アリーは悦に浸っています。
自ら『死』を選んで、必死に死逝く姿は、
さしずめ餌を奪い合う豚でした。
豚の様な人間か、
人間の様な豚か、
とにかく、
豚は死にました。
豚は死にました。
豚は死にました。
アリーが残った二人を見ます、
恐怖と絶望に沈んだ顔。
それはアリーが見たかった。
『顔』
高揚のアリー、
暫く、
アリーは彼女達には何もしないで、
本を読みました。
アリーが読んでいたのは絵本。
架空の生き物が出てくる絵本でした。
アリーが本を読み終えると。
その本のあるページを彼女達に見せました。
そこには人魚が描かれていました。
彼女達は不思議そうです。
何事か理解出来ません。
アリーが部屋を出て。
準備をしてまた部屋に入って来ました。
何やら大掛かりの物のようです。
兵士達にも手伝いをさせました。
まずはレンガで簡易的に作った。
窯でした。
窯には既に炎が焚きつけてありました。
そして彼女達二人の足を、
足首と股下を鎖で足を閉じる様に縛ります。
アリーが鉄の棒を窯で熱しました。
鍛冶屋のようでした。
真っ赤に色が変わった鉄の棒を、
持ち彼女達にゆっくり近寄ります。
しかし、アリーは熱いし重たいし
自分で考えた事ですが、
すぐに辞めようかなとも思いました。
我儘です。
一息ついて逃げ続けた。
女性に熱した棒を近付けて。
少し痛いわよ?と。
太ももに当てました。
絶叫が響き渡り、
生きた人の焼ける臭いがします。
しかしアリーの予想外に熱すぎたのか、
足がチーズの様にドロドロになりました。
肉が焼け、剥き出しの骨・・・
アリーが失敗だわ。
と言うと、彼女に死にたい?と問いました。
彼女は少しでも早く楽になりたいと思い頷いたら。
肉片の焼き付いた。
鉄の棒を口の中に捩じ込みました。
はい、あーん。
アリーは彼女の唇を焼き、歯が熔けて、
更に喉の奥に当てます。
既に死にましたが、一応最後までやります。
口の中から、焼いて、
後頭部の方に
貫通させました。
良い死にざま。
アリーは愉しそうです。
さて次はアリーお気に入りの美女。
失敗は許されません。
今回一番の美女、身体も顔も
アリーの勝てる所は有りません。
良い人魚になりそう、
アリーが小さく言いました。
彼女が、絶叫と、恐怖からの涙が止まりません。
流石に煩いので、口に猿轡をして。
鉄の棒を変えて、
熱し過ぎずに足を焼きました。
アリーが思う程では無いですが。
とりあえず成功でしょう。
二本の足を焼いて繋げて、
一本に・・・
そして次の行動に入ります。
兵士達に用意させていた袋。
その中に貝殻が沢山入っています。
アリーは無理矢理、彼女の足に縫い付ける様です。
しかし、彼女が死なない様に。
城の者に治療をさせます。
治療中暇潰しに。
ふくよかな女性の死体を焼いて。
時間を潰すアリー、
直ぐに疲れと飽きが来ました。
治療後、
針で貝殻に穴を開けながら。
糸を通していきます。
雑では有りますが。
かなりの数が完成しました。
時々やはり、飽きては暇潰し。
針で指先を怪我しながらも完成です。
アリーは裁縫の才能は無いようです。
足にアリー自身が縫い付けます。
先程の激痛に比べたら平気な様子。
彼女は無反応です。
確認すると死んではいないようです。
時間は掛かりましたが。
終わりました。
人魚の鱗の再現です。
最後に胸にも縫い付けました。
そして、足先に本物の魚のエラも
縫い付けました。
アリーは彼女を自室に連れて来させました。
部屋に用意させていたのは、
かなりの大きさの水槽です。
設置させていた。
階段を登り彼女を引っ張り上げ、
彼女を水槽の中に突き落とします。
いったい突如として出るアリーの力は
何なのか解りません。
アリーは泳がないと溺れ死ぬわよ?
と言いました。
彼女も気持ちでは死んでも良い気持ちでしたが、
窒息の苦しみから身体が抵抗します。
必死で足をくねくねさせて、
浮かび上がりました。
水槽の淵にしがみつくと、
アリーが泳いで!と
しがみつく腕を蹴って、
水槽の中に無理矢理落とします。
彼女は必死に抵抗して、抗って。
息継ぎして、
少し慣れたのか。
綺麗に泳ぎました。
アリーも思わず。
綺麗とみとれました。
彼女には食事も与えられ。
水槽に隣接する様に。
ベットも用意され。
アリーの部屋で、
声を出したら殺す等の
条件付きでは有りますが。
生きています。
人魚として、
アリーの玩具として。
生きています。
初めての『人狩り』の生存者
これで今回の『人狩り』は終わりです。