※この作品はR-18です。

ブロントさんがギルデンスターンを倒してしまったようです   作:よしむら

8 / 19
第八話「ストゥーナのいないLSに未来はにい」

 ルグブロード平原。

 セーデル砂漠にある「テレポーター」と呼ばれるワープ装置でやってくる事のできるこの場所は、魔都ホロスをはじめリスヴェグの各地と繋がった交通の要である。

 

「ふわぁ、広いね~」

「見渡す限りの平原…なかなかいい光景ね」

「広いなさすがゥグブロード平原ひろい」

 

 メローナ、ナシュ、そしてブロントさんの3人は平原の広さに感心している。

 そこへストゥーナが話を進めるべく口を挟んだ。

 

「ぼーっとしてる場合か。さっさとホロスに向かうぞ。あそこはこの国の首都らしいからな。今度はそこで情報収集するんだろ?」

「行かない」

「えっ」

「ホロシにはまだ行かない」

「ちょ、ちょっと待てよ!」

 

 突然のブロントさんの発言にストゥーナは戸惑っている。

 

「何言ってんだ!ホロスへ行こうって言い出したのはブロントだろ!」

「さんをつけなさいデコ助野郎!」

「ナシュ!テメェは黙ってろ!」

「「」確かにな、しかしこれだけの広い平原…サブイベントがあるのは確定的に明らか。サブイベントも攻略する事で最高の騎士はヴァージョンアップして至高の騎士に進化する」

「そんな理由で寄り道すんのか!?」

「それじゃあ平原探索にのりこめー^^」

「「わぁい^^」」

 

 平原を走り出すブロントさん、それに続くメローナとナシュ。

 それを追いかけながらストゥーナは早くも表情に疲れが見えていた。

 

「お前ら自由すぎるだろ…」

 

 

 

 

 

 羊の町、クヴァラット。

 

「ほむ。こんな所にも町があったとは驚きが鬼なる」

 

 平原を探索した結果、ホロスとは別の町にたどり着いたブロントさん。

 さっそくこの町でいろいろ人に聞き込みを開始する。

 そんな中、町の片隅にいる一人の少年と出会った。

 

「ねぇ、おにいちゃんもちょうちょ捕まえるの手伝ってよ!」

 

 少年は虫取り網を持って蝶を追いかけていた。

 これにブロントさんが興味をしめす。

 

「任せるべき。俺は昆虫採集チームDRAKの頭だべ」

「ホント!?じゃこの虫取り網貸してあげる!ちょうちょは町の外にもいっぱいいるからね!」

 

 

 

「というわけでこれから平原で蝶を捕まえる系の仕事があるんだが?」

「なんでこうなるんだよ!?」

「ガイアが俺に蝶を集めろと囁いている」

「ガイアって何だよ!?」

 

 サブイベントに付き合わされるハメになり、ストゥーナのツッコミもやや怒りがこもっている。

 

「ストゥーナ、あんまりイライラしちゃダメよぉ~」

「せっかくだし楽しみましょうよ」

 

 対してメローナとナシュは意外とこのイベントに乗り気のようだ。

 

「よし、平原は広いから二手に分かれて蝶を捕まえるべきそうするべき」

「えっ?でも虫取り網は一つしか…」

「必要ないわ。私蜘蛛系の夢魔よ。蝶くらい私の糸で捕まえてやるわ」

「そっか。じゃあアタシはナシュと一緒に行くね」

「じゃあ俺はシトゥーナとだな」

「おい、オレは行くとは言ってな…」

「夕方頃にここに戻ってくるか(合流)」

「聞けよオレの話!」

 

 こうしてブロントさん達は蝶を捕まえに平原へと飛び出していった。

 

 

 

 

 

 時は流れ夕方。

 

「ほむ。けっこうな数が集まった感。これならあのちびっ子も「かっこいいな~憧れちゃうな~」と言うだろうな(確信)」

 

 平原中を歩き回って、なかなかの数の蝶を捕まえたブロントさん。

 結果としては上々である。

 

「さぁ、そろそろ町に戻るべき…って、おいィ?シトゥーナがそこにいたのにいなかったという表情になる」

 

 ストゥーナに呼びかけようと振り返ったそこに、彼女の姿はどこにも見えなかった。

 姿を消しているわけではない。どうやら本当にいなくなっているようだ。

 

「一体どこに行ったんですかねぇ?」

 

 

 

 さらに時は流れ、すっかり暗くなった頃。

 平原の一角をストゥーナがふらふらと歩いていた。

 

「はぁ…」

 

 ため息をもらすその姿からは、やや元気がないような印象を受ける。

 

(いい加減付き合いきれねぇと思って、途中で抜けてきちまったな…)

 

 歩くのにも飽きたのか、どしっと地面に座り込んだストゥーナ。

 ふと夜空を見上げてこれまでの事を振り返る。

 

(そもそもオレなんでブロントについてきたんだっけ…そうだ。メローナがあいつについていくって言うから心配になったんだ。人間に夢魔がついていくとか普通ありえねぇからな)

 

 友が心配。

 その一点で彼女はここまでついてきた。

 

(なんだかんだでメローナ、あいつにすっかり懐いちまったな。ブロントは…はっきり言ってアホだが一応悪いヤツじゃねぇようだ)

 

 ここまで旅に同行した中でこれが現時点でのブロントさんに対するストゥーナの印象だ。

 

(…もう、後は好きにさせてやるか…もうオレが一緒にいなくても…)

「シトゥーナ!!」

「えっ!?」

 

 突然、声をかけられ驚くストゥーナ。

 振り返ると、そこに立っていたのはブロントさんだった。

 

「事前にいなくなるとわかっていれば対応も出来ますがわからない場合手の打ち様が遅れるんですわ?お?」

「お、お前なんでここに…」

「シトゥーナを探していたように見えないならおまえの目は意味ないな後ろから破壊してやろうか?」

「オレを…探してた?」

 

 その発言が意外だったのかストゥーナは一瞬呆れてしまう。

 

「何やってんだよ。さっさと町へ帰れよ。メローナとナシュが待ってんだろ」

「シトゥーナと一緒に帰らないと意味がない系の不具合があるんだが…」

「…テメェ勘違いしてねぇか?」

「えっ」

 

 ストゥーナに強く睨まれブロントさんが一瞬たじろぐ。

 ペトラアイズを使われたわけでもないのに体が動かない。

 

「オレはテメェの仲間じゃねぇんだぞ。メローナに付き合ってここまでついてきてやったにすぎねぇ」

「むぅ…それは…」

「もうここでお別れだ。テメェはさっさと町に帰ってメローナとナシュに精でもご馳走してやれよ」

 

 ぶっきらぼうにそう言うとストゥーナの体が宙に浮かぶ。

 そしてそのまま空を飛んでその場から去ろうとしていた。

 

「じゃあな」

「ちょっと待つべき!」

「まだ何か用か?」

「友達に置いていかれる奴の気持ち考えたことありますか?マジで泣きたくなるほど悲しいんで止めてもらえませんかねえ…」

「メローナはテメェに懐いてるじゃねぇか。テメェでなんとかしろよ」

「メローナだけじゃにい!俺も悲しいと言っているサル!」

「なっ!?」

 

 ブロントさんのまさかの発言にストゥーナ、かなり本気で驚いた。

 

「あ…アホか!夢魔を友達だって言う人間がどこにいるんだよ!」

「ここにいるんだが?」

「そういう事言ってんじゃねぇよ!テメェ、前にオレにエサにされかけたの忘れたのか!?」

「「」確かに最初お前らがついてくるって言った時、この冒険は早くも終了ですねと思った感。しかしなんだなんだでここまで来れたのはお前らのおかげなのは確定的に明らかだし、何より楽しかった(幸福)」

「楽しかっただと?」

 

 理解できない、といった表情でつぶやくストゥーナにブロントさんははっきりと頷く。

 

「そんなに長い時間一緒にいたわけじゃにいが、その間楽しかったのは俺にとって実際にあった内容で英語で言うとノンフィクション」

「…本気で言ってんのか?」

「ストゥーナが…どうしても俺が嫌いで一緒に行くのが嫌だと言うなら仕方にい。でもそうでないなら…残ってくれませんかねぇ?」

「う…」

 

 ブロントさんの声からなんとなくだが、さびしそうな様子が伺える。

 それがわからないほどストゥーナは鈍くない。

 

(どうしよう…オレはどうしたらいいんだ?)

 

 考えるストゥーナ。

 しかしどうにも考えがまとまらない。

 そこで…

 

「…ブロント」

「何か用かな?」

「ヤらせろ」

「おいィ!?あもりにも豪速球すぐるでしょう!?」

「テメェが変な事言うから落ち着かねぇんだよ!責任とってヤらせろ!」

「なんでそんな話になるのか理解不能状態!」

「いいから黙ってオレに犯されろ!《ペトラアイズ》!」

「うおわー!?」

 

 とりあえずブロントさんを犯して、考えるのは後回しにした。

 

 

 

 動けなくなったブロントさんの下半身の鎧を脱がす。

 そして露出されたペニスにストゥーナがしゃぶりついてきた。

 

「んっ、ちゃぷっ、ちゅるる…」

「おいィ…」

 

 ストゥーナの口の中でペニスは思い切り舌に舐めまわされている。

 さらに唇が強くペニスに吸い付き、瞬く間にブロントさんのペニスが大きくなっていく。

 

「ぷはっ、どうだ、気持ちいいだろ。いい感じに大きくなったな…」

 

 ペニスから口を離したストゥーナはブロントさんの腰をまたぎ、そこにゆっくりと腰を下ろす。

 

「そういえばオレはまだテメェの精を味わった事がなかったな。メローナとナシュを虜にした味…確かめさせてもらうぜ」

 

 ペニスがストゥーナのアソコにくわえられ、二人の腰がぴったりとくっついた。

 そしてゆっくりとその腰が動き始める。

 

「ふぅんっ…はぁっ…あぁっ…ほら、出しちまえよっ」

 

 騎乗位の体勢でブロントさんを犯すストゥーナ。

 ところがその胸にブロントさんの手が伸びてきた。

 

「あっテメェ!もう動けるようになったのかよ!」

「俺だけ気持ちよくされるのはずるい。ストゥーナはフレだからよ、お前も気持ちよくしてやりたいと思った、まぁ一般論でね?」

「…勝手にしろよ」

 

 言葉こそ不満そうなストゥーナだが表情は案外まんざらでもなさそうだ。

 

「あっ…んんっ…気持ちいいな…前より上手くなってるじゃねぇか…」

「それほどでもない」

 

 ブロントさんに胸を揉まれてストゥーナは快感を感じている。

 

「お返しだぜ…」

「ぐぅっ…」

 

 ストゥーナの腰の動きが早くなり、アソコの締め付けも一段と強くなった。

 受ける快感がさらに上がり、ブロントさんのペニスに射精の感覚がのぼってくる。

 

「おっ、イきそうになってきたな?いいぜ、中に出しな」

 

 ブロントさんの射精が近いことを感じ取るストゥーナ。

 だがブロントさんもストゥーナの腰をぐっと掴んで下から思い切り突き上げる!

 

「うぁっ!?ちょっ、激しいっ…あぁぁぁ!!」

 

 ブロントさんからの強い突き上げに、ストゥーナは大きな快感を受けた!

 しかもさらに何度も続けて突かれ、大きな快感も連続で送り込まれる!

 そうしてストゥーナの方にも限界が近づいてきた!

 

「んあぁっ…やべぇ、またイかされそう…」

「別にイってもいいんだが(チラッ」

「馬鹿野郎、オレだけイっても意味ねぇだろ。今度はお前もイかせてやる…」

 

 激しくぶつかり合う二人の腰。

 二人の快感は絶頂に向けてどんどんのぼり詰めていく。

 そして、いよいよ二人に限界の時が訪れた。

 

「も、もうダメだ、イっちまう!お前も、イけよ!このぉっ!」

 

 ストゥーナはイく寸前にこれまでで一番強くペニスを締め付ける!

 それがブロントさんにとって最後の一押しとなった!

 

「あぁぁぁ!イくぅぅぅぅっ!!」

「おおぉぉぉぉぉぉっ!!」

 

 ストゥーナが絶頂に達すると同時に、ブロントさんも射精した。

 大量に吐き出される精液をストゥーナは一滴ももらすまいとアソコで受け止める。

 

「はぁ…はぁぁぁ……なるほど…確かに美味ぇな…メローナの気持ちが少しはわかったぜ…」

 

 激しい絶頂感に息が荒くなるストゥーナ。

 だがブロントさんの精を吸えて満足したのか、その表情はどこか嬉しそうだった。

 

 

 

「ふぅ…」

 

 SEXを終えて一息つくストゥーナは、服を着なおすブロントさんを見つめながらぼんやりと考えていた。

 

(こいつのわけわかんねぇ言動や行動には時々ついていけねぇし、そのたびにツッコミ役にされるのは正直うざってぇ。けど…別にこいつが嫌いなわけじゃねぇんだよな。変に憎めねぇ所があるというか…)

 

 精を吸ったおかげか、ようやく考えはまとまったようである。

 

「それじゃあ帰るか。“ブロントさん”よ」

「えっ」

「町に帰るぜ。今頃メローナとナシュが待ちくたびれてるだろうからな」

「h、hai!」

「覚悟しとけよ?多分遅れた罰としてたっぷり搾られるぜ」

「…オウフ」

 

 町へと戻っていくブロントさん。

 そしてその後ろをストゥーナがついてきていた。

 

(まぁ、もうしばらく付き合ってやるのも悪くねぇか)

 

 どうやら、もうしばらくストゥーナと一緒の冒険が続くのは確定的に明らかのようだ。

 

 

 

【ストゥーナが仲間に加わった!】

 

 

 

 

 

 ちなみに、その数時間後。

 同じ場所でラルスとクリスティンがSEXする事になるのだがブロントさんには何の関係もない。




キャラ解説
【ストゥーナ】
 ドラウムニョルの洞窟のボスで、メローナとコンビで登場する。
 割とSな性格で、ペトラアイズで相手の動きを封じて犯すのが好き。
 だがメローナのメルティキッスとは相性が悪くよく邪魔される。
 今回、ようやく正式に仲間入りです。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。