ブロントさんがギルデンスターンを倒してしまったようです 作:よしむら
魔王城のそびえ立つヴィドウィン山脈。
そのふもとにある町「シプリ」。
そこの宿屋にブロントさんの姿があった。
「オウフ…昨日はひどい目にあった感…」
結局あのまま美女達から逃げ続けて、この町までたどり着いた所でようやく逃げ切ったのだ。
そのまま宿に止まり、体力は回復したものの精神的には疲れが残っていた。
「ナイトが憧れられるぞんざいでヒュム♀とエル♀からフレ登録要求がいちじき凄かったのは事実。と言っても限度があるんですがねぇ…謙虚さのない♀に未来はにい」
そうつぶやきながら宿を後にするブロントさん。
宿の外は実にいい天気で町にも活気があふれている。
まさに平和な町そのものだ。
「さてこるからどうすっか…俺はこの国には来たばかりで地理とか全くわからない!わかりにくい!」
魔王を倒したブロントさんだが、本来の目的は修行の旅である。
これからさらに旅を続けるためにもまずは地理を理解しないと話にならない。
「こういう時は酒場での情報収集が一番なんじゃないかな?まぁ一般論でね」
というわけでブロントさんは町の酒場にやってきた。
そこでこの近辺の地理について尋ねてみる事に。
「この町から街道を歩いて行けば王都グルッペンに行けるぜ?」
「ほむ…王都ギルッペンか…まずはそこに行ってみるべき。王都ならさらなる情報が手に入るのが確定的に明らか」
幸いにも望む答えはすんなり返ってきた。
次の目的地をグルッペンに決めたブロントさんは早速行動を開始する。
「教えてくれて感謝する、ジュースをおごってやろう」
情報を教えてくれた男にジュースをプレゼントし、ブロントさんはその場を立ち去った。
「あ、でもグルッペンへ行く街道は魔物に荒らされて今通れな…あぁ行っちまった」
…最後まで男の話を聞かないまま。
シプリを出たブロントさんはグルッペン目指して街道を進んでいく、が…
「おいィ…岩が邪魔で通れない系の不具合があるんですがねぇ…」
途中で道が大量の岩で完全にふさがれていた。
さすがにここから先に進むのは不可能だろう。
「旅人さん?そこの道は見ての通り、今は通れないわよ」
「何いきなり話しかけてきてるわけ?」
唐突にブロントさんに話しかけてくる声。
その声の主を確かめようと振り向くと…
「ほう、妖精か」
「そうよ、正確にはピクシーよ」
一人の妖精がニコニコとブロントさんに微笑みながら宙に浮いていた。
「あら、よく見たらちょっとステキな人…♪」
「ほうお前はなかなか解っている様だな」
「…そうね、特別に裏道へ案内してあげてもいいわよ」
「封印がとけられた!」
「(でも少し変な人だなぁ…)こっちよ、ついてきて♪」
ピクシーに案内され、ブロントさんは街道の裏道へと入っていく。
「ここを抜ければ王都グルッペンよ」
「助かった、終わったと思ったよ。この感謝はしばらくおさまる事を知らない」
「あ、お礼なんていいのよ?ここでずっとあたしたちと遊んでくれれば…ね♪」
「…hai?」
すると木陰からもう一人の妖精と、さらにドライアドという女性も現れる。
そして案内してくれた妖精も混ざってブロントさんに襲い掛かってきた!
「おいィィィィィ!?」
「妖精まで性的に襲ってくるとかマジでどうなってるんですかねぇ!?」
襲ってきたピクシー二人&ドライアドを、撃退しようとしたブロントさんだったが彼女達にも武器、魔法、共に通じなかった。
それどころか、3人はブロントさんを強引に犯しにかかるというあるさま。
だが魔王城での経験から性的接触なら対抗できる事はわかっていた。
それで3人をなんとかイかせてブロントさんは退散してきたのである。
「こるは早い所ギルッペンにたどり着かないと俺の寿命がストレスでマッハなんだが…」
また襲われては困るのでブロントさんは急いで先へと進んでいく。
だがその途中で今度は大量の倒木が道をふさいで通れなくなっていた。
「むむむ。今度は木に邪魔されてる感…この木置いたの絶対忍者だろ…」
なんとか先に進めないものか…そう考えて辺りを見回してみるとあからさまに怪しい岩がぽつんと置かれている。
気になったのでその岩をぐっと力を入れて押してみると…なんと岩が動いてその下に地下通路への入り口が見つかった。
「ふっ、ゼ○ダの伝説もプレイ済みの俺にスキはなかった」
地下通路へと降りていくブロントさん。
通路は短いもので、すぐに出口が見えてきた。
「おそらくあの出口を抜ければギルッペンはもうすぐそこだろうな(予感)」
あぁこれでようやく一息つけるなと安心が鬼なった…その時!
「ふふ…今宵のエサはまたイキがよさそう…」
突然ブロントさんの目の前に一人の美女が姿を現した!
美女の外見は褐色の肌で長身、そして何より目を引くのが…彼女の6本の腕だった。
「おいィ…褐色肌で6本腕とかお前絶対土蜘蛛だろ…(サクラ大戦2話)」
「当たらずとも遠からずね。私蜘蛛系の夢魔だから」
「夢魔?何それ?外人?歌?」
「あら、あなたはまだ知らないのね?まぁいいわ。別にヤる事が変わるわけじゃないし」
美女がブロントさんを見る目つきがいやらしい…
ブロントさんは直感した。魔王城で襲ってきた連中や、先ほどの妖精達の「同類」だと。
ならばここで取る行動は一つ。
「バックステッポォ!!」
「逃がさないわよ。《ワインドウェッブ》」
逃走しようとしたその時、美女が放った糸がブロントさんの足に絡みつき拘束してきた!
逃げようとしていた時に足を封じられたので…
「オウフ!」
思いっきり転んで、盛大に顔を地面にぶつけてしまった。
「おいィ!?これって間接的とはいえ傷害罪と同様だろ!!」
「あらあらごめんなさいね。そのお詫びも兼ねて…たっぷり楽しませてあげる♪」
転んで倒れているブロントさんの上に美女がしなだれかかってきた。
「今のうちに名乗っておくわね、私はナシュジェアスダよ」
「俺はブロント…謙虚だからさん付けでいい…」
もはやどこにも逃げられない事を悟ったブロントさん。
名乗りにも元気がない。
「さぁ、どこから食べてあげようかしら?」
「くっ…」
ナシュジェアスダの手によってブロントさんの鎧が脱がされていく。
手が多い分脱がされるのも早く、あっという間にブロントさんは裸にされてしまった。
「たくましい体ね…ステキよ」
むき出しになったブロントさんの素肌の上をナシュジェアスダの6つの手が這い回る。
「おいィ…」
「どう?私の手、気持ちいいでしょ?ほら、ここも触ってあげる」
手の一つがブロントさんのペニスに触れ、優しくしごいてきた。
それに反応してペニスがむくむくと大きくなってくる。
「あら、ご立派…わくわくしてきちゃう…」
「…ナイトが黙ってヤられるとでも思った浅はかさは愚かしい」
「あんっ♪」
お返しにと、ブロントさんも手でナシュジェアスダの胸に触ってきた。
逃げられないというのなら、さっさとイかせるしか解放される術はないと思ったのだ。
「うふふ…積極的になってくれるのは嬉しいけど…」
しかしそこでナシュジェアスダの手が何やら怪しく動いたかと思うと…
「もう一度《ワインドウェッブ》♪」
今度はブロントさんの手に糸を絡み付けてきた!
足に続いて腕まで拘束されて動けなくなる!
「おいィィィィィィィィィィ!?」
「まずは私の好きにさせてもらうわよ」
ブロントさんの手足の自由を奪ったナシュジェアスダは自らも裸になっていよいよ本格的にブロントさんを犯す態勢に入った。
「さぁ、入れてあげる…」
完全に勃起して大きくなったブロントさんのペニスめがけて、ナシュジェアスダが腰をおろしてくる。
そして…ナシュジェアスダのアソコにペニスが根元までくわえこまれた!
「うおわー!!」
「あぁん♪気持ちいいわ」
ブロントさんを犯したナシュジェアスダはそのまま腰を振り始める。
手足を封じられた上、強い快感にまで襲われたブロントさん。
かなりまずい状況だ。
「くそぉっ!」
このまま好きに犯されるわけにはいかない。
なんとか手足を拘束する糸を千切ってやろうとブロントさんはもがき始めた。
「こんな糸、バラバラに引き裂いてやるんだが…!」
「あっ、あんっ、やぁん♪」
糸は頑丈でなかなか千切れない。
それを無理やり千切ろうとすれば、当然もがく動きも激しくなる。
「いいわよ、もっと動いて♪」
「ちくしょう…!」
その動きがナシュジェアスダのアソコをかき回し、快感を与える結果となっていた。
当然ブロントさんにそんなつもりはないので、何勝手に気持ちよくなってんだと少々腹が立つ。
糸を千切ろうとする動きにもさらに力が入る。
「調子にのるなよ本気出すぞ…!」
糸の方は度重なる抵抗で、そろそろ千切れそうになってきた。
「頑張るわねぇ…でも…」
しかしそうしている間にもナシュジェアスダは腰を振り続け、強い快感を連続で与えてくる。
「もうイきそうになってるの、わかるわよ?うふふ」
「ぐうぅぅぅ…!」
そして、いよいよブロントさんに限界が近づいてきた。
糸の方はあと少しで千切れそうなのだが…時既に時間切れ。
もう間に合いそうにない!
「さぁ…出しちゃいなさい」
「ぐ…ぁぁぁぁぁぁ!!」
「あぁん、出たぁん♪」
ようやく手足の糸が千切れたところで、とうとうナシュジェアスダの中に射精してしまった。
それで力が抜けたのかブロントさんは動かなくなってしまう。
「うふふ…すごく濃くて美味しい…これはいいエサを捕まえたわ…」
「…まだ…終わりじゃにいんだが?」
「えっ」
ブロントさんが再び動き出した事に一瞬動揺するナシュジェアスダ。
その隙をついて体勢を立て直し、ナシュジェアスダを逆に押し倒した!
「きゃっ!?…あなたすごいタフなのね。大抵の人間は一度夢魔に精を吸われたら完全に無力化するのに」
「タフじゃなきゃメイン盾は務まらにい!」
反撃を開始するブロントさん。
いまだにアソコに入ったままのペニスを激しく動かし、ナシュジェアスダを翻弄する!
「ひゃっ、あぁっ、いいっ、すごくいいっ!!」
ブロントさんの激しい動きに強い快感を受けるナシュジェアスダ。
彼女も負けずに腰を振ってペニスに快感を与えてきた。
よほど気に入ったのか、その動きはかなり激しい!
「くぅっ…」
「もっとぉ!もっと激しくしてぇっ!!」
だが、ブロントさん以上にナシュジェアスダの方がかなりの快感を感じていた。
というのも、ゲーム的に言えば実はこの時点で彼女のEP(FFで言うとHP)は相当に減っていたからだ。
先ほどブロントさんが拘束を千切るために動いた事で、ナシュジェアスダに快感を与えていた事。
それが結果的にナシュジェアスダを弱らせていたのである。
「ダメぇぇぇ!これじゃ今度は私がイかされちゃうぅ!!」
いよいよイきそうになってきたナシュジェアスダは、なんとかこらえようとする。
しかし…もうEPが足りない!
「い、イっちゃう、イっちゃう~っ!!あぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
結局、ナシュジェアスダはこらえきれずに限界を迎え、激しく絶頂に達したのであった。
激しい戦い?の末イかされたナシュジェアスダはそのままその場で横になると眠ってしまった。
おかげでようやく解放されたブロントさんだったが…
「どうしてこうなった…」
ナシュジェアスダがあまりに激しく動いたせいで地下通路が一部崩落し、グルッペンに通じる出口がふさがってしまったのだ。
「この通路は早くも終了ですね…」
がっくりとうなだれるブロントさん。
その時、後ろに一人の男が現れていた。
「おいおいどうなってんだよ。地下通路を見つけたと思ったのにここも通れねぇじゃねぇか」
男はふさがってしまった出口を見て落胆している。
恐らく彼もここからグルッペンに行くのが目的だったのだろう。
「ん?あいつどこかで…」
そしてそのすぐ近くにいるブロントさんの存在に気づいた。
ブロントさんを見て何か思い当たったのか考え込む男。
しばらくしてハッ!と大事な事に気がついた。
「あぁっ!あいつ魔王城で走ってった奴だな!おい、そこのあんた!」
「何いきなり話しかけてきてるわけ?」
「魔王城で一体何があった!あんたなら何か知ってるんじゃないのか!?」
男は大きな声でブロントさんに話しかけてきた。
それに反応したのかナシュジェアスダが「うぅん…」と軽く寝言をつぶやき、ブロントさんが一瞬ビクンと動揺する。
「おい、やめろ馬鹿。こいつが起きたらまずい事になるのは確定的に明らか」
「起きる?…あぁ、そこに倒れてんのは夢魔か。なるほど、あんたも夢魔に襲われたのか」
ブロントさんの隣で眠っているナシュジェアスダの姿を見て男も事情を察したようだ。
「そうだな、いつまた夢魔に襲われるかもしれねぇこの場所じゃ落ち着いて話もできねぇ。この道は通れないみたいだし…一旦町に戻るか」
「ほう、経験が生きたな」
「そのかわり町に着いたらあんたの知ってること話してもらうぜ」
こうしてブロントさんはこの道からグルッペンに行く事をあきらめ、男とともにシプリへと引き返していくのであった。
「俺はエルヴィン。あんた名前は?」
「俺はブロント。謙虚だからさん付けでいい」
キャラ解説
【エルヴィン】
ラルスの仲間の男で、槍使いの戦士。
そして今回の話の元となった体験版の主人公。
この話を書くためにひさびさに体験版をプレイしたんですが…
アイテム欄にちゃんとあの重要アイテムがあって驚きました。
体験版にストーリーの伏線仕込むなんてすごいなーあこがれちゃうなー。