※この作品はR-18です。

THE LOST KINGS-休載中-   作:seresu

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今回は作るの間に合ったー。

いつもお読み下さる皆様ありがとうございます。


Part5 狐のち再会

 

 〜一護Side〜

 

『どうした、ジ丹坊?』

「あ、…ああ…あああああ…。」

 

ジ丹坊の視線の先に男が一人。…ん、ありゃ隊長羽織だな。

んー、ここはとりあえず

 

『誰だ?』

 

って聞いておく事にしよう。実際、隊長なのは分かっても誰かまでは分からないしな。

 

「さ…三番隊隊長…市丸…ギン…。」

 

ふーん、こいつが市丸ギンか…。ん?

 

「あァ、こらあかん。」

 

やべぇ、あいつの纏っている空気は!!

 

ヒュっ!!        ギィン!!

 

「ん?ああ、こら驚いた。君、今のに反応出来るんか。…にしても、や、あかんやろ。門番は門開けるために居るわけとちゃうやろ。」

「オラは負げだんだ…負けた門番が門を開げるのは…当だり前のこどだべ!」

「何を言うてんねや?負けた門番は門なんか開けへんよ。門番が負ける、ゆうんは…」

『死ぬ、という事か?』

「「!!!」」

『全く、丸腰の人間に斬りかかるなんて、仮にも隊長のする事じゃねえよなぁ。』

「一護、やめろ。」

「一護…そうかぁ、君が黒崎一護か。」

『!知ってんのか、俺の事?』

「やっぱりそうかぁ。ほんなら尚更ここ通す訳にはいかんなぁ。」

 

あいつの部下だしやっぱり知ってたな。…どうすっかな…。

ん?

 

「射殺せ、“神鎗”!」

 

市丸の斬魄刀が延びて来て、斬月で受ける。

お、結構威力あるな。ちょうどいいからこのままジ丹坊ごと門の外へ押し出されとこう。

 

「黒崎くん!!」/「「一護!!」」

 

井上、チャド、夜一さんの少し焦った声が聞こえる。…って石田、お前は落ち着き過ぎだ!

 

「しまった!! 門が下りる…っ!!!」

「バイバーイ♡」

 

…………

 

「黒崎くん!大丈夫?」/「「一護!!」」

『ああ、平気だ。それより、ジ丹坊、お前は平気か?』

「あだだだ…ちょっど痛いが平気だ。一護、お前のおがげでオラは無傷で済んだ。ありがどう。」

『気にすんな。……ん!?』

 

ワラワラと、おそらくこの区域に住んでいるであろう人々が姿を見せ始めた。その人ごみを抜けて来る者がいる。

 

「すいませーん。おねがい、とおしてください。

お…おじちゃん!!ひさしぶり。オレンジのお兄ちゃんもひさしぶり!」

『ユウイチ!!』

「っ!?シバタ?」

 

元々、流魂街出身でもあり民衆に慕われていたジ丹坊を守った事で俺達はこの区域の人々に受け入れられた。そして、“シバタユウイチ”と思わぬ再会をした。残念な事にユウイチはまだ母親との再会を果たせてはいなかった。

 

 

……数時間後……

 

住人やユウイチとのふれあいを楽しむ事数時間、気がつけば真由美の姿がない。どこいったんだあいつ?

 

「ユウイチ君!」

「えーとお姉ちゃんは…」

「水沢真由美っていいます。ねぇ、ユウイチ君、探してる人あの人で合ってるかなぁ?」

「え…!?」

 

真由美が指し示す方を見ると女性が一人こちらへと近付いて来るところだった。

 

「…ウ…ウソ…。あ…、お…お母さーん。」

「ユウイチー。」

 

な…おいおい、親子対面をこの目で見られるとは思わなかったな。

 

『真由美…お前。よくこの短時間で見付けたな。』

「私もそう思う。見付けて来た自分が一番驚いてる。」

 

 

 〜ヒロインSide〜

 

白道門が閉まり、流魂街の住人に受け入れられて、人ごみからユウイチ君が姿を見せた瞬間、私は彼が母親にまだ会えていない事に気付いた。

親子の気配は似ているもの、ならば探せるのではないかと思い、探索を開始してみた。コチラに滞在中に見付けられるといいなぁ…。

 

探索をかけながらみんなの様子を見る。

ユウイチ君はチャド君や一護との再会を喜んでいるようですごく楽しそうだ。

石田君や織姫もそれなりに仲良く住人と話している。

 

そんな中、私の感覚に奇妙な感覚があった、どうやらヒットしたらしい。

確認に行く事にしよう。

 

 

えーと……あ、あの人だな。

 

『あの…唐突にすいません。もしかして“シバタ”さんでしょうか?』

「確かに私はシバタですが、あの…貴方は…?」

『名乗らずに失礼致しました。水沢真由美と申します。失礼についでにもう一つお伺いしたい事があるのですが。』

「何でしょう?」

『ユウイチ君というご子息がいらっしゃいませんでしたか?』

「!?あなた……ユウイチを知っているの?」

『良かった。ユウイチ君のお母様ですね。実は悲しいお知らせをしなければなりません。ユウイチ君もコチラに来ているのです。』

「そ、そんな…。」

『詳しい事情は省きますが、結果として、貴方を殺した存在がユウイチ君も殺したのです。そして、ユウイチ君は貴方との再会を願っています。』

「そうですか。…あの子のもとへ連れて行っていただけますか?」

『はい。』

 

こうして私はユウイチ君にお母さんとの再会をさせる事が出来た。

にしても、まさかこんなに速く見つかるとは思わなかったなぁ…。

 

2人の再会に胸を撫で下ろしつつ、今後の行動についての話をする為に、長老の家を借りる事になった。

 

 

 

 

Part5 End NEXT Part6




さくっとヒロインさんがチート発動してます、が、ユウイチ君に救済を…と考えた結果なので見逃して下さると幸いです。
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