※この作品はR-18です。

THE LOST KINGS-休載中-   作:seresu

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一護視点スタート。

読んでくださっている方々ありがとーございます。

SAOにも手を出すと宣言している以上書かねば…


Part3 死神との出会い -一護Side-

 

『じゃあ、こいつに謝んなきゃなぁ!?』

「「「「「いやぁぁぁぁぁ、ごめんなさい。ごめんなさい。もうしません。ごめんなさ――い。」」」」」

 

全く、遊ぶんならもう少し場所を考えろっつーの。

 

『ふ――…、こんだけ脅しときゃもうここには寄りつかんだろ。悪かったな、こんな風に使って。』

「ううん。あの人達追っ払ってってお願いしたのあたしだもん。このぐらい協力しなきゃ。ありがとう、お兄ちゃん。」

「ねえ、未練、まだなくならない?」

「うん。でももうちょっとな感じ。」

『そっか。明日にでも新しい花持って来てやるよ。』

「うん。またね、お兄ちゃん、お姉ちゃん。」

 

女の子と別れてしばらく歩く。

 

「一護、明け方来たね。」

『例の死神だな。…今日か明日あたり接触する事になるかな?』

「私の推測通りなら多分。…そうなってくると、あの子、魂葬してしまった方が良かったかも。」

『それもそうだな。戻るか。』

「うん。」

 

女の子の所に戻る。

 

『よっ!』

「あれ?どうしたの?」

『ちょっと事情が変わって、待ってる訳にはいなかくなった。』

「え?」

「今日か明日あたり、虚が出る。そうなると、あなたが巻き込まれる可能性が高いのね。だから、その前に魂葬させて欲しいの。」

「…。時間、無くなっちゃったのね。お兄ちゃん達に会えないのちょっとさみしいな…。」

『「ありがとう」』

『…本当に待っていたかったんだ。ごめんな。…いいか?』

「うん。お兄ちゃん達のよそう、はずれた事ないもの。」

『すまん。じゃ、やるな。』

「バイバイ。お兄ちゃん、お姉ちゃん。」

「バイバイ。」

『ああ、さよなら。』

 

パキィーン。

 

女の子を魂葬すると共に、澄んだ高い音がする。

 

 

 ………………

 

 

『ただいまァ。』

「遅――い!!!」

 

ガン!

 

いてぇ。親父のやろういきなり何しやがる。

 

「今何時だと思ってんだ。この不良息子!前にも言ったろ。うちの夕食は毎晩7時と決まっとるだろうが!!そのうえ、こんな時間まで真由美ちゃんを連れ歩くとは何事だ!」

『てめぇ!これが必死こいて浄霊して帰って来た息子に対するアイサツか!!』

「やかましい!どんな理由があろうと我が家の鉄の団欒を乱す者には、血の制裁を下すのみ。あ、真由美ちゃんは上がってなさい。」

「はーい。お邪魔します。」

『あ、真由美。頼む。』

「あいよ。」

 

「自分ばっかりユウレイ見やがって。うらやましいぞ、このやろう。」

『うるせぇ!俺だって好きこのんでこんな体質に生まれたんじゃねぇ!

だいたい、健全な男子高校生を毎日7時に帰宅させるってどんなルールだ!』

「やかましい。それが我が家のルールだ。文句を言うな!」

 

ガキョ!

 

腕十字をとられたか。が、甘いぞ親父。

 

ガバァ

 

ふん、簡単にはずしてやったぜ。

 

『いいかげんにしやがれ。もういい、部屋戻る。』

「あ、私も行くよ。」

 

後から、真由美が夕食の入ったトレイを持ってついて来る。

 

『さすが真由美。あれだけでよく分かったな。』

「当たり前。それより食べよ。」

『おう、いただきます。』

「いただきます。」

 

 

 ………小一時間経過………

 

 

『「ごちそう様でした。」』

 

 

トレイを片しに行った真由美が、部屋へと戻ったところに窓から黒揚羽出現。これは地獄蝶だな。

 

『真由美。ビンゴだな。』

「うん。」

 

今度は、壁をすり抜けて女の死神が出現。気を引き締め直す様に、

 

「近い……。」

 

と言った。

 

確かにすげぇ近くに虚の気配。ってか近すぎだ。

俺達は小声で話す。

 

「さて、どうしようか?」

『近すぎだな。……あれ?』

 

あの死神、何で動きを止めてんだ?

 

「ねぇ一護。彼女この部屋に満ちている霊圧のせいで虚の気配見失ったんじゃ…。」

『げ、まずいじゃねぇ…』

 

ウォォォォォン!

 

げ、もうそこまで来ちまってるよ。

 

『やべぇ。』

『オイ、そこのあんた!』/「ちょっと、そこの黒着物の人。」

 

「えっ、あ、何?貴様ら、今私を呼んだのか?」

「そうよ。」/『そうだ。』

「私が見えるのか?」

『そんな事は後だ、後。』

「そんな事とは何だ。」

「とりあえず、部屋を出て!時間が…」

 

「きゃあ!!」

 

「!!」

「遊子ちゃん!!」/『遊子!!』

 

バン!  俺はドアを開け放つ。

 

ゴァッ!  虚の霊圧の流れ。

 

「一兄…平気…?」

「夏梨ちゃん!!」/『夏梨!!』

「よかった。こっちには来てないんだ。」

「しゃべらなくていい。一護。」

『おう。』

「あ、待て!」

 

3人、転げる様に一気に階下へ向かう。下りた先に血にまみれた親父が…ん。

 

「一護、手の中!」

『!? 遊子!!』

 

親父に気をとられた俺は真由美の声で虚を見る。遊子が握られていた。

 

「お兄ちゃん、真由美お姉ちゃん…。」

 

「バカモノ!貴様ら、いくら私の姿が見えるとはいえ、人間に相手出来るものではない。」

『うるせぇ!!』/「うるさいよ。」

「一護、行って。」

『当たり前だ。行くぜ、斬月。』

 

ドンッ!

 

死神化した俺は直ぐさま虚の腕を切り落として遊子を救出。遊子を親父の隣に寝かせ、虚と対峙する。あの死神の事は真由美に任せておけばいい。

 

『おい、そこのサカナ野郎。ウチの連中に手出してただで済むと思うなよ。』

 

俺は虚を一刀の元、切り伏せる。虚は昇華され、消えてゆく。

真由美が何かしたのか死神の服が白くなり、崩れ落ちた。

 

「終わったみたいだね。…浦原が近くに来てるね。」

『気を失ったフリでもしとくか?』

「だね。皆のケガも浦原がなんとかしてくれるでしょうから。」

『決まり、だな。』

 

パタン!

 

と、地に伏せ気絶のふりをする。

 

諸々の処理をした浦原があの死神を連れて行く。

そういや、俺、名前聞いてねえや。まあ、明日にでも聞きゃいいか。

 

 

翌朝

 

「グッモーニンッ、イッチゴーッ!!」

 

うおっ、本当にいつも通りの朝かよっ。かんべんしてくれ…。

昨日の件はトラックのせいになった。

 

 

 

 

Part3 End NEXT Part4




視点の違いは若干しかありません。
内情とかシーンの一部とか。

さ、最後はルキア視点です。
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