※この作品はR-18です。

Endless memory   作:絶対運命黙示録

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夢の中だからなんでもあり。つわり、妊娠表現あり。


魂のレナトゥス

クロノはパンの焼ける匂いで目を覚ます。

起きてみると、天蓋付きのベッドに自分は寝ていたようだ。自分の服装をよくみるとネグリジェを着ている。部屋は寝室のほかにリビングルームや応接間などがあって、どうやらここはどこかのスイートルームのようだ。

自分がなぜここにいるのか、よく覚えていない。たしか巻戻士の任務で豪華客船ワダツミ号に乗ってて…

『おはよーっ!クロノ!』

無邪気で元気な声がスイートルーム中に響く。

声の主はワダツミ号の船長の息子のキンスケだ。

『おはよう、キンスケ。』

『おはよ!クロノ。よく眠れた?』

『よく眠れたというか、昨日何してたのか覚えてないんだ。』

『えーっ!クロノ覚えてないの!?』

 

あんなに愛し合っていたのに

 

『え?』

『クロノ朝食まだでしょ?ワダツミ号の朝食のクロワッサンはすごく美味いんだよ!』

『ああ、いただくよ。』

 

リビングルームで小さなキンスケと朝食を食べた。

たしかにワダツミ号の朝食のクロワッサンはとても美味しかった。

『ところでキンスケ、いつも一緒にいたギンはどうしたんだ?』

『ギン?ギンはねぇ…』

キンスケは席を外して、クロノの席に近づく。

『キンスケ?』

『ギンはね、ここにいるよ!』

キンスケは笑顔でクロノの下腹部を指差した。

 

『ここって…何言ってるんだキンスケ』

 

キンスケの瞳がラベンダー色の♾️の形に変わる

『クロノこそ何言ってるの?昨日たくさんしたじゃない』

 

俺と子作りごっこ

 

ガタンッ!とクロノは動揺のあまりに席を立ち上がる。

昨日、自分は何をしていたのか、ここはどこなのか、全て思い出した。

 

ここはワダツミ号じゃない。俺は、いや俺たちはワダツミ島にいて…

『まあ覚えてなくても仕方ないか。昨日スイートルームなんてなかったし。』

 

『クロノと俺で一緒にギンを産み直そうとしてたくさん交わってたのにクロノが先に疲れちゃったから労わってスイートルーム用意したんだよ』

 

『俺とお前で、ギンを…』

昨日までしてきた事が悍ましいくらい思い出される。

クロノはキンスケに連日にわたって犯されて、交わりながら休まずたくさん注がれて…

 

『俺の中に、ギンが…』

クロノは己の下腹部をさすり、ゾッとした。

その途端になんとも言えない吐き気が込み上げてきて床にうずくまる。

キンスケの胤でギンを宿している。

 

 

『大丈夫?クロノ。』

キンスケは心配そううずくまるクロノの背をさする。

『寝室に行こうか。』

キンスケの無邪気な声が凛々しい男性の声に変わった。クロノは姿を変えたキンスケに身を起こされ、横向きに抱え込まれ、腕の中にすっぽりと収まる。そのままクロノを担いで寝室へ向かった。

 

寝室に着くと、キンスケは抱えていたクロノを

天蓋付きのベッドに下ろす。

『ここにギンがいるんだな。』

キンスケはうっとりとクロノの下腹部をさする。

『よかったな、ギン。クロノがお前の母親代わりになってくれるぞ。』

愛おしそうにクロノの下腹部にキスをした。

 

『そんなに俺が憎いのか、キンスケ…』

『お前が憎い?今は憎いを通り越して愛しているけど?』

身重のお前を労わってワダツミ号のスイートルームを再現したのがその証だよと、ラベンダー色の♾️の形の瞳を細めて、クロノの額にキスをする。

 

『なんだったら今度は10歳の俺の姿で寝ようか?お前は子供好きだもんな。』

『やめろっ!!』

クロノはつわりの体を鞭打って声を荒げる。

キンスケは飄々と肩をくすめて寝室を出ていく。

 

『元気なギンを産んでね。お母さん。』

 

祝福とも呪いとも取れる言葉を残して。

 

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