読んでくださっている方々ありがとーございます。
SAOにも手を出すと宣言している以上書かねば…
『じゃあ、こいつに謝んなきゃなぁ!?』
「「「「「いやぁぁぁぁぁ、ごめんなさい。ごめんなさい。もうしません。ごめんなさ――い。」」」」」
全く、遊ぶんならもう少し場所を考えろっつーの。
『ふ――…、こんだけ脅しときゃもうここには寄りつかんだろ。悪かったな、こんな風に使って。』
「ううん。あの人達追っ払ってってお願いしたのあたしだもん。このぐらい協力しなきゃ。ありがとう、お兄ちゃん。」
「ねえ、未練、まだなくならない?」
「うん。でももうちょっとな感じ。」
『そっか。明日にでも新しい花持って来てやるよ。』
「うん。またね、お兄ちゃん、お姉ちゃん。」
女の子と別れてしばらく歩く。
「一護、明け方来たね。」
『例の死神だな。…今日か明日あたり接触する事になるかな?』
「私の推測通りなら多分。…そうなってくると、あの子、魂葬してしまった方が良かったかも。」
『それもそうだな。戻るか。』
「うん。」
女の子の所に戻る。
『よっ!』
「あれ?どうしたの?」
『ちょっと事情が変わって、待ってる訳にはいなかくなった。』
「え?」
「今日か明日あたり、虚が出る。そうなると、あなたが巻き込まれる可能性が高いのね。だから、その前に魂葬させて欲しいの。」
「…。時間、無くなっちゃったのね。お兄ちゃん達に会えないのちょっとさみしいな…。」
『「ありがとう」』
『…本当に待っていたかったんだ。ごめんな。…いいか?』
「うん。お兄ちゃん達のよそう、はずれた事ないもの。」
『すまん。じゃ、やるな。』
「バイバイ。お兄ちゃん、お姉ちゃん。」
「バイバイ。」
『ああ、さよなら。』
パキィーン。
女の子を魂葬すると共に、澄んだ高い音がする。
………………
『ただいまァ。』
「遅――い!!!」
ガン!
いてぇ。親父のやろういきなり何しやがる。
「今何時だと思ってんだ。この不良息子!前にも言ったろ。うちの夕食は毎晩7時と決まっとるだろうが!!そのうえ、こんな時間まで真由美ちゃんを連れ歩くとは何事だ!」
『てめぇ!これが必死こいて浄霊して帰って来た息子に対するアイサツか!!』
「やかましい!どんな理由があろうと我が家の鉄の団欒を乱す者には、血の制裁を下すのみ。あ、真由美ちゃんは上がってなさい。」
「はーい。お邪魔します。」
『あ、真由美。頼む。』
「あいよ。」
「自分ばっかりユウレイ見やがって。うらやましいぞ、このやろう。」
『うるせぇ!俺だって好きこのんでこんな体質に生まれたんじゃねぇ!
だいたい、健全な男子高校生を毎日7時に帰宅させるってどんなルールだ!』
「やかましい。それが我が家のルールだ。文句を言うな!」
ガキョ!
腕十字をとられたか。が、甘いぞ親父。
ガバァ
ふん、簡単にはずしてやったぜ。
『いいかげんにしやがれ。もういい、部屋戻る。』
「あ、私も行くよ。」
後から、真由美が夕食の入ったトレイを持ってついて来る。
『さすが真由美。あれだけでよく分かったな。』
「当たり前。それより食べよ。」
『おう、いただきます。』
「いただきます。」
………小一時間経過………
『「ごちそう様でした。」』
トレイを片しに行った真由美が、部屋へと戻ったところに窓から黒揚羽出現。これは地獄蝶だな。
『真由美。ビンゴだな。』
「うん。」
今度は、壁をすり抜けて女の死神が出現。気を引き締め直す様に、
「近い……。」
と言った。
確かにすげぇ近くに虚の気配。ってか近すぎだ。
俺達は小声で話す。
「さて、どうしようか?」
『近すぎだな。……あれ?』
あの死神、何で動きを止めてんだ?
「ねぇ一護。彼女この部屋に満ちている霊圧のせいで虚の気配見失ったんじゃ…。」
『げ、まずいじゃねぇ…』
ウォォォォォン!
げ、もうそこまで来ちまってるよ。
『やべぇ。』
『オイ、そこのあんた!』/「ちょっと、そこの黒着物の人。」
「えっ、あ、何?貴様ら、今私を呼んだのか?」
「そうよ。」/『そうだ。』
「私が見えるのか?」
『そんな事は後だ、後。』
「そんな事とは何だ。」
「とりあえず、部屋を出て!時間が…」
「きゃあ!!」
「!!」
「遊子ちゃん!!」/『遊子!!』
バン! 俺はドアを開け放つ。
ゴァッ! 虚の霊圧の流れ。
「一兄…平気…?」
「夏梨ちゃん!!」/『夏梨!!』
「よかった。こっちには来てないんだ。」
「しゃべらなくていい。一護。」
『おう。』
「あ、待て!」
3人、転げる様に一気に階下へ向かう。下りた先に血にまみれた親父が…ん。
「一護、手の中!」
『!? 遊子!!』
親父に気をとられた俺は真由美の声で虚を見る。遊子が握られていた。
「お兄ちゃん、真由美お姉ちゃん…。」
「バカモノ!貴様ら、いくら私の姿が見えるとはいえ、人間に相手出来るものではない。」
『うるせぇ!!』/「うるさいよ。」
「一護、行って。」
『当たり前だ。行くぜ、斬月。』
ドンッ!
死神化した俺は直ぐさま虚の腕を切り落として遊子を救出。遊子を親父の隣に寝かせ、虚と対峙する。あの死神の事は真由美に任せておけばいい。
『おい、そこのサカナ野郎。ウチの連中に手出してただで済むと思うなよ。』
俺は虚を一刀の元、切り伏せる。虚は昇華され、消えてゆく。
真由美が何かしたのか死神の服が白くなり、崩れ落ちた。
「終わったみたいだね。…浦原が近くに来てるね。」
『気を失ったフリでもしとくか?』
「だね。皆のケガも浦原がなんとかしてくれるでしょうから。」
『決まり、だな。』
パタン!
と、地に伏せ気絶のふりをする。
諸々の処理をした浦原があの死神を連れて行く。
そういや、俺、名前聞いてねえや。まあ、明日にでも聞きゃいいか。
翌朝
「グッモーニンッ、イッチゴーッ!!」
うおっ、本当にいつも通りの朝かよっ。かんべんしてくれ…。
昨日の件はトラックのせいになった。
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視点の違いは若干しかありません。
内情とかシーンの一部とか。
さ、最後はルキア視点です。