネ様の付き人になります!」

「よ、よろしくお願いします!」

「学校行くの危険かもしれんしなぁ……。それならまあアリか」

「お父さん、スローライフしたいって言ってたじゃない。私達も引っ越しましょうよ」

「日本国籍捨てると大変だし、こっちも困るから……。いつでも歓迎するからさ」

「さあ、立ち話もこれくらいにして、食べましょう」

 

 それから、食事をして今後のことについて話し合った。

 伝統料理は家族に気に入っていただけたようだった。

 

「今度は私が手料理をご馳走するわね。この子ったら、料理学校出たくせに。私がしっかり家庭の味を叩き込むから」

 

 ダメだった。

 

「楽しみです」

 

 その日は泊まってもらい、翌日、アークキャッスルを案内した。

 致命的な事に。

 

 私は、ネットリテラシーについて楽観的に見ていた。

 でも、中二ボーイがこの大事件を黙っていられるはずがなかったのである。

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