※この作品はR-18です。

ポケットモンスター Erotic Generation   作:破戒僧

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………………1月1日の後が10月28日というイミフ
筆が遅いどころじゃなくて本当に申し訳ない……ORASやり直してみたんですが、ホウエン地方思ったよりエロネタになるストーリー見つからないです……。悪の組織に重点置くとジョウト・カントー地方と被るし……似たようなシチュエーションを使い回すわけにもいかないし……

秋も半ばを過ぎてようやく仕事も落ち着いてきたので、そろそろ再開できればいいな……とか思いつつ……あ、でももう新作出る……(おい)


第17話 行先は未定

 

 

「いやー。久しぶりねハルカ!」

 

「そうね、アイカ。……って言っても、せいぜい1ヶ月かそこらくらいじゃない、久しぶりってちょっと大げさだよ」

 

「そう? うーん、私的には、2年と2ヶ月くらい会わなかったように感じるんだけど」

 

「何その具体的な数字」

 

その辺のメタはともかく。

 

今私は、懐かしの『トウカシティ』に来ている。

そこで、自分の父親であるセンリさんのジムの手伝いをしていたハルカと再会し、こうして女の子同士で気兼ねないお茶会を楽しんでいるわけだ。

 

この町に来たのは、私は単に、ジムへの挑戦。バッジのゲットのためだ。

 

フエンタウンで、ジムリーダーのアスナに勝って、そこのバッジはもう持ってるし。

私も、ミツル君も。

 

今更だけど、博士の用事とか色々あって振り回されて、ここに戻ってこないであちこち回ってたからなあ……。

 

ちなみに、私はもうジム戦は済ませて、バッジをゲットしている。今頃多分、ミツル君が挑戦しているはずだ。

……今までで一番苦労するジム戦だったなあ、と思う。

 

歴戦のジムリーダーだけあって、きちんと『ポケモンジム』の役割に合った形のバトルを仕掛けて来たので、その分こっちも全力を出しつつ、神経を使うようなバトルになったんだよね……。

 

前に言ったことがあるかどうか忘れたけど、ジムリーダーの役割は、本気のバトルで挑戦者をコテンパンにすることじゃない。

 

各地方でも屈指の実力者である『ジムリーダー』が本気なんか出したら、ルールで縛っても勝てる奴なんてどれだけいるか。

 

ジムリーダーの仕事は、挑戦者というポケモントレーナーの実力を見極め、必要に応じてその成長の方向性を指導することにある。間違った育て方、ポケモンとの付き合い方をしているような人に『そんなことではこの先やっていけないぞ!』って、バトルを通じて叱咤激励するわけだ。

 

繰り返しになるけど、センリさんは、トレーナーとしてもジムリーダーとしても大ベテランだ。バトルの中のわずかな癖や、技や戦術の偏りから、こっちのポケモンの問題点を見つけ出して、それをバトルで指摘してくる。

 

例えば、防御がおろそかになってればそこをついて反撃して痛打を与えて来たり、戦闘がパターン化していればそれできれいにはまる罠を用意してきたり。

 

なんか、やってることはバトルなのに、面接でもされてるみたいで……いつもよりずっと疲れた気がする。

 

センリさんいわく、『あそこまで意識して緊張してバトルするのも珍しい』ってくらいに私は緊張して硬くなっていたそうで……他の人はもっと、気にせずのびのび、自分らしさを出す感じでバトルするのかな?

 

「ナツメの時はもっと、っていうか何も考えずに暴れられたんだけどなー……」

 

「ナツメ、って……カントーのジムリーダーよね? 知り合いなの?」

 

「うん、幼馴染」

 

兼、恋敵……は、言わなくていいか。関係ないし。

 

しかし、私このホウエン地方、休暇のつもりで来たんだけど……なんか色々あって休めてないなあ。

 

カントーやジョウトでいうロケット団みたいな連中までいるし……お約束と言っていいのか、巻き込まれて酷い目にあったりしたし。

まあ、その過程で色々役得もあったけど。

 

「まあ、ここまで来たんだし、こっちのバッジもコンプリートしていきたいな……けど、その前にやっぱ休みたい。どこかで観光とかバカンスとかしたい」

 

と、割と痛切な悩みをハルカに打ち明けると、ハルカは「うーん……」と、しばらく虚空を眺めて悩んでいた。

 

そしてそのしばらく後、ふいに鞄から取り出したメモ帳に、何かさらさらと書き込むと、そのページをビリッと破って差し出してきた。

 

「? 何コレ?」

 

「穴場っていうか名所っていうか……ホウエン地方の、観光ができそうな場所のリスト。メジャーなものもあるけど、ネットとかには載ってないのも含まれてるから、参考にしてみて」

 

「ホント? いや、助かるー……ジム巡りしながら回ってみようかな」

 

「せっかくホウエンに来てもらったんだから、私もアイカには楽しんで帰ってほしいしさ。まあ、楽しむっていうか、ただ見物するだけみたいな場所もまざってるけどね」

 

そういう情報って、ハルカはどこから仕入れてくるんだろ? かなりアクティブな性格なのは知ってるし……あちこち旅して回ってるのかな?

 

その割には、ジムバッジ1つも持ってないらしいけど……いや、ジム巡りするかどうかなんて、それこそ個人の趣味次第か。

 

「あ、でも気をつけてね? 最近その、名前とか聞くようになってきた……えーと、マグマ団とアクア団だったかな? あちこちで目撃情報が増えてるみたい。騒ぎを起こしてるっていう話もよく聞くし……トラブルにまきこまれないようにだけ注意して」

 

「あー、うん。それは気を付ける。面倒ごとはごめんだし」

 

……ごめんなんだけど、毎回結局は巻き込まれてアレな目に遭うんだよなあ……。

 

せめて後で笑い話にでもできる内容だったら、まだ許容できるんだけど……

 

……あの連中、どうもロケット団とは違うみたいだっていうのは、うすうす感じていた。

 

過激すぎる環境保護団体、とでも言えばいいのか……赤い方は人間優先、陸地開拓派で、蒼い方はポケモン保護思想の海洋拡大派。

なんであーまで両極端なことしかできないのか、あの連中は……。

 

(ロケット団と違って、あくまで自分達の立派な目的のため、って考えてて、悪事だと思ってないのが一番厄介だな……まあ、末端に行くほど単なるチンピラの集団みたくなってきてるけどさ)

 

マグマ団のカガリの奴は……怪しいけど、あれはどっちかっていうとミツル君を辱める目的だった気がするし、むしろそっちは私も見てみたいから許容範囲。なんなら協力する。

 

アクア団は……まだよくしらないんだよね。

カイナシティで出会ったあの海賊もどきと……あと、ともしび山の一件で、マグマ団を妨害した連中、ってしか聞いてないし。

……別に知りたくもないけどさ。関わっても厄介なことになるだけだし。

 

ともかく、その辺は気を付けるとして……

 

「面白そうな場所は……と」

 

ハルカが書いてくれた観光案内メモに目を落とす。

結構多いわね。後で詳細はキーワード検索でも何でもして調べよう。えーと……

 

 

・シーキンセツ跡(開発中止)

・流れ星の町・ファウンス

・天気研究所

・開発都市・ラルース

・3つの古代遺跡

・トクサネシティ・宇宙開発センター

・おくりびやま

 

 

色々あるなー……聞いたことあるメジャーな奴から、聞いたこともないものまで……

 

どこが面白いかな? そしてどこ行けば面倒から遠ざかれるかな?

 

……しかし、近未来都市や流れ星の名所はともかくとして……地雷臭がする場所もいくつか混じってる気が……。

 

何で『名所リスト』に、開発中止になったニュータウン的な場所が含まれてるのか気になるけど……つか、古代遺跡?

 

……イッシュにもあったわね、そういうようなの。若干トラウマ。

あの時は散々だった……砂の中に沈められて、卵産みつけられて……そこから孵ったメラルバは、今ウルガモスに進化してうちの娘と一緒にいるけども。

 

それに、この『おくりびやま』って……カントー地方でいうと、シオンタウンのポケモンタワーみたいな位置づけよね? 島1つ、山まるごと墓地って……何かありそうで怖いわ。

 

興味もなくもないけど、地雷は避けるのが無難かな……?

だったら、単純に面白そうな……観光地っぽいのや、ロケットとか近未来がいいかも。天気研究所も面白そうね……ちょっと社会科見学みたいだけど。

 

「開発とか近未来絡みなら……地元の大手企業か、参入狙いの他地方の企業が絡んでてもおかしくないわよね……ナオヤに何か知らないか聞いてみようかな? 例の連中のこともあるし、戦力としても……いやいやいや、だから休暇だっつの」

 

……ホウエン地方って、ゆっくりするにはいい場所だけど、エンターテイメントを求めると意外とアレね……不便とか言ったら失礼だけど、うん。

 

とりあえず、次の行先は……次の事務がある、何て言ったっけ、ヒワマキシティ……だったかな? そこに行く途中……

 

位置的には……ファウンスか天気研究所かな? それとも……

 

 

 

ちなみにこのあと、ミツル君も無事にバッジをゲットして帰ってきました。

 

センリさん曰く、『純粋で一生懸命なのが伝わってくるようないいバトルだった。まだまだ未熟だが磨けば光る』とのこと。

ミツル君、いい子だもんね。ムッツリだけど。

 

……しかし、そんなことまでバトルでわかっちゃうんだ……さすがはベテラン。

 

……バトルの中で、私という人間の性根の部分(ショタ・ポケ姦大好き)を悟られていないだろうかと、少し不安になった。

 

 

 

 

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