そして、ヒロインが早速特異能力を発揮しています。
さらに言えば短いです。多分これより短いパートは今後もでてこないでしょう。
12年前、名古屋に引越してすぐの頃(正確には自分に死者が見えるのだと理解した頃)、私は自分の精神の一部を遠くにとばす事が出来る事に気付いた。
だから私は毎日の様に一護の元へ心をとばして様子を見ていた。
そうすることで一護に会えない寂しさを紛らわしていたのだ。
でも、とうとうそれが裏目にでてしまった・・・。
6年前、6月17日、空座町は雨で、私達は9歳だった。
私は、いつもの様に心をとばしていた。一護が空手をしているのは知っていたからとばした先は道場。
真咲さんが迎えに来てその帰り道、川沿いの道で一護が川べりにいる子を見つけた。
一護は私と違い、年相応に生者と死者の区別がついていなかった。…私も一護も、死者でさえ生者の様に見え、話せてしまう。そして私は年に合わず、すでに生者と死者の区別がついていたので、その子が生者ではない事に気付いた。というかあれは虚だ。
一護は優しい心を持った子だから、生者であれ死者であれ危険だと思ったのだろう。その子に声をかけようと近付いた。
その刹那、真咲さんが、
「駄目っ、一護!」
と叫んだ。おそらく真咲さんには、それが何だか解ったのだろう。
そう、真咲さんは一護を庇って、虚に喰われてしまった。
一護には何があったか解らないだろう。
ただ、真咲さんに庇われた事だけ理解しているはずで。
その様子を、ただ見ている事しか出来なかった自分。
そんな私の目の前で、必死に
「母ちゃん!」
と叫び続けながら泣いている一護。
私にとって忘れる事の出来ない日になった。
そして、この日を境に私自身の周囲に虚が出現する様になった。
Part5 End NEXT Part6
文字数不足のためちょっと早いのですが、ヒロインの斬魄刀の説明を書かせていただきますね。
その1
火天地水、炎熱系と氷雪・流水系の2本1対の斬魄刀
解号は瞬炎に舞い、迅雪(シュンセツ)に踊れ
2本1対なのに単独で使う事も可能。その際舞いが舞えになり火天ではなく天火となる。
つまり、瞬炎に舞え・天火、と、迅雪に踊れ・地水、となります。
実は単独の卍解も可能。ただし、通常と違い強さは3倍前後までしか強くならない。
完全卍解、龍紋火天地水。単独の場合、天火は龍炎舞(某ゲームの技からとりました)、地水は龍水踏。
トランスフォームモードがあり、それぞれ焔龍・水龍(氷龍)に変化する。(完全卍解のみ)さらにいえば、バーサーカートランスフォームモードもある。
この作品においては、卍解のさらにその先が2段階あり、1段目が秘翁卍界で卍解名(前)に麒神(きじん)・2段目が天解で卍解名(前)に天麟(てんりん)がつく。最後の月牙天衝は存在しません。イメージとしては似てますが…最後の月牙を使うための斬魄刀同化モードが麒神・月牙になったモードが天麟みたいなものだと思って下さい。ただし、見た目は全く違います。
名古屋に居るはずのヒロインさん視点でお送りしました。
グランドフィッシャー編の回想で出てくるはずのシーンです。
次は一護の過去編です。
本文末尾の設定において斬魄刀がその1なのは他にもあるからですが、それは今後紹介します。