※この作品はR-18です。

ブロントさんがギルデンスターンを倒してしまったようです   作:よしむら

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第四話「こう夢魔の誘いがあっては一人の時間も作れない(リアル話)」

 ブロントさんとラルスはある場所に来ていた。

 そこは、王都グルッペンにあるグルッペン城の「玉座の間」。

 この国の王「賢王マグナス」は喜んで二人をこの場所に迎え入れてくれたのだ。

 

「神よ感謝しよう!よくぞここに勇者を戻らせた!今やグルッペンの全ての民が、いや、そればかりでなく全ての草花、野に遊ぶ獣までもが、お前の帰還を喜んでいるのだ!勇者ラルス!」

 

 やたら大げさな口調でラルスの帰還を喜ぶマグナス、続いてブロントさんの方にも目を向ける。

 

「そして、異国から来た騎士ブロント!何の縁もゆかりもないわが国のために戦ってくれたこと、心より感謝する!ここに来てそなたほどの強い人物の助力を得られるとは、まさに神の導きである!」

「それほどでもない。俺は謙虚だから褒められても自慢はしない」

 

 王様相手にもブロントさんは相変わらずの態度だった。

 

「どうした?ラルス?何?『自分は結局何もしていない。魔王を倒したのはここにいるブロントさんだ』と?わかっているとも、すでにある程度の状況はこちらで把握している。お前達とともに魔王城に突入した兵達のほとんどはいまだに帰ってきていない…だが一人だけ運良く帰還できた者がいてな、その兵から話を聞けた」

「ほむ。俺もあそこから逃げてきたが、あれは生きた心地がしなかった感」

「ラルス、本当なのか。その魔王と入れ替わりに現れたという魔物に我がグルッペンの精鋭、そしてお前までもがほとんど抵抗すら出来ずに恣(ほしいまま)にされてしまったというのは!」

「恣(ほしいまま)って表現はじめてみた。どこの生まれの人?」

「…どこでも良かろう。言語学者でもあるまいし」

 

 

 ラルスとブロントさんは魔王城であった事を全て話した。

 

 

「どうやら間違いないようだ…それは…グランマル!」

「はっ!」

 

 マグナスは傍らにいた老騎士に声をかけた。

 彼の名はグランマル。このグルッペンの騎士団長であり、ラルスにとっては非常にお世話になった人物である。

 

「調べました所、その魔物は『夢魔』といい、今から五百年ほど前…初代国王ラドゥフス・ローゼンクランツ一世の時代にもあらわれているようでございまする。記録によりますれば…」

 

 

 

 その魔物一切の剣も炎も通さず、

 魔物もまた何者も傷つけることなく、

 ただ愛を求めし

 

 魔物と交わりし者、男であればその精を奪われ、

 女であれば彼女もまた魔物となる

 

 全てを拒みし時、魔物は夢へと還る

 

 

 

「…とございまする」

「実際体験したからわかるが武器も魔法も効かないとかあもりにもひきょう過ぎるでしょう?汚いなさすが夢魔きたない」

 

 ブロントさんもここまでひどい目にあわされた経験から夢魔のチート性能ぶりにはうんざりしている様だ。

 

「あぁ、全くふざけた魔物だ」

「しかし捨て置くわけにはいきますまい」

「無論だ!早急に対策を練った上、討伐隊を編成しよう!ときにラルスよ、エルヴィンとオリビアはどうした」

 

 その言葉にラルスとブロントさんは気まずくなる。

 そう…このグルッペンに到着したのはラルスとブロントさんだけ。

 エルヴィンは来ていないのだ。

 

 

 

 

 

 話を遡る事、数時間前。

 ラウムでオリビアがエストに連れて行かれた一件から一夜明けたその翌朝。

 

「おいィ?エゥウィンがそこにいたのにいなかったという表情になる」

 

 眠りから覚めるとすでにエルヴィンは姿を消していた。

 どこに行ったのかさっぱりわからず、やむなく二人だけでこのグルッペンまでやって来たのだ。

 

 

 

 

 

「いや、エルヴィンの姿は兵が確認していたが…」

 

 どうやらグルッペンの兵がエルヴィンの姿を見た系の情報があるらしかった。

 

「ほむ。無事でいるなら良かった。エゥウィンも貧弱一般人では足元にも及ばない一級廃人だからよ、大丈夫なのはまぁわかってた(予知夢)」

「そうだな、彼なら心配いるまい。ではオリビアは?」

 

 オリビアの名前を出されてラルスの表情が一気に暗くなる。

 その様子にマグナスもグランマルも察したようだ。

 

「まさかオリビア殿まで…!」

「ラルスよ、つらい事を聞くようで悪いが…どうか話して欲しい」

 

 

 ラルスはオリビアが夢魔に捕まり、挙句オリビアも夢魔と化してしまった事を話した…

 

 

「おお、神はどこに去りたもうた!?これぞ死より惨い仕打ちというもの!このグルッペン中のそれをかき集めても届く事はあるまい!かの乙女の純潔!そしてそれが剥ぎ取られた跡の深い暗黒には」

「メガトンパンチ!」

「ウボァー!」

 

 グランマルくんふっとばされた!

 

「それ以上言うなと言っているサル!誰より傷ついてるのはラルシなのは確定的に明らか!」

「すいまえんでした;;」

 

 ブロントさんがグランマルをふっとばしているのを横目に、マグナスはラルスからさらなる情報を聞き出している。

 

「ラルス、オリビアの居場所について心当たりはないのか?何?『シプリで助けたマーシャという娘がそれらしき人物がドゥヂチへ向かうと話していたのを聞いた』とな?」

「おいィ、ヂュウヂチってどこなのか早く教えるべき死にたくないなら教えるべき」

「ドゥヂチはここから西の先にある魔法塔だ。今は使われていないがな」

「ならばすぐにでも乗り込んで、オルビア助けに行くべきなんじゃないかな?まぁ一般論でね」

「私も同じ意見です!賢王様!かくなる上はすぐにでも討伐隊を編成し、ラルス殿とこのグランマルを先鋒にオリビア殿救出の任をお与えくださいますようッ!」

「俺も行くんだが?戦いにはメイン盾が必要不可欠」

 

 すぐにドゥヂチへ行ってオリビアを助けに行くべきだと言うブロントさんとグランマル。

 だがそれにマグナスは首を横に振った。

 

「それは無理だ、ドゥヂチへ行くには西の街道を通る必要がある。お前も知っていよう。街道は魔物に荒らされとても人が通れる状態ではない」

「また通行止めだよ(笑)」

「それに正体の知れぬ敵に何の準備もなしにお前らやブロントを挑ませるわけにはいかぬ」

「し、しかし急がねばオリビア殿が…街道の復旧など我が騎士団が総力をあげればすぐにでも終わりましょう!何とぞッ!」

「くどいぞグランマル。ドゥヂチへ向かう人選は私が行う。それまで休んでいるがいい。オリビアも兵どもも必ず助け出す」

 

 マグナスの口調には有無を言わさぬ迫力があった。

 どうやらこれ以上の反論は無駄のようだ。

 

「ラルス、お前が手にしたという夢魔に対抗する力、それについては後で詳しく聞かせてもらおう。それまで城にいるのだ。下がっていいぞ」

 

 結局ラルスはしばらく城に待機を命じられてこの場は終わりとなる。

 

「ブロントよ、そなたもしばらく城にいてほしい。本来なら魔王を倒してくれたそなたのために宴を催したい所だが今はこの状況だ。出来ればこのグルッペンを観光でもしていってもらいたい所だがこの状況ではそれも難しいだろう。部屋は用意させるのでゆっくりしていってくれ」

 

 そしてブロントさんもまた同じように待機するように言われ、そのまま引き下がる他なかった…

 

 

 

 玉座の間を後にしたブロントさんとラルス、その表情は一貫して暗い。

 

「言い返そうと必死に回転させたが言い返す言葉が出なかった…」

「時々このわしにも賢王様のお考えがわからなくなる事がある。しかしあのお方のこと。きっと何か考えあってのことじゃろう。オリビア殿が心配なのはわしも同じじゃが、今はしばし待ちましょうぞ」

 

 落ち込む二人を励ますのはグランマル。

 彼も早く助けに行きたいと言っていただけに今回の処遇に関しては複雑な思いなのだろう。

 そこでグランマルは一つの提案を二人に出してきた。

 

「そうじゃ!王立図書館に行ってみてはいかがですかな?今夢魔や魔王に関する資料が集められておるはずじゃ。何か手がかりがあるかもしれませぬぞ」

「ほむ。それはいい事を聞いた感。このまま黙って待機とか俺の寿命がストレスでマッハ。さっそく図書館にのりこめー^^」

 

 

 

 こうしてブロントさんとラルスは図書館で情報収集を開始した。

 その様子は長くなるし、何より地味なので重要な部分だけ抜粋する。

 

 

 

 夢魔は『夜の国』と呼ばれる場所から来ている。

 しかし夜の国の場所については全くわかっていない。

 

 夢魔に精を奪われた男はあまりに強い快楽に精神をも犯され廃人になるか、運よく正気を保っても夢魔以外とは交われなくなる。

 つまり放っておけば人間は子孫を残せなくなり、ゆっくり滅んでいく。

 

 この世の者が夢魔となった時、その者は二重の体を持つ。

 夜の国に住まう夢の体と、まだこの世との繋がりを持つ現実の体である。

 しかし夢魔となって長い時間が経てば徐々に現実の体は失われてしまう。

 

 

 

 そして、特に気になったのはこの情報だった。

 

 西のドラウムニョルのほこらは、大昔に魔物が造ったと言われるほこら。

 魔王がかつて自ら足を運んでいたという噂もあるが、その割には神聖なものを感じる場所でもある。

 だが今はもう打ち捨てられていたはずのその場所に、夢魔らしき魔物が集まっているらしい。

 

 

 

 魔王の死に際の言葉から察するに、もしかして魔王は夢魔に関して何か知っていたのではないか…

 その魔王が自ら足を運んでいた場所に今は夢魔が集まっている…

 どうも無関係とは思えない…

 

 そこでブロントさんは「二人でこのほこらを探索に行くべきそうするべき」と提案した。

 ところが…

 

「『ほこらには自分一人で行く』?ラルシお前何言ってるわけ?ナイト置いて一人で行くとか一般的にかんがえららないでしょう?」

 

 どういうわけかラルスはブロントさんの同行を拒否したのだ。

 

「何?『理由は二つある。一つは他国の騎士であるブロントさんにこれ以上頼るわけにはいかない』だと?水くさい事言うなと言っているサル!俺の目の前で何の罪もにいオルビアが連れ去られて俺の怒りが有頂天。それに今のラルシはすごく辛そうだからよ、力になってやりたいんだが?」

 

 部外者であるブロントさんに遠慮しているラルスだったが、そこは気にしなくていいというブロントさん。

 しかし問題はもう一つの理由であった。

 

「えっ?『もう一つの理由は…夢魔との戦いを見られるのは恥ずかしい。イェルベル峡谷を通ってくる時だってエルヴィンやブロントさんに見られてるかと思うと滅茶苦茶恥ずかしかった』?」

 

 顔を赤くしながらそう話すラルスにさすがのブロントさんも言い返せなかった。

 

「それを言われると…グーの音も出にい…」

 

 

 

「ラルシ、頑張るべき。一級勇者のお前の技で夢魔はそのまま骨になる」

 

 ブロントさんの激励を受け頷くラルス。

 こうしてラルスは一人でほこらの探索へと向かっていった。

 ブロントさんはラルスを見送り、去っていくその背中をじっと見つめ続ける。

 

 …かと思いきや。

 

「よし、ラルシに見つからないようこっそりついていく。見られて恥ずかしいのが問題なら黙ってついていく事でその問題は回避した」

 

 結局ブロントさんもラルスを尾行する形でドラウムニョルのほこらへと向かうのであった。

 

 

 

 

 

 ドラウムニョルのほこらへは洞窟を抜けていく。

 洞窟は曲がり角も分かれ道も多く、おかげでブロントさんが隠れて進むには非常に都合が良かった。

 

「魔物まで精を吸われて倒れてるとか…マジで震えてきやがった…怖いです…」

 

 洞窟のあちこちには魔王軍の残党らしき魔物が夢魔に精を吸われた状態で倒れていた。

 どうやら目的地のほこらが魔王と関係あるというのは本当のようだ。

 

「ほむ。次は右か」

 

 奥へと進んでいくラルスの後をつけながらブロントさんも進んでいく。

 ところが、ある分かれ道でラルスが右へと曲がったのでブロントさんも同じように右へと曲がった…その次の瞬間。

 

「おいィ!?ラルシは一体どこに行ったんですかねぇ?」

 

 なんとラルスの姿を見失ってしまったのだ!

 普通ありえない事である。

 なぜならその曲がった先の道は行き止まりで、どこにもラルスの隠れる場所などないからだ。

 あるのは何故か開いている青い宝箱のみ…

 

「一級勇者のラルシの事だから心配はいらにいと思うが…むむむ…」

 

 どうしたものかと考えるブロントさん。出た結論は…

 

「仕方にい、とりあえず俺だけでも先に行ってみるか。それで何かわかったらラルシに教えてやればそれはそれで助けになる感。もてる秘訣はここにあるのかも(謙虚)」

 

 当初の作戦を変更し、ブロントさんだけで先へと進む事になった。

 

 

 

 そして…

 

「きた!洞窟の出口きた!メイン出口きた!これで勝つる!」

 

 いよいよ洞窟の出口が見える場所までやってきた。

 この先に目的地のほこらがあるのは確定的に明らか。

 

「出口にのりこめー^^」

 

 と、足早に出口へ向かったその時!

 

「待ちなっ!」

「待ってぇ~♪」

「うおわー!?」

 

 ブロントさんの前に夢魔が立ちはだかった!しかも二人も!

 

「へへっ、また来たぜ、エストの言った通りだ。ココにいりゃエサに困る事はなさそうだ、なぁメローナ」

「でもコイツ何者なんだろう?エルフ?でもなんかちょっと違う気も…ねぇストゥーナ。コイツひょっとしてエストの言ってた『ブロントさん』じゃない?」

「何いきなり話しかけてきてるわけ?」

「あは♪そのしゃべり方、やっぱりブロントさんね。アタシ、サラマンダーのメローナ♪こっちはバジリスクのストゥーナよ♪」

「ほむ。つまりおもえらは2り組のトカゲという事でFA?」

「なんだとテメェ、なめてんのか」

「いや、むしろ安心した感、もしこれが世界観の違う二匹だったら俺の寿命がストレスでマッハ」

「アレと一緒にするんじゃねぇ!」

「え~?諸君らの愛してくれた我輩なのに?」

「メローナ!お前までノるな!」

「おぉ、ナイスなツッコミだと関心はするがどこもおかしくはない」

「うるせぇ!…そうやってボケの流れでごまかして逃げようだなんてそうはさせねぇぞ?」

「…オウフ」

 

 どさくさに紛れて逃げる作戦、失敗。

 メローナとストゥーナの表情がいやらしくなり、ブロントさんに近づいてくる。

 

「ちょうど魔物にも飽きてた所なんだ…」

「たっぷりと精をちょうだいね~♪」

「くっ…」

 

 強引に逃げようかとも考えたが、二人に挟まれてそれも出来ない!

 

「オレの魅力でカチカチにカタくしてやるぜっ!」

「アタシの魅力でフニャフニャにぃ~溶かしてあげるぅ~っ」

「おいィィィィィィィィ!!」

 

 完全に逃げ場を失ったブロントさんはメローナとストゥーナに押し倒されてしまった!

 

 

 

 あっという間に裸にされたブロントさんの体にメローナとストゥーナがいやらしく触れてきた。

 ペニスは二人に交互にしごかれ、乳首も二人の手によって弄られる。

 首筋をメローナが舌でぺろりと舐めてくると同時に、ストゥーナがブロントさんに唇を重ねてくる。

 まさに息のあったコンビネーションであった。

 

「ぐぅぅぅぅ…!」

「気持ちいいでしょ~もっとしてあげる~」

「我慢なんてするだけ無駄だぜ、さっさとイっちまいな」

 

 二人の強力な夢魔に同時に責められる快感はかなり強い。

 このまま一方的に責められたら、すぐにでもイかされてしまう!

 

「くそっ…こうなったらヤるしかにい」

 

 夢魔から解放されるにはイかせる以外にない。

 いい加減そのパターンがわかってきたブロントさんは、なんとか反撃を試みようと手を伸ばす。

 ところが…

 

「おっと、抵抗はするなよ?《ペトラアイズ》!」

「おいィ!?」

 

 ストゥーナが妖しい視線で睨みつけると、途端にブロントさんの両手両足が動かなくなってしまった!

 

「ちょとsYレならんしょこれは…」

「ははっ!観念してオレに犯されやがれ!」

「それじゃ次はアタシの番ね~《メルティキッス》~」

 

 それに続くように今度はメローナが蕩けるキスをお見舞いしてくる。すると…

 

「おや?なんだ急に動くようになった>>手足」

 

 先ほど封じられたはずのブロントさんの手足が再び自由を取り戻したのだ。

 

「あっ馬鹿!オレの後でそれやんなっていつも言ってんだろ!」

「え~?」

 

 ストゥーナは自分の技を台無しにされて怒っている。

 しかもこの光景、日常茶飯事のようだ。

 ともかく、体の自由を取り戻した、今が反撃のチャンス!

 

「もうお前の手口はわかった感。怒りのパワーの力が全快になったからおまえらもう謝っても遅い」

「なに?わぁっ!?」

 

 隙をついてストゥーナを押し倒したブロントさん。

 そのままストゥーナの中に挿入し思い切りかき回してきた!

 

「んあぁっ!」

「まずは、お前から先にカカッっと終わらせてやる(決定)」

 

 ブロントさんはとにかくガンガン責めて速攻でストゥーナをイかせる算段だ。

 

「くそっ、生意気言いやがって、このまま中で搾ってやる…くっ…」

 

 もちろんストゥーナも黙ってヤられるわけがない。

 挿入してきたブロントさんのペニスを中で強く締め付けてきた。

 

「むぅっ…!」

「ど、どうだ…すげぇ気持ちいいだろ…あぁんっ!」

 

 だがそれでもブロントさんの腰の振りは止まらず、ストゥーナは強い快感を受け続ける。

 

「ちくしょう、好きにやりやがって…!あぁぁぁっ!!」

 

 ブロントさんの強い責めに、ストゥーナは押されていた。

 責めるのが好きなストゥーナは、受けに回ってしまったこの状況ではいつもの調子が出せないのだ。

 

「馬鹿、この、胸をそんなに触んな!」

 

 ついげきの胸愛撫でさらに快感は加速した。

 

「あっ、あぁんっ…やべぇ…このペースだとイかされる…」

 

 いよいよ絶頂が近くなってきたストゥーナ。

 なんとかここから逆転したい…と考えるものの、今のストゥーナには得意技のペトラアイズを使う余裕すらない。

 必死に快感をこらえてはいるが…もう限界だ!

 

「あぁぁん…もう…ダメだっ!!あぁぁぁぁぁっ!!」

 

 とうとうストゥーナは絶頂に達した。

 快感に震える体から力が抜けていき、ストゥーナはへろへろと倒れこむ。

 

「はぁ…はぁ…あとはお前だけなんだが?」

 

 ブロントさんはストゥーナのアソコからペニスを引き抜き、残ったメローナに視線を向けた。

 対するメローナもいやらしい視線でブロントさんを見つめ返してくる。

 

「すごいねぇブロントさん♪ストゥーナをあのまま押し切ってイかせちゃうなんて。見てるだけでアタシも興奮してきちゃった…」

 

 メローナはM字開脚で座り、アソコを見せびらかすようなスタイルをとった。

 

「オウフ!(鼻血)」

「ほら、次はアタシにもそのおっきいの、入れてぇ♪」

「くっ、調子にのるなよ本気出すぞ!」

「やぁん♪」

 

 続いてメローナの中に挿入したブロントさん。

 ストゥーナのアソコから抜かれたばかりのペニスが、今度はメローナのアソコに包まれる!

 

「ぐぅっ、ぐぉぉぉぉぉ!!」

「あんっ、いいっ、気持ちいいよ、もっと突いてぇ♪」

 

 メローナにも快感を与えてはいるものの、それ以上にブロントさんの方がずっと強い快感に襲われた!

 それもそのはず、ストゥーナを力押しで強引にイかせたブロントさんだったが、自身も相当大きな快感を受けていたのだ。

 ブロントさんの残りEPは、この時点でもう残り少ない!

 

「あは♪ブロントさんのペニス中でぴくぴくしてる~♪アタシの中気持ちいいんだ~」

「く…ううぅぁぁぁ…」

「このままアタシの中で溶かしてあげる~♪」

 

 そこにメローナは容赦なく快感を送ってきた。

 メローナのアソコはストゥーナのような強い締め付けこそないが、かわりに柔らかく、暖かい感触でペニスを包み込んでくる。

 それこそ、本当にペニスが蕩けてしまいそうな快感を受けてしまう。

 

「がぁぁぁぁぁぁ!!」

「もうイきそうでしょ?いいよ~中で出しちゃっても♪」

 

 いやらしい声でささやいてくるメローナ。

 だが今のブロントさんはこらえるのに必死で言い返す気力もない。

 

「ほらほら、アタシの中で溶けちゃえ~♪」

 

 だがその抵抗すら、メローナのアソコが溶かしていく。

 もはやブロントさんにはこの快感から逃れる術はない!

 

「ぐぁぁぁぁぁぁ!!」

「あぁん、出た出たぁ♪」

 

 ついにブロントさんはメローナの中へと射精してしまった。

 吐き出される精液がメローナのアソコへどくどくと注ぎ込まれていく。

 

「あは♪美味しい…」

 

 ブロントさんの精を吸ってメローナは満足そうにつぶやいた。

 さらに精を吸ってやろうと、足をブロントさんの腰にからめてぐっと引き寄せる。

 

「どう、アタシの中、蕩けそうな気持ちよさでしょう?このままもっともっと溶かしてあげるぅ♪」

「…【せっかくだけど遠慮します。】」

「えっ」

 

 射精で危うく意識が飛びそうになったブロントさんだったが、どうにかギリギリ持ちこたえ再度メローナの中でペニスを動かし始めた!

 

「ひゃあんっ!すごぉい!まだそんなに元気があるなんて♪」

「煽りは要らないですストレスたまるので(苦笑)」

「褒めてるのよぉ♪あん、あぁん、あはぁぁん♪」

 

 ブロントさんの反撃でメローナは強い快感を感じている。

 …とはいえメローナはまだまだEPを多く残しており、簡単にはイきそうにない。

 

「すっごい気持ちいいよぉ~、アタシからもお返し~♪」

「うぐっ…!」

 

 腰を動かして、アソコでペニスをしごいてくるメローナ。

 ペニスを包み込む蕩けそうな快感がさらに強くなる。

 

「もう一回、出させてあげる♪」

「くそっ…!」

 

 メローナとブロントさんは互いに腰を振って、快感をぶつけ合った。

 今のところ、ブロントさんとメローナは互角のペースで張り合っている。

 だが…互角のままでは良くない。

 今度射精させられたら、おそらくブロントさんの精神がもたない。

 絶対にイかされるわけにいかない状況なのだ。

 

(何か…何か他に手はにいのか?)

 

 なんとか状況を打破したいブロントさん。

 腰を動かすだけでなく、その手でメローナの体をあちこち愛撫してみた。

 

「あぁんっそこダメぇ♪」

 

 お尻を揉んだ瞬間、メローナの体が強く震えた!

 メローナの弱点をつかんだブロントさんは、ここぞとばかりにメローナのお尻を丁寧に揉み解す!

 

「あっ、あぁぁぁん♪お尻揉まれながらっ、そんなに中で激しく動かれたら、気持ちよすぎるよぉ♪」

 

 二つの強い刺激を同時に受けて、メローナが受ける快感はさらに強くなった!

 ここまで互角だった二人だがこれでペースが傾き、ブロントさんが有利に!

 このチャンスにブロントさんは一気にメローナを責め立てる!

 

「やぁぁぁん♪気持ちいいの止まらないのぉ♪これじゃアタシの方が溶けちゃうぅ♪」

 

 激しい快感を受けて、いよいよメローナの限界が近づいてきた!

 ブロントさんはラストスパートをかけて、メローナを絶頂に追い込む!

 

「もうダメぇ♪アタシイかされちゃうぅ♪」

 

 とめどなく送られる強い快感に、もうメローナは耐え切れない!

 

「イ、イくぅっ!イっちゃうぅぅぅぅぅん♪」

 

 そして、メローナもついに絶頂に達した!

 ブロントさんもかなりの快感を感じてはいたが、ギリギリでどうにか耐え切ったのであった。

 

 

 

「つ…疲れた…へヴィだぜ…」

 

 なんとか強力な夢魔二人を退けたブロントさん。

 さすがに二連戦は相当苦しかったようだ。

 

 だが…一つ重要な事を忘れてはならない。

 ラルスと違い、ブロントさんはイかせた夢魔を追い返したりは出来ない。

 つまり…二人の夢魔はまだブロントさんのそばにいるわけで。

 

「すごかったぁ♪エストから聞いてたけどブロントさんって本当にタフなのね♪アタシの中で出してまだ正気を保ってるなんて」

 

 イかせたばかりのメローナがブロントさんにくっついてきたのだ。

 

「おいィ…離してくれませんかねぇ…」

「ねぇ、ブロントさん」

「何か用かな?」

「アタシついていっていい?」

 

 メローナのその言葉に、一瞬沈黙が走る。

 

「おいィィィィィィィィ!!?」

「メローナ!?お前何言ってんだぁ!!?」

 

 これにびっくりしたストゥーナも起き上がって猛反発してくる。

 

「え~?だって気持ちよかったし、何よりブロントさんの精美味しかったんだもん~これっきりにしたらもったいないよぉ~」

「だからって、お前なぁ…」

「oi みうs ミス 何勝手に決めてんだ おい 紀伊店のか」

 

 当然ながらブロントさんも夢魔であるメローナの同行にはどちかというと大反対。

 

「えぇ~?いいじゃない。ブロントさんも気持ちいいの好きでしょう?またアタシの中で溶かしてあげるよ?」

「ごめんなさい命ロストしたくないんです」

「う~、でもそれじゃアタシここに来る人間や魔物から精を吸うしかないよ?よく知らないけどここって割と大事な場所なんじゃないの?」

「むむむ…」

 

 確かに…ここに夢魔がいたら多くの者が迷惑するのは明白に明瞭。

 何より後からここを通るであろうラルスのためにも余計な障害は除いておきたい…

 

「ちくしょうおまえは馬鹿だ…」

「じゃあ、ついていっていいのね?」

「その代わり俺の冒険の邪魔はしないふぇ下さい(約束)」

「いいよ~そのかわり時々精をちょうだいね♪ブロントさんタフだから平気でしょ?」

「オウフ…」

 

 今後が不安になりそうなメローナの発言にブロントさんの頭が痛くなる。さらに…

 

「ちょっと待て!…オレも行く。メローナ一人にさせたら不安だ」

「おいィ!?」

「いいよな!?答えは聞いてないぜ!!」

「hai…」

 

 おまけにストゥーナまでついてくる事になり、ブロントさんは自分の今後に大きく不安を持った。

 

 

 

【メローナが仲間に加わった!】

 

 

 

 

 

 ちなみに。

 この後肝心のほこらに到着したブロントさんだったが「魔王のかけら」を持っていないので何のイベントも起こらなかった事をここに記しておく。

 

 

 

「そういえば結局ラルシはどこに行ったんですかねぇ?」

 

 

 

 その頃ラルスは…

 

「そ~れ、《ラヴトラップ》♪」

 

 ミミック相手に悪戦苦闘の真っ最中であった。




キャラ解説
【メローナ】
 ドラウムニョルの洞窟のボスで、ストゥーナとコンビで登場する。
 陽気で明るい性格、メルティキッスが得意技だがストゥーナのペトラアイズを相殺してしまうのは原作通り。
 ゲームではこのダンジョンクリア後、ついにルヴィッサが仲間になるのですが、ルヴィッサはあくまでラルスの仲間、という考えからブロントさん側の仲間としてメローナについてきてもらう事にしました。
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