軍事国家バルドーナ。そこは周囲を頑強な城壁で覆った防衛都市である。エスタリカ王国の同盟国で、貿易も盛んだ。いざという時の前線になるという役目ももっている。
「ノルア様~お茶をお入れしました」
「ああ、すまない」
ノルアは今、バルドーナにあるマリアナの家へと訪れていた。
マリアナはAランク冒険者である。【暴風炎】という二つ名をもつ、凄腕の魔法使いだ。
見たところ年はノルアよりも下に見える。下手したらレオルよりも下かもしれない。
「それにしても突然ですね。前はきっぱりダメって言ってましたけど、いいんでしょうか?」
「そうだな。あの時は俺もどうにかしていた。お前には才能がある」
「……あ、ありがとうございます」
マリアナは頭の帽子を下ろして顔を隠していた。その様子はほめられて照れている少女にしか見えない。
「さて、これから俺はお前の師匠となるわけだが……」
「し、師匠!」
「……なんだ」
「ごめんなさい、言ってみただけです……」
「そうか」
縮こまるマリアナ。それをノルアは眺める。
「師匠は仮面を取らないんですか?」
「これをとると、俺が俺でなくなるからな」
「?」
目を丸くするマリアナ。彼女はノルアが二重人格だとは知らないのだ。
「そんなことより、修業の話だが……」
「はいッ」
「お前は風魔法と火魔法の両方を同時に使って二重魔法を発動できるな?」
「は、はい」
「それを強化するにはまず、一つの属性ずつ鍛える必要がある。そこでだ────」
ノルアはマリアナをビシッと指さす。
「まずは風魔法の強化から入る。何か質問は?」
「ないです!」
マリアナはノルアに元気よく返事を返す。その様子はまさに師匠と弟子の理想的な姿だった
「よし、じゃあまずズボンとパンツを脱げ」
「へっ?」
「早くしろ」
「わ、わかりました!」
ノルアに言われた通り、マリアナは服を脱ぎだし、そのまま下半身をむき出しにした。恥ずかしそうに手で股のあたりを隠している。帽子を被っているため、”頭隠して尻隠さず”という言葉を体を張って実現していた。
「し、師匠! 質問があります」
「なんだ」
「どうして私は服を脱がされたのでしょうか? あと、どうして師匠まで下半身を裸にしているのでしょうか」
「修業だと言っているだろう。文句があるのか」
「……い、いえ」
マリアナは顔を真っ赤にしている。いくら師匠の命令だといっても、彼女は年頃の乙女なのだ。恥ずかしくないわけがなかった。
彼女の視線はあるものにくぎ付けであった。その視線は低く、その先にあるのは────ノルアのちんぽであった
「お、大きいです……」
「どうした」
「い、いえなんでも」
「そうか」
ノルアはこれ以上質問がないとわかると話し始める。
「お前は風魔法で宙に浮かべるか? もちろん大きな風を起こして吹き飛ばされるというのはなしだ」
「が、頑張れば少しは……」
「どれくらいだ」
「一メートルぐらいの高さなら三十秒ぐらいなら制止できると思います」
「ではやるぞ……俺の上で」
「はい?」
「だから、俺の上の宙で静止するんだ。それが風魔法の威力を上げる訓練となる」
「で、でももし途中で落ちたら……」
「ああん!」
「な、なんでもないです!」
ノルアはイスに座る。そして腰のあたりからは上に向かって肉の棒が飛び出していた。割っかを投げたら引っかかりそうである。
ノルアの雰囲気にのまれたマリアナは、言われたとおりに魔法を使う。風を静かに起こし、ゆっくりとその身を浮かべていき、そのままノルアの上へと移動した。
「マリアナもう少し左だ」
「は、はい!」
「ああちがう。行きすぎだ」
「は、はい」
ノルアから次々と細かい指示が出てくる。魔法に集中しているマリアナにはなぜ場所を移動させられているのか気にしている余裕がなかった。額に汗を浮かべ、目は真剣そのものである。
しかし、Aランク冒険者とはいっても魔力の限界がある。だんだんと高度を落としていき、ある程度のところで急速に落下した。
「はぐっ!」
マリアナは口から飛び出した声を手を使って抑え込む。マリアナは今、体内を貫く大きな異物を感じていた。それはもちろん────ノルアのちんぽである。
「ほらどうした、もう魔力切れか。もう一回浮かべ」
ノルアに言われたように、マリアナは風魔法を使い数センチ浮かぶ。だが、使い果たした魔力は完全には回復していない。すぐにまた落下が始まった。
「うぐぅ!」
マリアナの奥へとちんぽが再び突き刺さる。マリアナは背中を大きくのけ反らした。顔を上に向け、先のとがった帽子ははらりと地面へと落ちる。
ノルアはひっくりかえりそうになるマリアナを両手を持って抑えつけた。それにより、ノルアのちんぽはさらにマリアナへと深く突き立てられる。
腰がびくびくと動き、そのたびにノルアのちんぽが膣を削っていく。
「あ……が、あ」
目を見開くマリアナ。ノルアはそれに気づかない様子で話しかける。
「どうしたマリアナ。浮かべないのか? だったらしょうがない。お前は上へと上がらなくていいから落ちないようにだけ魔法を使え。なに、これも師匠なりの優しさだ」
言い終わるとノルアはマリアナを強く突きあげた。
「ひぎぃ! あぐぅ……んあ!」
ノルアは数秒おきにマリアナを突きあげる。魔力を使いきったマリアナは浮かぶことすらできず、できるのはただただ歯を食いしばって耐えることだけだった。
「う……うぐ……んん」
突きあげられるたびに、マリアナの栗色の髪がふわりと舞う。マリアナの性器からはびちゃりびちゃりという音が漏れだしてくる。
マリアナにはそれはとても長く感じた、このまま永遠に続くのではないかと思い始めたころ。ノルアの口からため息混じりの声が漏れた。
「たく、全然駄目だな。やっぱりお前には才能なかったかもな」
「そ、そんな……」
「まあ、一時的なものだが。これからお前に、魔力の譲渡を行う」
「ほ、ほんとうですか?」
「ああ」
「どうやるんですか?」
「中出しだ」
「え、それはちょっと困りま……」
マリアナの返事も聞かずに、ノルアは両手をマリアナのわきから出し肩をつかむ。がっちりと固定するとそのまま勢いよく腰を上下に振り始めた。
「し、師匠! やめてください!」
「これもお前のためだ」
「い、いやぁ!」
────パンパンパンパン…………パン!
ノルアは最後に勢いよくマリアナを突きあげると、マリアナの中に精子を流し込んだ。それは噴水のごとく、マリアナの中へと吹きあがっていく。
「ああ……」
マリアナは力尽きると、頭がカクリと後ろにぶら下がった。その吸いつきたくなるような白い首元があらわになる。びっしょりと汗の粒が流れていて、マリアナの荒い声だけが室内に規則的に聞こえていた。
*
「ひ、ひどいです師匠」
「ふむ、だが感じないか?」
「何がです?」
「その身からあふれんばかりの魔力だ」
「……そう言われればそんな気も」
「ちょっと浮かんでみろ」
「は、はい!」
ノルアに言われたとおりにマリアナは宙に浮かぶ。
「なんかすごい楽です!」
「ふむ。俺の魔力を譲渡したからな。これで練習が渋るな」
「はい! 師匠ありがとうございます!」
マリアナからノルアに向けられるのは輝かしいまでの笑顔。まるでそこに花が咲いたようだった。その様子を見たノルアは口を意地悪くゆがめる。
「では、修業の続きと行こうか。今度はお前が上下に動くんだ、自分でな」
「え、いや、それ以外の修業にしません?」
「却下だ」
「そ、そんなぁ~」
マリアナの修業は続く。彼女のSランクへの道はまだまだ遠かった。