数日後、早速次の『人狩り』を始めるアリー
アリーが次に狩るのはとある家族の、
父親とその娘でした。
家族全員では無く。
その家には息子と母親が残っています。
娘は何と顔がアリーによく似ていて、
小さい頃は頻繁に、
アリエイル様みたいで、可愛い、綺麗、
と言われてたとの事です。
まぁ今のアリーに似ていたら、
困りますが・・・
いつも通りのアリーが作った。
ルール説明ですが、
今回は少し違いました。
森に武器が有るというのです。
父親が武器を手にすれば、
裸でも二日間生き残れるかも知れません。
さて『人狩り』スタートします。
アリーは城から足早に動きます。
娘を殺し父親に拷問か・・・
父親を殺し娘に拷問か・・・
『死』への興味は尽きません。
死に逝く者の、『絶叫』『表情』が皆。
全ての生物が違うのか・・・
知りたくて仕方ないのでしょう。
暫くして、
父親が槍を拾い、
野生動物と
闘った後でしょうか?
少し傷を負い、帰り血も浴びていました。
まだまだ余裕に見えます。
しかも槍を拾いこれは生き残れる事が
本当に出来るかもしれません。
娘を心配しつつ父親が森を、
探索します。
野生動物達もなかなか襲えません。
すると父親が無造作に辺りを
見回すアリーを発見しました。
父親はアリーの背後に隠れますが、
全く気が付きません。
父親はアリーに既に敵意、
いや殺意が剥き出しでした。
先日狩られた好青年の一人が
息子だったのです。
父親は噂話から、
息子が殺されたのは感じています。
その復讐とこの狂気の『人狩り』を、
終わらせ街や国に平和と安定を
取り戻しこれ以上不幸な人を産み出さない、
為にアリーを殺す気なのです。
それはきっと正しい判断でしょう。
父親が隠れながら、
身を小さくし気配を消しながら近寄ります。
槍を寝かせながら、
槍が届く範囲まで近寄りました。
しかし変です、
アリーは気が付きません。
父親は意を決しました。
背後から、
狂気の姫よ覚悟と!
体の中心を一刺し見事に貫通しています。
アリーは振り返り父親の顔を見て言いました。
お父さん・・・
そして死んだ様です。
そんな筈は・・・
父親は地面に平伏せ泣き崩れました。
確かに良く見るとアリーのドレスを着た。
娘でした。
アリーが木の影から登場し
大笑いです。
滑稽な父親を明らかに馬鹿笑いで、
見下しています。
アリーは笑いながら言いました。
私を殺すんじゃないの?
そっくりな娘を殺して気が晴れたのかしら?
全てはアリーが考えた事。
武器を拾わせた事。
娘にドレスを着させて、
父親を探すように言ったのでしょう。
おのれ・・・狂気の姫アリエイル・・・
父親は槍を持ち、
立ち上がり襲い掛かろうとしたところを
アリーに剣で心臓を一突き。
すぐに息絶えました。
アリーはあの勇ましさと絶望の顔を思い出して、
暫くは笑っていました。
心臓を一突きにした高揚感も有りました。
かなり満足の様です。
そして死体をお城に持ち帰りました。