あ、もしこの作品の読者でSAOお待ちの方がいらっしゃいましたらもうしばらくおまち下さい…。
~一護Side~
石田が使った撒き餌に引き寄せられた虚達が増えていく。
『もう一度言っとくぜ石田。向き合うべきものを間違えるなよ。……じゃあな。』
「……何の事だ……?」
石田と別れた俺はどこから手をつけようか考えていた。
ぶら霊の一件から推察するに、危険度が高いのは井上、チャド、夏梨の3人だ。
ただ元々持ってた夏梨と違い、井上とチャドは恐らく死神化した俺の【霊力】の影響を受けた事で見えるようになったはずだ。ならば、更なる覚醒の可能性もあるか………。
ならば、最初に確保すべきは夏梨の安全だな。
コンを使って死神化した俺は、夏梨が通りそうな所を優先することにした。
『コン、ルキアと合流しろ。』
「がってんだ。姉さん、今行くぜ。」
~ヒロインSide~
あ、ルキアだ。やっぱり浦原んとこにいた。
『ルキア。』
「真由美、これはもしや、石田が何か…」
『したみたい。多分撒き餌をつかったね。…ルキア昨日の事聞きに来たの?』
「ああ、浦原が元々あ奴の上司だったのなら、私より知っているだろうと思ってな。」
『そっか。んーでもやっぱりかぁ。』
「何がやっぱりなのだ。」
『聞きに来てる気がしてたんだよね。で、どうだった?』
「浦原もやりそうだと言っていた。…石田に詫びねばならぬな。」
『そ、だね。他者が言っても仕方のない事かもしれないけど、知ってしまうと……ね。』
「ああ。」
しばらく無言になってしまった。ふいに沈黙は破られる。
「あのー、朽木サン。さっきの話なんスけど、誰から……アナタは…。」
『始めまして、浦原喜助さん。水沢真由美と申します。』
「アナタに聞きたいことがいっぱいあるんスよ。」
『だろうと思います。とりあえず、さっきルキアにしてた質問の答え、情報源はアタシっス。』
「あー、ダメですよ。人のまね、しないで下サイな。」
『バレましたか。他にも聞きたい事あるとは思いますが、それどころじゃないでしょう?だからまたいずれ…ね。』
「そんな殺生な。」
『答えない、とは言ってないんですからガマンして下さい。』
「しょうがナイっスね。なるべく早いと嬉しいっス。」
『了解。どちらにしろそんなに後にはならないと思います。
あ、そうそう。浦原さん、織姫とチャドの事よろしくね。……行くよ、ルキア。』
「ああ。」
「…お二人の事、気付いてらっしゃったんスね。さすがっスね。
テッサイ、行きますよ。」
…………………
「ルキア姉さーん。あ、真由美さんも一緒だったんすね。」
『コン君!』
「コンか。」
「一護からルキア姉さんと合流しろと言われました。」
『じゃあ、ルキアはコン君にまかせた。私は行くところがあるからまたね。』
私は学校に戻った。……やっぱり織姫が覚醒。織姫は…浦原に回収されてるね、テッサイさんがチャド担いでたし。ふむ、チャドも覚醒したみたいね。
それにしても…平子君達、アジト周辺だけじゃなく買い出しに使ってる店付近まで掃除してくれてるわ。
うん、私も少し掃除してこよう。
「ねぇ、テッサイ。」
「なんですかな、店長。」
「どうなってるんでショ。なんか平子サン達、アジト近辺の虚、狩ってくれてるみたいっスよ。」
「そのようですな。」
「なんでデショ?」
「分かりませんな。」
~一護Side~
虚を狩って行く途中でよく夏梨が遊んでいる空地に来た。
これは…チャド…だな。やっぱり影響でちまったんだな。こうなると多分井上もだろうな。
……さて、どう動くかな…。
そういやコンのやつは…合流出来てるな。ん、石田が近くにいるな。俺も行くか。
…………………
「くっ、やはり私とコンでは少しキツイか。」
「スンマセン。俺、蹴る事しか出来ないから…。」
「そう落ち込むな。なんとかする事を考えろ。」
「ハイ、姉さん。」
そう言っている二人に虚が襲いかかる。そこに光矢が刺さり虚が消える。
「石田…か。」
「良かった、ここも無事だったようだね。」
「…石田、すまぬ。」
「何を謝る必要がある?」
「今は言えぬ…。」
そこに次のルキアは虚が襲い来る、が真っ二つになった。
「黒崎…。」
「「一護…。」」
『ルキア、コン、無事だな。
…石田、撒き餌を使ったとはいえ、虚の数が多すぎる。』
「……。それは僕も感じていたが…。」
『今は休戦にしねえか?』
「!?」
『勝負の前に、事態を収拾する方が先だ。違うか?』
「違わない、でも……」
『過去に囚われすぎるな!』
「!?」
『お前に滅却師としての基礎を教えてくれた人は、どんな世界を望んでいた?虚による悲しみのない世界じゃないのか。その世界を実現させる為には死神と滅却師が協力するのが一番じゃないのか。』
「黒崎、何故、それが分かる。何故…。」
『真由美が、お前の過去を見ちまったらしい。』
「水沢さんが?そうか、彼女も霊力の保有者だったね。」
『ああ。…なあ、石田。お前の師匠の望み、今叶えねぇでいつ叶えるんだ?』
「……。」
『俺らの問題はその後だろ。』
「確かに君の言う通りだね。足、引っ張らないでくれよ。」
『上等!』
多すぎる虚に対処すべく、石田との共闘になった。
今回の騒動で一番やっかいなモノがくるまで、あと少し……。
Part2 END NEXT Part3
ある意味でヒロインちゃんが動き出しました。