どこまで守れるのか…。
ぶら霊準備編スタート
~ヒロインSide~
とうとうきてしまった、撮影当日、PM7:31。案の定私達は撮影見学に来ている。
「「2人共来てんじゃん!!」」
「うるせえ!黙れ!殺すぞ!!」
『一護、流石に言い過ぎじゃない。』
「そうか?」
「黒崎くん!あの、こないだはゴメンね…。」
「?何が?」
「たつきちゃんにきいたの。黒崎くんこういう番組キライだって…、あたし知らなくって…。」
「あーそれか。いーってそんなの、気にしてねえから。ケイゴ達なんか俺が大キライなの知っててアレだからな。」
「そっか、…そういえば真由美ちゃんも断ってたよね。」
『うん。私もこういう番組大嫌いだからね。』
「でも、2人共来たんだね。なんで?」
「あー、ウチは親父と遊子がこの番組の大ファンだからな。」
「妹さんとお父さんが?」
「そう。」
「それで来たの?自分は大キライなのに?」
「だって、2人だけで行け!ってのはかわいそうだろ。」
『そうそう。私にとって遊子ちゃん妹みたいなものだから私もつきそい。』
「やさしいね、2人共。」
「何でよ? フツウだろ。」
『フツウだよね。』
「……うん、そうだね…ふつうだ。ふつうだね…。」
「一護、真由美。凄い人だな。」
「そうだな。」
『そうだね。…ね、ルキア。今日、ここで何があるか分かって来てる?』
「よくわからん。」
『すごく視聴率のいい心霊番組があって、今日はその撮影なの。心霊番組って幽霊とかを扱う番組で、今日は生放送なんだ。』
「ふむ、だからこの人だかりか。」
『そんなとこ。』
「一護、羽をのばせるとよいな。」
「サンキュ。……(ボソッと)無理だろうがな。」
「何か言ったか?」
「イヤ、なんでもねえ。」
『一護、浦原が来てる。』
「それと滅却師もいるな。」
『石田雨竜、学年トップのクラスメイトだね。とりあえず石田君はほっといていいんじゃない?』
「まあ、そうだな。気にすべきは半虚〈デミホロウ〉だから。」
『そだね。そういや今日コン君は?』
「連れて来てねぇんだよ。今日は浦原にでも頼むかな…。」
『そこは一護に任せるよ私は夏梨ちゃんのそばにいる方が良さそうだし。』
「じゃあ、夏梨の事はまかせる。こっちは適当に動くわ。」
『うん。じゃ、後でね』
私が夏梨ちゃんのところに近付いた頃、撮影スタッフが機材設置のため、病院の敷地内に入った。
その途端、
ウォォォォォォォォォォ
と半虚の声が消え聞こえて来た。夏梨ちゃん顔色悪いなぁ。
…周りを探ってみると、たつき・織姫・チャド君の3人にもこの声が聞こえてるみたい。
さて、どうすべきかな……。
~一護Side~
真由美と別れて俺は浦原の所へ。
『浦原さん。』
「おや、黒崎サンじゃないっスか。どうかしたんスか?」
『ちょっと頼み事があってな。』
「頼み事…ね。なんでしょう?」
『ここ、半虚がいる。死神化しなきゃならねえだろうから抜いてくれねぇかな…とね。』
「半虚っスか。………ホントにいましたね。」
ウォォォォォォォォォォ
誰かアイツのテイトリーにはいったな。まぁ、撮影じゃ“入るな!”って方が無理か。
……にしても、なんつーか、えらく俗っぽい怨念を持ったヤツだなぁ。
「あの、黒崎サン。よく分かりましたね。それに死神化の必要って?」
『浦原さんに説明はいらねえだろ。観音寺がやってる事位、理解してるよな。』
「あー、そういうことっスか。りょーかいです。私が抜きましょう。」
『頼むな。』
「でも、何でアタシっスか?コンさん連れて来るとか朽木さんがいるじゃないスか。」
『家族や友達がいるからコンは連れて来づらくてな。それと多分ルキアはそれ所じゃなくなるだろうからな。』
「……そっスか……。(黒崎サンには何が見えてるんでしょうかねぇ)」
そうこうしている中に撮影開始の時間となった。
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ヒロインちゃんはまだまだ待機中。
そしてなんとぶら霊編は前パート含めて4パート構成。
自分でもびっくりだ。