※この作品はR-18です。

THE LOST KINGS-休載中-   作:seresu

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閑話休題…日常編です


EXTRA STAGE 1
A 初デート -ヒロインSide-


 

 

GW。昨日、一護からデートに誘われました。

日時は今日、行き先は水族館です。待ち合わせではなく、一護が家まで迎えに来てくれます。

今、服で悩み中。なぜならば女の子っぽい服を持っていないから。結論、いつもの私で通すことにしました。

 

ピンポーン

 

あ、来たみたい。

 

『はーい。』

「あ、俺だけど、もう準備出来てるか?」

 

うん、間違いなく一護だ。

 

『ちょっと待っててね。今行くから。』

 

さぁ、初デートの始まりだ。

 

『おはよう。一護。おまたせ。』

「おう、おはよう。んじゃ、行くか。」

 

バスに揺られる事40分。水族館到着。

わぁ、結構混んでるなぁ。

入場券買って、パンフを貰っていざ入場。

 

うわーい。かわいらしいお魚さんがいっぱいだぁ。わりと小型の魚がいるエリアを廻って、大型魚のエリアへ。

 

「ちょい待ち。」

『何?』

「ちゃんとパンフ見ろ。こっち行ってからでも大型エリア行けるし、効率もいいぞ。」

『あ、本当だ。って、ペンギンちゃんエリアじゃん。危うく行きそびれるところだったよ。止めてくれてありがと。』

「どういたしまして。んじゃ、ペンギン見に行こうぜ。」

『はーい。』

 

という訳で、ペンギンエリアへ。

 

 

『ペンギン、かわいいなぁ。』

「真由美、意外とかわいい物好きなのな。」

『かわいい物嫌いな女の子なんかいないわよ。とはいえ、どちらかというと私は癒し系が好きなんだけど。ペンギンとかイルカみたいな。』

「癒し系?」

『そ、何て言うか、見ててほのぼの出来ると言うか、そんな感じになれるのが好き。』

「なるほど、確かにそうかもな。ペンギンやイルカは和めるな。」

『そうそう。和めるのが好き。』

 

のほほーんとペンギン鑑賞中。まったりとして癒されて。

 

『でもそろそろ行こう。人気エリアだからあまり長居しないほうがいいと思うし、他のエリアも行きたいから。』

「だな。まぁ、これだけ和めるんだ。人気がある訳だよな。」

『そうだね。元気をもらった気がする。』

「俺もだ。」

 

ペンギンエリアと大型魚エリアの間がカフェエリアです。ちょうどお腹が空いていたこともあり、少し早い昼食タイムに。

昼食をとりながら再度パンフをチェックしていると、イルカショーが本日実施のプログラムに入っている事に気付いた。しかも午後の回もある。

 

『一護、イルカショー行きたい。』

「あんのか?」

『パンフちゃんと見ろって言ったの一護だよ。』

「ああ、そうだったな。お、これだな。」

『午後の回もあるから行こう?』

「いいぜ。」

 

こうしてこの後どこに行くか話しながら、食事を続ける。

 

 

一護と食事中。……なんか嫌な予感がする。それは一護もだったようで。

 

「なぁ、真由美。なんか嫌な予感がする。」

『私もするんだよね。

………って、虚だよ。』

「あー、嫌な予感の正体はこれか。」

『だね。何でデート中に出るのよぅ。』

「虚じゃ、無視できねぇよなぁ。」

『そうだよね。仕方ないなぁ。地水、行ってくれる?』

「はい。この虚の対処行ってきます。」

『よろしくねー。』

「今日はこの方法で行くしかねぇか。」

『今日は学校時対応でいいよ、もう。あの子達だけでも平気でしょうから。』

 

私と一護は、基本、平日の日中に出現する虚には、斬魄刀を具象化して、対処している。私達は死神化せずとも斬魄刀を具象化させられるから、授業を抜け出さずに済んでいる。

夜間や休日はちゃんと死神化するんだけど、今は一護とデート中。虚なんかに邪魔されてたまるか!

 

「だだいま戻りました。」

『おかえり、地水。何も問題無かった?』

「はい。まわりに何もない所でしたので。」

『そっか。ありがとう、ご苦労様。』

 

地水が戻って、食事も終わったので見学再開です。

 

 

見学再開してから1時間程たった。

 

「そろそろ行った方が良くねえか?」

『あ、本当だ。そろそろいかないと席無くなっちゃうかも。』

 

なんとか席の確保に成功し、イルカショーが始まった。

 

イルカ、かわいい目してる。ペンギンより癒されるかも。

 

イルカにたっぷり癒されて、残りのエリアも見学した。

近くのショッピングモールで、ここでも少し早めの夕食。そして帰路につく。

 

一護に家まで送ってもらい、デート終了。なんだけど、もっと一緒にいたい。

 

『ねぇ、一護。今日、泊まっていかない?』

「泊まって欲しいのか?」

『うん。泊まってって』

「わかった。」

 

私がお茶の仕度、その間に一護は家に連絡をいれる。

 

『あ、そうだ。一護、ケーキ食べよう。昨日作ったんだ。』

「さっき、デザート食べてないからちょうどいいな。」

 

私はケーキを持ってリビングに戻る。

 

『お待たせ、ガトーショコラだよ。』

「結構本格的だな。」

『そうかな。はい、召し上がれ。』

「いただきます。……うまい。なんかすげぇ俺好みだ。」

『本当?良かった。』

 

一護の口に合ってよかった。

 

 

今日見て来た水族館の魚たちの話や学校での事等を話しながら、ティータイムを楽しむ。

 

ほどほどで切り上げて、交代でお風呂を済ませる。

 

そしてベッドルームへ。

 

入浴前のつづきを話していると、ほどなくして日中の疲れも手伝ったのか眠ってしまった。翌朝気付いたのだが、お互いに抱きしめ合うのは忘れていなかった。

 

 

おまけ

 

翌朝、

 

『それにしても昨日は疲れた。アレはないよね、アレは。』

「確かにな。なんかアレでよけい疲れた気がするぜ。」

『本当よ。なんなのよ、あの整の数は!!』

 

実は、水族館にいた整の数がハンパなく多かった為、デート中にもかかわらず、魂葬しまくっていた私達なのでした。

 

 

A End NEXT B

 




次はこの日の一護サイドです。
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