※この作品はR-18です。

THE LOST KINGS-休載中-   作:seresu

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無事に帰ってきました。

順番通りまずはコチラから…。


読んで下さる読者の皆様のおかげで投稿が続けられます。投稿直後にUAが増えるとやっぱり嬉しいですね。


-「」-の形態のものは台詞ではなくヒロイン・一護以外のキャラのモノローグ…心の声です。ヒロインサイドの話では一護、一護サイドの話ではヒロインのモノローグも-「」-で表します。


Part4 巨漢の子供

 

 〜ヒロインSide〜

 

浦原の拠点でもある西流魂街にたどり着いた私達は正規のルートで来た訳ではないから旅禍と呼ばれる存在になる。

 

旅禍は災厄の元凶とされている。そのためか周囲に人影が全くない。

 

「尺魂界に無事着けたようだね。」

「ここは“郛外区<フガイク>”。俗に“流魂街”と呼ばれる場所で、尺魂界へ来た魂が最初に流れ着く場所じゃ。それ故に尺魂界の中で最も多くの魂魄が住んでおる。」

「その割には全然人影が見当たらないみたいだけど…。」

『私達は正規のルートで来た訳じゃないからね。』

「どういう事だい?」

『正規ルートその1は死んで成仏する。その2は死神が正式に穿界門を開ける。で、その2の場合“地獄蝶”と呼ばれる黒い蝶が1人に一匹付いて来るのね。私達はその1でもその2でもない方法で来たからね。死んだ訳でも正式な穿界門を使った訳でもない私達の様な存在を“旅禍”と呼ぶの。』

「旅禍ってのはな、災厄の元凶とされてるんだ。だから恐れられ警戒される。」

「そうだったのか…。」

 

そのまましばらく沈黙が場を支配していたが、それは唐突に破られた。

 

ズドン! ドドドドド…… ドン!

 

まだ瀞霊廷に近付いてもいないのに降りて来た瀞霊壁。とりあえず一護と密談。

 

 

『一護、どうも読まれてたみたいだね。』

「だな。まだ誰も近付いてないのに、門降りて来ちまったしな。」

『こっちが全て知っていると気付かせない為には…。』

「乗ってやるのが一番じゃねえか?」

『だよねぇ。…で、どっちが行く?』

「あ、俺が行くわ。」

『OK。』

 

 

「…久すぶりだあ…通廷証もなすにごの瀞霊門をくぐろうどすた奴……ん?あ"れ、どこだ。オラの客は??」

 

「ここだ。」

 

-「一護の奴自分から行くヤツがあるかー!」-

 

「そごにいだのがぁ。にしてもなすで門が降りだんだか。」

「別に気にしなくていいんじゃねえか?」

「そでもそーだな。んじゃ、はじめるどー。」

 

「止めなくて良いのかい?」

「石田、何故真由美に聞くのじゃ。」

「水沢さんならあの巨漢も知ってるんじゃないかと思ってね。」

「何じゃと!?」

『石田君、良い読みしてるね。四大瀞霊門が一つ、西の“白道門<ハクトウモン>”の番人、ジ丹坊<ジダンボウ>。彼が門番になっておよそ300年、敗北はない。』

「そんな…、黒崎君救けなきゃ。」

『織姫、いらないよ。救けは要らないし、止める必要もない。』

「え!?」

『だって、ほら、もう終わる。』

 

 

 〜一護Side〜

 

「そでもそーだな。んじゃ、はじめるどー。

 

フン!」

 

ガギン!

 

「何?…おお…ぐふははは、いいど。良ぐオラの斧を受げどめだ。久すぶりだ、本気出すど。

行ぐどー、十本ジ丹打祭<ジッポンジタンダマツリ>!!」

『ワリぃ。あんたの斧、もらうわ。』

 

ドゴン!

 

ズゥン!

 

「な…何が起こった?」

「すごーい。あんなに大きな人がふっ飛んだ。」

「ね、終わったでしょ。」

 

「オラどすだことがしりもぢついちまっただ。さでまだやる…ど…?ア…レ…?オ…オラの斧…【壊れ】<ゴワレ>…………もう一本ある……え"…!?両方ども【壊れ】ぢまっただ。ウォォォォォン!オラの斧が【壊れ】ぢまったぁぁぁ。」

 

「今度は泣き出した…何なんだ一体。」

-「サイレンみたいだなぁ。」-

「うわぁ、サイレンみたーい。」

 

俺の攻撃で武器破壊をおこし怪我させずに戦闘終了にしたんだが、まさかココまで泣くとは…。

 

『あー、なんつーかワリぃ。斧2本共壊しちまって悪かったな。』

「うう…お…、おめえ…いい奴だなぁ…!! 敵同士だのに負げたオラの【心配】<シンペイ>まですでぐれる…。でけえっ!! なんて器のでけえできた男なんだおめえは!! オラは自分がなさげねえだ!! 完敗だっ!! オラは【戦士】<センス>とすでも男とすでもおめえに完敗だ!!! この白道門の門番になっで三百年…オラは一度も負げだこどがなかった…。おめえはオラを負かすだ初めての男だ…。」

『ジ丹坊…。』

「通れ! 白道門の通行をジ丹坊は許可する!! …ってか何でオラの名を…。」

『気にすんなって。』

「…、一緒に来てる皆も通っていいど。」

「そうかい?有り難う。」

 

石田いつの間に近くに…。

 

「名前聞いでもいいだが?」

「石田雨竜だ。」

「井上織姫です。」

「…茶渡泰虎…」

「………。」

「水沢真由美と申します。」

『黒崎一護だ。』

「いちご…めんこい名だな。」

『一つを護るで一護だ。めんこいはやめてくれ。』

「そいつはスマねえだ。一護、おめえが何しにごん先へ行ぐのが分がらねえが、気ぃつげろよ。ごん中は強ええ連中ばっかだど!」

『分かってるさ。でも忠告サンキュ。』

「分がっでるならいいだ。じゃあ、門開げるべ。のいでろ。

一気にいぐから腰抜がすなよー。

 

ぬ"う"ん!!」

 

ミ"シっ! ゴ、ゴゴゴゴゴ…

 

「ごぉぉぉぉ……!!!」

 

さすがだな。あれだけデカいもんを一気に持ち上げるとは…。

 

「うわぁ、すっごーい。」

「こんなのが持ち上がるなんで。」

「サスガじゃの。」

「そうね。」

『だな。』

 

門を開け切った所で、ジ丹坊が固まってしまった。

 

 

 

 

Part4 End NEXT Part5

 




ふぅ、間に合いました。よかった。

次週はSAOですね…。


ストックだけがなくなって行く…早く作らねば…。
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