ワカメと眼帯お姉さん
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太陽は沈み闇が辺りを覆い始める。しんと静まり返る冬木市の街の一画。大きな屋敷が場違いにたたずんでいる。まわりは近代的なアパートや一軒家に囲まれていて、その異質さはより際立っていた。その入り口に構える大きな門の標識には間桐、そう書かれていた。
屋敷の一室、間桐慎二はソファーに転がりながら宙を眺める。頭を占めるの聖杯戦争のことだ。自分はマスターとなり、この戦いを勝ち抜く必要がある。本来のマスターは妹の桜であるが、あいつはマスターであることを放棄した。だから僕がもらってやったのだ。あんな臆病者と僕は違うからね。
ただ、秀才である僕には一つ欠点があった。それは魔術の才能がないことだ。勉強、運動、容姿、性格、そのほかのモノはすべてを高レベルで兼ね備えているのにそれだけが欠落していた。だが、僕は努力した。その結果髪がわかめのようにもじゃもじゃになってしまったが、パーマをかける必要がなくなったと思えば大した問題ではない。
ただ、魔術の腕は上がったが、魔力量自体はそこまで上がらなかった。だから僕はヤル必要があるのだ。
「ライダー」
虚空に話しかける。すると、なにもなかった空間に一人の女が現れた。ボディコンの服をその細い体にぴったりと着ていて、背は高く、闇に溶けるような紫色の長髪を地面まで垂らしている。目隠しの布を目に巻いており、その表情はわかりづらいが、僕に好意を抱いていないことは確かだ。薄闇にたたずむその姿は幽鬼のようである。
「……なんでしょう」
薄い唇から出てきたのは冷たい声。だんだんと寒くなってきたこの季節だが、彼女と話しているとより寒く感じてしまう。だから、これから彼女と温まろうと思う。
「魔力供給だ」
僕の声を聞くとライダーは若干顔をゆがめたような気がした。もともとが人形のような無表情なので少しの変化でもなんとなくわかる。
僕はソファーから立ちあがりライダーに近づく。そのまま体を彼女に重ね、壁へと押しつける。彼女の豊満な双丘が僕の逞しい胸板に押し付けられぶにゅりと歪む。
ライダーは僕よりも身長が高いので少し見上げるような形になりながらも、顔を近づける。吐息がかかるほどの距離だ。この近さで見ると彼女のその整った顔立ちがより鮮明になる。
彼女の体温を感じ、性欲の高まりに突き動かされた僕はその薄紅色の唇へと舌をねじ込んだ。一瞬ピクリと反応するが、それ以降はなにも反応しない。そんな彼女にいらだち、僕は指を股ぐらへと突っ込んだ。全く濡れていなかったので指がなかなか動かせなかったが、無理矢理動かす。生理的な反応はするらしく、だんだんと湿ってきた。
ぐちゅりぐちゅりという粘つく音が静謐な空間に響きだす頃には僕の陰茎は限界で、既にズボンはテントを張っている。布に押しつけられる感覚を開放してやると、ライダーに向けてまっすぐに屹立した。
ライダーの片足を持ち上げ股を開かせる。下着をずらし、そのまま陰茎をライダーの穴へと挿入した。
「……」
挿入されてもなお、ライダーは声一つ上げない。だが、その身体ははしっかりと僕に吸いついてくる。ぱちゅん、ぱちゅん、と腰を打ち付けるたびに細い絹のような髪が揺れる。これはこれで気持ちいのだが、やはり女の反応が欲しい。だから僕は彼女の耳元へと優しく囁いた。
「気持ちいいかライダー」
「……いえ」
パチン
その綺麗な顔に平手を喰らわす。色白の肌が若干桃色に染まる。だが、彼女は何も反応しない。目を覆っているせいで余計に何も感じていないように見える。
それがひどく気に障り、僕はもう一度彼女を叩こうと手を挙げた。しかし、いいことを思いつき、その手を下げた。僕はこれ以上ないほどのいやらしい表情を作る。
「桜に手出して欲しくないんだろ?」
「……」
「だったら気持ちいいって言えよ」
「……気持ちいいです」
「はあ」
僕は嘆息してしまった。ライダーの言葉にはやはり何もこもっておらず。その言葉を聞いても全然面白くない。
こんな人形よりも桜の方がずっとヤリがいがある。あいつは清楚な見た目をしてるくせに、肉棒を突っ込んでやるとすぐに矯正をあげていやらしく腰を振るからな。学校にいる奴らは本当のあいつの姿を知ったらどう思うのやら。特に……衛宮とかな。
「やっぱお前いいわ。桜で抜いてくる」
「待ってください」
ペニスを引き抜き、我が妹を犯しに行こうとしたところで腕を掴まれた。それを見て口をゆがめる。やはりこいつを扱うには桜を引き合いに出すのがいい。ライダーは桜のことが好きなのだ。一般にレズと呼ばれるものだ。自分の愛する者を僕なんかに汚されたくないのだろう。
「なんだよ。お前にもう用はないんだが」
「お願いです。桜には手を出さないでください」
「だけどお前つまんねえしなあ……そうだ。鏡の前でヤろうぜ。それならいいが?」
「……わかりました」
なぜ僕が鏡を話題に出したのか。それはライダーの苦手なモノが鏡だからだ。彼女の真名はメデューサ。その生い立ちから鏡というのは彼女の大の苦手なものとなっている。少し前の話だが、鏡を前にしたライダーはその冷徹な顔を崩し、怯えた顔を浮かべる一人の女になっていた。それならば僕も少しは楽しめるだろう。
僕の部屋には大きな立ち鏡がある。それをベッドのすぐ横へと動かすと、ライダーをベッドに押し倒した。
「さて始めようか」
ライダーのその豊満な体に抱きつくと、さっそく変化を感じることができた。震えている。彼女は鏡を前におびえているのだ。後ろから抱き、鏡に彼女の全身が映るようにする。面白いように体の震えが大きくなる。その様子を見て嗜虐心がうずき出す。騎乗位のように下から彼女を突き上げる。
「ぁん……あぅ」
膣内の締め付けが一段と強くなった。白い肩をびくりとふるわせ、それに合わせて長い髪が振り乱れる。その様子が面白くてどんどん突きあげる。一発突くたびに膣肉が震え、一発突くたびに細いくびれがうねる。
「んあぁ…ぅぐ」
だんだんと嬌声は大きくなる。氷のように冷たかった白い声は。熱を持ったピンク色の声へと変わる。薄暗い部屋に女の喘ぎ声が響き渡る。
パン……パン……パン
突く力をだんだんと強くしていく。その長い髪を思い切りつかんだ。それを下へと引っ張り、ぺニスをより奥へと届くように押しつける。ライダーは苦痛の声を上げるが関係ない。僕が気持ち良ければいいのだ。
「……あぐぅ…慎二……痛いです……んあぁああ」
絹のようになめらかな髪が指に絡む。何本か抜けてしまったが、彼女の髪は豊潤で長い。問題ないだろう。
僕は上体を起こし、ライダーを後ろからベッドに押し倒す。鏡を見れば、イケメンである僕が美女を後ろからヤっている姿が目に入る。ライダーは獣のような格好で、シーツにその流れるような薄紫の髪を垂らしている。腰を打ち付けてやれば、ベッドに広がる髪がさらに乱れ、獣のようなうめき声を上げる。僕を見下していたライダーが僕のチンポを絞り取ろうと膣内をひくつかせる。
「ふひひっ。最高だ。ちゃんと中に出してやるからな」
もともとは魔力供給が目的だ。決してこの高慢ちきな無表情女を雌にしてやりたかったというわけではない。僕ほど性格のいい人間はそうはいない。僕が認めるのは衛宮ぐらいだ。あいつは僕の次ぐらいに性格が良い奴だ。僕の友達を名乗ることを特別に認めてやっている。
背中に手をつき、腰を打ち付ける。僕はライダーに覆いかぶさるようにして交尾をする。時々頭を上げようとしやがるので、片手でその頭を掴み、ベッドへと押しつける。んー、と苦しそうな声を上げるが気にしない。サーヴァントがこの程度で死ぬわけがないだろう。全体重をかけて腰を撃ち下ろすと、ぱちんぱちんという激しい音が鳴る。ライダーが喘ぐ、ベッドのきしむ音がかき消される程の大きさだ。これでは桜にも聞こえてしまうのではないだろうか。まあ、そうなったらそうなったで面白いからいいか。
「おい、その目隠しを取れ」
「ひぅっ…それ…は……んぐッ……だめ…です」
「命令だ」
ライダーの眼は石化の魔眼である。ライダーを視認した者は石化してしまうのだ。だが、僕はちゃんとその対策をしてある。なにせ天才だからな。
「わかり……ました……んんっ!」
僕の命令を聞いたライダーが目隠しを外す。今はバックから犯しているから直接は見えないが、鏡にその透き通るような綺麗な瞳が写り込んだ。
「ぐッ……」
それを見てしまった僕の石化が始まる。だが、計算通りだ。
「あぁああぁああああっ」
ライダーの体が弓なりにしなる。綺麗な流曲線を描くそれを僕は全身を使ってベッドに抑え込む。まるで僕の一物を食いちぎらんばかりの締め付けだ。
彼女が急に叫び出したのにはもちろん理由がある。それは──僕のチンポが石化したからだ。大きさは先ほどまでの比ではないほどに巨大化している。もちろん硬さは石並みに硬い。そんなものに体を貫かれているのだから獣の雄たけびを発したとしてもしょうがないだろう。僕は魔導書から学んだ魔術で陰茎だけを石化させるように魔眼の魔力の流れを変えた。鏡越しでなければ全身がやられていただろうがね。そして石化された部分の陰茎にも神経を通してある。つまり、今の僕はかっちかちの巨チンを持った男の中の男というわけだ。
ライダーの背中に口を近づける。乱れた髪を指で払いのけ、そこからのぞく肩甲骨のくぼみに舌を添わせて彼女の汗の雫をなめとる。サーヴァントと言っても汗がしょっぱいのは変わらないのか。舌の刺激を受けたライダーは体を小刻みに震わす。彼女は既に獣じみた声しか上げていない。女性としては失格だが、雌としてはこれ以上にないぐらいの合格点だ。チンポを子宮に打ち付けるたびに痙攣をおこす。汗と汗がまじりあい、もはやどちらのものかがわからない。彼女と僕が溶けて一つになっていく。そして、絶頂に達した。
「があぁああぁぁあああああ」
ライダーが女性らしいソプラノ音の咆哮を上げる。それと同時に僕の排出棒から精液が流し込まれる。どぴゅりどぴゅりとあふれ出てくる。膣肉がそれを吸いつくそうと締め上げてくる。数十秒にわたり出し切ると、僕はライダーへと倒れ込んだ。そして、彼女の素顔を直接見ることになる。とても綺麗な目だった。人を石化させる魔眼だなんて思えない。……って、
「しまったーッ!」
ピキーンッ!
ライダーは己にのしかかってくる全裸の石像を払いのける。
がしゃーん!
間桐慎二はワカメとなり、獣となり、石ころになった。