いよいよリーザスの国境目前というところでランス達はAL教のテンプルナイツの軍勢と刃を交えることとなった。
ランスが自由都市地帯にいるとの報を受け、向かうと思われたリーザスの国境線上で待機していた者達だ。それは、一箇所には集わずに防衛線を張るようにして広く散らばっていた。ただし、異常があれば即座に援軍が駆けつけて援護するシステムだ。
最初はランスが「さっと倒してトンズラするぞ」と慎重な姿勢をとろうとするかなみを始めとした者達を無視し、突っ込んだ。実際に戦闘はさくさくと進んだ。ランスたちに比べれば分散された彼らの戦力は全く脅威ではなく、慎重派も取り越し苦労であったと胸を撫で下ろしていた。
が、彼らにとってトラブルとは常に内側に存在するものだった。
「きゃあっ!」
それは一人のテンプルナイツの上げた悲鳴だった。明らかに女性のそれに反応したのは、当然ランスだ。
「きゃあ? 今確かに女の声だったな。お前、ヘルメットを脱げ」
ランスはテンプルナイトが女と見るやその顔を確認しようとする。
「怖がることはないぞ。可愛かったら少し気持ちいいことをしてやるだけだ」
「誰が悪魔の使徒なんかに……!」
「そうか。まあいい、俺様は無理矢理も好きだからな!」
「ちょっと、こんなときに何を……!」
テンプルナイトを捕まえて強引に犯そうとするランスを見てかなみが止める。こうしている間にも彼らの援軍が押し寄せているのだ。悠長にしている暇はない。
「なーに、さすがに俺様もここで犯そうとは言わん。ふん縛って後でたっぷり楽しむぞ。がははは」
「ヒィッ!?」
ランスの言葉にテンプルナイトはこれから待ち受ける死よりも恐ろしい屈辱に気付いたのか、小さく悲鳴を上げてから背を向けて走り出す。
「あ、待て!」
「待つのはあんたよ! 今はリーザスに抜けるのが先決でしょ!?」
「やかましい! 俺様はそんな言い訳で女を諦めたりせん!」
場所と場合を弁えればかっこいい台詞だが、今はそのどちらも最低だ。
「本当に、こんなときまで……って、あれ! ランス見て! 援軍来てる! 2、300人くらい!!」
「うるさい! 騙そうったってそうは行くか! まてーい!」
「ランス、マジでござるよ」
マリアの言葉にも耳を貸さないランスがにさすがに危ないと思ったのか、鈴女も一言添える。
「お前までしつこい!! ……ちっ、さすがに数が多いか。ぬあ~悔しい!」
「もういいから早く!!」
かなみに腕を引っ張られながらランス達はリーザスへと向かうもテンプルナイツは諦めないどころかその数を増していく。
「だー! しつこい! さっさと諦めろ!」
懸命に走るランス達の前に、新たな軍勢が見え始める。
「クソが、回り込んでやがった!」
「待ってランス、あれは……」
かなみはその軍勢に見覚えがあった。テンプルナイトに比べると身動きがとりやすくデザインされた鎧は所々に赤い塗装が施されていた。
「切りこめ!!!」
先頭の男が背負った剣を抜き、輝く刃を持つそれをかざして指示を出すと彼らは一斉に動き出した。
「うおおおおおおおおおおおお!!」
赤い軍勢の怒号に場は一瞬で戦場となった。
「こいつら……」
「リーザス赤の軍!」
突如現れた赤の軍はランス達を通り過ぎるとテンプルナイトに襲い掛かった。どちらも錬度は高かったが、要人の守りを主とするテンプルナイトとヘルマンの脅威に備えて鍛え抜かれたリーザス軍ではその質が違った。テンプルナイトは瞬く間に敗走を始める。
「逃げるものを追う必要はない! 刃向かう者だけ切り伏せろ!」
集団に指示を出しながらその男は、長いがその割に軽そうな剣、バイ・ロードを手にランス達に歩いてきた。
「お久しぶりですランスさん」
「おお、リックか。グッドなタイミングだったぞ。褒めてやる」
ランスは窮地を救ってくれた恩人、リック・アディスンを偉そうに褒めながらがははと笑う。
「た、助かりました。来てくれなきゃ大変なことになってました」
無礼なランスに代わってサチコが礼を言う。
「いえ、自分がここに来たのはリア様のご指示ですから」
「リアが?」
「あ、私が到着の予定を伝えといたの」
首を傾げるランスにかなみが答える。かなみはランスに同行すると共に見聞きしたことをこまめに本国に連絡していた。
「それ以外にも国境付近でテンプルナイトが怪しい動きをしている情報もありましたので、赤の軍が待機していました」
「まあいいや。じゃあリーザス城に行くか」
ランスはもう興味が失せたのか、リックにそう促す。
「ではここからは我ら赤の軍が城までお送りします」
「うむ」
ランスはリックの部隊を見回し、満足そうににやけるとリーザス城へ向かうのだった。
「だーりーん! 久しぶりー!」
「お元気そうで何よりです」
「おう。久しぶりだなお前ら」
リーザス城の玉座にて、リア・パラパラ・リーザスとマリス・アマリリスがランスを出迎えた。
「相変わらずリア様はランスの前だと人が変わるわね……」
「そうなの?」
ランスとリアの様子を見てマリアがつぶやき、ミルがそれに疑問を返す。
「ええ。普段はとても賢い女王様なんだけどね」
「うわー見えないね」
リーザス城内で度胸のいる発言をする二人であった。
「歓迎パーティーも準備してるよ!」
「女もか?」
「うん! たくさん用意してる!」
「がはははは! よくやった!」
リアもようやくランスに再会できて久々に安堵の表情を見せていた。そして、リアの後ろに控えるマリスにとってそれは無上の喜びであった。
「あの、マリス様いいですか?」
「なんですか、かなみ?」
ランスとリアの背後へこそこそと忍び寄ってマリスにかなみが耳打ちする。
「実はランスを説得する際にAL教を何とかするっていう約束をしちゃったんですけど……」
あの場ではさりげない一言だったが、それはかなみを苦しませ続ける大きな要因となっていた。
「ああ、問題ありません。策は用意してあります」
「ほ、本当ですか!?」
当然このマリスに抜かりはなかった。
「ええ。ランス様の歓迎パーティーにて発表します」
「了解しました!」
(よかった…… もし何もなかったらどうしようかと思ってたわ)
マリスの心強い言葉にかなみは胸を撫で下ろすのだった。
「よし! パーティーまでリアを抱くぞ! マリスも来い!」
「早くー!」
「かしこまりました。では皆様は客間を用意させましたので、しばしくつろいでお待ちください」
マリスがお辞儀をして玉座の間を後にすると、すぐにメイドがやってきて部屋に案内をすると言ってくる。
「……ま、今は休んでましょうか」
マリアがそう言うと皆それにしたがってメイドについて行くのだった。
その晩豪勢なランス歓迎パーティーが行われた。たくさんの賓客が招かれ、宴は賑やかなものとなっている。
「なのに何で俺様がこんなとこにいるんじゃーーーー!!!」
ランスはパーティー会場の控え室でマリスと二人で待機していた。
「うおーー、あの赤いドレスの子かわいい! あの金髪もいい! くっそーかわいい子だらけじゃねえか!! マリス、早く俺様にも行かせろ!!」
控え室に設置された魔法モニターには会場の様子が映し出されていた。どうやらリーザス中に放送されているらしく、重要な意味合いを持つパーティーのようだった。
「すいませんが今しばらくお待ちください。リア様が壇上に上がられたら出番です。我々もそのときに会場に向かいます」
「だーーーー! 早くしろ! 俺様は人が楽しそうにしてるのを見んのが大っ嫌いなんだ!!」
ランスがいらいらしながら地団太を踏んでいると、モニターからはリアの音声が流れる。
「皆様静粛に。今日は私の招待にたくさんの人がいらしてくれてとても嬉しく思います。このパーティーを開いたのには大きな目的あります」
「おお! 出番だ! 行くぞ!」
「ええ」
ランスは大喜びで控え室を出て行くのだった。
パーティー会場にて。
リアは壇上でその場にいたものすべてからの視線を浴びながら魔法マイクで語りかけていた。
「今、皆様も存じている通り、魔人の大侵攻によって人類は未曾有の危機に晒されています。しかし、以前にはゼスとJAPAN、あまり知られていませんがリーザスも魔人の危機に瀕していたことがありました」
そこで会場はどよめく。リーザスが魔人に襲われた時のことはヘルマンの侵略として国民に知られていたからだ。
「五年ほど前、皆も記憶にあるであろうリーザス陥落はヘルマンの軍に魔人が協力したがゆえに起きたものでした。その際、魔剣カオスを操り、リーザスを開放して魔人を撃退したのも、ゼスが魔人の侵攻に遭った際に魔人を撃退してマジノラインを復帰させたのも、JAPANに復活した恐ろしい魔人を倒したのもすべて同じ人物なのです」
会場のざわつきは更に騒がしくなる。
「その方は自身が注目を浴びることを嫌い、その素性を世間から隠していました。ですが、一年半前にその方は謂れのない罪を着せられてAL教より抹殺指令を受けてしまったのです」
そこら中でまさか、そんなはずは、といった声が上がっている。
「皆様見当がついたでしょう。ご紹介します。リーザス、いえ、人類全体の大恩人。ランス様です」
「がははははー! 俺様登場! 待たせたなかわいこちゃん共!」
舞台袖からはマリスの誘導によって絶妙なタイミングでランスが登場するのだった。
「だーりん、もう少しで終わるから少しだけ静かにしててね」
リアは隣に立つランスにひそひそと小声で話しかける。
「む? 面倒だぞ」
「お願い! 会場の女の子後で好きにしていいから!」
「……しょうがないな」
ランスは不承不承うなずいた。
「リーザスは長らくランス様の身の潔白を証明できるものを探していました。考えてもみてください。悪魔の使徒が魔人を倒して人類を救うとお思いですか? 断じてありえません」
マリスは魔法マイクを取り出し、リアからスピーチを引き継ぐ。
「思い出して頂きたいのは、ランス様が悪魔の使徒として認定されたのが新法王、オズ・トータス様の就任後なのです。我々は彼の私怨によりランス様が迫害されているのではないかと疑い、調査を進めました。すると、疑わしい点がいくつか出てきました。一つ、法王就任に対してのライバルに当たるクルックー・モフス元司教の不自然な死です。彼女は法王選定の直前に異端審問にかけられて死んでいたことが判明しました。何を隠そう、ランス様はモフス元司教と親交があり、共に旅をしながらバランスブレイカーという世界の秩序を乱す存在を封印するモフス元司教の手伝いをなさっていたのです。異端審問にかけられたモフス元司教を助けようとランス様はAL教本部の川中島へと向かいましたが、到着した頃にはすでにモフス司教は事切れていたのです」
マリスの語る推論を人々は黙って聞いている。ランスはあくびしそうになるところをリアに押さえられていた。
「ムーララルー就任後、トータス氏はランス様に抹殺指令を下しました。これは犯罪者や極悪人にではなく魔人を倒せる数少ない人類の英雄に向けてです。それはいまだ取り下げられていません。我々は独自の諜報部隊に調査させたこれらの情報を踏まえ、一つの結論を導きました。新ムーララルーは口封じのためにランス様抹殺の指令を出したのではないか、と。皆様、よくお考えください。すでに三度も人類を救っているランス様という英雄と、それを人類の危機に際しても殺害しようと言う新ムーララルー。どちらを信じますか?」
マリスの問いかけに会場は静寂に包まれた。自分達の信じるものの後ろ暗い部分と、怪しい冒険者風の男。どちらを信じればいいのか迷っているのだ。
「我々リーザス王家は全面的にランス様を支持いたします!」
声を上げたのはリアだった。人々は戸惑いの色を濃くしていたところを、会場のドアが大きく開かれ、立派な甲冑を身に着けた少女と小柄な女性の二人が息を切らして入ってきた。
「我々JAPANもランス兄様を支持します!」
「うちらコパ帝国もや!」
突如現れたのは織田家の当主、織田香とコパ帝国総帥のコパンドン・ドットであった。壇上へと進み、ランスに微笑みかけると民衆に向き直る。
「まずは場を騒がせてしまったことをお詫びします。私はJAPANの代表である織田家の当主、織田香です。JAPANの戦乱を治め、統一したのは我ら織田家ですが、その指揮を執ってJAPNを纏め上げ、前当主の信長の体を魔人ザビエルが乗っ取った際に先頭に立って戦ってくれたのは他でもないランス兄様です! ランス兄様がいなければ間違いなくJAPANは滅んでいたでしょう。その大恩を返すべく、ランス兄様の助けになるためにJAPANから兵を挙げて魔人と戦いに参りました!」
香姫によるJAPANの声明が終わると、次にコパンドンが口を開く。
「うちはコパ帝国の総帥、コパンドン・ドットや。うちはランスと一緒に冒険していいとこ仰山知っとんねん。いくら賭けたっていいで。ランスは絶対に悪魔の使徒なんかやないし、人類を救う英雄や。コパ帝国は全力を挙げてランスを支持する」
壇上にてコパンドンによるスピーチが終わると、壇の上にあった壇上の様子を写す巨大な魔法モニターが切り替わり、堂々とした体躯の男性を映し出した。
「我々ゼスもランスを支持する!」
それはゼスの国王、ラグナロックアーク・スーパー・ガンジーだ。
「私はゼス国王、ラグナロックアーク・スーパー・ガンジーだ。彼はレジスタンスとしてゼスの差別構造を正し、弱ったところを攻めてきた魔人の軍勢に怯むことなく立ち向かって国を取り戻してくれた。彼がいなければ現在もっと深刻な戦況になっていたかも知れん。たとえAL教が否定しようが、間違いなくランスはゼスにとって救国の大英雄だ!」
ガンジーが力強くランスを支持すると、モニターの映像がまた切り替わった。今度も巨漢で恐ろしさを感じさせる風貌をしているが、そのくせに親しみも感じさせる表情をしていた。
「あー皆さん、お初にお目にかかるのも多いと思う。俺はヘルマン王室の継承者、パットン・ヘルマンだ」
彼は混乱する国を纏め上げ、魔人との最前線を戦う王、パットン・ヘルマンだった。
「俺もゼスの内乱の時にはそこの隊長、いや、ランスと一緒に戦った。やることなすこと滅茶苦茶で色々苦労もしたが、いざって時にこれ以上頼りになる人間は早々いない。俺達もランスを支持する」
パットンの発表もおわり、魔法モニターは再びリアたちを映した。リアが口を開く。
「私たちは各国と共にランス様を支持して魔人達と一丸となって戦います」
リアがそう結ぶと再びマリスが言葉を紡ぐ。
「これは、ようやく訪れた人が力を合わせる機会なのです。もう一度問いましょう。AL教を信じて人類の敗北を待ちますか? それともランス様を信じて一丸となって魔人と戦いますか?」
マリスの問いかけに会場は一瞬黙り込み、一気に盛り上がった。
「戦う! 戦うぞおおおおお!」
「敗北なんて待ってられるか!」
「俺達の底力を見せてやるんだ!!」
熱狂の渦に包まれる会場を見渡してリアが語りかける。
「ありがとう。私たちは戦います! 人の力を合わせて魔人達と!」
その言葉に人々は雄たけびを上げて同意するのだった。
「くそっ、なんか俺様の関係ないとこで盛り上がりやがって。結局パーティーも終わるし。うがああああ!!」
熱狂のうちにパーティーは終わり、人の少なくなった会場でランスはむしゃむしゃ豪勢な料理を食べていた。
「ちくしょううめえええ!! 俺様はいい女抱きたかったのになんでうまい飯食ってんだーーー!!!」
「言ってる事滅茶苦茶でござるよ…… それにしても壮観でござったな。知ってはいたけど本当にあそこまで人から支持されるとは」
鈴女も舌を巻くような光景だった。
「かなみから帰ってくるタイミングを聞いてたから最高に盛り上がるように演出したのよ。だーりんの勇姿を世界にばらしちゃうのは残念だけど、ああでもしなきゃAL教の鬱陶しさは振り切れなかったしね」
リアが種明かしをすると香姫も続く。
「私も驚きました。コパンドンさんに用意してもらったうし車に乗ってここまで運んでもらいました」
「うん。マリスからこのこと聞いて是非にって乗ってもらったわ」
楽しそうに談笑している横でかなみは気まずそうな顔をしてたずねる。
「あの、私法王の近辺調査とかしてないんですけど……」
かなみが言っているのはマリスの語った諜報部隊のことだ。かなみにそんなことをした覚えはない。
「あれはかなみとは別のリーザス諜報部隊です。AL教に潜って調査させていました」
そう答えたのはマリスだ。
「かなみはダーリン専用だしね」
リアが付け加える。
「……私って」
「元気出すでござるよ。きっといいことあるでござる」
落ち込むかなみを鈴女が優しく励ましていた。
「ああちくしょう。うまいなあ」
「うむ。大陸の料理もすばらしいな」
ランスはいつの間にか加わった謙信とむしゃむしゃ料理を食べ続けるのだった。
はい以上4話でしたー
先週は別のことしてて投稿してませんでした。ごめんなさい。
それとは別に12月で結構忙しいので執筆がきついです。けどまあこのくらいは続けていけるように頑張ります。
なんか書いてるとき一人で勝手に盛り上がってました。やっぱり昔のキャラが出てきて味方になるって展開はいいですね。楽しかったです。
ただ、パットンのしゃべり方を確認するために久しぶりに起動させたランス6がバグって出来なかったのでおかしいかも知れません。少し気になってます。
キャラ同士の呼び方とかできる限りゲームで確認したくていちいち起動させるんですが、面白くてついついやりこんで抜け出せなくなるという悪循環……
二次創作ってこんなもんですかね。
ランスクエスト・マグナム未プレイの人に補足ですが、マリスが言った法王のことは必ずしも正しくありません。特にランスの美化っぷりは異常です。原作プレイして幻滅したとか言わないでくださいね。
以下解説
テンプルナイト
AL教の軍みたいなもの。重装備で堅い。トップはサチコの父であるBSことバッティング・センターズ。
リック・アディスン
リーザスの赤い死神こと赤の軍将軍。名前には突っ込まないでください。個人戦でも集団戦でも凄まじい強さを誇る人類最強クラスの剣士。ちなみに同レベルなら多分ランスより強い。常に顔を隠す忠と書かれたヘルメットを被っており、そのヘルメットを脱ぐと自信をなくして弱くなる。モンスターが苦手でダンジョンもあまり得意でなかったり。イケメンなのにランスとの関係が悪くないと言う点も珍しい。強けりゃ気にしないらしい。リーザスの魔法剣、バイ・ロードという魔法で刃を生成された剣(というかライトセーバー)を使い、瞬時に複数の敵を細切れにするバイ・ラ・ウェイという必殺技が使える。基本どの作品でも圧倒的な強さだが、ランス6では特に抜きん出た戦闘能力でこいつがいれば魔法使いとか必要なくなるレベル。ランスシリーズ男性キャラで屈指の人気を誇っている。
赤の軍
リックが将軍を務めるリーザスの軍隊。副将はメナド・シセイ。他にも青、黒、白の軍とそれとは別に親衛隊がいる。
オズ・トータス
反逆の鬼畜戦士における現法王ことムーララルー。処女厨。クルックーを殺したのは主にこいつのせいだが、その理由は法王就任の障害として排除したのと自分の許婚なのに処女じゃなかったからというのがあり、3対7くらいで後者の方が大きかったんじゃないかと思われる。「私の膜がない」はあまりに有名な台詞である。(プレイした奴しか知らない)
クルックー・モフス
正史における現法王ことムーララルー。前法王のデュラン・テュランの娘であり、AL教の教えだけを信じる無愛想な少女だった。しかし、ランスに触れてそれ以外のことを大切に思い始める。バランスブレイカーという存在を取り除くことによって生じる被害を無視して封印するが、その過程でカラーの村の結界が解けてしまい、ヘルマンによってカラーが虐殺されてしまう。それが神に喜ばれて法王となった。法王に選ばれた際、神の真実を知る。クルックーが法王になると、神に逆らってランスの抹殺指令を何とか取り下げてもらえる。当然だがクルックーの処女を奪ったのはランス。