ブロントさんがギルデンスターンを倒してしまったようです 作:よしむら
前回に引き続き、ハグロフスの屋敷から。
そこでルヴィッサに「魔王のかけら」について教えてもらう事になった。
「ブロントさん。あなたが魔王を倒した時に魔王の体がバラバラに砕けて飛び散ったの、覚えてる?」
「俺のログには確かにあるな」
「飛び散った『魔王のかけら』は全部で5つ」
「9つでいい」
「話の腰を折るなっ!5つのかけらはそれぞれ役割が決まっているの」
『剣』のグラム。
『杖』のガンバンティン。
『槍』のグングニル。
『杯』のガルドル。
『使い魔』のルヴィッサ。
これらが5つの魔王のかけらの力と名前である。
そしてラルスはこのうちの『使い魔』を所有しているのだ。
「おいィ?かけらとお前の名前が一緒なのはどういう事なんですかねぇ?」
「私は『使い魔』のかけらが具現化した存在なのよ」
「ブロントさん。私がラルスさんを魔王だと思ったのは彼女の存在が理由なんです。彼女は…魔王の力の一部なのは事実なのですからね」
ハグロフスが補足する形で付け加える。
「ラルスがイかせた夢魔を夜の国に追い返せるのも私がいるからなのよ。でも…今はまだそれだけしか出来ない。魔王のかけらを5つ集め、その力を完全なものにした時…夢魔をこの世界から完全に追い出す事ができるのよ」
そのため、ラルスとルヴィッサは魔王のかけらを探してここまで旅を続けてきたのだ。
「他の4つのかけらのうち3つは確認済み…『杖』と『剣』を賢王が。『槍』をあのエルヴィンとか言う男が持っていたわ」
「拳王とエゥウィンが!?あいつら俺の知らない所で何やってるんですかねぇ!?」
「…話すと長くなるから今は置いておくわ」
詳しい事はゲームでの「ドゥヂチの塔」と「セーデル砂漠」のイベント参照。
「残るは『杯』…魔導院に保管されていたのはそれなのよ。けれどそのグスタフスとかいう男に持ち出されて、今は魔王城にあるみたいね」
「ほむ。なるほど。ようやくさっきのメッセージの意味がわかった感……しかし夢魔にとって魔王のかけらが邪魔なのは確定的に明らか。それをなんで向こうから在りかを教えるのかがわからにい」
「その事ですが…さっきのメッセージ、どうやら町中の鏡に出たらしいのです。おそらくこの町どころか世界中に…」
そう答えたのはハグロフス。
あのメッセージはとんでもない広範囲に伝わっているらしい。
「と言う事は…他のかけらを持ってるヤツらにも伝わってるわね。かけらをエサにおびきよせる気なんだわ、きっと…」
「おいィ?あのメッセージは俺も呼んでいたんですがねぇ?なんでかけらを持ってない俺まで呼ばれてるのか理解不能状態」
「そんな事まで知らないわよ」
「むむむ…こうなったら俺も魔王城に行って確かめるしかにいな」
「ダメよ」
「えっ」
「あなたは行っちゃダメよ」
ルヴィッサははっきりと、冷たい口調でそう言い切った。
「おいィ!?ナイトを仲間はずれにするとか一般的にかんがえららないでしょう!?」
「今回は今までとはわけが違うのよ。魔王城はこの世界で最初に夢魔が入ってきた場所だから、もう周りの山脈ごとほとんど夜の国になってしまってる…今やあそこはこの世界における夢魔の拠点なのよ。間違いなくそこにいる夢魔は高レベルの奴ばかり。魔王のかけらを持ってないあなたが行った所で、奴らに犯されて終わりよ」
「お前ナイトの力を舐めすぎでしょう?言っておくけど俺は既にグラットン持ってる、これ手に入れてからはうらやましがられて尊敬されてる。LSでも発言権強くなり、俺にまともに口答えできる奴いなくなった」
「意味がわかんないわよ!……行っちゃダメな理由は戦力外ってだけじゃなく、もう一つあるの。私にとってはそっちの理由の方が重要ね」
ブロントさんを見つめるルヴィッサの視線がきっ、ときついものに変わる。
「私、あなたが信用できないのよ」
「おいィィィィィィ!?どうやって俺が信用できないという証拠だよ!?」
「魔導院であなた…夢魔の力を借りたのよね?」
「hai!」
「夢魔と組んでる人間なんて信用できるわけないでしょ!!あのエルヴィンって男といい、そのグスタフスって奴といい、夢魔と組んでる人間にはろくなのがいないんだから!」
「おいィ!!あの3人はそんじょそこらの貧弱一般夢魔とは違う一級夢魔。ちょっとわずかにドスケベだがあの3人は信頼できる俺のフレなんですわ?お?」
「そうやって夢魔に心許してる時点で信用できないって言ってんのよ!いつ夢魔側に寝返るかわかったもんじゃないわ!」
「お前には心を広くすることが必要不可欠!仲間信用できないとかお前まじぶっころしょ!?」
「夢魔は敵よ!その夢魔を仲間にしてるあんたも私にとっては敵も同然よ!」
「ウザイなおまえケンカ売ってるのか!?」
「何よ本当の事じゃない!」
ルヴィッサの「ブロントさんは信用できない」という意見に猛反発するブロントさん。
そしてそれに言い返すルヴィッサ。
二人の口論はどんどんヒートアップしていく。
「いい加減にしろよてめーぶっ殺すぞ!こっちが礼儀正しい大人の対応してればつけあがりやがってよ!!」
「何よやる気!?私痛い魔法も普通に使えるのよ!?一発ブチ込んであげようかしら!?」
「魔法とか言ってる時点で相手にならないことは証明されたな!本当につよいやつは強さを口で説明したりはしないからな!口で説明するくらいならおれは牙をむくだろうなおれパンチングマシンで100とか普通に出すし!」
「もうあったまきた!あんたはここで倒していくわ!!」
「お前ハイスラでボコるわ…!」
とうとう口喧嘩から直接的な喧嘩に発展しそうになった。
「やめてください!私の屋敷で暴れないでください!」
「ちょ、邪魔しないでよラルス!こいつはいっぺん痛い目にあわせるべきよ!」
直前でハグロフスとラルスが止めに入り、なんとかそれは食い止められたが。
「ふん…お前らしらないと思うが殴るほうも結構いたいし俺はコブシ封印してるので運が良かった」
「とにかく…私はあんたを信用しないからね」
お互いににらみ合うブロントさんとルヴィッサ。
すっかり二人の仲は険悪になってしまったようだ。
そこにハグロフスが口を挟んでくる。
「一旦落ち着いてください二人とも…私も意見を言っていいですか?」
「いいぞ」
「では言わせていただきます。ブロントさんを完全に信頼できるかと言う点ですが…正直微妙だと言うのが私の考えです。あの魔導人形を相手にしていた時、突然現れた3人の夢魔…あれがブロントさんの仲間なのですよね?」
「hai!」
「あの時は本当に驚いたんですよ?結果的に助けてもらったという事実は認めますし、感謝もしています。それにあなたにはポッパナでも助けてもらいました…だから私はルヴィッサさんほどあなたを嫌ってはいません。ですが…あなたがグスタフスのようになってしまわないかと言う心配はぬぐえないと言うのも本音です」
「…むむむ…」
ハグロフスの冷静な意見に何か考え込むブロントさん。
しばらくして席を立ち、出入り口に向かって歩き始めた。
「ぶ、ブロントさん?どこに行かれるんですか?」
「魔王城へ行く系の仕事があるのでこれで」
「えぇっ!?」
「口で説明するくらいなら俺は行動するだろうな。ラルシ、他の誰がなんと言おうと俺はお前の味方してやるからよ。じゃあ行ってくるます!」
そう言ってブロントさんはハグロフスの屋敷から出て行き、残された一同は呆然とする。
「何よラルス…え?『もう少し信用してもいいんじゃないか?魔王の力を使ってる自分も立場が微妙という点では同じなんだし』?魔王と夢魔は全然別物よ!一緒にしないで!」
ブロントさん、どうやらルヴィッサには完全に嫌われた模様。
「悪かったな…ブロントさんよ」
ルグブロード平原を歩くブロントさんの元に、ストゥーナが姿を現し声をかけてくる。
その姿は珍しく元気がなさそうだ。
「何のことかな?」
「オレが助けに出たせいでなんか面倒な事になっちまってよ」
「あの時お前が助けてくれなかったら俺は裏世界でひっそり幕を閉じていたからよ。むしろ感謝してるんだが?」
ブロントさんは気にするな、とストゥーナを励ましている。
そこにメローナとナシュも現れ、会話に入ってきた。
「ストゥーナ元気出してよ~いつもの強気な態度はどこ行ったの~」
「あの時はああするしかなかったわよ。すんだ事をネガネガしてもしょうがないわ」
二人もストゥーナを心配しているのか、その口調は優しげだ。
「お前ら……ありがとうな…」
3人の励ましで、ストゥーナにもちょっとわずかに元気が戻ったようだ。
「とにかく今は魔王城へ急いだ方がいい感。何のつもりで俺を呼んでるのかは知らにいが、受けて立つんですわ?お?」
「けどここからじゃ魔王城は遠いわね…」
「…普通に歩いて行くしかねぇなぁ」
「途中でまた海も越えなきゃいけないね~また担いであげるから精よろしく~」
「まただよ(精)」
カカッっと数日が経過。
この間ラルスはベルナドットの大迷宮で迷ったり故郷の村でナイトメアに襲われたりしているのだがブロントさんには関係ないので完 全 省 略。
「やっとここまで戻ってこれたんだが?」
魔王城に一番近い町。
ヴィドウィン山脈のふもとにある町「シプリ」までブロントさんは戻ってきていた。
あとはここから魔王城までの道を歩いていく…のだが。
「また霧だよ(笑)汚いなさすがアトリーム人きたない」
魔王城へと続いている道は妖しい霧に包まれていた。
しかも魔導院地下にあったものとは違い、強い魔力まで感じられる。
この近辺がほとんど夜の国になってしまっている影響だろう。
「ブロントさん、この中を通っていくのは無理だぜ。普通の人間はとても意識が保てない」
「ほむ。そういや以前エゥウィンが言ってた感」
『あの後魔王城に戻って助けようとも考えたが…ダメだった。城のまわりはおかしな霧で囲まれてて、近づく事すら出来なくなっていた』
以前このシプリでエルヴィンが話していた事を思い出した。
どうやらこれが問題の霧のようだ。
「どれ、試しに…」
ひとまず確かめてみようと、ブロントさんは一歩霧の中に足を踏み入れる。
すると…
「ぐぅっ…?」
途端に意識がかすみ始め、体の動きが鈍くなってしまった。
「ブロントさ~ん無理しない方がいいよ~ここはアタシ達が担いであげるから空から入っ…て?」
ブロントさんに声をかけるメローナだったがそのセリフが途中で止まる。
どういうわけか、ブロントさんの体が再び動き出したからだ。
「むぅ…一瞬意識が飛びそうになったがどこもおかしくはないな」
「え…えぇっ!?ブロントさん、平気なの!?」
霧の中で調子を取り戻し平然とするブロントさんに夢魔3人が驚愕している。
「これなら歩いていけそうなんだが?さぁ、魔王城へのりこめー^^」
すっかりいつものノリで霧の中を普通に歩いていくブロントさん。
その光景に夢魔3人は唖然としながらもその後ろをついていく。
「なんでブロントさん平気なんだ…?」
「やっぱりナイトは格が違うからかしら?」
「いや、いくらなんでも無理あるだろ!」
「ストゥーナ♪細かい事はいいのよ♪」
「お前らそれでいいのか…」
そうして霧の中を歩き続け…
ついにブロントさんは魔王城の入り口までたどり着いた!
「まさか再びここに来るとは思わなかった感。早速中に…」
「待って!誰か空から来るわ!」
ナシュの声で一同は上空を見上げる。
すると上空から3人の夢魔が降りてきた!
しかもその夢魔達は一人の男を担いでいる!
「誰かと思えば…あんたか、ブロントさん」
「お…」
夢魔達とともに上空から降り立った男を見て、思わずブロントさんは叫んだ。
「親方!空から槍男が!」
「再会していきなりそれかよ!」
そう、ブロントさんの前に姿を現したのはラウムで姿を消したエルヴィンだった。
「良くも悪くも相変わらずのようだな、ブロントさんよ」
「お前今まで何してたんですかねぇ?しかもなんで夢魔と一緒なのか激しく疑問ですね」
「それはこっちのセリフだぜ。魔王のかけらも持ってねぇのにどうやって…まぁ今はいいか」
エルヴィンはブロントさんと向き合い、強い口調で声をあげる!
「ここに来たって事はあんたも魔王のかけらが目当てだな!悪いが邪魔されたくないんでね、あんたにゃここで倒れてもらうぜ!」
「ニャ!やってやるニャ!」
「ご主人様、お任せください!」
「ガォォォォン!!」
ブロントさんに敵意を向けてきたエルヴィン!
それを受けてエルヴィンのお供の夢魔3人がブロントさんの前に立ちはだかった!
「おいィ!?なんでそうなるのか理解不能状態!」
「うるせぇ!さぁお前らヤっちまえ!」
エルヴィンが夢魔達にブロントさんを襲うようけしかける!
だがそれを阻むようにブロントさん側の夢魔3人も前に出た!
「そうはさせないわよ!」
「アタシ達が相手になるよ~」
「返り討ちにしてやるぜ!」
お互いの夢魔がにらみ合う形になったこの状況。
これを見てブロントさんは一つの案を出してみた。
「ほむ。ここはお互いの夢魔同士でケリをつけるべきなんじゃないかな?まぁ一般論でね?」
「なに?」
【やりつかいのエルヴィンがしょうぶをしかけてきた!】
「えっ?」
「まずは俺から…」
【ゆけっ!メローナ!】
「はぁい♪溶かしちゃうわよぉ♪」
「な、なんだこりゃ?と、とりあえずいけっ!バンダースナッチ!!」
「ニャアッ!!」
【やりつかいのエルヴィンはバンダースナッチをくりだした!】
「ほむ。まずは先制攻撃だな。お得意のキスをおごってやるべき!」
「任せてぇ~」
【メローナのメルティキッス!】
「ニャ…ニャア~♪」
「ちっ!バンダースナッチ!お前も得意技を見せてやれ!」
「わ、わかったニャ」
【バンダースナッチのワンダートリップ!】
「ふ、ふわぁぁぁ…?」
「ネローナしっかりすろ!ゼラニウムをおごってやろう!」
「あ…うん、もう大丈夫~」
解説:ワンダートリップは状態異常「パニック」になる技。
パニックはアイテム「ゼラニウム」で治せる。
「さぁ、今度はこっちから行くよ~」
【メローナのクンニ!】
「ニャアッ!?だ、だめニャ!ソコを、ソコをそんなに舐められたら…」
【こうかはばつぐんだ!】
「ニャ、ニャァァァァァァァァン♪」
【バンダースナッチはイった!】
「くそっ!やるじゃねぇか!!ジャブジャブ!!今度はお前が行け!!」
「わかりましたご主人様!!」
【やりつかいのエルヴィンはジャブジャブをくりだした!】
「ワンダートリップはすぐに回復されちまうからあまり意味がねぇ!鳥系夢魔のスピードで勝負だ!」
「はいっ!」
【ジャブジャブのむねあいぶ!】
「んっ…気持ちいい…けどまだこのくらいなら…」
【こうかはいまひとつのようだ】
「まずは向こうのスピードを封じるべき。《チャーミングブーケ》!」
「あ、あぁぁん…♪」
「甘いぜ!ジャブジャブ目ぇ覚ましやがれ!《グングニル》!」
「…はっ!?ありがとうございますご主人様」
解説:アイテム「チャーミングブーケ」は相手を状態異常「恍惚」にする。
エルヴィンの「グングニル」はEPを回復し、さらに恍惚も解除する。
「おいィ!?汚いなさすがエゥウィンきたない!」
「あんたが言うな!!さぁ反撃しろジャブジャブ!!」
「はい!!」
【ジャブジャブのおしりあいぶ!】
「あんっ♪アタシそこは弱いのにぃ♪」
【こうかはばつぐんだ!】
「いやぁぁぁぁぁん♪」
【メローナはイった!】
「むむむ。ならば次は…」
【ゆけっ!ナシュ!】
「うふふ、任せてちょうだい」
「蜘蛛系夢魔か!無駄だぜ!こっちにはバインド耐性があるんだ!糸の拘束は効かねぇぞ!」
「あなたもすぐにイかせてあげるわ!」
【ジャブジャブのむねあいぶ!】
「あんっ♪や、やるわね」
【こうかはばつぐんだ!】
「ふふふ、このまま一気にイかせて…きゃっ!?」
「なんだ!?ジャブジャブの体勢が急に崩れたぞ!?」
「糸の拘束は効かなくても…糸で足を引っ掛けて体勢を崩すくらいは出来るわ。そして…」
【ナシュのはがいじめ!】
「糸で拘束できないなら直接この手で捕まえればいいだけ!」
「なっ!?ちょっと、離しなさいよ!」
「あなたの腕と腰を捕まえてもまだ私の腕は残ってるわよ?さぁ、いっぱい気持ちよくしてあげる♪」
【ナシュのむねあいぶ!】
「あ、あぁぁぁん!!」
「あら、あなた胸が弱いのね?じゃあ乳首はどうかしら?」
【ナシュのちくびあいぶ!】
「だ、ダメ、そこはダメぇ!!」
【きゅうしょにあたった!】
「イ、イっちゃううううううう!!」
【ジャブジャブはイった!】
「やったぞマシュ!!見事な戦略だと関心はするがどこもおかしくはない!」
「それほどでもないわ」
「くっそー…ジャバウォック!あとは頼むぞ!!」
「ガォォォォォォォン!!」
【やりつかいのエルヴィンはジャバウォックをくりだした!】
「向こうが手数で来るならこっちはパワーで押し切る!」
「ガゥゥゥゥゥゥ!!」
【ジャバウォックのむねあいぶ!】
「あっ、あぁぁぁぁぁん!そんな、乱暴にされたらぁ♪」
【こうかはばつぐんだ!】
「マシュ!負けるんじゃにい!!」
「わかってるわ…これはどう?」
【ナシュのおりてのしゅれん!】
解説:ナシュの技「織り手の手練」。6連続で相手を愛撫する。
実際に体験版で使ってくる。
「アォォォォォォン♪」
【こうかはばつぐんだ!】
「よし、効いてるのは確定的に明らか!」
「おっと、俺を忘れんなよ!?《グングニル》で回復!!」
「おいィィィィィィ!!」
「さぁヤっちまえジャバウォック!!」
「ガォォォォォォォォォォン!!」
【ジャバウォックのむねあいぶ!】
「ご、ごめんなさいブロントさん…私もう限界…」
【こうかはばつぐんだ!】
「イくぅぅぅぅぅん!!」
【ナシュはイった!】
「イかされちゃった…でもわかったわ。あいつお尻が弱点よ」
「よし、あとはオレに任せときな!」
「頼むぞシトゥーナ!」
【ゆけっ!ストゥーナ!】
「これでお互いラストか…勝つのは俺だぜ!!」
「勝負はまだついてないと言っているサル!!」
「そうだぜ!勝った気分になるのはオレをイかせてからにしな!」
「そのつもりだ!ヤれ、ジャバウォック!!」
「ガウッ!!」
【ジャバウォックのむねあいぶ!】
「んあぁっ!確かに…これは気持ちいい…」
【こうかはばつぐんだ!】
「けどこっちだって負けないぜ!」
【ストゥーナのおしりあいぶ!】
「ガゥゥゥゥン♪」
【こうかはばつぐんだ!】
「無駄だぜ!《グングニル》!」
「まただよ(槍)」
(くそっ…ちょっとまずいな…バインド耐性のあるこいつにペトラアイズは効かねぇ…純粋なパワーは向こうが上だろうし、回復までしてきやがる…不利だな…)
「シトゥーナ、俺に任せろ」
「えっ?」
「マウンテンステーキをおごってやろう!」
解説:マウンテンステーキはゲームに登場する食べ物系アイテムの一つ。
特に肉は狼系夢魔の好物。
「ガウッ!?ガゥゥゥゥゥゥ♪」
「あっ、馬鹿!食い物につられんじゃねぇ!!」
「隙ありだぜ!!」
【ストゥーナのおしりあいぶ!】
「ガッ!?ガゥゥゥゥン♪」
【こうかはばつぐんだ!】
「くそっ!《グングニル》で回復を…しまった!さっき使ったばかりでエネルギーが足りねぇ!?」
「このままイかせてやるぜぇ!!」
【ストゥーナのアナルなめ!】
「ガウンッ♪ガウゥンッ♪」
【きゅうしょにあたった!】
「アゥゥゥゥゥゥゥゥン♪」
【ジャバウォックはイった!】
「ち、ちくしょう…この俺が負けるなんて…」
「今のがリアルでなくて良かったな、リアルだったらお前はもう死んでるぞ」
【やりつかいのエルヴィンとのしょうぶにかった!】
「ってちょっと待てコラァ!!」
「なんだ急に声張り上げてきた>>エゥウィン」
「なんだこの展開はよぉ!?いろいろとおかしかったぞ!!」
「見事な戦いだと関心はするがどこもおかしくはないな」
「ふざけんな!こんなわけわかんねぇノリで負けを認めてたまるか!」
納得がいかないエルヴィンは持っていた槍をブロントさんに向けて構えた!
「今度は俺とあんたで勝負だ!」
「えっ」
ところで《俺のグングニル》を見てくれ。こいつをどう思う?
すごく…大きいんだが?
「おいィィィィィィィィィ!!?やめろ馬鹿!!そんな展開大統領しか喜ばにい!!」
「アホかぁぁぁぁぁぁぁ!!普通に武器で勝負するに決まってんだろぉぉぉぉぉぉ!!」
尻をおさえてドン引きするブロントさんにエルヴィンが絶叫しながらツッコミを入れる!
「お、落ち着いてくださいご主人様…今はこの男より魔王のかけらが先です…」
「ニャア…」
「ガゥゥ…」
その時、エルヴィンの仲間夢魔3人がふらふらと起き上がった。
「ちっ…それもそうだな…」
出した槍を結局しまったエルヴィン。
そしてビシッ!とブロントさんを指差し声をあげる!
「魔王のかけらは俺がいただく!邪魔するなら容赦しねぇからな!」
そう言ってエルヴィンは仲間の夢魔3人とともに魔王城の中へと走っていった。
「ほむ。逃げ足だけは早い感」
「いや、言ってる場合じゃないだろ!オレたちも早く中に入ろうぜ!」
「いよいよ突入ね…」
「みんな頑張ろうね~」
思わぬ邪魔は入ったが…
ブロントさん、ついに魔王城の中へと突入!!
キャラ解説
【ベルナドット】
「ベルナドットの大迷宮」に住む魔法使いの女性。
ゲームでは魔導院の次はこの大迷宮に乗り込むというイベントがあるのですが…
ストーリーの関係で、ブロントさんにはこのイベントを無視してもらいました。
見たかった方は申し訳ない。