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〜一護Side〜
真由美を伴って帰宅したらルキアがいなかった。はえーな、もう行ったのか。
「一護、ルキア動くの早いね。」
『だな。……見つかるのも早いな。』
「ホントだね。」
「一護、真由美さん、ルキア姉さん何かあったんスか?」
「お迎えが来てるのよ。」
「それは追手と言うんでは?」
『ようするにそういうことだ。』
「何をのんびりしてんすか。いいんすか。姉さん追わなくて。」
「一旦ルキアには尺魂界に帰ってもらう必要があるのよ。だから大丈夫。
…さて一護、どう動こうか?」
『それなんだが一戦交えるか迷い中……!?』
「!? 一護、これ石田君じゃ…。」
『あいつ、余計な事を…。仕方ねぇ。浦原さーん。』
「ハイハーイ。呼びましたぁ?」
『ワリィな。抜いてくんねえかな。』
「おまかせを。」
俺は死神化してルキアの元へと向かった。
…………
ついてみたら案の定石田は負けていた。
「さて…そんじゃトドメといっとくか…。」
『させねえよ。』
ドゴォ
一声かけてから石田と戦っていた死神の足元を砕く。
「…死覇装だと…?なんだテメーは…?【何番隊】<ドコ>の所属だ…!?なんだ、その斬魄刀は?柄も鍔も無えじゃねえか!」
『悪かったな。これが俺の霊力の形なんだよ。』
「…一護…!バカもの…、何故来たのだ…!」
「!…そうか…読めたぜ。てめえが…ルキアから【死神能力】<チカラ>を奪った人間かよ…!」
『だったらどうするってんだ?』
「殺す!!」
あの赤髪…青いな。状況を見極めるのが下手だな、コイツ。
「オラ オラ オラぁ!どうした!てめえの刀は見かけ倒しかよ。」
何かこいつとやるのヤダ。青い上に相手の見極めもなってねえ。
わざと負けるんでもこいつはやだ。しかもコイツの斬魄刀うるせえ。
…むかつく。とりあえず殴っとこう。
ボグゥ
相手の斬撃を躱して一発。斬月を持っているから左手でぶん殴る。
「恋次、気を抜き過ぎだ。その子供、どこかで見たと思ったら、33時間前隠密機から映像のみで報告が入っていた。【大虚】を昇華した…と。」
「ぷっ、あはははは。こんな奴が大虚を昇華した。んなバカな。」
「恋次…代われ!」
「こんな奴俺で…」
「代われ!!」
「っ!?…はい。」
恋次と傍にいるもう一人の死神が交代した。…隊長クラスだな…。
「先に名を聞かせてもらおう。」
『黒崎一護。そういうアンタは?』
「六番隊隊長、朽木白哉。アレは、副隊長の阿散井恋次だ。」
『朽木…?アンタ、ルキアの…』
「【義兄】<アニ>だ。」
『そうか…。』
朽木…か。もっと早く気付いても良かったな。朽木って言ったら五大貴族じゃねえか。
フッ
!?瞬歩か。さすが隊長、早いな。好都合だからこれくらって負けるか。
そのまま斬撃を2回くらった俺は地に伏せる。
ピンポイントで急所を狙って来てくれたおかげで、こちらもピンポイントで気付かれないように躱すことが出来た。
~Another Side~
一護が兄様に斬られた。あそこは鎖結と魄睡か。
…一護…。叫びたい、叫んでかけ寄りたい。
そう思って実行しようとしたとたん感じる視線。どこからか探ってみると一護だった。一護の視線だと理解した途端一気に冷静になった私は、一護が“わざと負ける”と言っていた事を思い出した。…ならば私の取るべき行動は…
「白哉兄様、私を尸魂界にお連れ下さいませ。我が身の罪、慎んで償いましょう。」
「よかろう。 恋次。」
「はい。 開錠!」
一護、真由美、私はお前達を信じて待っておるからな。
第6章 END NEXT 第7章
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