撒き餌からのメノス編本格スタート。
Part1 嵐の前触れ
~一護Side~
期末順位がでた。
俺…18位、真由美…同18位、チャド…11位、井上…3位、石田…1位。
俺とチャドの順位を見た啓吾がうるせぇ。…水色、騒ぐ啓吾で遊んでやがるな、ありや。
にしても、あれだけ虚狩ってんのに1位キープって、どんな勉強の仕方してんだ?今回の件片付いたらコツ聞いてみるかな…。
「一護、何考えてるの?」
『ああ、石田の奴、あれだけ虚狩っててよく1位キープしてるなぁ、と。』
「そうだよね。今度コツでも聞いてみようかな…。」
『俺も考えた。』
「だよねぇ。…あ、そうだ。私ちょっと行きたいとこあるから、学校これから抜けるわね。」
『気を付けろよ。』
「了解。」
~ヒロインSide~
学校を抜け出した私は、とある倉庫街へと向かった。その倉庫街の外れには仮面の軍勢<ヴァイザード>のアジトがある。
……ここだねぇ。…うわぁ、大きな結界だなぁ。中の霊圧が外に漏れない様にしてるのね。しかも外からのも中に入らない様になってる。……まぁ、だからこそ見つけられたんだけどね。
さて…と、入らせてもらお。
結界の霊圧を解析をして自身の霊圧を同調させる。なんの抵抗もなく中に入る。さっさと奥へ向かう。
「…っ!?」
「どないしたん、ハッチ?」
「誰かが私の結界すり抜けて来ました。」
「なんやと!!」
「ほんまか!!」
と騒いでいる仮面達。そこへ、
『お邪魔しまーす。』
「私の結界すり抜けたのはあなたですか?」
『そうだよー。』
「どうやったんです?」
『霊圧を解析をして同調させた。』
「確かに、それならすり抜けられますが、そんなあっさり……」
『出来て当然なんだよね、私はさ。』
「で、誰や、あんた。」
『平子くん、ひどいわ。いくら現世に転生してるとはいえ、私の事分からないなんて……。』
「へ?」
『ウソ。ひどいとは思ってないよ。今あの当時とは霊圧違うからね。…私は水沢 真由美。前世の名は、雛森 雪。』
「「「なにぃ!!」」」
『皆に頼みたい事があるんだよね。』
「ちょお、待て。お前ホンマに雪か?」
『これでどう?』
私は喋りながら霊圧を変えた。
「あ、この霊圧、ホンマに雪なんやな。……んで、頼みってなんや。」
『ウチのクラスにいる滅却師君が今日辺り撒き餌を使いそうなのよ。で、この近辺だけで良いから虚狩ってくんないかなぁって。』
「ウチのクラス?…ってお前空座一高生かい!?」
『そうだよ。ってその様子だと、浦原から一護の事もう聞いてるな。』
「聞いてるで、その内俺らと同じになる…て。」
「俺もそう聞いた。」
「僕もだよ。」
「あたしらもや。」
『…悪いけどそれはないよ。まぁ、浦原の計画ではそうなるのかもしれないけどさ、そもそも一護の死神の力借り物じゃないし。』
「あん、違うんか?」
『違うよ。だって一護9歳の時に覚醒してるもの。あ、まだ浦原には内緒だからね。まだその時じゃないんだから。』
「分かった、言わん。浦原に隠し事するんや、えーきみや。」
「「「同感」」」
「せやけとついでや、もう少し聞いてもええか?」
『ああ、私達が何者かってこと?……実は私は元々冥王なんだ。』
「!?冥王って、まさか、地獄の…?」
『そ。で一護が虚王ね。』
「虚王!?まさか、虚圏の…?」
『そそ。で、私と一護が協力して尺魂界に作ったのが護廷の元なんだよねぇ。』
「え゛、それはつまり……」
『一護が霊王だよ。で、私はその妻だった。』
「「「…えーーーー!!!」」」「マジ?」
『マジよ。分かってるでしょうけど……』
「話さへん。というか話せへん。とにかくオレらは…」
『基本的に自由に動いていいよ。して欲しい事、して欲しくない事、その都度言いに来るから。』
「わかった。とりあえず今回は撒き餌に引き寄せられる虚を狩ればええんやな?」
『そゆ事。よろしくね。うっかり浦原に会ったら近場に溢れすぎて無視出来ない、とでも言っといて。』
「それが言い訳に使える範囲でええんやな。分かったわ。」
『じゃ、そゆ事で。まったねー。』
さてと、あ、もうこんな時間。授業、もうすぐ終わっちゃうじゃん。んー、よし、ルキアと合流しよ。それにぼちぼち浦原との面識、きちんともっときたいし。
次の行動を決めた私は移動を開始した。
~一護Side~
……放課後……
「黒崎、今から少しいいかい?」
『いいぜ。』
石田と適当に歩く。人通りの少ない道で石田が本題に入った。
「黒崎、僕と勝負しろ。」
『ルールは?』
「コイツを使う。」
『対虚用の撒き餌か…。石田、分かっててそいつを使うのか?』
「僕は、死神の前で滅却師の力を証明してみせる。」
パキン
石田がそのまま撒き餌を砕く。
すぐに町全体に虚の気配が広がり始めた。
さて、どうすっかな……。
Part1 END NEXT Part2
どこまで毎週投稿が出来るか……。
そこそこUAもきっちり増えてます。読者の皆様ありがとう。