ポケットモンスター Erotic Generation 作:破戒僧
忘れてたわけじゃないんですが、リアルが忙しいのともう1つ……
ちょっと大幅に予定を変更したもので、その影響で……
感想・メッセージは全て拝見しています。後ほどお返しいたしますのでしばしお待ちいただければと。
それと、今回ちょっと説明会くさいのに加え、真面目かもです。
「またこの子は……ホントにもう、毎度毎度よくもまあこんなことを引き起こせるわね」
「あははは……ごめん博士。そして今日もありがと」
私の目の前で、はあ、とため息をつくのは、毎度おなじみアララギ博士。
私のよき理解者の1人にして、我が家の事情を1から10まで知っている1人。
そして……今日みたいに、ポケ姦でガッツリ犯し抜かれた私の体内の洗浄や健康診断をする際に、毎度毎度お世話になっている人である。
用事があってフスベシティにきてたところをこれ幸いと捕まえて、いつもの洗浄をお願いしたってわけ。
それに加えて……あの、妙な感覚についての質問も、ね。
☆☆☆
リングマとのポケ姦のときに感じた、あの不思議な感覚。
交尾の最中、体中が、特に下腹部全体が何だか熱くなり、頭はエッチする以外のことを考えられないほどボーッとしてた。
そんな状態でも体は激しく動き、何も考えなくても腰を振ってリングマのペニスのピストン運動を助長していた。
まるで、私の子宮が精液を飲みたがっているような……そんな感覚だった。それに加え、体全体がそのために一致団結して、私の意志も何もかも振り切って動くような……。
似たような感覚を覚えたことは、今冷静に考えると……なくはない。
オナニーやポケ姦を覚えたばっかりの頃なんか、そんな感じだったなあ……四六時中、自分とデルビルの下半身のことしか考えられない感じ。
寝ても冷めてもそればっか。朝起きればベッドの中でオマンコに手が伸び、デルビルと遊べばデルビルのオチンチンに目が行き、気がつくとケータイでエッチな画像や動画を検索してる感じの……
「そこまでたくましい性欲を四六時中持ってるのはあなたくらいよ、多分」
……アララギ博士の突っ込みは無視して。
そんな、発情期かってくらいの性欲……それを、あのリングマとのポケ姦でふと思い出した。
……とか呟いたら、
「……案外、その通りかもしれないわよ、アイカ?」
「?」
と、アララギ博士。
へ、どういうこと?
「……カントーであなたに私が言ったこと、覚えてる? ほら、あなたが『転送装置』とやらの事故で、ポケモンの卵と融合しちゃった時のことよ」
「あ、はい……あれが何か?」
「……ひょっとしたらだけど……ここに来て、あなたの子宮と融合したポケモンの細胞が、とうとう活性化し始めたのかもしれないわ」
……はい!?
「ど、どういうことですか? あれはもう治ったんじゃ」
徐々に……『失活』? してる、って言ったよね、博士!? ポケモンを産める子宮にはなったかもしれないけど、それ以外は問題ないって!
「その時、正確には私はこう言ったはずよ? 『何かの刺激がきっかけになって、一時的にでも再び機能を取り戻す可能性もある……そしてそれによって、あなたの体が思わぬ力を手にする可能性も』……ってね」
「……つまり、どういうこと?」
「『思わぬ力』の所が、どうやらポケモンの出産能力以外の形で現れ始めたみたいね。おそらく……あなたが今冗談混じりで言っていた『発情期』という形で」
☆☆☆
その後におこなったいくつかの検査の後、それらを受けてアララギ博士が導き出した診断結果は……以下のようなものだった。
結論から言うと、私は……『発情期』を迎えようとしているらしい。
それも、ただの『発情期』――動物やポケモンが子孫を残そうとする意欲が強まり、その欲求も同時に強化される時期――というそれではなく、今アララギ博士が言った私の特殊な子宮の性質が絡んだ、ちょっと特別にして異質なものだそうだ。
「さて……アイカ、あなた、人間の女の子がいつ妊娠できるようになるか知ってる?」
「そりゃ……生理きてからでしょ?」
「そ……女性が子宮に胎盤をつくり、卵巣から排卵が始まってから。じゃあもう1つ質問よ。ポケモンが子供……卵を産めるようになるのはいつからか、知ってる?」
「……それは、えっと……」
……だめだ、わかんない。
ポケモンの妊娠なんて……考えたこともないや。『させられ』たことはあるのに。
何歳くらいでポケモンって、卵作る準備整うんだろ? ……いやでも、種族によって違いそうよね……?
「……わかんないけど、種類によって違うんじゃないですか?」
「その通り。かなり違うわ」
こくり、とアララギ博士が頷く。
「生まれて数週間・数ヶ月で卵を産めるようになる種もいれば、何年も経たないとダメな種もいる。進化しないと産めない種、進化することで産めなくなる種、そもそも卵を作ることが出来ない種……様々いるわ。けど、最後の『未発見』以外の種別全てに共通する特徴が2つあるの」
「共通?」
「そう、1つは……ごく一部を除き、自分に生態が近い種族としか交尾して妊娠することが出来ないこと。そしてもう2つは……妊娠によって体に悪影響が出ない程度にまで成長しない限り、妊娠できないということ」
1つ目は知ってる……というか、常識みたいなもんね。
例えば、普通、プリンはプリンとの間に……つまり、同じポケモン同士で卵を作る。
けど、プリンとピッピの間に卵が生まれることがある。種族その他が同じではないものの特徴として近いかららしい。
しかし、さすがに種族として遠すぎるポケモンの卵は生まれない。例えば、プリンとスターミーの間に子供が出来たら、ぶっちゃけ不思議通り越して怖いだろうし……。
そして、博士が言ってたもう1つは……これも、初めて聞くけど、不思議じゃないと思う。人間だって似たようなもんだし。
母体としての機能が整う前に妊娠したりしたら、大変だ。負担が大きいし、子供にとっても母親にとっても危険なことになる。これも常識って言っていい。
けど……このことが私の体質に何の関係があるんだろう?
「関係あるのは2つ目の方よ。アイカ、あなた……どうやらあなたの成長に合わせて、この法則が適用されたみたいなの」
「……つまり?」
「一昔前に『1○才の母』ってドラマがあったでしょ? アレでも言ってるように、人間でも妊娠できるようになってすぐに子供を作ろうとすると危険なの。適齢期まで待ってからじゃないと、母体にも子供にも負担が大きい。けど……」
「けど?」
「どうもあなたは例外みたいね……何度もポケモンを産んでるせいか、子宮の状態がかなり頑丈かつ安定したものになってきてる。適齢期レベルか、下手したらそれ以上に」
「……あー、そうですか……」
「そして、それをさとったポケモンの細胞が、『発情期が来た』と思ってあなたの子孫繁栄にかかる本能を後押しした結果が……あなたが疑問に思ってたアレよ。あなた元々性欲強いのに、そこにポケモンの発情期のメカニズムまで加わったから……」
……そりゃ、体全体が超熱くなって精液欲しがりだしもするわけか……納得できてしまう自分が怖い。
はぁ、と私がため息をついていると……なぜか、アララギ博士の方から、『わかってないわねこの子……』とでも言いたげなジト目が飛んできていた。え、何?
「……アイカ、あなた、ことの深刻さに気付いてないでしょ?」
「……? どういうこと?」
「私は今、人間の体と妊娠メカニズムを例に出した上で、あなたの体が『適齢期に匹敵する』妊娠の準備の整ったそれだって言ったのよ? それに加えて……ああ、ごめんなさい、これはまだ言ってなかったわね」
一拍置いて、
「ポケモンはね、今言ったとおり、成長して安全な妊娠・出産が可能になるまで妊娠しない。しかし、一旦そうなってしまえば比較的簡単に妊娠するのよ。無論、個体差や種族差はあるけどね…………私の言いたいこと、わかった?」
…………?
えっと、つまり……
①私の体は、なんやかんやあって今、妊娠適齢期レベルで妊娠・出産するのに安全なところまで成長を終えている。
②それを悟ったポケモン細胞により私、発情期に突入しそう。性欲増大の気配。
③それにともなって、ポケモンの特性として妊娠しやすくなりそう。
と、こんな感じで問題点を並べ上げ、『まあ大変そうだな』という感想を纏めた所で……聞いていたアララギ博士から『はいそこ!』と指摘が飛んできた。
「①、内容不足よ。『人間を』を入れなさい」
「え? どこに?」
「『妊娠適齢期レベルで』と『妊娠・出産するのに』の間」
「えーと…………え?」
そこで私は、ようやく理解した。
アララギ博士が言おうとしていること……というか、言っていたのに私が気付けていなかったことに。
つまり私は……肉体的に、『人間の子供を妊娠する準備が整った』ということをポケモンの細胞が悟ったのだ。そしてそれを後押しするため、『発情期』が来ようとしている……と、いうことは……
今回の発情期は、『人間』を妊娠する確率が上げられる……ってこと?
「……今回のコレ、年齢的なところの他にも……何かトリガーになる刺激があった可能性があるわね。心当たり、ない?」
「……ロケット団に捕まってた時に、四六時中犯されたり拷問されてたことと、後は……その後、ナオヤに思いっきり抱いてもらいました。お姉ちゃんが引くくらいに」
「……多分それね。苦痛に感じる性行為の後に、幸福の絶頂と言える性行為を体験したことで……非論理的かつ科学的な要素がない言い方になっちゃうけど……あなたの体が腹を決めたのよ。
言いながら博士は、キーボードとマウスを操作して、画面上に浮かんでいる私の体の検査結果データを眺めている。
……あの時のことは、不思議な感覚を覚えたことで私も覚えている。
てっきり、とうとうナオヤの子供を妊娠しちゃったのかと思ったくらいだ。前に、女は第六感的な何かで、検査器具も反応しないうちから自分の妊娠を悟ることがある……って聞いたことがあったから。
でも違った……あれは、ようやくナオヤの子供を作る準備が整った、っていう感触だったんだ、きっと。このお腹はもう、ナオヤだけのものにしようって。
ひょっとしてあの日、あと何回かナオヤにおねだりしてシてもらってたら……もしかしたら。
「……今回の行為では、リングマの子供――ヒメグマの卵を妊娠してはいないみたいね」
「それってやっぱり……今私の子宮が欲しがってるのが、ただのセックスや快感じゃなくて、人間の精液だってことで……?」
「いえ、ただ単に大丈夫だっただけみたいね。周期的にもそうだし」
なぜか私の『大丈夫な日』と『危ない日』を把握してるらしいアララギ博士。
「けど、それももう4、5日で明けるわ。そうなったら……いよいよ危ないわよ、相手が人間だろうと、ポケモンだろうとね。だからアイカ……」
そして博士は、正面から私の顔を見据える。
「……あなた、普段から色々不幸なトラブルに巻き込まれて、ポケモンだけでなく色んな人間に犯されるようだけど……今後、絶対に人間相手には侵されたりしないようにしなさい。さもないと……今度は本当に取り返しのつかないことになりかねないわよ」
そんな、真剣な表情のアララギ博士の言葉は……私の心に突き刺さった。
そのくらい……いくら私が性に開放的で、強姦されようが輪姦されようが笑って乗り越えられる性格をしてようと、コレはさすがに見過ごせない危機だ。
これから先数日、私は今までとは日にならないくらい妊娠しやすくなるのだから……それも、人間の子供を。
今まで何だかんだで妊娠はしなかったけど、今回は危険度が洒落にならない。
もし、いつもみたいに――こんな表現が使える時点でおかしいんだけども――強姦されたりしたら、と思うと、ぞっとする。
そんなことになったら、私は……私の体は……!
しかし、この十数分後、
思いがけない事態に巻き込まれることになるということを……私はまだ、知らない。