※この作品はR-18です。

THE LOST KINGS-休載中-   作:seresu

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ヒロイン、一護の家族にご挨拶の巻    です。


お気に入りが少し増えてます。ありがとうございます。
このまま明日にかけて1章全部アップしますのでどうぞよろしく。


Part3 黒崎家にて-ヒロインside-

 

 

「ただいま。」

「お帰り、お兄ちゃん。」

『こんにちは。お邪魔します。』

 

「……。夏梨ちゃん、大変。お兄ちゃんが綺麗な女の人つれて来た。」

「キレイな女の人ぉ。どれどれ。うわ、本当だ。…ヒゲー、一兄が彼女つれて来た。」

「誰が彼女かぁー。」

 

力いっぱい否定されました。そこまで否定しなくてもいいのに……。

 

「なにぃー。一護に彼女だとぉー。どんな女だー。」

 

ドタドタさせながら誰か走ってくる気配。そのまま二人の女の子とぎゃあぎゃあ騒ぎ始めた。私は一護の裾を引っ張って意識をこちらに向けさせた。

 

『一護、あの二人妹さん?』

「ああ。」

『かわいい妹さんね。』

 

まずはご挨拶しなきゃね。

 

『一心おじさま。大変ご無沙汰をしています。』

「へ、え?」

『おじさま。私、真由美です。水沢真由美。高校進学に伴い、空座町に戻って来ました。』

「え、水沢真由美って、名古屋に引っ越したあの真由美ちゃん?」

『その真由美です。』

「うおー、真由美ちゃーん。キレイになったなぁ。おじさんうれしいぞー。」

 

そういいながら、真由美に抱き着こうとする一心。

 

ドゲシ! ドカッ!

 

「真由美に触んじゃねぇ!」

「ヒゲー、おとなしくしてろ。」

 

うわお、夏梨ちゃんも一護も見事なケリだわ。

 

『夏梨ちゃんだっけ?そのまま呼んでいいかな?』

「そうそう。もちろんOK。私真由美姉って呼びたい。」

『いいよ。好きに呼んで。そういえば、夏梨ちゃんも一護もナイスキック!』

 

と、親指をたててみる。

 

「ありがと。ヒゲにはあれでちょうどいいんでね。」

「だな。まぁ、とりあえず上がれよ。」

『では、改めてお邪魔します。

 あ、そうそう。もう一人の妹さん。名前教えて。』

「黒崎遊子です。ねえ、真由美お姉ちゃんって呼んでいい?」

『遊子ちゃんね。もちろん、遊子ちゃんも好きに呼んでね。』

 

妹かぁ。かわいいな。ん、あらあら、一心パパりんこりない人ね。

 

「真由美ちゅわーん。おじさんも構ってー。」

 

って抱き着こうとしてるわ。それを見た一護と夏梨ちゃんが動こうとしてる。が、私はそれを止め、こう言った。

 

『一心パパりん。それ、セクハラよ。私、セクハラする人嫌い。』

 

ビシィ!って効果音が聞こえそうな程固まった一心さん。

 

「真由美…。」

「真由美姉、お見事。」

 

……場の空気も固まっちゃった。

それを動かしてくれたのは遊子ちゃん。

 

「真由美お姉ちゃん、良かったら晩御飯家で食べてって。」

『いいの?』

「そうしろよ。真由美。」

『んじゃ、お言葉に甘えます。』

 

 

そんなこんなで夕食。あ、準備は手伝いました。

 

「いやー、それにしても12年ぶりかぁ。真由美ちゃんの御両親にご挨拶に伺わないとな。」

『その必要ないですよ。』

「何でだ?」

『今、一人暮らしなので。空座町に来たのは私だけです。』

「そうなのか。もし良ければいつでも家に飯食いにおいで。」

『お邪魔にならないのであれば喜んで。』

 

 

「あれ?そういえば、真由美お姉ちゃん、私や夏梨ちゃんとのやりとりに違和感がないよね。」

「ああ、確かにそうだね、遊子。」

『私、本当にお姉ちゃんだっからね。』

「だった…?どうして過去形なんだ。それに、いくら高校生とはいえ、よく一人で来るの許されたな。」

『………』

 

鋭いなぁ、一護。

 

「一護の言う通りだな。これからのこともあるしやっぱり御家族に連絡して挨拶しておいた方がいいな。」

『無理ですよ。私の家族に連絡とるのは無理です。』

「無理って…、真由美!?」

『私が中2に上がってすぐ、事故で私を残して逝きました。』

「「「 …っ!? 」」」

 

あ、皆固まっちゃった。出来れば言いたくなかったな…。

 

「真由美…、辛かったんだな。何かあったらいつでも言え。俺達に出来る事は必ずしてやる。」

「一護、よく言った。そうだぞ、いつでもうちを頼っていいからな。」

『ありがとうございます。』

 

 

『…ところで、あの真咲さんの写真についておうかがいしても?』

「親父が貼った遺影だ。」

『あれが遺影…。』

 

私は写真に近付いた。

 

『お久しぶりです、真咲さん。出来ることなら今の私を見て欲しかったです。』

「そうだな。きっと今の真由美をみたら綺麗になった言ってくれるぜ。」

『一護、そう…だ…ね。』

 

私はもう見て貰えないことを知っている。

 

 

「真由美姉、ゲームしよ。」

『夏梨ちゃん。それはまた今度ね。明日の仕度もあるし、今日は帰るね。

遊子ちゃん、ごちそうさまでした。お料理上手ね。』

「真由美お姉ちゃんありがとう。お兄ちゃん、送ってあげてね。」

「分かってる。」

『え、迷惑じゃない?』

 

一護とはもう少しいたいけど…。

 

「んな事ねーよ。」

『ん、じゃお願いします。』

 

一護と一緒に私は家路についた。

これからどんな毎日が待っているのだろう。

 

私の新しい日々が始まった。

 

 

 

 

Part3 End NEXT Part4

 




pixivでは各章ごとに適当にコメントしてたから毎回まえがきとあとがきに何を書けばいいのか迷います。


ひとまず…ヒロイン一人暮らしが発覚しました。そして妹か弟がいたことも発覚。
次はここの一護サイドです。



それと、誰でもいいから感想くださーい。

2章以降のアップが必要かどうかも聞きたいです。

いつでもいいのでどなたかリアクションください。
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