※この作品はR-18です。

~人狩り~我儘姫の拷問考察   作:10円ガム

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暫くしてアリーは衛兵に

民を適当に連れてきてと言いました。

 

聞いていた。

衛兵達、側近達は、嫌な予感がしました。

嫌な予感・・・それよりも恐ろしい物です。

中年の男が二人、

連れて来られ、アリーは言いました。

 

貴方は、私の狩りに選ばれました。

勿論狩られる側、『人狩り』に

 

近くに居る者には、受け入れ難い言葉でした。

1年間何事も無く静かな平穏だったのが、

その言葉だけで崩れました。

 

アリーは自分の決めた。

決まりを説明しました。

全裸にして、

目隠しをして、森に置き去り・・・

そして、48時間・・・

まる二日逃げ切れば、

貴族になり富と権力が与えられると、

 

早速全裸にして森に運ばせました。

目隠し外し衛兵達が城に戻った時。

 

アリーは城からスタートしました。

 

1年近く森に立ち入っていないアリー。

 

動物は恐怖の我儘姫を忘れたのでしょうか?

生き物達の気配がいっぱいです。

それはアリーが、

狩りに夢中になっていた頃に、

近いものが有りました。

彼等もまた、偽りの平穏に慣れたのでしょう。

 

森に入るだけで少し嬉しそうなアリー。

少し歩くと、

大きな狼の様な動物に出会しました。

人間の雌という、新鮮な肉を見つめる獣

しかし相手はアリー。

 

狼が唾液を垂らしながらアリーの身体に、

喰らいつく様に凄まじい勢いで、

飛び掛かりました。

至近距離まで来た時・・・

アリーには、大量の血液の雨が降りました。

獣の血、

人間より少し臭い獣の血です。

アリーは一瞬にして首を斬り飛ばしました。

1年間剣を使っていない、者とは思えない程の

剣筋て速さです。

元々、人間離れしていましたが。

やはり人間技では有りません。

 

獣でも殺すの愉しい。

アリーが小さく口を溢すと、

アリーの高揚は高まりました。

 

血の匂いに本来は動物達が寄ってくるはず、

しかし、むしろ辺りから、

動物達の気配は消えた様に感じます。

アリーという存在の恐ろしさを、

思い出したのか、

今更それを感じたのか、

とにかくアリーの周りは静かになりました。

 

あら残念・・・

笑顔でアリーは言いました。

 

すぐに森の探索を再開すると、

大の大人が、

膝を抱えて震えています。

何かに襲われ恐怖した人間の姿でした。

 

アリーが目の前まで来て剣を振りかざしても、

反応が有りません。

ガクガクと震えているだけでした。

 

つまらない・・・

本当につまらない・・・

アリーは殺すか、拷問か悩みました。

今殺すよりは、

眠らせて拷問の方がまだ反応が有りそうだと

思ったアリーは眠らせました。

 

おっさんを触りたくないアリー、

城からそれほど遠く無いし、

アリーの力なら簡単に運べそうですが、

 

衛兵を呼び出しました。

流石は我儘姫。

今までの事から考えれば何とも無い事なのに、

めんどくさいのでしょう。

 

また森を探索します。

 

 

暫くして全身に傷を追った男がいました。

勇ましい姿です。

 

全身に傷に深傷は無く、

爪で引っ掛かれた傷、

噛み付かれた傷等有ります。

 

自らの拳で戦って来たのでしょう。

アリーが、ごきげんようと一礼します。

 

男はアリーを力強く睨んでいます。

ゆっくり

ゆっくり近寄ります。

 

アリーは少し懐かしい感じがしていました。

 

『人狩り』を始めたばかりの時に、

ある家族を殺し拷問した時の事・・・

 

あの時父親に、辞めてくれと

言われて果敢にも向かって来た家族の主。

 

アリーは勇敢な父親の姿と

目の前にいる、男の姿に近いものを

感じました。

 

辞めてくれ・・・

その言葉は聴きたく有りません。

 

その言葉が出る前にニヤニヤしながら、

近寄り、薬で眠らせました。

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