「お姉様~?あれ、いないのかしら…」
モモは学校にララと一緒に行こうと、彼女を探して部屋に来たのだが、そのときは留守だった。
「お姉様、朝からどこへ行ったのかしら?…あら?これは…」
モモの目に入り、拾い上げたのは何やら怪しげな、カエルの形をしたバッジだった。
「これは…何に使うものかしら…見た感じ、普通のバッジのようだけど…」
と、モモはそのバッジを胸に近付けた。
実際に付けるつもりはなく、サイズ的にどの場所に付けるのかを見ていただけだったのが。
それが、仇となった。
きいいいいんっ…
「きゃっ!?」
突然バッジが光り出し、一瞬だけ、部屋が閃光に包まれた。
「…な、なんなのよ…」
僅かな静寂の後、視界が落ち着いてモモは辺りを見渡す。
特に、何も変わった様子は無い。
「何も起きてないのかな…あ」
先程のバッジが、モモの胸にしっかりとくっついていた。
そこへ、ララが部屋に戻って来た。
「あー!モモー!トイレから戻って来たら部屋が光ってびっくりしたよー!…あれー?」
「お、お姉様、これは…?」
今までの経験上、ろくなことにならないと言う確信があった。そのため、モモの顔は若干青ざめていた。
「あー、これはねー!『運勢カエルくん』って言って、付けた人の運勢を変えるバッジなんだー♬」
ララはいつもの、快活な調子で発明品の説明を始めた。
「悪いことは起こらなくて、周りの目も関係無く『その人が望むこと』が、偶然の範囲内で起きてくれるようになるんだよー!」
モモの目がキラリと輝く。
「お、お、お姉様…なんていう素晴らしい発明を…!!ありがとうございますー!!」
モモは歓喜に震えながらララの手を掴み、全力でお礼を言った。
「おお~!喜んでくれて嬉しいよ~モモ♬」
ぱああ、っとララが笑う。
「それじゃあ、学校へ行きましょう、お姉様♬」
「お~!♬」
そして二人は家を出た。
「うふふ…私が望んでいることはただ一つ…リトさんとのあんなことやこんなこと…♬♬♬
偶然の範囲内で起きることと言ったらそれはただ一つ…
『ラッキースケベ』!!!
普段は私は周りの人が被害(私がされたら嬉しいけど)に遭うのを見るばかりだから、きっと今日は私にも…!!
ああ、楽しみだわ…♡」
期待に胸を膨らませるモモ。
学校に着いて、ララと一旦別れた。
「おお、モモ。悪いな先に行っちゃって」
リトが廊下で声をかけてきた。
「(きたーーーリトさん!!!さあ…さあ…さあ…!!)いえいえ、大丈夫ですよ♬あら、どうしてジャージ姿になっているんですか?」
「いやー、先生に雑用頼まれちゃってさ。大変だったよ…あっ」
リトがモモに話しかけながら近付いて来たとき、何も無いにも関わらず足を引っかけた。
「うわわわっ!?」
「(きたーーーーーー!!!)り、リトさーん、あぶなーい♡」
モモは白々しく、リトを助けようと前に出る。
どっしゃあああ…
「う、う~ん…あれ、何か目の前に白い物が…って、うわっ!?」
「…♡」
気付くと、仰向けのリトの鼻に、モモの下半身がくっついている。
そしてリト自身、転倒する際にこれまた都合良くズボンがずり落ち、モモの目の前にリトのパンツ越しのモノが見える状態になっていた。
「う、うわっ、モモ、ごめん…!!むわっ!?」
リトが慌てて離れようとすると、モモが腰に力を入れてそれを阻止する。
「あら、リトさんったら…朝から、しかも学校の廊下でなんて…大胆ですね♡」
そう言うと、自らの陰部を下着越しにリトの顔へ押し付ける。
更に、挑発する様に腰を左右にフリフリと振る。
「むぐー!むぐー!!」
喋るに喋れなくなったリトは、必死で呻き声を上げる。
「あんっ…そんなに暴れないでくださいよリトさん…♡口や鼻がこすれて…んんっ♡」
モモの身体が微かに震える。
「(な、なんだ、モモの下着が段々蒸れて…!?)」
リトもその異変に気付く。
「あん…リトさんのアソコ、すごくおっきくなってますよ…?♡」
「!!」
リト自身には見えないが、モモの目の前にあるリトのモノは、パンツ越しでも凶悪にそびえ立つまでに勃起していた。
「すごい…たくましい…♡」
「!?むぐー!!むぐぐー!!」
モモはうっとりした顔で、リトのモノをパンツ越しに撫で始めた。
「(うふふ…まだ人が来てなくて良かったわ…♡)」
朝の学校の廊下でする行為では、間違っても無いのだが。
「今度は玉の方を…♡」
そう言って、モモはリトのモノの裏側を手に取り、ゆっくり手前側に倒す。
「(や、やばい、これ以上は…)もががー!!もが、がー!!」
リトが必死に抵抗して手をばたばたさせると、モモの尻尾を掴んだ。
「ひぎっ!?り、リトさん、尻尾はだめええ…!!」
「もがー!もががー!!」
リトは必死なあまり、何を掴んだのかさえ気付かずに、モモの尻尾を掴んだまま腕をぶんぶんと振り回す。
「ひぐぅっ…!!んあっ、あっ、んむぅっ!?」
このとき、何とか抜け出そうとリトが全身を動かしたために、リトのモノの先が、不意にモモの口へねじ込まれた。
「(こん…な、ことされたら…私…私…!!)」
「ふむぅっ…んんんっ!!」
「もがー!!?」
がくがくがくっ、と痙攣すると、リトに押し付けられたモモの下着から、熱い液体が漏れ出た。
「…」
リトはショックが大きかったのか、顔を真っ赤にしたまま硬直している。
「り、リトさん…あむっ、んむぅっ…♡」
モモはそんなリトに構わず、しばらくの間、リトのモノを下着越しに咥えるのを楽しんでいた。
数分後、モモはすっ、とリトから離れて立ち上がった。
リトのズボンを優しくずり上げて、何事も無かったかのようにする。
「うふふ…流石ですね?リトさん♡あれだけの短い時間で私を絶頂に導いてしまうなんて…♡
それに、下着越しとは言え…リトさんのアソコ、濃厚な味でしたよ…♡
それでは、また後ほど♡」
ふふっ、と笑うと、モモは上機嫌に、小走りで去って行った。
「…お、俺は…朝から、学校で何てことを…!って言うか、なんでモモはあんなに乗り気なんだー!?…いっけね、まだ勃ったまんまだ…早く制服に着替えよう…」
頭の中の整理もつかないまま、リトは更衣室に向かった。
その頃、モモは身体の火照りが周りに察知されぬよう、平静を装いながら席に座り、いつも通りクラスメイトと雑談をしていた。
「(こ、これは…最高だわ…!!…でも、私…この刺激に耐え切れるのかしら…?)」
そんな風に、思いながら。
続く。
このくだりを何話分か引っ張ろうと思います。
お読み頂きありがとうございました(^^)!!