※この作品はR-18です。

ゼロの伴侶 もしも才人が夜這いに成功したら   作:tonebon

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05 たまごを生む年頃

 

 

 あいて!

 ちんこが痛い。ちんこのさきっぽが熱い。しみる。いたたたた。

 ルイズがキスしろって言ってる。

 乱れた桃色の長い髪、閉じられた瞳、ほんのり赤い頬、薄い唇。

 ああ、キスしたい! なのに、ちんこが勃起すると痛い!

 なんの拷問だこれ! 罰? ルイズの寝込みを襲った罰!?

 ああ、ついに俺は交尾さえ許されない存在になったのか?

 あれか? 細胞分裂しろと言うのか?

 

「ど、どうしたの?」

 ルイズが聞いてきた。

「ち、ちんこ! 先っぽが痛い!」

「な、なんで痛いの?」

「し、知らん!」

「男の子もすると痛いの?」

「わ、わかんね!!」

 エロマンガでは、男がはじめてSEXする時に痛くなるなんて書いてなかった!

 あ。

 あ、あれか? 俺が包茎だから?

 む、むけるぞ。自分で皮むいた事ある。

 いつか見た「SEXの仕方」みたいな本にもこうあった。

 

 Q.包茎ではSEXできないのでしょうか?

 A.真性包茎でなければ問題ありません。

 

 問題あるわ!

 痛いんですけど!!

 も、もしかして、ルイズの言うとおり、男もはじめてだと痛いのか?

 なんか、ルイズがまじまじと俺を見つめている。

 なんだ? ちんこ痛がる俺が珍しいのか?

 ご、ごめんなさい。襲っちゃってすいません。

 と、とりあえず、隠す。

 俺はその場でくるりとルイズに背を向けた。

 

 ちんこを見る。

 痛みで中途半端な立ち具合になってる。

 縮れたチン毛をどけて棒の部分をつかみ、皮をむきおろす。

 ぴょこんとさきっぽが、亀頭が顔を出した。

 痛みは裏っかわみたいだ。

 ちんこをひねって裏側を見る。

 あ、裏筋!

 以前、風呂で皮をむいた時は亀頭の部分とつながってる筋があった。

 そ、それが切れてる! と、いうか剥がれている!!

 血がにじみ出てる!

 

「なに隠してんのよ。見せなさいよ!」

 ルイズが背中に抱きついてきた。

 お、おっぱい。

 大きくないけど、ルイズのおっぱいの感触が背中に。

 痛い! ちんこ痛い!

 な、なんの拷問ですか、これは?

 ルイズが俺の肩の上から顔を出し、股間を見つめてくる。

 うう、桃色の長い髪が背中と肩をくすぐる。

 痛い! ちんこ痛い!

 お、お願い。今はそんなに密着しないでください。

 

「ど、どうしたのよ」

「か、皮とさきっぽの筋が切れた!」

 ルイズはまじまじと俺の股間を見つめてる。

 な、なんですか? なんでそんなに興味あるんですか?

「見せなさいよ!」

 突然、背中側に引かれた。

 ベッドに仰向けに倒された。

「お、おま!」

 いつのまにか、ルイズが俺の両脚の間にいる。

 う、昨晩の逆ですか。

 こ、今度は俺が襲われるんですか?

 思わず、両手でちんこを隠す。

 だが、ルイズに無理やりどかされた。

 お、俺のちんこの向こう側にルイズの顔がある。

 桃色の前髪の下の少し釣り目の大きい鳶色の瞳が、まじまじとちんこを見ている。

 な、なんていう興奮する光景! そして、痛い!

「か、かわいいじゃない」

 ……

 ルイズ。

 カ、カワイイ、デスカ。

 なんという言葉の剣。ぐっさり心に刺さりました。

「どれどれ」

 そんな心のダメージを無視して、ルイズが俺のちんこをむいた。

 細く、白い、可憐な指が俺のちんこをにぎり、皮をむきおろした。

「い、いててて!」

「うるさいわね! 我慢しなさい! あたしも痛かったんだから!」

 そ、そうですね。すいません。ごもっともです。

 で、でも。

 ルイズに俺のちんこを握られ、観察されているなんて、なんてご褒美。そして痛い。

「切れたって、ここ?」

「う、うん」

「どうして切れたの?」

「し、知らん!」

 知らんもんは知らん!

 まじまじとちんこを見つめるルイズの顔がさっきより赤くなっている。

「これって、一番大きい状態?」

 そ、そんな事ないです。そんなに大きくないかもしれないけど、一番立った時は、もっと大きい。俺のちんこはもっと大きい、はず。

「ち、ちがう!」

「もっと大きくなる?」

「お、おう」

「大きくしてみて」

「い、痛くて無理」

「そっか」

 な、なんでそんなに残念そうなんですか。

 そ。そんなに大きいちんこが見たいですか?

 な、なら方法はあります。今、思いつきました。

「で、でも、べ、ベロで傷を舐めてくれれば。

 ルイズがベロで舐めてくれれば、たぶん痛くなくなる。でかくなる」

「そ、そうなの?」

「う、うん」

 傷は舐めるといいよね。唾液が消毒薬になるんだよね。

 こ、これはルイズに消毒してもらうのがいいよね。

 ちんこも大きくなります。絶対。

 

 ルイズは俺のちんこを見つめた後、なにか決心したようにうなずいた。

 そして、顔を近づけてくる。俺のちんこに近づいてくる。

 ルイズの鼻先が俺のちんこに近づいてくる。

 ルイズの前髪が亀頭の先端にかかる。

 唇の形が俺のちんこでわかるほど接近している。

「うっ!」

 痛い。ちんこ痛い。でも興奮する!

 心臓がドキドキする。

 

 お、俺、ルイズにふぇふぇふぇ、フェラチオしてもらえるのかな?

 ちんこをしゃぶってもらえるのかな?

 

 ルイズが顎をつきだし、薄い唇のあいだからピンクの舌を出した。

 ちょっと震えながら、舌が俺のちんこの傷に近づいてくる。

 そして、舌の感触。

 ああ、ルイズが俺のちんこを舐めた!

 た、たまらん!

 思わず、ルイズの腰まで伸びた桃色の長い髪の後頭部に手をあて、ルイズの顔をちんこにすりつけようとした、その時。

「朝からお熱い事」

 はい?

 声がした方へ反射的に顔を向ける。

 

 そこには二人の少女がいた。

 

 腰までかかる赤く長い髪。ちょっと褐色の肌と大きな胸。

 背も高く、スタイル抜群。

 キュルケ。

 白いブラウスを胸まで開け、紺のプリーツスカートの丈は短く、魅力的な太もも。

 この前、俺をベッドにさそって来た時はどうしようかと思った。

 あの時、ルイズが止めてくれなければ、初体験の相手はキュルケだったかもしれない。

 

 青いショートカットの髪。大きめなメガネ。

 背はルイズよりも低く、かなり幼く見える少女。

 体型はスレンダーで、胸のふくらみはほとんど見えない。

 タバサ。

 魔法学院の制服である白いブラウスと紺のプリーツスカートは一般の生徒と同じだが、白いタイツをはいているのが、より少女らしさを感じられる。

 

 この二人は、先日の土塊のフーケの事件の時も俺たちを助けてくれた。

 キュルケはルイズとしょっちゅう口喧嘩してるが、たぶん仲はいい。

 タバサはそのメガネの奥の大きな瞳は無表情だが、使い魔の竜を使ったり、氷と風の魔法で俺たちを助けてくれたりと、一番年下なのに頼りになる。

 

 そんな二人がいた。

「よ、よお」

 思わず、挨拶する。

 しかし、返事はない。

 キュルケとタバサの視線が、俺の股間に向いている。

 ルイズは俺のちんこをつかんだまま、二人の方をむいて固まっていた。

 

 な。

 なななななな。

 なんで、キュルケとタバサが。

 こ、ここ、わたしの部屋。

 と、扉の鍵はしめた、はず。

「な、なんでいるの?」

「授業に来ないから迎えに来たのよ」

 キュルケはなんだかにやけてる。

「と、とびらは鍵がかかってました」

「アンロックよ。アンロックの魔法」

「あ、アンロックの魔法は魔法学院の使用はき、禁止されています」

「あ、そうだったっけ?」

 キュルケがにんまりと笑ってる。

 な、なによ。ななななな、なにがおかしいのよ。

「ルイズ」

「はい」

「今度はあたしから質問」

「はははは、はい」

「すごいかっこうね」

 す、すごいかっこう?

 自分の姿を見る。

 ネグリジェがまくれてて、胸が見えてる。パンツは片足だけ。

 見えてる。はだか。

「きききき、着替えてるのよ。才人!」

 才人を見る。なんだか呆然としてる。

「ききき、着替えの途中でしょ。速く、きき着替えさせてよ!」

「それ、ダーリンのペニス握ったまま言うセリフ?」

 キュルケ、なにを言ってるの?

 才人のペニス? ちんちん? 

 才人を見る。股間をみる。あたし、ちんちんをぎゅっと握ってる。

 才人は、なんか苦笑いしてる。

 両手をちんちんから離す。そしてペシンとはたく。

「うぎゃ!」

 才人がなんか言ったけど、今はそんな場合ではない。

 すっくとベッドに立つ。そして、才人に指さす。

「ここ、ここここ、これはバツです。ご主人様の着替えをはやくできないバツです」

「急所叩くなんてひどい!」

「う、うるさい。は、はやくきがえないと授業にお、遅れるのよ」

 そこでタバサが指をさして来た。無表情だった。いつも以上に無表情だった。

 ギギギと、まるで人形のようなぎこちない動きだった。

 その指が指ししめす場所を見る。

 わたしを指してる。

 わたしの下半身を指してる。

「…たれてる」

 わたしの脚をさしてる。

「あら? ルイズ、ももに白い液が垂れてるわよ」

 た、たしかに。

 うちももをなにかが伝わってる感触。

 わ、わたし、おもらし、した?

 そそ、そんなわけない!

 さっきわたしの中から垂れてきた白いのか!

「あ、あらやだ。み、みるく。そ、そうよ。みるくよ。

 才人、あんたが吹き出したミルクが脚にかかっちゃたのよ」

 そうよ。才人のせいよ。

 才人を見る。顔を真っ赤にして横を向いている。

「いやね、ルイズ。どう見ても精液じゃないの」

「精液?」

 キュルケが妙な事を言う。

 精液? せいえきってなに?

 キュルケがツカツカと歩いてきた。そして才人のちんちんをつかむ。

「うわっ!?」

「な、なにすんのよ!」

 なにつかんでるのよ。

 それはわたしのなんだからね!

「おだまりなさいな」

 キュルケが妙な迫力をもった顔で言う。

 熱い視線。真剣なまなざし。

 「微熱のキュルケ」の名前そのもののような熱い視線をうけて、あたしはなにも言えなくなってしまった。

「ルイズ、そこにお座り」

「は、はい」

「タバサ、あなたにもいい機会だから教えてあげる」

 タバサがキュルケの声をうけて、ギギギと人形のように歩いてきた。

 手と脚がいっしょに出てる。

 表情が無い。でも、よくみると、一点を見つめてる。

 じっと見つめてる。

 その視線は。

 キュルケがつかんでる才人のちんちんだった。

「な、タバサ、あんたも才人の!」

「ルイズ、おだまりなさいな」

「は、は? はい」

 キュルケはベッドの上で才人の両脚を無理やり開き、ちんちんの棒をつかんでる。

 才人は両手で顔を隠してる。隙間から見える顔は真っ赤だ。

 しかたなく、才人の目の前に座る。

 タバサもあたしの横に座った。

 女の子座りをして、両手を脚の間に入れてる。

 横顔から見えるメガネの奥は凍ったように無表情だが、その視線はあいかわらず才人のちんちんを見てる。

 その顔が突然、真っ赤になった。

 な、なにこの娘。タバサ。あ、あんた、あれはわたしのなんだからね。

 キュルケがこほんと咳をした。

 キュルケが杖を取り出して才人のちんちんを指す。

「この微熱のキュルケが、なにも知らない乙女達に男の事を教えてさしあげますわ」

 

 タバサの頭の中にはある言葉が鳴り響いていた。

 自分の使い魔である韻竜「シルフィード」が言った言葉。

「お姉さまもたまごを生む年頃なのよ、きゅいきゅい」

 たまごを生む年頃なのよ、きゅいきゅい。

 たまごをうむとしごろ。

 タバサはかつて感じた事がない感情に戸惑っていた。

 心臓の鼓動が速くなる。顔が熱くなる。

 自分の下半身の奥が妙に熱くなってくる。

 …わたし、たまごを生むの?

 

 

 

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